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 ウスユキソウ鑑賞登山6/24〜25 朝日連峰/夏山開き登山6/17〜18 朝日軍道探索・兜岩6/12〜13 春山登攀&縦走/谷川岳集中登山登攀5/26〜28 春山登攀&縦走/谷川岳集中登山縦走5/26〜28 H29第1回理事会5/28 GW天狗山避難小屋慰問登山5/3〜4 ツアースキーPU早春の月山〜肘折4/8〜9 ツアースキーP1早春の鳥海山4/1〜2 大井沢湯豆腐を食べる会/早春の大頭森山登山3/25〜26 春山登山/朝日軍道縦走3/18〜20 厳冬の黒伏山芋煮会ルート登攀2/26 厳冬の鳥海山登山3/11〜12 ツアースキー八甲田山3/3〜5 仙人沢の氷瀑見学ツアー2/28 冬の栗子山登山2/25〜26 冬の那須連山へ2/17〜19 二の滝氷爆鑑賞&タラ福会2/11〜12 冬山登山U深雪の樽石山2/4〜5 29厳冬の船形山1/28〜29 29G厳冬の二王子岳1/21〜22 29西川山岳会/新年会/日暮沢避難小屋1/14〜15 冬の荒沢山/朝日連峰最南端1/7〜9
 
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   2016/12/31までの山行報告へのリンク
 山行き報告  報NO 031 (2017/1/1/〜2017/06/30)

 

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 朝日連峰一般公募/ウスユキソウ/鑑賞登山
             ・・・今回は恵まれ晴れ/ここ数年・雨の中であったが・・・
          //斜面一面に白い花が/可愛い・今年はおおきい//

    期  日  2017/6/24(土)〜25(日)
    山  域  寒江山(1694.9m)・西朝日岳(1813.7m
                 竜門山避難小屋(泊)〜主催

 

   日  程

     **6/24(土)**
           6;00大井沢温泉⇒7:00日暮沢避難小屋→10;00ゴロビツ頭→
           11;00清太岩山→12;00ユーフン山→14;00竜門山避難小屋
           (小屋泊)
             
〜一部のメンバーは、南寒江山(ウスユキソウ鑑賞)往復〜
     **6/25(日)**
             早朝、1班、西朝日岳(ウスユキソウ鑑賞)往復〜
             〜早朝、2班、南寒江山(ウスユキソウ鑑賞)往復〜

           8;00竜門山避難小屋→9;30ユーフン山→10;30ゴロビツ頭銀→
           12;40日暮沢避難小屋⇒13;10大井沢温泉・・入浴・解散

   参 加 者  **一般参加〜報告なし
          **会員参加〜
報告なし
   記  録   文〜金井   写真〜橋本、佐藤(尚)


  
 6月24日 晴れ
   恒例のウスユキソウ鑑賞会の時期がやってきた。ここ数年は、雨の中を登った記憶しかなかったが、天気予報を
  見ていると、今回はどうやら晴れそうだ。6;00、大井沢温泉に参加者が集まってきた。おなじみの山岳会員や応募
  一般参加者に交じって、はじめて参加してくれた人もいて、全部で14人。今回は、名料理長の川股さんが不参加な
  ので、みんなで協力して熊鍋を完成させなければならない。不安はそこだけだ。
   ようやくアクセス林道が開通して、日暮沢避難小屋まで車で移動できるようになった。何年か、災害で不通となって
  いた林道区間を2時間歩いていたところが、10数分で到着。かなり楽だ!。小屋前の駐車スペースは、車でびっし
  り埋まっていて、既に、かなりの人数が登っていそう。食料や小屋の備品などを、みんなの荷に振り分ける。今年は、
  竜門山避難小屋前にテーブルを設置するとのことで、その部材も荷物の一部。
   7;00、準備完了で出発。最初のきつい松峰登り。トップの木村(裕)さんが、ゆっくりしたペースで登り、後ろの面
  々からお褒めの言葉がかかる。気温は高め、時々吹く風が心地よい。途中、コシアブラをゲットした。ゴロビツの頭
  に残る雪に登り切ると、ようやく下界の景色や連峰の山並みが開けた。水の減りが早い、ボトルに雪を投入して水
  増しする。
   これからは稜線歩き。朝日連峰の山並みに歓声があがる。思ったより風が強い。そして、例年より残雪な多いよ
  うに感じる。雪解けが遅かったのか、道わきのヒメサユリはかたい蕾のまま、ノウゴウイチゴの実もまだ黄緑もまま
  で実っていなかった。
   のんびり歩いて、竜門山斜面の雪渓に到着。遠藤さんは、水源地の確認のためを雪渓の下をトラバースし小屋へ
  向かっていく。他のメンバーは、山頂へ登り小屋に降ることにした。途中の登山道両脇には、ウスユキソウやハクサ
  ンイチゲの白花が彩っている。雨に濡れたウスユキソウも素敵だが、晴れた日のフワフワした花びら(ガク?)も可愛
  いいい。
   小屋に到着したのは、14;00少し前だった。先についていた山中さんが、自然水を冷やしてくれていた。なにより
  先に、有難く、それでのどを潤す。しかし、いい天気の日なので、一部の有志が、寒江山へウスユキソウを眺めにと
  出かけて行った。小屋上とは比べ物にならないほど、一面に咲いているのだそうだ。実は、私(金井)はこの時期に
  寒江山へ行けたことがない。いつも雨だったからだ。
   だが、今日は、熊鍋を仕込まねば・・・ノルマ・・・。そして、熊鍋班は調理にとりかかる。なにせ、2時間煮込まねば
  ならない。高原さんや今川
んとともに、熊肉を切るところから始める。ちゃんと見たのは初めてだったので、脂身の
  多さにびっくり。脂は独特な香りがして、でも臭くはない。高原さん「天然のハンドクリームだ〜〜」と手に塗りまくる。
   材料を鍋に入れて火にかける。山中さんが別のコンロで煮た山菜をつまみに、また乾杯!。湧いてくる鍋のあくを
  取って、味付けして、いい感じになってきたと頃、寒江山に行ってきたメンバーが、ちらほらと帰ってきた。みんながそ
  ろったところでまたまた乾杯!・・・。完成した熊鍋は絶品でした。
   寒江山手前で撮った写真をみせてもらったら、本当に一面ウスユキソウでものすごくきれい!。明日の朝、今日い
  けなかったメンバーで行ってみようということに。楽しい夜は瞬く間に過ぎ、いつしか、倒れこむように意識がなくなっ
  ていた。

   
6月25日 曇り
   朝、目が覚めると、昨日寒江山に行ったメンバーの一部が西朝日岳へ向かっていった。元気だ…。二日酔いの私
  だが、ウスユキソウはなんとか見に行くことにし。6人で寒江山の方に出発し、30分ほど歩くと、遠目にもわかるほど
  斜面に白い花が咲いている。昨日より雲が多く光は弱いが、やっぱり十分可愛い。草gさんは、「今年は大きい」とし
  きりに言っていた。

   ウスユキソウが咲いている場所は、朝日軍道のあとだという。十分満足したので、小屋に戻る。いつもどおり、小屋
  でののんびりした時間。熊鍋の残りでラーメンを作る傍ら、橋本さんが、昨日出し忘れたとホタテを焼き始めた。西朝
  日岳へ行ってきたメンバーも戻ってきて朝食に。やっぱり、これも忘れていたコシアブラを鍋に加えたら、意外とおい
  しかった。食後はコーヒ

   小屋を片付け、8;00ごろに下山を開始。途中、少し小雨が降り始め、ひやっとする。幸い、カッパまではいらなかっ
  たが。今回の下りトップ・直さんには、後ろから「ちょっと速いよ」と折々に声が上がる。登るときは気づかなかったこと
  が目につく、こんなにピンクの桜、満開だったろうか? 
   タムシバも、昨日より開いているような。ショウジョウバカマやウメバチソウなど、小さな花も一気に主張しはじめたよ
  うだ。1日で、山の印象が変わっていた。日暮沢避難小屋
についたのは、12;00だったか、1時だったか。みんなで大
  井沢温泉で汗を流し、解散した。



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  朝日連峰/恒例・夏山開き登山/鳥原山(祭典
          ・・・雨期の合間/銀玉水に着/ガスが晴れて朝日連峰の主稜線が・・・
          //小朝日岳の降り中腹斜面・雪渓で恒例のかき氷//
             〜11;00・厳かに夏山開きの式典


    期  日  2017/6/17(土)〜18(日)
    山  域  大朝日岳(1870.3m・泊)・・・鳥原山(神社・祭典)

 

   日  程

     **6/17(土)**〜前日泊班
           7;00西川交流センター⇒8:00古寺鉱泉→10:15ハナヌキ峰分岐
           →11:40古寺山→12:45小朝日岳→14:25銀玉水→15:40大
           朝日岳→16:00大朝日岳避難小屋(泊)
     **6/18(日)**夏山開き〜祭典参加
            6:45大朝日岳避難小屋→7:10銀玉水→8:30小朝日岳→10:
           15鳥原山→10:45鳥原山小屋→13:45畑場峰→15:00ぶな峠
           登山口

   参 加 者**前泊組〜CL佐藤(辰)、木村(裕)、高原、佐藤(節)、佐藤(尚)、
            鈴木(康)、宇野、上野+岳友、大江・・・計10名

        **当日組〜CL吉田、遠藤(敏)夫妻、土田、有路、駒沢、木村(京 )
           ・・・計7名

   記  録   文〜木村(裕)   写真〜鈴木(康)、上野、佐藤(尚)


   今年も、恒例の夏山開きがやって来た。私の心中では、山岳会の重要行事と捉えており、毎年参加するようにし
  ている。一年間、無事に山で遊ばせて貰っているのも、この安全祈願があってこそだと勝手に思っている。神事が
  終わってから、分けてもらえる御札を家に帰ってから神棚に安置する事で、今シーズンの安全が保証される。・・・
  ような気がする…。


   
6/17(土) 晴れ→小朝日岳山頂はガスッて
   6;45、西川交流センターに到着、2台の車に乗り合わせて古寺鉱泉に向かう。事務局長は、今晩の大朝日岳
  避難小屋泊に備え、一人、早目に出発したらしい。7;30、古寺鉱泉に到着。山開きとあって、駐車場は7割ほど
  埋まっていた。
 
 
   身支度を整え、集合写真を撮り、いざ出発。板橋を渡り趣のある朝陽館を横切り、登山道に取り付く。天気は晴
  れの無風状態であるが、山頂を見ると、小朝日岳より上の1600m付近はガスで覆われている。樹林帯の新緑を
  楽しみながらゆっくり高度を上げて行くと、一服清水に到着する。パイプを伝い、冷たい湧き水がしっかりと流れて
  いる。近くの広場に腰を掛けて休憩をとる。休憩の度に、お姉さま方から美味しい差し入れを頂く。
 
   10,15、ハナヌキ峰分岐に到着。標識を横目に、古寺山へと向かい登り始めるる。暫らく急登を我慢し続けると
  三沢清水。今年は、この清水がまだ残雪で覆われていた。ここから古寺山まで、地形によって時々残雪が現れる
  が、ツボ足で充分登ることが出来る。
 
 
   11,40、古寺山の山頂に到着、休憩。大汗に反応してかブヨが寄って来る、この時期、虫除けの対策は必須で
  ある。12;30小朝日岳の巻道分岐に到着。先に通過した事務局長から、無線で巻道は残雪が多いので十分気
  をつけるようにとの情報が入る。アイゼンを付けないと滑落の危険があると判断、巻道を避けて直登ルートを選択
  する。
   13;00、小朝日岳山頂に到着。ここから周りの山々がよく見渡せる筈であ・・・ガスって何も見えない。灌木帯を
  約150mほど下ると熊越えに到着する。此処から先、朝日連峰の主稜線を眺めながら気持ちの良い稜線歩きに
  なる筈であるが・・・ガスって何も見えない。
   銀玉水の手前に群生しているヒメサユリは、まだ蕾の状態であった。もう2週間程度で見頃になるのではないか
  と思われる。14;25、銀玉水に到着。少し下りた所に勢い良く水がパイプの先より流れ出ている。冷たくてとても
  美味しい。汲んで来た水で喉をうるおし暫く休んでいると、ガスが晴れて朝日連峰の主稜線が確認できた。振り返
  ると歩いてきた小朝日岳までの稜線もきれいに見えた。
   銀玉水から上の斜面に雪渓が多く残っているので、アイゼンを装着して登ることにした。15;15、大朝日岳避難
  小屋に到着。事務局長が、宴会場の設営と水汲み、飲み物を冷やす雪取りまで完了させて待っていてくれた。小
  屋の周辺にはウスユキソウが咲いていた。荷物をデポしてから小屋上の大朝日岳に向かう。
 
   またもやガスが現れ来た、展望は良くない。山頂にお神酒を捧げ、一本の自然水を皆で分け合う。早々と記念
  撮影を済ませ、小屋に向かう。16;00、大朝日岳避難小屋へ正式に到着。荷解きを終え、間もなく、前夜祭の始
  まりである。
 
   乾杯の後、昨シーズンの報告と今シーズンの抱負を皆思い思いに語り合う。恒例の焼肉は、今年も美味しくカ
  ルビ・下がり・豚トロと豪勢、最後は焼きそばで締める。語らいも程々に、明日に備え就寝となった。

   
6/18(日) 晴れ 大鍋2鍋分のタケノコ汁が完売
   6;45、大朝日岳避難小屋出発。月山と鳥海山が並んで見えるほどよく晴れている。7;45、小朝日岳の登りに
  差し掛かる。30分かけてゆっくりと登り詰める。8;10、小朝日岳山頂へ登り切る。小休止し、分岐を鳥原山へと
  降る。途中、小朝日岳中腹斜面、残った雪渓で恒例のかき氷を食す。コンデンスミルクとチューブ入りのあずきで
  金時かき氷の完成である。
 
 
 
   標高1400mを過ぎると、登山道脇に笹薮が出てくる。笹竹を採りながら鳥原小屋へ向かう。10;15、鳥原山展
  望台に到着。夏山開きの式典に間に合わせるべく先を急ぐ。10;45、鳥原山避難小屋(神社)に到着。早速、シー
  トを広げて、タケノコ汁の支度に掛かる。
 
 
 
   11;00、厳かに夏山開きの式典が始まる、祝詞から玉串奉納、最後は朝日山岳歌の合唱で終了。当日班に荷
  揚げしてもらった、ありがたい自然水で乾杯、大鍋2鍋分のタケノコ汁が完売した。12;30、式典を終え、当日組
  と全員集合で記念撮影を行い鳥原山避難小屋を後にした。
 
 
   13;45畑場峰に到着。たまに、ぶな峠を通ってみたいと言うことになり、当日組と同じルートを下山する。ぶな峠
  は緩やかな下りであったが距離は長い。登山口に近づくと、沢沿いになり何箇所か渡渉が有る。15;00、ぶな峠
  登山口に全員無事に到着。当日組の車+宮司様の車に乗せて頂き、古寺鉱泉で車を回収し解散となった。



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  〜朝日軍道探索・・兜岩・・登山////朝日連峰・記録
              300年以上もの間、ひっそりと藪の中に眠っている軍道
         〜雪渓に出ると//その名のとおり兜のような岩峰

    期  日  2017/6/12(月)〜13(火)
    山  域  朝日軍道/兜岩(1068m)・・・朝日連峰北端・高安山域

 

  日  程

     **6/12(月)**
           西川交流センター〜八久和ダム(幕営・泊)
     **6/13(火)**
           八久和峠4:00→直登尾根→1,000mピーク→藪の中を調査
           →下山開始14:25→峠着16:30〜西川交流センター

   参 加 者   佐藤(辰)、安達・・・2名
   記  録   文〜佐藤(辰)  写真〜佐藤(辰)


   6/13(月)省略
   6/13(火) 晴れ 鶴岡市鱒淵から兜岩を目指す・・・
   朝日軍道については、既に、会員の佐藤(俊)らによって踏破・調査されたものであるが、現在の朝日連峰登山
  道と重ならない部分は、300年以上もの間、ひっそりと藪の中に眠っている。機会があり、狐穴小屋管理人安達
  と鶴岡市鱒淵から兜岩を目指した。
   戦国時代、米沢藩の武士たちが長井市の葉山から大朝日岳を越え・以東岳・茶畑山・高安山、そして怪峰兜岩
  を越えればもう自領である庄内の鱒淵、朝日連峰を走破したのである。
   13日午前4時半、八久和峠から入山。山菜取り道を下り猿倉沢を渡り、直登尾根に取り付く。1,000mピークに
  着いたが、目的兜岩は見えない。目と鼻の先にあることはGPSで確認できるのだが、一体どこだ?・・・藪の中を
  右往左往しながら雪渓に出ると、その先に突然見えた・・・その名のとおり、兜のような岩峰である。木の上に登っ
  て写真撮影。
  しばらく休憩した後、雪渓で水を汲むため再び藪の中に潜ると、明瞭な道が発見できた・・・間違いない、朝日軍
  道だ。残っていたのだ。見つけた感動は言葉にできない。では、兜岩のどこを通ったのか。鋭い頂上を超えること
  は不可能に思える。では西か東か。この藪の中の道を辿っていけば・・・。残念時間切れである。
   この3月には、長井葉山から焼野平まで縦走した。朝日軍道の踏破にますます熱が入ってきた。・・・佐藤(辰)



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  〜春山登攀&縦走/谷川岳・集中登山/登攀班記録
                中央稜・・・成功、7P・100m・U草付終了地点へ
        ヘッデン使用下降・ビバーク決定//茂木地帯に・三人並んで体育座り
        〜爆風がツェルトを揺らがす夜中に近くで雪崩発生

    期  日  2017/5/26(金)〜28(日)
    山  域  谷川岳(1963m) 中央稜・登攀


2班(3名)の登攀様子
 

   日  程

     **5/26(金)**午後から
           16:00白石IC集合〜21:00湯檜曽駅にて縦走班の若松さんと
           合流〜22:00土合駅にて仮眠〜数時間後縦走班到着
     **5/27(土)**
           4;15ロープウェイ駐車場〜5;30出合〜6;10テールリッジ〜
           8;00中央稜取りつき〜1P・25m・Uルンゼ〜3P・25m・W凹
           〜4P・25m・X−フェース〜5P・25m・V凹状フェースホールド
           〜6P・40m・V+ルンゼ〜7P・100m・U草付〜15;45降下
           開始〜20;00、ビバーク
     **5/28/(日)**
           4;0行動開始6:20出合少し上の雪渓〜7;00出合ロープ
           ウェイ駐車場⇒
月夜野温泉三峰の湯・入浴後・・・帰路

   参 加 者   CL成毛、柴田、守口、金井、佐藤(亜)
           
班編成〜1班・・柴田、守口
                 2班・・成毛、金井、佐藤(亜) 

   記  録   文〜佐藤(亜)  写真〜佐藤(亜)


   
5/26(金) 
省略
   
5/27(土) 晴れ→山頂はガス 4P・25m・X−フェースからチムニー・水が滴って・・・
   5;00に起床すると、すでに外は雨も上がり晴れ間も見えていた。登攀班は、すでに出発していた。ロープウェイ
  土合駅へ移動し、準備をして出発。西黒尾根の登山口までは、車両通行止めとなっている道路をしばらく歩く。まだ
   2;30起床。起きてはみたものの外はザブザブの雨。本日のクライミングは、難易度増すことを予想ができた。爆
  睡中の縦走班を残し、ロープウェイ駐車場へ移動。雨の中出合まで歩きたくないので、雨が止むのをしばし待つ。
   4;15小降りになったので、ロープウェイ駐車場出発。5:30に出合着。軽く朝食をとり、いよいよ雪渓歩きが始ま
  るが、アスファルトぎりぎりまで雪渓がつながっていいて、沢は出ていない。高巻きの必要がなく、楽!。6;10テー
  ルリッジに取りつく。え?す・・・滑るっ!?、以前は良く乾いていたので、フリクションが効き大変だった記憶がなか
  った。濡れるとこんなに滑る岩だったのか、ゴムが軟らかいアプローチシューズでよかった・・後ろを見ると、硬めの
  登山靴を穿いてきた金井さんが、生まれたての子鹿の様になっている。岩の濡れで、テールリッジがとんだ難所に
  なってしまった。
   8;00、中央稜取りつき、8;10・1P・40m、W・カンテ状スラブから逆層のフェース(1班目)のリード柴田・守口さ
  んの登攀スタート。最初の20mほど傾斜は緩く見えるが、やはり滑るらしい。上部20mは、水が流れてますが・・・
  (2班目)オールリード・成毛、金井・佐藤(亜)が続く。1P以降、柴田・守口班はどんどん進み、この日再会すること
  はなかった。
 
  1P・25m・Uルンゼ→4P・25m・X−フェース
   1P・25m・Uルンゼ。たしかに足がかりも手がかりもあるが、南側へ高度感のあるトラバース。下は、キレてます。
  3P・25m・W凹角からフェース。リードの成毛さんは、流石、するする上に行ってしまわれた。ビレイより速いっ・・日
  の当たらない凹角から、北側へ戻るようにトラバースしながら上部へ登る。日が当たらないので岩が濡れ、つま先
  が滑るのでは・・と悪いイメージをしてしまう。胸のあたりに岩を抱えるようにトラバース。上半身が岩から剥がされそ
  うで怖い。何かを、ぶつぶつ言いながらも、着々と登っていく金井さん。自分の番、恐怖でトラバースがもたつく。
   4P・25m・X−フェースからチムニーまたは左のフェースチムニーは、水が滴っている。核心部直前一度ピッチ
  を切って、下で追いついていた2人組に先に行ってもらう。左のフェース・チムニーどちらを通っても、良く見ると細
  かいホールドがある。核心部では先を行く成毛さんが色々ぶら下げてくれている。ヌンチャク・ヌンチャク・ヌンチャ
  ク・カム。ありがとうございます。カムが抜けませんっ!・・谷川に来る前、カムの扱いもしっかり練習が必要でした。
  しばらくこねくり回しやっと回収。
   
5P・25m・V凹状フェース→7P・100m・U草付
   5P・25m・V凹状フェースホールドも、しっかりあり楽しい登りだが、ガスっていてカッパの上着を着ないとだい
  ぶ寒い。歯がガタガタかみ合わない。6P・40m・V+ルンゼ、このピッチあたりから、下から来ていた2人パーティ
  ーは下降したのか私達だけになった。成功、7P・100m・U草付終了地点へ。ここから右の浮石だらけのもろい
  岩場を10mほど登り、登山道のような踏み跡をたどり懸垂するため降下地点へ。
   
15;45降下開始→20;00、ビバーク
   15;45降下開始。3回目位の懸垂途中で、下から聞き覚えのある声が、柴田さんだっ!。柴田・守口班も懸垂
  下降中なのだろう(2人はこのあと出合まで下り駐車場まで戻った)。9回か10回ほど懸垂を繰り返しやっとコップ
  スラブ下部辺まで下りてきた。
   薄暗くなってからは、ヘッデン使用で下降していたが、まだ先があり、無理して本日中に下降しない方がいいと判
  断。柴田さんに連絡を入れ、20;00、ビバークを決めた。 成毛さん、すぐに茂木地帯に上がり、ブッシュに潜り込
  む。濡れて引き抜きが出来なくなったロープを放置し、金井・佐藤(亜)も後ろに続く。ロープは明日登りかえして回
  収しよう。
   カッパ上下を着込み、クライミングシューズから靴を履き替えた。グランドシートを敷きツェルトを張り、身体とザ
  ックはセルフビレイを取り、三人並んで体育座りでビバーク。平坦な場所ではないので、お尻が滑ってどこかに行
  きそうで落ち着かない。雪渓から2mほど横なので寒い。これは眠れないだろうな・・・と思っているそばから、いび
  きをかいていたらしい、案外どこでも寝られるものだ。
   「バーン」・・夜中にとんでもない近くで雪崩発生。ちょうど三人起きていた。今の、左上コップスラブ上でないか?
  え?・音こっちに来てない?・すぐ足元雪崩通ってないか?!、爆風がツェルトを揺らした・・?音が止まった。考え
  たらドキドキするのでまた寝る事にした。

   5/27(土) 晴れ  6:20・ドンピシャで出合/月夜野温泉三峰の湯・入浴
   4;00、明るくなったので行動開始。ブッシュから出てみると、小さなデブリができていてロープの末端が埋まって
  いた。雪崩・・ち・・近っ・・。ロープを回収し、スラブを下る。少し下りすぎたようなので、成毛・ルートファインディン
  グで小さい尾根を二つ藪漕ぎし、沢を渡り、6:20ドンピシャで出合少し上の雪渓に降り立った!7;00、出合。前
  から見慣れた2人が・・柴田・守口さんがコーヒー背負って迎えに来てくれた。とてもホットした。
   一晩、寒さでガタガタしていた!ということで、守口さんお奨め「月夜野温泉三峰の湯」へ。入浴後、昼食をとり関
  東へ帰る守口さんとは、そこで解散となりました。柴田さんに、車中・爆睡している3人を運んでもらい白石で解散。
  私達をリードしての成毛さんの心労は大変な物だった思います。ビバークも含め、個人的には、大変勉強になった
  山行でした。



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  〜春山登攀&縦走/谷川岳・集中登山/縦走班記録
                 プラス・百名山の武尊山往復
         〜両山とも晴れ・山頂ガス中/岩尾根の急登

    期  日  2017/5/26(金)〜28(日)
    山  域  谷川岳 (1963m) 上越地域・・・・・5/27
          武尊山 (2158m)
 北関東地域・・・5/28

 

   日  程

     **5/26(金)** 夜行
           置賜〜いわき(17:30)〜鏡石(19:15)〜土合(23:00)・・(?泊)
     **5/27(土)** 谷川岳
           ロープウェイ土合駅(7:00)〜登山口(7:20)〜らくだの背(10:30)
           〜らくだのコル(10:35)〜肩ノ小屋(12:40)〜トマノ耳(12:50)〜
           肩ノ小屋(13:00)〜熊沢穴避難小屋(14:20)〜ロープウェイ天神
           平駅(15:30)〜ロープウェイ土合駅(16:00)⇒移動・・川場谷野営
           場(19:00)・・(避難小屋泊)
     **5/28/(日)**武尊山
           川場谷野営場・避難小屋(6;30)〜前武尊山(8;40)〜武尊山
           〜前部尊山〜川場谷野営場・・温泉入浴・帰路

   参 加 者  CL木村(裕)、若松、鈴木(康)、SL佐藤(尚)・・4名
   記  録  文〜佐藤(尚)、鈴木(康)  写真〜佐藤(尚)、鈴木(康)


   
5/26(金) 夜行・・谷川岳麓の土合へ
   仕事を終え、定時ダッシュで合流場所へ向かった。山形組よりも早く集合場所へ到着し、連絡を取ると福島県北
  の方は雨が降っているとのことだった。若干予定よりも遅れて集合し、途中、夕飯休憩を挟みながら一路谷川岳
  麓の土合へ向かった。現地は、土砂降りの雨だった。
   23;00前に到着、すでに登攀班は就寝していた。総会以来久々の再開を祝して、自然水で乾杯となる。当然な
  がらエンジンかかり、軟水へ移行する。とはいえ、明日早いので翌1;00には就寝となった。  

   
5/27(土) 
「谷川岳縦走」 晴れ→山頂はガスの中 岩尾根の急登が・・
   5;00に起床すると、すでに外は雨も上がり晴れ間も見えていた。登攀班は、すでに出発していた。ロープウェイ
  土合駅へ移動し、準備をして出発。西黒尾根の登山口までは、車両通行止めとなっている道路をしばらく歩く。まだ
  上空は雲がかかっているようだったが青空も見える。
   若松さんは、5年ぶりの登山との事で、木村(裕)CL・鈴木(康)・若松さん、私のフォーメンションで歩きだす。登山
  口からはしばらく樹林帯の中を進む。途中、休憩を挟みながらもくもくと登ると、標高900m越える辺りで雪渓が出
  てきた。気温も高くなく風もあって登るには快適な気候だった。
   それにしても、虫が全くいないのが快適だった。東北の山では、新緑と残雪の組み合わせにはさらにブヨも組み
  合わさる。残雪と新緑のコントラストが映えていてとても綺麗で好きな景色だ。ここまでは、それほど急登というほど
  でもなかった。4人で、どこが急登だと言いながら進み、森林限界を超えると岩場の急登が始まった。しかし、上の
  方はガスの中でどこまで岩の尾根が続いているのかわからない。後を振り返ると、白毛門が山頂まで綺麗に見え
  ている。
   三大急登と言うだけあって、これでもかと言うほどの岩場が続いた。ラクダのコルから上は、どこまで落ちるかわ
  からないような雪渓、そのトラバースでは気が抜けない。下から見たときガスの中だった尾根も、登るにつれて晴
  れてきていた。振り返ると、よく登って来たと思うほどの岩尾根の急登りが続いていた。息を飲むような景色だ。尾
  根を登り切ると、完全にガスの中に入ってしまった。
   肩ノ小屋手前で雪渓が続いているようだったがガスでよく見えず急登にも見える。しかし、小屋はすぐ近くで、天
  神尾根を登って来た登山者で賑わっていた。過去に、西黒尾根から山頂まで何度も登っている若松さんは、ここ
  で休憩するとのことなので、初登頂の3人で、ガスの中の山頂まで行ってきた。若松さんは、久々の登山で西黒尾
  根を登ることが出来て満足だったようだ。
   肩ノ小屋で大休止してから、天神尾根へ向かう。この尾根はガレ場が続き、下山も気が抜けない。ロープウェイ
  駅までのトラバースは、雪渓が続いていそうで懸念されたが、しっかりとしたトレースがあるので登り返しはなしで行
  くことが出来た。ロープウェイで一気に下山。
   谷川温泉で汗を流し、途中、スーパーで買い出しをしてから明日の登山口である川場谷野営場へ向かう。到着し
  てまもなく、本日の無事登頂出来たことを祝い自然水で乾杯となる。しかし、長距離移動や寝不足もあって、軟水
  や硬水に移行したが、少し手を付けたところで就寝となった。4人で無事登頂出来たことに、満足だった。

   
5/28(日) 
「武尊山登山」 晴れ→山頂はガス 山頂は結構な人で賑わう
   朝5;00起床。昨夜は、武尊山の登山口の一つ、川場谷野営場にある避難小屋に泊まる。我々のパーティの貸し
  切りでした。CLの木村さんが、朝食にチャーハンを作ってくれて皆で腹ごしらえ。昨日の谷川岳の急登で、若松さん
  の足の調子が悪いということで、若松さんは小屋に残ることになる。
   そのため、今日は、CL木村(裕)・佐藤(尚)さんと私鈴木の3人で、6;30に出発する。最初は林道を歩くが、すぐ
  に登山道に入る。杉林を歩いていくと、勾配がきつくなると共にブナ林に変わってくる。ここから尾根道までが結構な
  急登が続く。昨日の疲れが残っておりゆっくり進む。
   スキー場からのルートと合流する頃から、雪道が現れる。スキー場トップのリフト降り場に着くと、前武尊山までもう
  少し。8;40に前武尊山に着く。ここに、日本武尊の像が設置されていた、小休止。武尊山山頂方面は、ガスがかか
  り山容はよく見えない。ここからは、岩稜の尾根歩きとなり、目の前に岩稜の剣が峰がそびえ立つ。
   しかし、ここを超えるルートはあいにく(ラーキーにも)危険なため通行止めとなっており、裾を巻いて行く。巻道を超
  えると、岩稜帯が現れ、両側が切れ落ちた場所を通過、それを過ぎると一面の雪渓が現れた。ここまで、他の登山

  者の誰とも会わなかったのだが、ここで下山者と思われる登山者と会う。すると、「武尊山はこの先ですか?」と聞か
  れる。「こちら側は前武尊山で、武尊山は逆方向ですよ」と教えると、「先程聞いたらこちらと言われたのに!」と引き
  返していった。3人で顔を見合わす!。
   この登山者の後を追い進むと、別のスキー場からの登山道との合流地点に出る。ここからは、尾根道を武尊山ま
  で行くのかと思ったが、登山道は下り始める。後で知ったのだが、尾根道は崩壊が進み使えず、巻道を行くことにな
  っていた。途中に初めての水場があり、木村CLが水筒を満タンにしようとするが、水量が少なくなかなか進まず、や
  っといっぱいにした後、みんなで喉を潤す。
   山頂直下の雪渓を進んで、ひと登で武尊山山頂に到着。山頂は結構な人で賑わっていた。ここまでは登山者に殆22−24
  ど会わなかったのだが、さすがに百名山だけあって、四方のルートから登ってきているようだった。残念ながら、ガス
  で見晴らしが良くないので、小休憩後、早めに下山することにする。
   だが、下山途中で何度かガスが晴れて展望がよくなり、昨日の谷川岳や日光白根山、皇海山などを見ることが出
  来た。下りは、途中の雪渓と岩稜帯に気をつけながら高度を下げ、3時間少しで登山口の野営場に戻った。近くの
  温泉で汗を流し、高速の沼田IC近くでラーメンを食して帰路についた。



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     〜〜西川山岳会第1回理事会後半の事業協議〜〜

              期 日  5/28(日)・・18;00
              会 場  西川町間沢・・一松蕎麦
           出 席
  渋谷、布施、木村(京)、佐藤(辰)・・4名

             
協 議  H29後半の事業計画について
                 (1)、朝日連峰夏山開き登山について
                    祭典〜6/18・鳥原神社(鳥原山)
                    参加〜当日班・・7;00大井沢温泉集合・発
                           (西川町役場職員等と同行)
                         前泊班・・8;00小寺鉱泉集合・発
                    詳細〜既報・HP行事案内のとおり
                 (2)、ウスユキソウ鑑賞登山について
                    期日〜6/24−25(1泊2日)
                    主幹〜竜門山避難小屋(泊)・管理人(遠藤)
                    詳細〜既報・HP行事案内のとおり
                 (3)、月山夏山開き登山について
                    祭典〜7/1・月山山頂神社
                    参加〜当日班・・7;30姥沢・リフト集合
                           (西川町役場職員等と同行)
                        前泊班〜6/30・7;00水沢温泉集合
                           (清川行人小屋泊)
                    詳細〜既報・HP行事案内のとおり
                 (4)、夏山合宿・守門岳登山(新潟県)について
                    期日〜7/7ー9
                    詳細〜後日・HP行事計画に掲載
                 (5)、朝日連峰合同保全作業について
                    期日〜9/2−3(1泊2日)・狐穴避難小屋等に泊
                    保全〜箇所・・狐穴先・以東岳の間
                         作業・・堆積土砂の流下防止等
                    詳細〜後日HP等に掲載
                 (6)、秋山合宿p1・北ア薬師岳縦走
                    期日〜9/16−17−18(2泊3日)
                    山域〜室堂ー五色ヶ原山荘ー薬師岳・薬師岳山荘
                        −太郎平山荘ー折立
                    詳細〜後日HP行事計画に掲載
                 (7)、公募町民登山
                    期日〜10/1
                    山域〜月山・東補陀落
                    詳細〜後日HP行事計画等に掲載
                 (8)、秋山合宿p2・朝日連峰縦走
                    期日〜10/7−8−9(2泊3日)
                    山域〜三面登山口ー道陸神峰ー狐穴避難小屋ー
                        天狗山避難小屋ー南俣沢出合(大井沢)
                    詳細〜後日HP行事計画に掲載
                 (9)、ロッククライミング講習
                    期日〜10/14−15(1泊2日)
                    山域〜黒伏山(講習)&柳沢小屋(芋煮会)
                    詳細〜後日HP行事計画に掲載
                (10)、登山道補修作業(朝日連峰)
                    期日〜10/21−22(1泊2日)
                    山域〜粟畑ー天狗山避難小屋
                    作業〜配水溝の補修
                    詳細〜後日HP行事計画に掲載

           
その他  H29山形インターハイ(全国大会)協力について
                 (1)、事前調査・視察等について
                    期日〜7/16(日)
                    箇所〜月山地区・登山コース(男女別)
                         ・幕営施設(弓張平)の調査視察
                    協力〜西川山岳会員3〜6名同行
                 (2)、大会の実施・現地運営協力について
                    期日〜8/31(木)−9/1(金)
                    山域〜月山地区・登山コース(男女別)
                         ・幕営施設(弓張平)
                    協力〜西川山岳会員3〜6名

              
 詳細については後日連絡・相談をします


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  〜GW・朝日連峰/天狗山避難小屋/慰問登山
           竜ケ池の脇上を通過/残雪の窪みだけ・池の水面は全く出てない
       〜快晴・温暖の2日間/エズラ峰と以東岳の雄大な姿に感動

    期  日  2017/5/3(水)〜4(木)
    山  域  天狗角力取山(1376m)・・・南俣沢出合〜天狗山避難小屋

 

   日  程

     **5/3(水)** 快晴/温暖・・ゆっくり/ペース
           7;30大井沢温泉⇒8;00第一ダム上駐車場〜9;00バカ平水場
           〜10;00焼峰〜11;00/11;30竜ヶ岳水場上(昼食)〜12;30
           竜ヶ池先上〜13;30ロボット雨量測所〜14;30天狗山避難小屋
           (泊)
     **5/4(木)**
           8;10天狗山避難小屋〜9;00砂クボ沢頭(平)〜10;00竜ヶ岳北
           峰〜10;30焼峰〜11;00バカ平水場〜第一12;00ダム上駐車
           場⇒大井沢温泉・・入浴・解散


   参 加 者  CL宇野、SL木村(京)、安孫子、木村(政)、駒沢、三宅、渋谷・・7名
          *同宿〜佐藤(明)会員グループ・・3名
   記  録  文〜安孫子  写真〜渋谷、三宅


   
5/3(水) 快晴 石川さんが雪で冷やしてくれていた自然水で乾杯//
              
//木村(京)さん準備の季節感あふれる山菜のお浸し・天ぷら
   集合場所の大井沢温泉へ7時15分頃着。既に、会長と木村夫妻が待っていた。その後、次々と今日のメンバー
  が到着、総勢7名での山小屋慰問登山となる。また、佐藤(明)会員グループ3名も合流することになった。共同食
  糧などの荷を分配した後、車三台に分乗し第一ダム付近の道路駐車場(除雪終点)へ向かう。
   快晴の中、8時過ぎに車置場を出発。バカ平をショートカット気味に歩きながら、今年の残雪が例年より多いと感
  じられた。バカ平水場(急登となる手前)で小休止。登り始めて間もなく、夏道が出ていた所にイワウチワの群生が
  淡いピンク色に開いて、目を楽しませてくれた。焼峰の展望台で大休止。
   竜ヶ岳の北斜面雪崩危険地帯に入ると、「大声出さないで静かに通過する様に」と会長から注意があり、黙々と
  足を進め、いったん下り登りに差し掛かるとブロック雪崩のデブリがあり、再度の雪崩の心配しながら1回目の雪
  崩危険地帯を通過し、安全な所(夏道)に登り返しで速め(11時)の昼食。
   また歩き出すが、2回目の雪崩危険地帯を静かに黙々と通過。この季節ならではのショートカットコースにの入り
  竜ケ池の上脇を通過したが、残雪の窪みはあるものの池の水面は全く出てなく、今年は、やはり雪解けが遅いの
  かなあと思われた。市の先、雪道の急登をジグザクに進み、竜ヶ池頭のく平らな雪原に出て大休止。目の前に天
  狗角力取山(避難小屋方面)や粟畑が迫り、左奥に、朝日連峰の主稜線の小朝日岳・大朝日岳〜西朝日岳・竜門
  山〜寒江連山が一望できた。
   その後、緩やかな傾斜面と少しの急登を繰り返しロボット雨量観測所脇の広場に到着。残雪の障子ケ岳のビュ
  ーポイントなので写真撮影行い大休憩、今年の残雪白黒のコントラストは、白が非常に多い。ここまで来れば、山
  小屋小までは間もなくである。目の前に広大な雪渓の粟畑山急登が迫る。最後の登りであるが、夏道石段の所は
  残雪ので急傾斜になっており、ジグザクに登りでひと汗かく。
   ほぼ登り切ると、広い平らな雪原が現れ、右手すぐそこに障子ヶ岳が悠然と姿を現し、何枚かの写真を写す。粟
  畑山頂に到着し大休止。ここでは、エズラ峰と以東岳の雄大な姿を見て感動する。またも、写真を写し天狗小屋へ
  と降る。小屋に到着すると、小屋前の野外テーブルの処で、石川小屋管理人が出迎えてくれた。
 
 
   小屋に入り、二階の部屋奥に案内され、寝場所を確保してもらい荷を下ろす。落ち着く暇なく、石川さんが雪で冷
  やしてくれていた自然水で、まずは乾杯。今回の食事は、木村(京)さんが担当。準備してくれたコシアブラ・タラの芽
  などの季節感あふれる山菜のお浸し・天ぷら。食事途中で佐藤(明)グループが到着、座に入ってもらい2回目の乾
  杯を。メーンの料理は、牛・豚のシャブシャブや佐藤グループの焼き肉など豪華版。軟水・硬水もはかどり、最後の
  シメはウドン、酔いと満腹で8時前には就寝。

   
5/4(木) 今日も快晴 粟畑山頂に回らず雪渓の急斜面をトラバース
   朝5時頃に起床したら、日の出は終わって、太陽は大分昇っていた、今日も快晴の天気は最高。朝食は、納豆餅
  とヌダ餅に始まり、肉・野菜入りラーメンと盛りたくさん、朝から満腹で体重が増えた様だ。荷を整え、部屋の清掃を
  終えて宿泊者の皆が玄関前に出て記念写真を写す。
   8時過ぎ、石川小屋管理人に別れを告げて小屋を出る。朝一番の小屋からの登りはキツイ、ゆっくりと登る。今日
  は、粟畑山頂には回らず、雪渓の急斜面をトラバースする。ここで転んだら何処まで滑落するのかと思いながら慎
  重に山頂下の平場まで登り切る。ここからは急な雪渓下り、一気にロボット雨量観測所まで真っ直ぐ・。小休止。
 
   この先、障子ケ岳撮影ポイント(砂クボ沢頭)で小休止して、昨日の写真と違うかもしれないと写真撮影する。今日
  もノンビリとゆっくり歩むが下りは速い。竜ケ池脇や雪崩危険地帯を静かに、かつ、楽しみながら通過し、休憩しな
  がら焼峰・バカ平と下り、最後の南俣沢登山口の急斜面を無事に下り山は終わる。
   平地を車の駐車してある第一ダム上まで歩くだけ、しかし、車まで非常に遠く感じられた。そして大井沢温泉入浴
  して解散。天気は2日間とも快晴・温暖、ノンビリした山行で最高の2日間でした。



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  〜ツアースキーU早春・月山肘折温泉姥沢登山口
            風雨強く・迂回し大雪城へ/硬い凹凸の連続雪原・無事通過
      〜念仏ヶ原避難小屋に辿り着く/二階窓(冬季入口)の雪堀り

    期  日  2017/4/8(土)〜9(日)
    山  域  月山(1984m)

 

   日  程

     **4/8(土)**
           7;00西川交流センターあいべ集合⇒8:10姥沢駐車場〜9:30リフト上駅
           〜12:00Alt1810m胎内岩付近〜13:10千本桜下(昼食)〜13:50立
           谷沢橋〜15:20念仏ヶ原避難小屋(泊))
     **4/9(日)**
           7:30念仏ヶ原避難小屋〜8:45小岳〜9:35猫又沢源頭〜12:00大森
           山レストラン〜13:10肘折小学校跡地⇒14:10肘折いでゆ館・・入浴
           ⇒15:20そば屋重作(舟形町)⇒16:40西川交流センターあいべ・・・・・解散

   参 加 者  CL柴田、佐藤(辰)、木村(裕)、佐藤(尚)、金井、阿部(秀)、大江
          佐藤(節)、近野、後藤(純)、上野、鳴海、+岳友(加賀谷、横尾)
          ・・・14名
   記  録  文〜阿部(秀)  写真〜佐藤(尚)、阿部(秀)


   今回計画の早春・月山〜肘折温泉ツアースキーは、恒例ツアースキーパートUと位置付けされている。初日に姥
  沢登山口を出発し月山山頂をロックオンの後に滑降して念仏ヶ原に幕営泊し、二日目に小岳や大森山を登高して
  肘折温泉に下るコースの全長約26kmのBCツアースキーである。
   天気状況は、初日は雨時々曇りで二日目が曇り後雨、両日ともに生憎の荒れ模様であった。肝心な雪質につい
  ては、初日の登高中はずっとしまった硬雪で問題ないが、滑降時は、二日間とも全般的に雨水を含んだ滑り難い
  重雪であった。


   4/8(土) 雨時々曇り  千本桜直下の急坂を下り遅い昼食
風が若干弱まる
   このツアースキーは、私にとって一昨年に続き二回目で、しかも、先週の鳥海山ツアースキーと2週連続の参加
  である。自宅から国道112号線を西に向けて快調に車を飛ばした。約30分で、集合場所の西川交流センター駐
  車場に到着した。既に、送迎のマイクロバス始めほとんどの参加メンバーが到着して、せわしく共同装備のパッキ
  ングやスキーのシール貼りをしていた。皆に遅れないように私も準備急がなければ。入念に身支度が終わった。
   事務局長の佐藤(辰)さんの挨拶、参加者総勢14名・今回CL柴田さんの紹介・全般の楽しく且つ安全第一の話が
  あり、顧問の古澤さん運転のバスで一路姥沢駐車場へ向かう。車のフロントガラスのワイパーが動き出し、曇り後
  雨の予報が早まったようだ。
   姥沢駐車場では、本降りの雨になってしまった。カッパとザックカバーを付け、使用前の集合写真を撮り、8時10
  分、「いざ出発だ!」。リフトは。明日の月山スキー場オープンを控えているため試運転中で、姥沢駐車場からシー
  ルを付けてのハイクアップとなる。登高はじめて、30分位するとアンカーを務める大江さんから緊急無線が入り、鳴
  海さんが体調優れないせいなのか引き返すこととなった。
   9時30分、リフト上駅で小休止し、一旦四ツ谷川の源頭に下降し、そこから南側の尾根筋にトラバースして、高度
  を上げて行く。高度を上げるにしたがって次第に風と雨が強くなってきた。コースを熟知したCLの判断で、「山頂へ
  は行かず迂回して大雪城へ向かう」、と皆に告げられた。このコースは、雪がとても多くて山頂付近のハイマツの枝
  が一部顔を出しているだけで露出した岩も全く見られなかった。
   しばらくして、大雪城の一角の胎内岩付近に到達したころ、風が若干弱まった。「えっ、こんな所でシール?・・剥ぐ
   の」。そこは、靴で踏んで僅かな平地を確保しなければならない結構急な斜面だった。辺りはガスに覆われすぐ下
  が見えない。「ガスで見えないから離れるな」、CLが大きな声で注意するや大雪城のトレーンがスタートした。その後
  は、私にとって地獄が待ち受けていた。ホワイトアウトで、視界不良の急斜面、しかも重雪・硬い縦方向凹凸の連続
  雪原だ。前方が何も見えないという恐怖心が邪魔して、すっかり攻めのスキーを忘れてしまった。すぐ後ろに大江さ
  んが付いてくれたお陰でなんとかかんとか。アンカーの大江さんには感謝だ。
 
   13時10分、千本桜直下の急坂を下った所で、遅い昼食を取った。ここまで来ると、視界が若干出て来て風も弱ま
  った。東方面の眼下には、今晩の宿となる広大な秘境念仏ヶ原が見え隠れした。食事もそこそこに切り上げ、清川
  橋まで一気に滑り降りた。清川橋手前の急坂で頭から突っ込む転倒。「あっ、右目が見えない。」眼鏡のすき間に雪
  がモッソリ侵入したのだ。
   清川橋付近に到着すると、先行したCLは、沢雪の空き間で、すでに岩魚釣りをはじめていて、遠くから眺めてい一
  匹釣り上げるのが見えた。釣り師3人で6匹ゲットし、中には尺も混じっていたらしい。夕食時に珍味として皆に振る
  舞われた。
   清川橋から念仏ヶ原の端に乗るまで今日最後のシール登高となる。釣り師3人を残し、今晩の岩魚料理が楽しみ
  だなあと思いながら歩き出して間もなく、熊の真新しい大きな足跡発見。ストックのリングと比べるとその足の長さは
  20cm位もありそうだ。念仏ヶ原の端に到着したところで小休止し、平坦な念仏ヶ原を、約40分歩き右に大きくカー
  ブしたその先に今晩の宿があった。
   15時20分、念仏ヶ原避難小屋に辿り着いた。屋根の一部が見えていたので直ぐ小屋の場所が確認出来た。北側
  後ろの?二階窓(冬季入口)の雪堀りだ。大蔵村肘折の冬の名物「地面出し競争W杯」を思い出す。佐藤(辰)事務局
  長の指図で、若い佐藤(尚)さんが張り切って懸命に掘っている。30分程で、扉が開いた。全員で拍手喝采。今夜は
  小屋に寝れるぞ〜〜〜。
   釣り師3人の到着を待ちながら、何回か乾杯の練習。メンバー全員揃い、CLの音頭で本番の自然酒での乾杯とな
  った。だ。一気にエンジン全開で大宴会へ突入した。山談義で大いに盛り上がる。今晩の主食は、豚の鍋物だ。楽し
  みにしていたスペシャルメニュー岩魚料理は、CL自らさばいた極上の刺身・岩魚汁・骨と皮の唐揚げ風・骨酒。どれ
  も皆大変おいすかった。マイウ〜。飲んで食って愉快な話に大満足。
   佐藤(辰)さんと私は、二階に移動してシュラフに潜り込んだのは夜の9時を過ぎた頃。小屋には、布団も準備してあ
  り快眠を得た。若いメンバーたちは、賑やかに10時過ぎまでも楽しく騒いでいたという。

  
 4/8(土) 曇りのち雨  年に一度だけ開店の大森山レストラン・自然水でのカンパーイ!
   5時、目が覚めた。二階と言えども、小屋全体が屋根まで雪に埋もれており部屋内は真っ暗。今朝の戸外の陽気は
  どうか、天気が良ければ、モルゲンロートに染まったコニーデ型の雄大な裏月山を??。残念、月山は厚い雲に覆わ
  れ千本桜付近までは見えたものの、頂上はとうとう姿を見せてくれなかった。
   今日もハードな一日になるぞ〜〜〜。朝食の後、小屋の掃除と身支度を済ませ、小屋前で裏月山をバックに笑顔の
  記念撮影。7時30分、念仏ヶ原避難小屋を後にした。スタートして直ぐ小岳への登りが待ち構えていた。序盤は、比較
  的なだらかな登りだったが、徐々に傾斜がきつくなった。小岳の頂上からは、シールを勢い良く剥がしてロングランの
  BCスキーが始まるのだ。
   谷底へ降りて行く。「国立公園入口」の雪に埋もれた大きな看板を経由して、ブナ林の中の快適なツリーランだ。思
  い思いのシュプールを描きながら順調に滑降して行った。雪質はザラメではないが、樹林帯のクルージングを思う存
  分に楽しむことが出来た。
   左にカーブすると、間もなく猫又沢のドロップポイントに到着した。「ウッヒャー、どうやって滑んだべ?」、下を見ると
  足がすくむようだ。急斜面の途中に、クラックが何本か大きな口を開け、谷底が見えない、デブリは全く無く最大斜度
  38度の絶壁だ。まさに今、今回一番の核心部である。上野さんが、下から人間雪崩の写真を撮るとのことで一足先
  に崖に飛び込んだ。続いて佐藤(辰)さん・CLも飛び込んだ。間髪を入れずメンバーが次々と滑り降りて行った。私も
  意を決して続いた、何回転倒したんだろう、無我夢中で滑り降りた。
   事務局長とCLは、随所でその時々の状況やルートを相談して決定する、安心だ。ブナの小枝に何回も衝突しなが
  ら右回りに大森山の鞍部に通ずる長い長〜い斜面を迂回する。斜滑降の連続で大腿がパンパンだ。鞍部にたどり
  着いた時はもう一歩も動きたくない程クタクタ。
   大森山への急登、スキーをザックで担ぐ人、ロープで引っ張る人、ショルダーバッグ方式にロープで小脇に抱える人
  などスタイルは様々だ。私も、歯を食いしばって頑張り、喘ぎながらもようやく大森山の頂上に辿り着い。既に、先行し
  たメンバーから、「お疲れ、ご苦労さん!」の声を掛けられふと我に返る。
   一年でたった一度だけ開店する大森山レストランは、今年は風除けのため頂上から2〜3歩下がった所に設置され
  てた。例年食卓にはお手製ラーメンが乗るのだが、今年は悪天候のため、我慢我慢・・つまみだけ。自然水でのカン
  パーイ!・・大自然の中で、雨風を吹き飛ばすような満面の笑顔が爆発した。風雨が次第に強くなったところで、大森
  山レストランは閉店となった。
   大森山からは、ブナの樹林帯のツリーランが続き、間もなく林道へ出た。林道を滑り降りるが、途中、ショートカット
  し急斜面を滑降し、平坦な朝日台に降りる。少し緩斜面を降り、旧肘折小学校の校舎が見えると今回のツアースキー
  はフィナーレを迎える。建物が目に入った瞬間、二日間の辛かったり楽しかったり勉強になったり色々な出来事が脳
  裏を駆け巡り、自分ではよくやったと感激の涙と鼻水が・・・。
   12時55分、全員無事帰還した。旧肘折小学校の校舎前では、顧問の古澤さんがマイクロバスバスで私達の帰り
  を笑顔で出迎えてくれた。肘折いでゆ館へ直行して二日間の汗を流し冷えた体を温め、帰路に。バスの中では上野
  さん差し入れのコカコーラで乾杯。その後、舟形町の蕎麦屋”重作”に立ち寄りお腹を満たした。バスは、1時間ほど
  で愛車の待つ西川交流センター駐車場に到着した。メンバー全員無事帰還したことと二日間の健闘を讃え、解散と
  なった。そして私は家路に就いた。


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  〜ツアースキーPT早春の・鳥海山を滑る中島台
        ・・・Alt1120mに幕営目の前に新山と七高山・・・   
      〜山頂にロックオン/CL柴田・上野・金井・佐藤(尚)さんの4人〜

    期  日  2017/4/1(土)〜2(日)
    山  域  鳥海山(2236m)

 

   日  程

     **4/1(土)**
           8:00道の駅鳥海⇒9:20中島台レクリエーションの森駐車場〜12:00沢筋(昼食)
           〜13:10Alt1120mテン場・・14:30滑降・・15:20テン場(幕営泊)
     **4/2(日)**
           8:20テン場〜12:40大物忌神社〜13:10新山〜14:00大物忌神社直下(昼食)
           〜15:30テン場〜16:45中島台レクリエーションの森駐車場⇒17:30あぽん西浜

   参 加 者  CL柴田、上野、佐藤(節)、金井、佐藤(尚)、阿部(秀)・・6名
   記  録  文〜阿部(秀)  写真〜佐藤(尚)、阿部(秀)


   今回の早春の鳥海山ツアースキーは、西川山岳会のツアースキーパート1と位置付けされている。初日中島台
  レクリエーションの森駐車場を出発し、天候など状況を確認しながら可能な限り上を目指して適当な森林限界付
  近で幕営泊し、二日目に鳥海山新山をアタックし、滑降し駐車場に戻るコースのBCツアースキーである。
   天気状況は、参加メンバー全員が適度に日焼け雪焼けする程度の曇り時々晴れのまずまずであった。ただ二
  日目の午後は、わずかながらガスに覆われた。風はさほど強くも無く、鳥海山にしては珍しく二日間とも比較的穏
  やかであった。
   肝心な雪質については、初日のシール登高中はずっとしまった硬雪であった。二日目は、午前中のシール登高
  中は前夜の降雪でプチパウダーであった。しかし、午後滑降しはじめた直後はまあまあであったが、Alt1000m
  付近以下は重く感じた。


   
4/1(土) 曇り時々晴れ  速攻で雪原にテーブルを掘り・野外宴会場
   全国的にも超有名な鳥海山のBCツアースキー、私にとって一昨年に続き二回目の参加である。自宅を出発した
  のは、空が白み始めた5時過ぎであった。途中、山岳会事務局長の佐藤(辰)さんのお宅に立ち寄り、大鍋セット
  や大型テント一式・予備のガスストーブセットなどの共同装備を預かり、8時集合予定場所の遊佐町国道7号線沿
  いの道の駅「鳥海」に向け快調に車を走らせた。鶴岡を経由して7号線に乗ると、車中から右手に雄大な鳥海山を
  眺めながらのドライブである。
   道の駅「鳥海」に到着した時は、すでに、メンバーの5人が待っていてくれた。しばらくぶりの再会の挨拶をし、途
  中、個人食料調達のためコンビニに立ち寄り、登山口となる鳥海山の麓、標高450mの「中島台レクリエーション
  の森」の駐車場へ向かう。
   駐車場に着くと、多くのハイカーで賑わっていた。共同装備を参加メンバー6人全員で分担、ザック重量は締めて
  て約15kgだ。使用前のピチピチの集合写真を撮り、9時20分、静かにスタートした。CLを先頭に、広葉樹の樹林
  帯へ吸い込まれて行った。
   獅子ヶ鼻湿原を通過して、赤川に架かる緑色のマットを敷いた小橋に出る。左手に赤川の爽やかな沢音を聞き
  ながら、無風状態の樹林帯の中で快調なハイクアップが続く。残念、途中の「あがりこ大王」には会えずパスした
  ようだ。間もなくすると、崖崩れの跡が生々しい稲倉岳東面の断崖絶壁が右手の対岸に迫って来る。途中、4人
  のスキーヤーと交差。
   急坂を登った所で(11時過ぎ)2回目の小休止。北方面の眼下には、僅かに赤みを帯びた一面の「ブナもみじ」
  が見える。春になると、冬芽を包んでいる芽りんの赤が目立つ現象だ。その奥には白い風車の丘が見え、更に奥
  には由利本荘市の街並みと日本海が眺望出来た。丁度12時、昼食。
   何回か急坂をジグザグに登り、少し平坦になった所で「今日のテン場を何処にするか?」をテーマにショートミー
  ティングがなされた。CLの提案、この下の谷筋の風除けの良い窪地にするか、山頂ビューポイントである見晴しの
  良いもう一つ上の丘にするか。皆で意見を出し合い一度は下の窪地に決まりかけたが、メンバーがスマホで今晩
  の鳥海山周辺の風速予報をチェック。すると、2mの予報、流石文明の力だ。全員一致で上の丘に決定した。結
  果的には、この判断は大正解となった。
 
   そして13時10分。スタートから標高差670mを4時間弱、Alt1120mのテン場に辿り着いた。幕営の準備、ま
  ず雪原にテントの大きさより二回りも大きな円を引き、雪をブロック状に掘り起こし何段も積み上げて風除けの塀
  を築く。その跡を整地してテントを張る。次に、CLが可愛い簡易トイレの作成。
   「夕ご飯にはまだ早いし、一本滑っか?」、背中の重い荷物も無く、山スキー初心者の私にとっては、まるでゲレ
  ンデスキーのように快適に滑走出来た。今度は、シールを付けてテン場まで登り返しだ。そのスキンセーバーの
  入ったシールの空き袋が、朝までどこにしまい込んだのか行方不明になり長い時間捜索する。
   テン場に引き返したところで、速攻で雪原にテーブルを掘り、野外宴会場の設営だ。名人上野さんが、今日の
  無事の御礼を込めて山の神にお神酒を捧げる。引き続いて乾杯の音頭で一気にエンジン全開だ。「カンパーイ
  !!!」、その発声は、絶叫とも似た歓喜で渦巻き、外輪山からこだまが返るほどに爆発した。皆充実した満面
  の笑顔。
   紺碧の空と白銀の峰々のグラデーション。この場に居合わせば誰だって詩人になれそうだが、感激で言葉が出
  ない。目の前には新山と七高山がまるで双耳峰の如く高く聳え立ち、外輪山が私達をそっと包み込む。まさに別
  世界に身を置いているようだ。この大自然の光景を独占、こらえ切れなく涙が溢れ出る。
   いつまでも野外で楽しみたいところだが、体が冷える前にテントに入る。再び乾杯して山談義に花が咲く。豚肉
  の鍋物が今晩の主食となる。上野さんには、マグロのステーキ缶詰が特別に用意された。自然水はじめ様々な
  飲み物を楽しんだ。メンバー皆から、最近の山行や近況報告が披露された。

   
4/2(日) 曇り時々晴れ 急斜面で佐藤(節)さん・ディングワイヤーが疲労破断
   夜も白み始めたころテントの雪下ろしの音で目が醒めた。CLが、今日の行動を心配して外に出てテントの雪下
  ろしと空模様を確認してくれたようだ。昨夜は、スキー板が埋まる程度のわずかな降雪があり、新山山頂は雲に
  隠れたり見えたりしているとのことだ。モーニングコーヒーを頂き、朝食の準備に差し掛かる。メニューは、昨晩の
  味汁に玉うどんだ。
   今日本番の日帰り装備をパッキングする。8時20分「さあ、行こうか!」CLが激を飛ばした。これからテン場の
  標高と同じ位の標高差約1120mのハイクアップがスタートした。登り始めて1時間も経たない頃から、息切れの
  苦痛が始まったのだ。100歩進めては立ち休憩の連続だ。私は自然にメンバーのアンカーとなってしまった。皆
  から離されまいと、必死に歯を食いしばって頑張った。この後の私の撮った写真は、極端に少なくなっている。
   登行中に、クラックや崖など斜面の何処にあるのか回りを観察する。スキー下降する時の安全のために可能な
  限り情報を集めるのだとCLが教示する。私は、苦痛でただ下を見るだけだった。先輩たちの一つ一つの言動が
  ズシリと重く、凄く勉強になる。
   10時頃、比較的に急斜面で佐藤(節)さんにトラブルが発生した。テレマークビンディングのかまぼこの付け根
  部分のワイヤーが、疲労破断したのだ。CLは、全く慌てる様子も無く「誰がワイヤー持ってねが〜。」流石スキー
  名人上野さん、ワイヤーとペンチ等のリペアーキットを装備の中に持参していたのである。次は、CLの本領発揮
  腕の見せ所だ。お見事としか言うようがない。破断したワイヤーを滑降可能状態に直したのである。下方を見て
  も、今日も後続する他のパーティは無さそうだ。
   佐藤(節)さんは、モチベーションを取り戻す。右手に外輪山の氷で覆われたゴツゴツした純白の文殊岳や伏拝
  岳・行者岳、そして正面の新山とその奥の七高山を仰ぎ見ながら、ぐんぐん高度を上げて行く。その後12時40
  分、私は疲労で悲鳴をあげていた体を引きずりながら、ようやく大物忌神社の屋根上付近に辿り着いた。
   辺りは風が強くガスって視界不良、そして足元は一部カチカチのアイスバーンの状態であった。Alt2160mに
  鎮座する大物忌神社は、この時期としては当然ながらすっぽりと雪に埋まり、南側の壁の一部が顔を覗かせて
  いた。先行するメンバーは、ウィペットを使用したりスキー板にクトーを装着するなど、すでに新山にアタックを始
  めていた。
   佐藤(節)さんは、ビンディングの再破断を懸念して涙をのんでアタックを断念した。私は、今日の気象状況と持
  ち合わせの体力・技術ではこれ以上は無理と判断して、涙をのんでアタックを断念した。従ってAlt2236mの新
  山山頂にロックオンしたのはCL柴田・上野・金井・佐藤(尚)さんの4人である。登頂時刻は、CLとの無線交信に
  よると13時10分頃と思われる。
   佐藤(節)さんと私の二人は、大物忌神社直下の窪地で4人の帰還を待つ、待ってる間は非常に長く感じた。次
  回チャンスがあれば??、次回のお楽しみと自分を慰めていた。程なくして、4人が山頂から無事帰還し合流出
  来た時は正直ほっとした。全員揃ったところで遅めの昼食。
 
   14時、さあいよいよこれから今日一番のダウンヒルが始まる。千蛇谷経由し右に巻いて北方面のテン場まで
  標高差約1000mの滑降だ。「行くよー。オリャー!」雄叫びを上げながら、広大なバーンに思い思いのシュプー
  ルを描き順調に滑降。途中、要所で何度か立ち止まり、CLから今後のバーンの特徴と注意点の説明があるの
  で安心だ。
   あっという間、1時間ちょっとでテン場に到着した。途中、時折視界不良になったり、下がるほど徐々に雪が重く
  スキーを上手くコントロール出来なかった部分があるものの大満足である。ボタ雪が降る中、大急ぎでテントの後
  始末やらデポした装備を各自ザックに詰め込んで、15時30分にテン場を後にした。
   急坂を下降した所で1回休憩を入れた。その後は、緩斜面になってスキーが滑らないのが相まって、先行する
  仲間から次第に離される。間もない夕暮れ、純白な鳥海山を背にしながらエンディングランを一人楽しんだ。駐車
  場に無事帰還。日も傾いた夕方5時前であった。僅かに赤く染まったAlt1554mの稲倉岳をバックに、パンダの
  お面をかぶった笑顔の使用済集合写真をカメラに収め、お疲れ様と感謝の気持ちを込めて仲間たちと握手。
 
 
   日没前の真っ赤な太陽に向かいながら「あぽん西浜」へ直行し、二日間の汗を洗い流した。これから福島まで5
  〜6時間かけて命がけの運転で帰るメンバーもいるので、これ以上の引き留めは無用である。来週の月山〜肘
  折ツアースキーの再会を約束し、名残惜しくも解散となった。



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 恒例行事大井沢・湯豆腐を食べる会セミナ-ハウス
             ・・・天候に恵まれ/腹ごなし・大頭森山登山・・・   
       〜大井沢セミナーハウス今年解体??/来年の計画再検討を

    期  日  2017/3/25(土)〜26(日)
    山  域  大井沢(朝日連峰山麓)・・・大頭森山(983.8m)・大井沢セミナーハウス

 

   参 加 者  大頭森山登山〜志田(勝)、安孫子、高原、渋谷、佐藤(辰)、鳴海、阿部(秀)、
          湯豆腐〜志田(菊)、高原、石川、布施(昭)、佐藤(俊)、板坂、安孫子、鳴海、
                志田(勝)、木村(政)、木村(京)、佐藤(辰)、宇野、渋谷 ・・・14名

   記  録  文〜佐藤(辰)  写真〜渋谷


  3月25日(土) 晴れ時々曇り  大頭森山登山・・・7名
                      
//
スキー〜佐藤(辰)・阿部(秀)・鳴海
                      //
ワカン〜志田(勝)・安孫子・高原・渋谷
       
8;00大井沢根子〜9;10大井沢トンネル〜11;10(スキー班11;45)大頭胴森山山頂
        ・・・昼食・・・11;50ワカン班下山〜12;20大井沢トンネル(休憩)・発12;45〜着13;30
        根子⇒大井沢温泉・入浴  (スキー班の降り記録なし)

   昨年県が『やまがた百名山』を選定するとなり、各山岳愛好者が沢山の候補を推薦したようです。選定の結果は、
  一次・二次の選定を経て百の山が決定されました。当山岳会も、この結果を踏まえ、2月の樽石山そして今回の大
  頭森山を計画。なお、この計画は、この期に恒例となってる「大井沢湯豆腐を食べる会」の前座として腹ごなし行
  事ど位置つけた春山登山である。
   8時に根子集合。各自スキー、スノーシューやワカンを装着。まだ除雪が為されていない県道を大井沢トンネルへ
  と向かう。2か所の大きなヘアピン・カーブをカットしながら、1時間でトンネル前に到着。5分程休憩し、右手前の尾
  根に取り付く。
   即・急登となり、急斜面をあえぎながら登るが、当初軽快に登っていたスキー班は、痩せ尾根・急斜面で次第にワ
  カン班から置いてけぼりをくう。途中、ツボ足になったり、またスキーを履いたりしながら苦労して登っていると、後ろ
  から人の声、偶然にも同じルートを2名のスノーシュー登山者。これも百名山の影響か?。
 
   スキー班も、昼前にようやく展望台のある山頂に到着、3時間近くの所要時間。ワカン班は、既に昼食も終わり会
  長なんぞは、もう帰り支度である。オイオイ、みんなで写真撮ってよね。帰りは絶対スキーだよねと思いながら、地蔵
  峠に向かって県道を爽快に下る…はず!!!。
   たっだが、午後の思い雪と暖傾斜でほとんど歩きだ。失敗したと思ったが後の祭り。ひたすら我慢を強いられ、や
  っとの思いで根子に到る。後で聞くと、ワカン班は、登ってきた尾根を駆け足で30分で下ったそうだ。この後は、大
  井沢温泉で汗を流し、取り壊されることとなった大井沢セミナーハウへ移動し、本日の本番である「大井沢の湯豆腐
  を食べる会」の準備に取りかかる。
 
    西川町に関係する山形百名山は以下のとおり。
    月山・姥ヶ岳・湯殿山・大朝日岳・小朝日岳・障子ヶ岳・
    天狗角力取山・大頭森山・天狗山


   3月25日(土) 18;00〜 大井沢湯豆腐を食べる会
   今年最後(?)の「大井沢湯豆腐を食べる豆腐の会」は、午後5時予定通りスタート。参加14名。囲炉裏を囲んで
  自然水での乾杯から始まり、湯豆腐鍋は志田(菊)の鍋奉行で、ワイワイとにぎやかな春山懇談となった。話題の
  1つは、これまで古民家を改善した風情ある会場の”大井沢セミナーハウス”が、利用者が少なく、今年で解体され
  ことになったとのことである。

   存続を考える??、来年以降の「大井沢湯豆腐を食べる会」をどうするかなど、こんごの課題として、会員みんな
  の知恵を寄せてもらうことにします。計画の再検討必要。   ・・・残念、誰も写真撮影をしていなかった。

  3月26日(日) 囲炉裏談義の後に解散、自由行動
  自由行動・・・解散


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 春山登山直江兼続開削・朝日軍道縦走・白兎登山口
           初日・吹雪いてきてホワイトアウト/目の前に巨大な雪庇が現れ   
      〜中沢峰の目標が/焼野平・ゆっくり景色を楽しむに・予定変更

    期  日  2017/3/18(土)〜20(月)
    山  域  朝日連峰(朝日軍道)・・・白兎〜葉山山荘〜焼野平

 

   日  程

     *18(土)**
           蚕桑駅7:00集合〜登山口7:30出発〜葉山山荘〜八形峰〜
           1245mピーク―撤退〜1245mピーク下テン場設営〈泊)
     **19(日)**
           5:30起床〜7:50テン場〜焼野平8:55-9:30〜テン場10:10-
           10:45〜葉山山荘13:30(泊)
     **19(日)**
          : 葉山山荘出発8:20〜白兎登山口到着11:00

   参 加 者  CL志田(勝)、SL木村(裕)、佐藤(辰)、石川、佐藤(尚)、金井
          岳友〜栗原、佐藤(誠)        ・・・8名

   記  録  文〜金井、佐藤(尚)、木村(裕)  写真〜佐藤(尚、木村(裕)


  3月18日(土) 天候に阻まれ・進めず//突然のリーダー交代
   朝日連峰の稜線をたどり、長井市から鶴岡市へ抜ける「朝日軍道」。わずか3年余りだけ使われたという幻の
  軍道の跡をたどろうという企画が、今年から始まった。刈り払いりがされておらず、夏場はやぶの中。積雪のあ
  る時期にでないと辿れないコースである。
   今回のメンバーで唯一軍道を制覇している志田(勝)さんをリーダーに、第一弾として長井葉山から竜門へ抜
  ける計画を立てた。送られてきたGPSデータを印刷すると、7〜8枚にも及ぶ道程。印刷しながら、なんともいえ
  ない気持ちになる。…難しそう。
   良い天気の中、蚕桑駅に集合。樽石に続いて参加した栗原さんは神奈川から夜行バスでやってきた。初めて
  参加の佐藤(誠)さんは、初の冬山とのこと。白兎登山口まで移動し、早速準備に入る。スノーシューが、石川・
  金井・佐藤尚・木村(裕)・栗原・佐藤(誠)。かんじきが志田(勝))・佐藤(辰)、機動力はありそう。林の中に足を
  踏み入れると、思った以上に沈む。
   本来の朝日軍道は、オケサ堀コースなのだが、雪崩の危険性が高く白兎コースとした。こちらは、尾根をまっ
  すぐ進んでいくので、分かりやすい。ただし、登りは結構急だ。重い雪のラッセルとなり、かんじきの2人が遅れ
  始める。いつも元気いっぱいの佐藤(辰)さんも、久しぶりの冬山に重い雪が効いたのか、休憩になるとどさっと
  座り込む。
   下界の景色を楽しみながら登り、葉山山荘へ到着。ここで突然、リーダーの志田(勝)さんが、サブリーダーの
  木村(裕)に後を託し「下山する」と言いだした、足手まといになると思ったそうである。この時点で、正午をすぎ
  となる。この日の目的地・中沢峰までは、夏道で4時間かかるという。感傷に浸っていられない、志田(勝)さんが
  準備した食材のてほどきや荷物の振り分けを終えると、早々に出発した。
   ここからは、目的地まで、稜線をたどってジグザグに進むことになる。高低差はそれほどないが、スノーシュー
  でもすね辺りまで沈む。スノーシューの6人で、代わる代わるラッセルして進んでいく。栗原さんと佐藤(誠)さんは
  力が有り余っているかのごとく、ずんずんと歩く。遠くの山並みには雲がかかっているけれど、天気はいい。と思
  ったら、山荘を発ってからそんなに時間がかかっていなうちに吹雪いてきて、間髪いれずホワイトアウト状態に。
   晴れているならまだしも…。闇のリーダー・石川さんの提案で、中沢峰の手前の1275mピークに目的地を変更
  する。進むごとに真っ白で何も見えなくなってくる。離れないよう進み、1245mピークの先、鞍部までたどりつくと
  目の前に巨大な雪庇が現れた。ホワイトアウトしているから、はっきりとは見えない。というか、この先どうなってい
  るかがさっぱり分からない。しかも、私たちがが立っている鞍部に割れ目が走っている。どうやら雪庇の上のよう
  だ。天候に阻まれ進めず、今日はここで撤退することにした。
   1245mピークまで戻り、その斜面にテン場を設定。整地、設営を済ませテントに収まったのは1時間後だった。
  志田(勝)さんからは「1日目に中沢峰まで行けるかが、成功のカギ」と言われていたけれど、さすがにそんなに甘
  くなかった。明日への不安を抱えつつも、夜の宴会が始まった。取りあえず、テントにぶつかる風の音を聞きなが
  らの作戦会議で「天気が良ければ、中沢峰まで行って朝日連峰を一望する」と決定。1日目にして、朝日軍道縦走
  の難しさを突き付けられた。
   ちなみに、今回の食料は、軽量化した1日目の夜メニューは、当初、棒ラーメンの予定だった。しかし、鍋が食べ
  たいという声があがり、他の日に振り分けられていた生野菜やラーメンスープなどを投入して、不思議な鍋風にア
  レンジ。メインの料理は、若干物足りなかったものの、タコの刺身など皆の持ってきたつまみで夜遅く、意識が無く
  なるまで呑んだのであった…。

  3月19日(日) 晴  焼野平は大朝日岳の展望台
   昨夜は、雷鳴が轟いたり、風が吹き荒れていたが、朝には青空が広がっていた。昨夜の作戦会議の通り、今日
  の目標は中沢峰だ。昨日行動をやめることになった巨大雪庇を越えなければいけない。雪庇に取り付く前にもク
  レパスが新雪に隠れていて踏み抜きそうになる。
 
   昨日は、行動をやめて正解だった。雪庇を越えると焼野平のピークへ向けて後は雪原を登るだけだ。ピークに近
  づくにつれて、うっすらと見えていた大朝日岳がガスが抜けてはっきりと姿を現す。沢底から御影森山などのピーク
  に尾根が伸びていてその奥に大朝日岳が輝いていた。この大絶景に全員息を呑んだ。それにしても、大朝日岳は
  遠い。中沢峰が目標だったが、焼野平は大朝日岳の展望台、ゆっくりと景色を楽しむことに予定を変更することで
  全員一致。
   十分に景色を楽しんでからテン場へ戻る。撤収して重荷となって葉山山荘へ向かう。昨日のトレースはすっかり消
  えていた。ノートレースの雪原を歩くのは気持ちいいが、重い雪のラッセルとなりだんだん交代するピッチが速くなる。
  八形峰が近づくと月山も顔を出していた。ずっとガスの中だった祝瓶山も、ついにその姿を現した。地形がはっきり
  と分かるほどですごい迫力だ。何度も立ち止まり見入ってしまう。
 
   葉山山荘手前の1237mピークは、まさに展望台で月山や蔵王、吾妻、飯豊連峰そして先月行った栗子山も含め
  て360度の大絶景だった。葉山山荘まではすぐだった。早速、石川さんがストーブに火を付けるが安定しない。各々
  準備を進める。ストーブの炎も安定してきて、本日も自然水で乾杯。全然目標に届かなかったが、今日の大絶景が
  見ることができ全員満足だった。本日のメインディッシュは志田(勝)さんに用意してもらったパスタだ。話題も尽きな
  いが記憶も曖昧に就寝となった。

  3月20日(月) 晴一番の天気  下山が悔やまれる
   今日は、取り付いた登山口に下りるだけなので遅めの起床となった。早速、焚き火検定一級の石川さんがマッチ
  一本でストーブに火を入れ、冷えた小屋を温め直す。手際よくお湯を沸かし、コーヒーを飲みながら下山後のお楽し
  みについて相談をする。佐藤(辰)事務局長は、全く乗ってくる気配がない。そうこうしているうちに、小腹も空いてき
  たので朝食の準備に取り掛かる。志田(勝)さんの準備してくれたラーメンは、いつもの物と違い棒状で且つ豚骨風
  味であった。嵩張らない様にと配慮があっての事だろう。いつもと勝手が違うのかラーメン奉行石川さんも大人しく見
  守っている。茹で上がったタイミングを見計らいスープを投入するも、食べ慣れない豚骨味に分量を迷う。やはりラ
  ーメンは、某社の四角いタイプが良いとの結論に至る。
   突然、小屋の扉が開く。朝一番で登ってきたスキーソロの方であった。小屋に積もった雪が心配で様子を見に来
  たそうである。早速スコップを片手に、屋根から落ちてきた雪の片付けをしていた。朝日連峰の厳しい環境の中で
  小屋を維持出来ているのは、このような方がいて成り立っているのだと頭の下がる思いである。一夜を快適に過ご
  させて頂いたことに改めて一同、感謝しきりであった。
   身支度を整え、小屋の掃除を済ませ、下り始めたのは、8;20頃であった。いつもテントを背負っている佐藤(尚)
  さんのボヤキが聞こえる。食材を運んで来た者は次第に軽くなるが、テントは水分を吸って更に重くなるそうである。
  仕方がないので、私(金井)は、ポールを受け持つ事にした。気が済んだのか、よっこいしょと言いながら重そうにザ
  ックを背負い小屋を後にする。
   今日は、快晴で一番の天気、下山が悔やまれる。気温が高いため雪がザラメへと次第に変化していた。試しにツ
  ボ足で歩いてみたが下の方は柔らかく足を取られ歩き難い、まだ、早いようである。景色の開けた所で、置賜平野
  が見渡せるるが、最上川を堺に平野に積もった雪の量がはっきりと違う事が確認できる。
 
   当時、朝日軍道を歩いた先人たちも、故郷の景色を見てほっとしたに違いない。ふと、前を歩く佐藤(辰)事務局長
  の足元に目が行く、アルミワカンの爪が真横に向いており役目を果たしていない。登山口に到着する頃には、上下
  のパイプが分離して、とうとうバラバラ状態となってしまった。
   今回、終始殿を務めラッセルに参加することは無かったが、これでスノーシューを購入する決心が付いたに違い
  ない(会の重鎮で残るは、某サミッター一人である)。11;00頃、全員無事に登山口に到着。今回の無事と再チャレ
  ンジを誓い解散となった。

  【岳友感想】
  〜佐藤(誠)さん〜
   参加を予定していた荒沢山をドタキャンして以降、なかなか予定が合わず、ようやく皆様の山行にご一緒させてい
  ただく事が出来ました。天狗小屋で、調査資料を読んだりして興味を持った”朝日軍道”の縦走企画。結果としては
  深雪に阻まれ、あらためて”遠い朝日”を実感する工程となったものの、臨機応変に楽しむ諸先輩方に助けられ本
  当に楽しい三日間でした。またの機会にもご一緒出来たらと思います。本当にありがとうございました!

  〜栗原さん〜
 
  夏はヤブになってしまい歩くのが難しい朝日軍道を辿るコースを、冬の時期に歩くことができ、大変貴重な経験が
  できました。印象に残っているのは、焼野平からの大朝日岳、厚い雪に覆われた祝瓶山の秀麗な姿です。月山や
  蔵王、飯豊連峰などを遠くに眺めながらの隔絶された深山の尾根歩きは本当に贅沢な旅だと感じました。また、是
  非挑戦してみたいと思います。山行に参加させていただき、ありがとうございました。


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  〜グループ芋煮会ルート登攀厳冬の黒伏山本峰
            5ピッチ〜押野/氷・草付きを直上し・雪壁を越えルート終了点へ   
           〜是非冬も登りたいと/本峰の芋煮会ショートルート

    期  日  2017/2/26(日)
    山  域  黒伏山(1227m)
   参 加 者  飯澤、押野(岳友)・・・2名
   記  録  文・写真〜飯澤


 

  2月26日(日) 山頂には行かず/南壁を眺めながら休憩して下山
   昨年の秋に黒伏山南壁を会山行で登った時、是非冬も登りたいと言っていた岳友の押野さんと、冬壁クライミ
  ングに行ってきた。ルートは、本峰の芋煮会ルートというショートルートに決めた。4;00に、東根市内で待ち合わ
  せして黒伏山に向かう。ヘッデンをつけて、アプローチして取り付きを目指す。

   1ピッチ〜押野リード、不安定なシュルンドを越えて氷・草付きを登る。2ピッチ〜飯澤、岩に張りついた氷や灌
  木を使いながら上部雪壁を目指す。3ピッチ〜押野、雪壁を横断気味に登る。支点を取りずらく、ミスは許されな
  い。4ピッチ〜飯澤、岩・氷・草付きのピッチ。アルパインハーケン(通称イボイノシシ)やナッツで支点を取りながら
  ロープを伸ばす。5ピッチ〜押野、氷・草付きを直上し、さらに雪壁を越えルートの終了点の木を目指す。
 
   山頂には行かず、南壁を眺めながら休憩して下山となった。下山は、終了点から、南壁方向の急な雪壁を下っ
  た。日帰りで登れ、登りがいのあるルートで、好きな人は好きなルートだと思う。押野さんも、今日のようなジャパ
  ニーズクライミングが好きなようだ。また来年、何処か登ろうと話しながら下山となった。



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  〜グループ厳冬の鳥海山/登山大台野牧場
            ダイナミックな雲海の上・よいタイミングの快晴!!
    6年ごし・外輪山行者岳に登る/素晴らしい氷の世界に涙が!!

    期  日  2017/3/11(土)〜12(日)
    山  域  鳥海山(2236m)

 

   日  程

     *11(土)**
          8;00ゆりんこ温泉⇒大台野牧場9;0〜11:00山雪荘〜
          13;20滝の小屋(泊)
     **12(日)**
          :5;0起床8;00〜9;30そろばん尾根〜12;00行者岳
          外輪山〜14;00滝の小屋15;00〜17;00大台野牧場
          〜ゆりんこ温泉入浴・・・解散


   参 加 者  CL石川・SL吉田・金井・木村(裕)・佐藤(尚)
          岳友〜田村・中川・矢嶋・滝田・仲野・宮司・・・11名
 
   記  録  文〜宮司  写真〜佐藤(尚、木村(裕)


  3月11日(土) 曇り時々雪 「滝の小屋」直下・最後の斜面/
                  
仲野さんが転倒・わたしも一緒に斜面を滑り落ちる
   この日の山行のために、3ヶ月も前から職場に休暇の申請を出していたわたしが、仙台の自宅を出発したの
  は、まだ陽の明けぬ午前4時。通過地点の尾花沢は吹雪であったが、鳥海山は、土日を通して天気が好転す
  る予報だった。期待に胸を躍らせながら、待ち合わせの「ゆりんこ温泉」に到着する。
   西川山岳会の山行には、すでに何度か参加させてもらっているが、今回は半数以上が初顔合わせのメンバ
  ーばかり。よろしくお願いします!。総勢11名。平均年齢は40歳とかなり「若め」のチームらしい。リーダー石
  川さんは、「こんなに若いのは初めてだ!」とはしゃいでいた。さっそく、出発地の大台野牧場へ向かった。
   車を降りて、まず驚いたのは、各々の装備だった。金井・佐藤(尚)・矢嶋・仲野さんの山スキー4名、滑れない
  名ばかりのテレマーク1名(わたし)、背中にパウダーボードを背負った滝田さん、CL石川・SL吉田・木村(裕)さ
  んと田村さんのスノーシュー4名、わかんの中川さん。皆自由だ。そう、これがいい!!、これが西川山岳会の
  魅力。
   大台野牧場からは、鳥海山の山頂は見えない。時折ぼたん雪が舞う広大な雪原を、スキー隊が先頭を切っ
  て歩く。深い雪のラッセルというほどではないものの、前を行くスキー隊は息を切らし、皆無言。わたしの後ろか
  らは終始スノーシュー隊のキャッキャうふふの楽しそうな声が聞こえていた。聞けば、田村さんはついこの間の
  二王子岳で知り合った仲なのだそうだ。わたしも、西川の山岳会メンバーとは山小屋で知り合ったのだから山
  は本当に不思議な縁があるものだと実感する。
   山雪荘から尾根にとりつき、間もなく、今宵の幕営地である「滝の小屋」直下・最後の斜面・クラストした斜面
  に雪が降り積もり、前を進む仲野さんが転倒(シールが効かずに滑り落ちてきた)、それに巻き込まれ、わたし
  も一緒に転倒し、ふたりで一緒に斜面を滑り落ちるのを、石川リーダーが止めてくれる。スキー板があさっての
  方向に向いてしまい、斜面で微動だにできずにいるふたり。仲野さんはといえば、11人分の肉をザックに背負
  っているためか、疲労でなかなか立ち上がれない。「さっさと立て・・・仲野!・肉は置いていけねーぞ!!」後ろ
  から叱咤が飛ぶ。仲野さんよりも肉の心配である。おそるべし肉パワー。
   13;20、予定より若干早く滝の小屋に到着。皆で小屋の中にテントを設営し、宴会の準備に取り掛かる。ま
  だ時間の早い宴会に、出るわ出るわのつまみの数々。飲み物の肴は、山の話なんかじゃない。庄内弁の手ほ
  どきを皆に存分に振舞った後、「もうおなかいっぱいだよ〜」と誰かが言ったころに、登場したのは今宵メインの
  米沢牛のスキヤキ。それまでの和気藹々とした雰囲気は、割り下で焼けた肉のこうばしい香りに一瞬で打ち砕
  かれた。皆闘争心丸出しで肉に喰らいつく。あっと言う間に食べつくされた。なぜか?米沢牛の後には、春菊だ
  けがが寂しそうに鍋の中を漂っていた・・・・・・。
   いつの間にシュラフに入ったのか、ほとんど覚えてはいない。ふいに、夜半過ぎに目醒め、小屋の外に出ると
  頭上に瞬く月と星、凛とした静寂の中にいた。きっと明日は晴れるだろう。

  3月12日(日) 曇りのち晴れ 一列になって進む様・・
                     
・・憧れの登山隊の姿に重なり・嬉しかった
   目覚ましをかけて起床したのは5;00。朝食のラーメンがなかなか煮えず、思いのほか時間がかかり、滝の
  小屋を出発する頃には、8;00を回っていた。いつも物静かな金井ちゃん「初めて登頂出来るかもしれない」と
  いう期待を隠しきれない言葉が、天候の良さを物語っていた。山頂は見えないが風はない。聞けば、鳥海山は
  5年も登頂できていないのだという。
   11名が一列になって進む様は、今まで映画で見るだけだった憧れの登山隊の姿に重なり、わたしもこの仲
  間の一員になれたことが嬉しかった。
   高度を上げるにつれて、視界は白く煙る。2月と3月、山の懐からでさえ、鳥海の頂が見える日は珍しい。こ
  の地で生まれ育ったわたしは、そのことをよく知っている。登頂出来ても真っ白かなぁと考えていた時、後ろか
  ら「ちょー綺麗!」と誰かが言った。振り返れば、庄内平野は雲の中。そう、わたし達は、雲の中を歩いていた
  のだ。見事な雲海が眼下に広がる。分厚い雲の切れ間に、昨晩お世話になった滝の小屋が小さく見えた。
  ダイナミックな雲海の上・よいタイミングの快晴!!。それからはもう、皆が歓声を上げながら、深い深い
  青色の空に向かうように進んだ。時間にしたら4時間だがあっと言う間に行者岳へたどり着く。外輪の雪庇が
  開口した巨大なモンスターに見えた。「やばい涙出そう」「めっちゃ綺麗〜」「オレ泣いていい?」「新潟から来て
  よかった〜!!」。6年ごしで外輪山行者岳に登る、素晴らしい氷の世界に涙が!!

   空と氷の鮮やかなコントラストは、サングラス越しでも眩しかった。石川リーダーと。、がっちり握手を交わすこ
  とができた。5年越しの鳥海の頂から見た景色は、皆の目に、どんな色で映ったのだろうか。けれど、此処で終
  わりにしてはいけないのが山登りである。わたしたちには下山が待っている。そう、下山。
   滑落しないように慎重に下る。登りとは違う傾斜の緩いルートを選びながら下った。あっという間に滝の小屋
  に着き、下山用の行動水を作り、きれいに掃除し、いよいよこれからがわたしの核心部だ。スキーで来たわた
  したちには、スキーで下山する試練が待ち構えている。各々が下山の準備に取り掛かり、滝の小屋を出発した
  時刻は、スキー隊もスノーシュー隊も同じだった。
   どう考えても、スキー隊があっという間に下山できるはずなのだが、あれれ?、スノーシュー隊の方が速かっ
  た!、どういうこと?!華麗に滑降する金井・佐藤(尚)・矢嶋さんと抜群の力強いターンを見せてくれるボーダ
  ーの滝田さん。その後に続くのは、3m進むごとに悲鳴を上げながら転倒して滑り落ちるわたしと、もはや悲鳴」
  さえ忘れて、スキーなのに千鳥足で下りてくる仲野さんの姿。バキバキという音が聞こたと思ったら、枝をなぎ
  倒しながらスーパーボーゲンで滑ってくるではないか!!、あまりにも滑れないわたし達ふたりに、スノーシュー
  隊から滑り方のアドヴァイス。「滑られないんだったらスノーシューで来たらよかったじゃん!」「スノーシューの方
  が速いぞぉ!」の野次にもめげず、来年も絶対スキーで来ようと誓ったのである。
   鳥海山は、次はどんな顔を見せてくれるのだろう。気まぐれな山の神様に振り回されながらも、時にこんな素
  晴らしいご褒美を与えてくれる。だからこそ、わたし達は、何度でも山に登るのだ。



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 グループスキーツアー/八甲田山/&津軽三味線
  〜〜ルートから左の高田大岳方面に逸れ・1100m付近で登高終了〜〜
          ・・・もうひとつのメインイベント!!!//
             //
初めて接する津軽三味線の生演奏・迫力満点
・・・


    期  日  2017/3/3〜5
    山  域  八甲田山(大岳;1584m)・・・青森県

 

   日  程

     **3(金)**
          八甲田山現地集合 → 18:00 幕営地
     **4(土)**
          幕営地 7:50 → 登山口(レストハウス箒場) 8:20 → 11:20 登高
          終了地点(高田大岳北面、1,100m付近) 11:40 → 12:40 登山口
          → 入浴 → 宿泊地(青森市内)
     **5(日)**
          解散式を行い・・・各々帰路

   参 加 者  CL橋本、守口、原子、遠藤(博)、木村(裕)、佐藤(尚)、近野、
          石川、金井・・・9名
 
   記  録  文〜近野  写真〜佐藤(尚)、橋本


  3月3日(金)  国道394/雪の回廊と凍結路面を八甲田へ

   東京の守口さんは新幹線で、石川・金井さんの庄内組は秋田回りで、そして遠藤(博)・木村(裕)さんの内陸組
  と佐藤(尚)さん・私の福島組が道の駅村田で待ち合わせし、木村(裕)さん車に同乗して東北道で、それぞれ橋
  本CLの待つ青森へ向かう。
   車窓から眺める沿道には雪も少なく、すっかり春気分で北上するが、黒石ICを下りて国道394に入ると光景
  は一変、そこは雪の回廊と凍結路面が八甲田へ向かって延々と続く、まさに冬そのものの世界だった。さらに
  山に近付くにつれて天気は吹雪に変わり、外気温表示も-2℃・-5℃…とどんどん下がっていく。車内の緊張感
  が高まってきた。
   17;40頃、橋本CL・守口さん車と先に到着した石川・金井さん車とすれ違い??ざまに合流。予定していた
  幕営地には、前後の道路のゲート閉鎖のため張ってはいけない、と関係者から言われたらしく、引き返してきた
  とのこと。思案の結果、翌日の下山後に入浴予定だった某温泉に転進して、宿の方にお願いをしたところ、何
  と駐車場にテントを張らせてもらえることになった。感謝・感謝です。
   車横付け、整地いらずの場所のお陰もあり、風雪下にもかかわらず幕営作業を順調に終えると、早速、例の
  自然水で乾杯して前夜祭開始。この夜のメインメニュー、橋本CLが用意してくれた馬刺し・さくら鍋を堪能しなが
  ら、から軟・硬水へと酔いが進んでいく。さらに、途中から橋本CLの岳友・・原子さん(津軽美人!!・・が加わっ
  たことで、宴会はさらに盛り上がりをみせたのだった。
   なんと、原子さんは昨年10月の黒伏山ロッククライミングに別パーティで登っていて、遠藤(博)・木村(裕)さん
  は再会にサプライズ!!、22;00を過ぎたあたりで、木村(裕)さんが車中泊、他の8人がテントと別れて就寝と
  なる。

  3月4日(土) 朝は雪がちらつく程度の穏やか/スタート直後にコース取りを誤る

   
5;30起床。コーヒーと、昨夜のさくら鍋の残り汁をベースにしたラーメンで朝食をとる。登山口へ通じる道
  路の夜間通行止め解除時刻(7;30)を待って幕営地を撤収し出発。なお、館内のトイレまで快く使わせていた
  だき、宿の方には本当に感謝しています。

  
 8;20、予定では3時間30分先にある八甲田大岳を目指してシール歩行開始。天気予報からは、吹雪も覚
  悟していたが、この日の朝は雪がちらつく程度の穏やかなコンディションだった。ブナ・ミズナラの巨木の出迎
  えを受け、静かな森の中を快適に登っていく。昨晩からの積雪は、20cm程度だろうか。
   ところが、???徐々に進行方向が予定ルートから左(高田大岳方面)に逸れていってしまった。後の検証に
  よれば、どうもスタート直後にはコース取りを誤ってしまっていたようだ。誤差を修正すべく歩を進めていくもの
  の、地形のトリックに引っ掛かったかのように、??その誤差は小さくなるどころかますます大きくなっていく。さ
  らに、修正のためのトラバースが多くなったことで、標高も効率的に稼げないまま時間だけが経過していってし
  まう ・・・。冬山登山の難しさを、改めて実感することとなった。

   
11;20、立ちはだかる大きな沢を、1つ西に突破し、高田大岳北面を巻いている途中、標高1100m付近で
  登山口から約4.6km進んできたあたりで、これ以上のリカバリと計画続行は困難と判断。残念ながら登高終
  了とした。
   我々のトレースを辿ってきた単独男性が、直後に到着して曰く「ずいぶん通好みのコース取りだと思った」と苦
  笑。でも、ここは無木立の大斜面の只中であり、個人的には、ここを登り返しながら滑るための目的地として訪
  れてもいい場所だと思った。それならば、一周回って確かに通好みの好ルートだといえるかもしれない!!。前
  向きに考えよう。

   
11;40シールを剥がして滑降開始。予定の復路ルートが通る北の方へ一旦進んでから回りこむと、広大な疎
  林の尾根に飛び出した。緩斜面ではあるが、雪は軽く滑走性良好で、各メンバーが思い思いにシュプールを刻
  んで滑っていく。この大斜面の滑走が本日のハイライトとなった。
   さて、尾根は末端に近付き、かなり細くなってきた。次のポイントは、進行方向右手に落ち込んでいる沢をどこ
  で渡るかである。この沢を越えないと登山口に戻れないのだ。「まだ大丈夫です」「まだ先です」との力強い言葉
  とは裏腹に、GPSレシーバーを見つめる橋本CLの姿が、不安そうに見えるのが、メンバー一同気がかり・・・でも
  山ではリーダーの判断に従うのが大原則である。結果、途中に少々アドベンチャーな箇所もあったものの、無事
  に沢越えに成功し、その後間もなく往路のトレースに合流できたのだった。

   
1240、全員無事登山口に滑り込んで山行終了。行程変更・短縮は残念だったものの、思いのほか滑走を楽
  しめたのでよかった。雪質によっては、延々下りラッセルとストック推進を強いられてもおかしくないようなルート
  だったので、運が悪ければ、かなりの苦行になっていたかもしれない。天気が終始穏やかだったのも幸いだった。
   レストハウス前で記念撮影後、次の山行の準備があるという原子さんと別れ、8人で昨晩お世話になった温泉
  に立ち寄り汗を流してから、青森市内に向かう。橋本CLが手配してくれた公民館が今夜の宿泊場所である。ここ
  で軽く予行練習?をしてから、今回のツアーの打ち上げ会場である
「ねぶたの國 たか久」へ移動して、改めて
  乾杯する。

   今回のツアーの、もうひとつのメインイベントだった、初めて接する津軽三味線の生演奏は迫力満点で、その
  音色は、音楽に全く疎い私でも琴線に強く触れるものだった。そして、三味線の後はねぶた囃子が鳴り響き、う
  ちわ片手に「ラッセーラー、ラッセーラー」と店内を練り歩く。こうして、山で不完全燃焼だったスタミナを、ここで燃
  やし尽したのだった。
   公民館に戻ると、橋本CLのまたも女性の岳友・木明さん(これまた津軽美人!)が、山の幸・海の幸を準備して
   くれており、これを肴に二次会に突入。こうして、青森最後の夜を24;00過ぎまで満喫したのだった。

  3月5日(日) 何と海鮮丼にホタテ汁(+刺身や煮付けのおかず付き)

   8;00頃から順次起床。橋本CLと木明さんが早くから用意してくれた朝食は、何と海鮮丼にホタテ汁(+刺身や
  煮付けのおかず付き)!。朝から舌鼓を打って満腹になってから、帰り支度を始める。最後には、一人ひとりにお
  土産までいただいてから解散式を行い、各々帰路についた。

   今回のツアー、橋本さんにはCLのみならず、ホスト役として様々な準備・手配を行っていただき、大変
  お疲れになったことと思います。本当にありがとうございました。山行は、ちょっぴり心残りな結果に終わ
  ってしまいましたが、これについては、来年にでも、リベンジの企画を立てていただけることを期待してい
  ます!。



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  〜グループ見学ツアー仙人沢氷爆蔵王山系
            〜〜突然大きな滝が現れ・素晴らしい氷瀑〜〜
         ・・・右端の小さな氷爆で初心者のアイスクライミングに//
               //挑戦・初めて触ったアイスバイル・素晴らしい体験
・・・

    期  日  2017年2月.28(火)
    山  域  仙人沢氷瀑・・・蔵王山系(山形県側)

   

    日  程
     **28日(火)**
          詳細記録なし(略)
   参 加 者  C遠藤(博)、遠藤(敏)、安孫子、志田(勝)、高原・・・5名 
   記  録  文〜高原  写真〜遠藤(敏)


   2月28日(火) 命を預けるアイススクリュー/遠藤(博)さんのビレイ
   ひょんな事から、遠藤(博)さんにライザから仙人沢の氷瀑へ案内をしていただくことになり、山形物産館に集合
  しライザスキー場に向かいました、快晴の中、リフトに2回乗り継いで、9;00過ぎスキー場上部到着です。カンジ
  キ・スノーシュー(途中で脱ぎ捨ててツボ足に)で沢まで降りました。
   かなりの急な斜面ですが、今日は雪崩の心配なし、に安心して皆ガンガン降りていきました。1時間近く林の中
  を進むと、遠くに第一の滝発見。もう少し頑張って沢底をあるいていくと、突然大きな滝が現れました。素晴らしい
  氷瀑です。来年、K2を目指す人たちが、先月アイスクライミングをした大きな氷瀑です。
   見とれていると、リーダーが、一番右端の小さな氷爆で初心者のアイスクライミングをすると準備を始めました。
  エベレストのサミッターでK2にも挑戦してるリーダーの手元で、第一番目の敏雄(敏)んの挑戦に拍手。次は、高
  原と言われ、心も体も準備なく挑戦。怖いけれど、おもしろかった。次、安孫子さん、最後は志田(勝)さんと皆挑
  戦して、寒いのと怖いので震えていた足がやっと落ち着きました。
   初めて触ったアイスバイル、本番では、命を預けるアイススクリュー、遠藤(博)さんのビレイがあるからふわふ
  わの気持ちのまま挑戦できました。丸っきりの初心者3人に、懇切丁寧に指導して頂き、素晴らしい体験が出来
  ました。感謝です。
   暖かいところで昼ごはん、急坂を1時間半かかって登り返し、蔵王の熊野を眺めながら休憩。真っ青な空に少し
  小さくなった樹氷が輝いてます。のんびり休憩してライザスキー場を下ってきました。とても素敵な貴重な一日でし
  た。ありがとうございました・・・高原



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 グループ登山冬/栗子峠栗子山吾妻連峰の東端
    //山頂1217m登頂成功/吾妻連峰や蔵王連峰が綺麗に見渡せた//
        ・・・ 外に出て(気温0℃)自然水で乾杯!!!登頂を祝う!!・・・

 

    期  日  2017年2月25日(土)〜26日(日)
    山  域  栗子山(1217m)
    日  程
     **25日(土)**
          8:30米沢国道維持出張所刈安ステーション集合−9:00東栗子トン
          ネル福島側・駐車帯出発−9:40二ツ小屋トンネル−11:10幕営地
          −13:00杭甲山−13:40栗子山−15:30幕営地

     **26日(日)**
          7:00起床−9:20幕営地出発ー万世大路ー10:00栗子隧道トンネル−
          11:20幕営地出発−13:00東栗子トンネル福島側・駐車帯・・・解散


   参 加 者  CL佐藤(尚)、SL木村(裕)、石川、後藤(純)、吉田・・・5名 
   記  録  写真〜吉田  写真〜佐藤(尚)


   2月25日(土) 晴れ トンネル内・別世界・すばらしく大きな氷柱
   天童温泉で石川さんに同乗し、集合場所である米沢国道維持出張所刈安ステーションに到着。予定通り集合
  し、東栗子トンネル福島側へ移動。CL佐藤(尚)くんから今回の山行の説明、無事と成功を誓い準備に取りかか
  る。天候も回復傾向に期待が膨らむ。
   国道の反対側に移動し、スノーシューに履き替え(石川さんはツボ足で)、栗子スキー場跡から出発。朽ち果て
  たリフト下を進む、10分進んだところで日差しが暑くジャケットを脱ぐ。ここで、石川さんもスノーシューへ履き替
  え歩を進める。数センチの積雪があったようだが、雪も締まっており歩きやすい。万世大路をほぼ直登し、二ツ
  小屋トンネルに到着。
   スノーシューを外し、ヘッデンを付けトンネル内に入ると、別世界が待っていた。すばらしく大きな氷柱がいくつ
  も出来ており、この氷柱を見るためにツアーもあるようだ。先行して登り始めた男性2名も、写真を撮っていたの
  で、お願いして氷柱バックに納めてもらう。床が氷っており、慎重に進むも後藤(純)さんが転倒し一瞬ヒヤッとす
  るがケガもなくホッとする。
   約400m弱のトンネルを抜け、再びスノーシューを履き万世大路を進む。途中、何度か休憩を挟み進むと、男
  性2名とすれ違う。栗子隧道トンネルまで行ってきたとの事。先行者に男性2名、単独1名、スキー2名ありの情
  報をもらい、さらに我々も進む。
   目の前に白く三角形の杭甲山の山容が見えてきた。よく見ると、山頂に2人の人影が見えた。先行者達だろう
  と思えた。少しだけ足取りが速くなる。標高も800m近くになり、そろそろテン場を何処にするか、CL佐藤(尚)君
  が(定着しそうなw)と石川さんが探しながら進むと、沢沿いの広い平らな場所を見つけ、今回の幕営地とする。
   当初の予定では、翌日に山頂アタックだったが、時間も早く天気も良かったため全員一致で今日アタックする
  ことになる。さっそくテントを張り、必要な物だけをザックに詰め出発。幕営地を決める際に取り付く位置も確認し
  ていたため、テントのすぐ裏から取り付いた。さすがルートファイティングがばっちり決まり、尾根も広く安全に緩
  やかに標高を上げていく。しかし、自分にとっては久しぶりに山行だったため、徐々に遅れはじめた。急いで後を
  追い無理をしても、それが逆効果になる事もあるにで、ゆっくり歩を進める事にした。
   いよいよ稜線に出ると、目の前に杭甲山が現れた。13;00杭甲山山頂到着。360度パノラマの世界を堪能し
  ていると、単独の男性が登って来た。話を聞くと毎年登っているようで、初めて人と会ったそうだ。吾妻連峰をバ
  ックに写真を撮ってもらい、本日の核心部栗子山へ。
   杭甲山より北側の鞍部への下りで、緊張を強いられた。スノーシューの爪をガッチリ利かせ、落しないようゆっ
  くり一歩一歩進める。今日は、天気が良く先が見えていたため良かったが、風が強く吹雪いていたら断念せざ
  るおえなかったかもしれない。全員無事に通過し、栗子山山頂を目指す。ここで、自分にアクシデントが!足が
  つりそうになってきた。すぐ漢方68番を飲む。つりそうな足をゆっくり進め13;40栗子山(1217m)登頂成功。握
  手をかわし、単独男性にまたお願いをし記念撮影。吾妻連峰・蔵王連峰も綺麗に見渡せた。
   風が強く寒くなってきたため、足早にテントへ戻る事に。15;30無事テントへ戻る。今日は、。天気も良く日差
  しがあれば外も寒くないという事で・・・さっそく外に出て、気温0℃にもかかわらず自然水で乾杯!、しばらく外
  で今日の登頂を祝う。
   テントに戻り食事の準備に入る。実は、食材担当だった金井さんが風邪をひき不参加になったため、。食材
  だけを石川さんに届けてもらった。メインの鍋は、豚坦々鍋?レシピももらったが大丈夫だろうか!?。レシピ
  を見ながら肉や野菜・調味料のショウガとニンニクはチューブ1本(・・汗)を投入し、出来上がりを待つ間、後藤
  (純)さんが持ってきたテキーラをショットグラスで回し飲み!、2順したところでストップ。早くもトップギヤに入っ
  てしまった。鍋も完成し器に盛りゴマだれをかけ美味しく頂いた。
   意外と男だけでもやれるもんだと感心しつつ、軟水や硬水など次々と空けていく。これまでの山行の話、共同
  装備と個人装備の線引き、メンバーの話など夜は更けてゆく。しかし、木村(裕)さんは何時まででも話題にか
  かない男だ。酔いも回り眠気が襲い就寝についたのは22;00だった。

   2月26日(日) 小雪・曇り・のち晴れ トンネル・天井近くまで雪が・入れない
  6;00時起床予定だが誰も起きない。6;30CL佐藤(尚)くんが「起床」と叫ぶも起きない。7;00になりようやく
  起きてコーヒーを飲む。昨晩から言っていた事だが、CLからオプショナルツアーの提案(栗子隧道)があり、某
  ●川さんが行かないと言っていたが、とりあえず全員で行くことにした。昨日の残りの鍋に、うどんを入れ食べ
  た後、さらにラーメンを入れ朝食を完食。
   ゆっくりと準備し栗子隧道へ向け9;20出発。万世大路を水平移動し、10;00トンネル入り口に到着。トンネル
  天井近くまで雪が積もり中に入る事は出来なかった。写真だけを撮り、再びテントに戻り下山の準備に取り掛か
  る。11;20出発。
   昨日来た道を黙々と戻る。二ツ小屋トンネルに着くと、昨日同様氷柱を見に来た人がいた。更に途中、数名と
  すれ違う。二ツ小屋トンネルからスノーシューを外しツボ足で下るが、踏みぬいたり転んだり、まだ早いが早春の
  冬山を楽しんだ。13;00無事、東栗子トンネル福島側・駐車帯に下山。残り少ない冬山山行での再会を誓い各
  々帰路に着いた。



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 グループ登山冬/10座目那須連山山容に惹かれ
    //朝日岳・ガスが掛かかり山頂は見えない/標識が・山頂に辿り着く//
    ・・・ 峰の茶屋待機の志田(勝)と遊佐・アイゼン無し・茶臼岳まで行ってきた!!・・・

    期  日  2017年2月17日(金)〜19日(日)
    山  域  那須連山(1,915m)   朝日岳−峰の茶屋−茶臼岳

 

    日  程
     **17日(金)**
           酒田市出発→東根市待合せ→山形市待合せ→米沢市待合せ・・・
          東北自動車道飯坂IC→那須IC→幕営地

     **18日(土)**
          幕営地(7:00)→県営大丸駐車場(7:20)→峰の茶屋(10:00)
          →剣ヶ峰(11:00)→朝日岳(11:40)→剣ヶ峰→峰の茶屋→県営
          大丸駐車場(14:20)→幕営地

     **19日(日)**
          幕営地→帰路

   参 加 者  CL石川、木村(裕)、金井、佐藤(尚)、志田(勝)、遠藤(博)、守口
          岳友:SL遊佐、仲野、福田、飯田、坂井、滝田・・・計13名

   記  録  文〜木村(裕)  写真〜木村(裕)、佐藤(尚)

   今シーズンの冬山山行(全17回)も回を重ね10座目の那須連山となった。この山域を選んだ理由は、
  昨シーズンの日光白根山に向かう途中、東北自動車道から見た山容に惹かれ、次はここに登ろうとして
  決まったものであった。


   2月17日(金) 幕営地を風の弱い麓付近に変更
   福島の佐藤(尚)君が、太平洋の新鮮なつまみを仕入れながら、先に幕営地へと到着していた。現地の情報を
  確認すると、風が強くテントを張れる状態ではないとの報告が入る。急遽、当初予定していた幕営地を風の弱い
  麓付近に変更することになった。
   前夜祭組の9名が、幕営地に全員集合したのは18:00を過ぎた頃であった。久々の再会を祝、し持ち寄った
  自然水で乾杯!、佐藤(尚)君が仕入れてくれたつまみで、更に軟水・硬水へとヒートアップ。明日の山行に差し
  障りのない程度で、一旦、お開きとし就寝となった。

   2月18日(土)  志田(勝)さんのアイゼンにトラブルが//峰の茶屋で待つこに 
   起床後、軽食とお茶を済ませテントを撤収する。当日組の4名が合流し、13名、全員集合となった。予定通り、
  7:00に幕営地を出発し県営大丸駐車場へ向かう。今日は、前日より風が弱く登頂が期待できる。駐車場まで
  は、比較的緩やかな坂とカーブが続くアスファルトの山道であったが、ドライ路面で運転に不安は無かった。県
  営大丸駐車場は、除雪も行き届き、水洗の公衆トイレも完備されている。
   身支度を整え、登山口に取り付いたのは7:50であった。入山者も多く、締まったトレース跡がしっかりと付い
  ている。今日は、ラッセルを強いられる場面はなさそうだ。転倒の危険があるため、取り付きからアイゼンを装着
  した。登山道なりに進み、那須ロープウェイの山麓駅に到着し休憩。冬季は、営業を行っていないが管理のため
  除雪はきれいにされていた。
 
   本日の道案内は、この山域を熟知したSLの遊佐君に努めて頂いた。更に登山道なりに進み、峠の茶屋を通
  過し、標高1,500m付近の鳥居から、一般ルートを外れトラバース気味の破線ルートを経由して標高1,678m
  の一般ルートに合流する。左右に、茶臼岳と朝日岳が対峙するように聳え立っているのが見える。朝日岳のバ
  リエーションルートである東南稜に取り付いている2人組のパーティーが確認出来た。
   
   峰の茶屋に到着したのは10:00であった。風が強いので、中に入って休憩させて頂くことにする。中にはベン
  チが設置されており、15名程度は入れる避難小屋であった。休憩後、朝日岳へと向かう。夏道は、途中の剣が
  峰を巻くように通っているが、冬場は雪崩の危険性があるため、剣ヶ峰の山頂を経由して岩場へと向かって行く
  のが一般的なルートのようである。
   剣ヶ峰を下ったところから、朝日岳の肩までは岩場を通過することになる。今年は雪が少ないせいか、足元に
  は地面が見えており、所々に設置された鎖を頼りにすれば、危険を感じる場面は無かった。途中、志田(勝)さ
  んのアイゼンにトラブルが発生。これ以上進むことは危険と判断し、SLの遊佐が付き添って峰の茶屋で待つこ
  とになった。
   朝日岳の肩に到着したのは、11:20であった。風はそれほどでも無いが、ガスが掛かっていて山頂は見えな
  い。そのまま稜線上の登山道を進むと、朝日岳を示す標識が見え山頂に辿り着いたことに気がつく。登頂を記
  念し、全員バンザイポーズで集合写真を撮影。
 
   暫く待ったが、晴れることが期待できないため、二人が待つ峰の茶屋へと向かった。下って行くと、次第に天気
  が回復し、雲の切れ間から時折、雪煙を上げた茶臼岳を見ることが出来た。再び峰の茶屋へ到着すると二人が
  待っていてくれた。なんと、アイゼン無しでも登れるようなので、茶臼岳まで行ってきたとのことだった。
 
   予定では、この後、茶臼岳に登るつもりであったが、パーティーとして目的達成とこじつけ、峰の茶屋から全員
  揃っての下山となった。下りは、夏道通りの登山道を使い駐車場に到着したのは、14:15であった。13名が揃
  うのは、ここで最後となるため再会を誓い解散式を行った。
   昨日の幕営地が快適だったため、本日も同じところにテントを張ることになった。手際よく設営が完了しジャン
  ボ一張に12名が入っての大宴会となった。先ずは、佐藤(尚)君の仕入れてくれた海鮮を肴に自然水で乾杯!
  今晩のメインメニューは、恒例となりつつある米沢牛のすき焼きであった。皆、肉を前にすると自然にテンション
  が上ってしまうのは、毎回のことである。軟水・硬水も加わり楽しい時間はあっという間に過ぎていく。名残惜しい
  が、行動時間を超えないところで宴を切り上げ就寝となった。

   2月19日(日)  来年も東北を離れ関東近辺の山行を
   起床後、朝食とお茶を済ませテントを撤収。残った10名と解散式を行いそれぞれ帰宅となった。岳友の皆さ
  ん、普段のメンバーに彩りが加わり大変楽しい山行でした。また、来年も東北を離れ関東近辺の山行を企画す
  るかと思います。再会できることを楽しみにしております。



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 グループ登山鑑賞・二の滝氷瀑&タラ福会〜〜
       //左方の氷瀑は青く輝いて/1本が凍らず勢いよくシャワー降る//
        ・・・ ”水タコ”や”ホタテ貝”の刺身・”アワビ”の刺身やバター焼き//
                 
//”タラ白子”の湯通し・寒タラ汁のお替りで満腹!!・・・


   期  日  2017/2/11(土)〜12(日)
   山  域  二の滝   山形県/鳥海山系

   

   日  程
     **11日(土)**
           7:20河北町⇒9;30ゆりんこ温泉⇒10;00林道除雪終点
          10;30展望広場11;15大へピン〜12;15一の滝口駐
          車場
幕(営地・泊)
)・・・二の滝往復・・・
     **12日(日)**
          7;00起床〜9;15一の滝口駐車場(幕営地)・発〜10;15
          林道除雪終点(胴腹滝清水散策)⇒11;00ゆりんこ温泉
          …入浴・解散


   参 加 者  CL石澤)、SL石川、木村(裕)、佐藤(尚)、橋本、駒澤、
          渋谷、宇野、木村(京)、遠郷(敏)、高原・・・11名

   記  録  文〜高原  写真〜木村(裕)、橋本、渋谷、佐藤(尚)

   2月11日(土) 曇り・小雪 スノーモービルによる道が
   去年の第1回がとても楽しく、今年も年明けからこの日を待っていました。山形組は、7;00河北町集合とのこ
  とで、、私は5;45に家を出発しました。が、やはり悪天候猛吹雪で、道路の端も見えず思わず帰ろうかと悩んで
  しまいました。寒河江市まで来ると雪はやみやっとホッとしました。
   登山口となる庄内の集合場所の「ゆりんこ温泉」では皆の元気な顔がそろってました。北は青森、南は福島か
  らの物好き11人が集合、3台の車に便乗し9;20に出発。林道の除雪終点となっている胴腹滝清水入口周辺
  の道脇に駐車、10;00前に歩行開始。
 
   寒タラ汁などの食材や大鍋・ガスボンベ・大型ガス台は、今年もプラスチック橇に詰め込む。去年の反省から
  橇は大きくなり、ガス台や大鍋も新調、引っ張るロープも頑丈で楽々引っ張れるようになる。おまけに、明日の地
  元市民登山に備えてのスノーモービルによる道つくりもなされており、道が平らになっていて感謝です。途中、展
  望広場(10;30)と大へピン11;15)で休憩、何故か一の滝口駐車場手前(12;00)で小休止。間もなくの12;
  15に駐車場(休憩小屋)へ到着した。
 
 
 
   休憩小屋前で、先着のスノーモービルグループと挨拶を交わし、小屋中に荷物を置いて、計画通り、二ノ滝へ
  出発です。この先の道も、きちんと付け(明日のため整備)られていて楽々でした、感謝します。滝は、2本のうち
  1本が凍っおらず、勢いよくシャワーとなっつ降り落ちていた。去年より暖かいのでしょうか。でも、左方の氷瀑は
  青く輝いて、やはり何度見ても美しいものでした。
 
 
   休憩小屋まで戻って、テントを張る班と調理班に分かれ、それぞれしっかりした動きで、14;30には寒タラ鍋
  完成。地元庄内の駒沢さんの味付けは最高でした。今回のつまみは”水タコ”や”ホタテ貝”の刺身、”アワビ”の
  刺身・バター焼き、”タラの白子”の湯通しなど海の幸がいっぱい、舌づつみを打ちながら自然水で乾杯。美味し
  い寒タラ汁のお替りで満腹、楽しんで和やかに時は流れていきます。美味しく豊富な海産物は、CL石澤さんが
  飛島から運んできてくれたもで、石澤さんに大感謝です。
   17;00過ぎると、小屋中は寒くなり、テントで入り二次会が始まりました。話は尽きず、いろんな話題と笑いで
  時は過ぎていきます。19;30女性陣と会長は隣のテントに。男性陣の笑声はまだまだ続いていました。深夜テ
  ントを打つ音が雨のようでしたが、霰だったらしく朝方にはずいぶん積もってました。

   2月12日(日) 曇り・小雪 速く1時間で駐車場所へ
   7;00に、目覚めのコーヒーで気持ちのいい朝を迎え、テントを撤収し、小屋中で朝食のラーメンを食べる。外
  に出る、昨日帰ったスノーモビルグルグープが到着し、あさの挨拶を交わす。間もなく、9;15に休憩小屋をでて
  下山開始。帰りもスノーモービルの踏み跡に助けられる。
   途中、市民登山の多勢と交差し、速く1時間で駐車場所へ到着した。近くの胴腹滝清水まで足をのばし、鳥海
  山の湧水を飲み車で下り、「ゆりんこで温泉」汗を流して解散しました。今年も、大満足のタラ腹会、来年第3回
  の約束をして笑顔で分かれてきました。皆さんありがとうございました
                                           ・・・・・高原由美子



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 冬山登山U深雪の/樽石山へ/・村山葉山〜〜
       //翌日/程なく急登に遭遇・前進するのは危険/登頂を断念//
          ・・・ 地図には山名の記載のない1155mの頂を目指すが!!・・・

   期  日  2017/2/4(土)〜5(日)
   山  域  樽石山(1155m) 山形県/村山葉山系

 

   日  程
     **4日(土)**
           7:00樽石集ふれあいの里駐車場7:45〜林道終点12:00
          〜14:00幕営地(泊)

     **5日(日)**
          6:15・起床〜8:30着・○○m地点・発9:00〜幕営地・発
          10:00〜11:00林道終点〜13:20駐車場⇒碁点温泉⇒
          15:00かっぱ寿司・・・解散


   参 加 者  CL遠藤(博)、SL木村(裕)、石川、佐藤(尚)、金井、
          栗原、志田(勝)・・・7名

   記  録  文〜栗原  写真〜木村(裕)、佐藤(尚)

   樽石山は、山形県民の間でも村山市周辺以外ではあまり知られておらず、参加者全員が、初めて登る
  山である。長い林道歩きと、予想以上に険しい登りが所々にあり、意外に侮れない山であった。

   2月4日(土) 曇り 林道が長く・・・なかなか登山口に着かない
   樽石集落を抜け、樽石大学の駐車場に集合。この日は曇りだが、前日までの2〜3日にも降雪があったようで
  除雪車が入っていた。駐車場には、いたや清水という湧き水が出ていた。7:30過ぎ、遠藤(博)さんと石川さん
  がスキーを、その他のメンバーはスノーシューを履き、出発。
   林道は、緩やかに登っており、前日までの降雪で20〜30センチ程度のラッセルを交代で行いながら進む。初
  参加の筆者は、スノーシューを付けての歩き方も未熟で、間もなくバテ気味。林道が長く、なかなか登山口に着か
  ない。日帰り参加の志田(勝)さんは、林道途中で時間のため引き返し、6人となる。

   ようやく登山口に着いたのは、12:00近く。出発から3時間ほどかかった。登山道からは、針葉樹林の中をル
  ートを見極めながら進む。時々、雲間から太陽が見え隠れする中、石川さんが上空を飛ぶクマタカを発見。めっ
  たに見られないというクマタカを一瞬でも見られて幸運。
   その後、急坂が現れ、今まで以上のラッセルを強いられる。登りのラッセルは難しく、足を踏み出しても、乗せた
  場所の雪が崩れて、なかなか上に進めない。予想以上に時間がかかり、744m付近で、幕営に適した場所があ
  り、ちょうど14;00になったため、この日は、ここで幕営となる。
   翌日に樽石山山頂を目指すことになる。夏場と違い、冬のテン場作りは、雪をどかして整地して平らにできるの
  が良い点だ。テント内では、さっそく持参した自然水の乾杯でで宴会を開始。話題は、今回持参した装備について
  で、スキーとワカンを両方持参した遠藤博)さんが、スノーシューのみを持参することを「密かに根回し」したと、木
  村(裕)さんにご立腹(笑)。
   夕食は、きりたんぽ鍋で、食料担当は遠藤(博)さんであったが、「俺は調達担当だ、作るのは金井ちゃんやって
  ・・・」と、その場で調理担当を任命。金井さんがきりたんぽ鍋を作ってくれた。やはり体が良く温まるので鍋に限る。
   おまけの話題・・遠藤(博)さんが、なぜか佐藤(尚)さんをノブちゃん(佐藤(尚)さんは、名前にノブは付かないの
  に)と呼び、佐藤(尚)さんは、ノブちゃんじゃないと言い返し、このやり取りが延々続く。21;30に消灯。市街地の
  夜景がきれいに見えた。
 

   2月5日(日) 気候も暖かく天気は曇り 樽石山は見えず、山頂は遠く 
   6;00過ぎに起床、朝はラーメンを食す。この日は気候も暖かく、天気は曇り。8;30頃に空身で山頂を目指し出
  発。しかし、程なく急登に遭遇し、時間をかけて5メートルほどの登りを全員が登りきるが、その先のルートも同様に
  険しく、し、引き返す。
   テント場に戻り、撤収開始、10;00頃に下山を開始。帰りは、前日に来た踏跡を忠実に下っていく。11;00頃に
  林道終点に到着、ここからは、遠藤(博)さんと石川さんがスキーに履き替えて林道を進む。しかし、前日に遠藤(博)
  さんから、この場所は暖かいと雪崩の危険性があると指摘のあった場所に着くと、この日、数時間前に発生したと
  思われる雪崩の跡があり、斜面にはまだ雪崩てきそうな雪が残っている。声を立てないように、静かに一人ずつ通
  り無事に全員通過、思わぬ緊張を強いられた。
   夏であれば何でもない林道であるが、冬は本当に恐ろしい。13;20分頃に駐車場に下山。その後、碁点温泉で
  日帰り入浴、東根市内のかっぱ寿司で打ち上げし、15;30に解散。

   今回、神奈川県から山行に参加させていただきました。冬山は初めての経験でもあり、皆さんに御迷惑を
  おかけしましたが、とても楽しく印象に残る体験でした。また、西川山岳会の山行に加させていただきたいと
  思います。大変お世話になりました。



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 グループ登山・・厳冬の船形山(御所山)船形連峰
    //冷たく澄み切った空気/山頂からの眺め・冬山に感動//
          ・・・快晴・ポットにお湯と・行動食で/11;00には山頂到着・・・
    期  日  2017/1/28(土)〜29(日)
    山  域  船形山(1500m)〜宮城県  御所山〜山形県

 

    日  程
  
       ***1/28(土)
           8;00集合・宮城県内水面水産試験場・8;30発〜12;00三光の宮
           〜升沢避難小屋13;20到着(小屋・幕営泊)
       ***1/29(日)
           8;30避難小屋11;00着・山頂・12;00発〜12;10着・避難小屋
           〜12;30三光の宮〜13;30着・駐車場・・・解散


    参加 者  CL木村(裕)、SL佐藤(尚)、志田(勝)、石川、金井、
           高原、遠藤(敏)・・・7名

    記  録  文〜遠藤(敏)  写真〜遠藤(敏)・木村(裕)・佐藤(尚)

   船形山登頂日は、最高の天候で見渡す限りとても美しく感動した。厳冬期の空気は、大変澄み切っ
  ており、遠く飯豊連峰や朝日連峰まで見渡せた。東を向けば、広大な太平洋が見えた。山頂の大きな
  道標、避難小屋には樹氷が絡みつき、芸術的な光景を見ることができた。冬山が、こんなにも感動的
  とは思いもつかなかった。今回hじゃ、スキー班が5名、スノーシュー班が2名、合計7名のメンバーだ。


   
1月28日(土) 晴れ 地図読みの正確さを実感 升沢避難小屋に
   山形しや高畠町、庄内、いわき市など各地から、集合場所である宮城県内水面水産試験場に8;00集合し、
  身支度を整え、8;30には駐車場から歩き始めた。ブナ樹林帯のアップダウンを縫うようにして進んだ。今日
  は、我々より先に歩いたひとはいないようだ、以前歩いたひとのかすかな痕跡をたどりながら進む。スキーと
  スノーシューとも歩調を合わせたように歩けた。
   12;00頃、中間位置の日・月・星を祀る「三光の宮」に到着。石碑の立っている部分だけが高い岩場なって
  おり、スキーを外し登った。天候は晴れているが、東からの吹き付ける風で休むと寒さがしみた。見ると右手
  に明日登る山頂避難小屋が見えた、軽食を済ませませての歩きである。
 
   歩き出すとすぐに下りに入る。ブナ樹林帯の中に、ヒマラヤ杉だろうか針葉樹の巨木群を見ることができた。
  標高の割には、樹種が豊富と見た。リーダーが提供してくれた地図と各自のGPSを駆使しながら避難小屋を
  目指す。夏道と違いルート選定がとても重要だ、コンパスを地図の上に置き方向を定め目指す。ブナ樹林帯
  の中は障害物が多く、避難小屋は全くわからない。
   1時間ほど歩くと、升沢避難小屋が現れた。位置的に小屋をまっすぐに目指していたことになる。地図読み
  の正確さを実感した。大変参考にさせてもらった。避難小屋には13;20到着。玄関ドアは、雪で埋まっており
  備え付けのスコップで掘り起こし、やっとの思いで避難小屋に入る。室内は、綺麗に清掃され気持ちよかった。
  当初、避難小屋の内部は狭いことから外にテントを張ることにしていた。床に予備の備え付けの板がありこれ
  を使って場所を確保、室内に大型テントを設置した。
   共同装備をセットし、自分の荷物整理を終えテントの中に入る。暖房のためガスコンロに火を入れ、ほどなく
  暖かくなった。早速持ち寄った自然水で乾杯、喉を過ぎるのがここち良い。今日の夕食は、サブリーダーの佐
  藤(尚)さんが準備してくれた、美味しいキムチ鍋だ。白菜を刻んで、雪を溶かした大鍋で煮込んだ。自然水も
  進み山談義に華が咲く。このひと時が実に楽しい。
   疲れがいっぺんに取れる瞬間だ。最後に味の染み込んだ鍋にうどんを入れ満足するまで頂いた。21;00頃
  まで歓談し、テント内から食器鍋類を外に出し、寝袋に入り就寝。外は、生憎の強い風の音。ドアや窓をたたく
  音が夜遅くまで続いた。

   
1月29日(日) 快晴  
一面の真っ白い雪面が広がった
   朝6;00に起床。外に出てみると前日の風が全くなく無風、そして快晴である。朝食は定番のラーメンだ、今
  回は味噌だ。しっかりと頂いて準備に入る。船形山山頂へは、ポットにお湯や行動食などだけ持って、あとは
  小屋に置いていく。
 
 
 
 
   昨晩冷え込んだことから、雪はしっかりとしており、山頂を目指し8;30に避難小屋出発。スノーシュー班も軽
  やかな足取りで進んだ。低木帯を抜けると、一面の真っ白い雪面が広がった。実に気持ちがいい。視界を遮
  るものは何もなく感激した。当初より1時間遅く小屋を出発したにもかかわらず、11;00には山頂到着。
   山頂からの眺めは、冷たく澄み切った空気から、全てを見渡せた。冬山がこんなに感動するとは思わなかっ
  た。感謝の言葉もないほどである。山頂では、1時間ほど堪能。各自素晴らしい思い思いの景色を目にして下
  ることになった。
   下りは、雪が硬いことから気持ち良く滑れた。小屋到着は、12;10。小屋の荷物を撤収格納し、同じ道を下
  ることになる。「三光の宮」までは、登りになることからシールを装着しての歩きだ。好天候に背中を押され、快
  適に歩けた。「三光の宮」到着12;30。日曜日の快晴であり、大勢のスキーやスノーシューを付けた登山者と
  すれ違った。
   ブナ樹林帯に入ると、雪がやわらかになり、自分の場合うまく滑れなかった。急なところは、怪我をしないよう
  スキーを外し担いでおりてきた。駐車場13;30着。みんな握手を交わし、今回の山行に感謝した。駐車場から
  は、各自各々帰路についた。
   最後に今、回の山行をプロデュースしてくださったリーダーの木村(裕)さんに感謝したい。随時の的確な情報
  提供と難しい調整に、心からお礼申し上げたい。実に楽しい経験を重ねることができ、心から感謝します。



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 グループ登山・・厳冬の二王子日本二百名山
    //1140mで撤退の号令地吹雪と降吹雪でホワイトアウト//
          ・・・出発地点から頂上まで標高差1320m/来年もまた再挑戦を・・・
    期  日  2017/1/21(土)〜22(日)
    山  域  二王子岳(1.420m)〜〜〜新潟県


 

    日  程  
       ***1/21(土)
           8:00・南俣集落―9:30・二王子神社―10:001合目―11:30・・3合目一
           王子避難小屋―14:30・5合目独標標高1.000m(幕営泊)
       ***1/22(日)
           5:00・起床7:30―9:30・1.140m地点―10:00・独標幕営地―11:30一
           王子避難小屋―13:00・二王子神社―14:00・南俣集落―14:20・あや
           めの湯入浴・・・解散


    参加 者  CL金井・SL石川・遠藤(博)・木村・佐藤(尚)・・・5名
    記  録  文〜石川  写真〜遠藤(博)・木(裕)・佐藤(尚)


   日本二百名山の二王子岳は、加治川と胎内川に挟まれた南北20kmにわたる飯豊連峰前衛の
  巨峰であり、新潟県民から広く愛され親しまれている信仰の山である。

   1月21日(土) 遠い遠い一合目、地元の方と一緒・登りのガイドを
   南俣集落に8;00集合。駐車場はないが道路を広く除雪してあり、冬山登山の人は、ここに駐車するよう
  にと看板があった。出発準備をしていると、一台の車がやってきて、単独の男性とあいさつを交わす。彼は
  田村さんという新潟の方で、明日のパーテイを組んでの登山に備え、「一王子避難小屋」までトレース作りを
  兼ね偵察に行くらしい。
   彼は、二王子岳が好きで、なんと年間50回も登っているとのこと。我々と一緒に登り案内してくれることに
  なった。出発地点は、標高100m、山頂は1420mなので標高差で1320mも登らなければならない。二王
  子神社までは、林道を時々ショートカットして進んだ。神社手前の参道には、今まで見たこともない杉の巨木
  が立ち並び圧倒される。
   姫田川の最上流部の「太鼓橋」を渡ると、最大の巨木「登龍杉」がある。幹回り720cm樹高30mもあり樹
  齢は、はっきりわからないが、ズドーンと真っ直ぐ天に突き上げ聳え立っている。物凄い迫力だ!!。ここか
  らすぐに二王子神社に到着、登山の無事を願う。
   神社前は、ャンプ場になっているそうで、水場、炊事場、トイレなどあり、炊事場には登山届のノートがあり、
  記帳してから出発。雪のない時期は、ここが登山口になる。30分ほど登ると、1合目の看板が出てきた。冬
  なので、出発から2時間もかかってやっと1合目だ・・・。一同ガックリ来る。
   しばらく谷筋を登り、雪が深くなってきたところ、でトップの田村さんが夏道を外れ、右側の顕著な尾根にと
  りつく。雪が深いときはこのルートが良いという。我々がGPSに入れてきたルートは、その反対側の左側の
  尾根を登るルートだったので全く違っていた。そのルートでも登れるそうだが、ここより雪が深いらしい。先頭
  を田村さんがラッセルして登る。空身とはいえ、物凄いパワーでガンガン進んでいく。
   しばらくすると、「一王子避難小屋」に到着。半分以上埋まっている。それでも例年より1m以上少ないそう
  だ。中に入り休憩する。板張りで綺麗な小屋だ。中でジャンボテントを張るスペースがあり、今日はここでテ
  ントを張ろうという気早な声もあったが、リーダーから気合を入れられ、上を目指すことになった。
   田村さんは、日帰りだが、有り難いことに時間の許す限り上までラッセルしてくれるとのことで、お言葉に甘
  えることにした。我々より先に出発して、なんと5合目の「独標」までトレースを付けてくれた。ラッセルが終わ
  り、上から降りてきた田村さんと握手を交わし、明日の再会を約束し別れる。本当に大助かりで有り難とうご
  さまでした。
   5合目の独標に到着。ここは標高1000m、コンクリート柱が立っており、数字が書きこまれている。積雪は
  2m70cmあった。平らで視界が開けていて新発田市が望める場所だ。今夜の夜景を楽しみにこ、こにテント
  を張ることにした。結構風があり、張り綱を四方に張る。
 
 
   テントに入り、今日の行動と明日の登頂を願い、まずは自然水で乾杯!く〜!しみる〜!!。今日の食坦
  当は、木村(裕)さん、野生のマガモの鴨鍋である。新鮮で臭みもなく、肉とレバーの中間のような味で絶品
  だ。木村(裕)のお父さんありがとうございます。リーダーのマグロやしめさば等、海の幸もどんどん出てくる。
   ここで、いきなり佐藤(尚)さんがケーキを出す。明日が、リーダーの誕生日だそうで、サプライズなプレゼン
  トにリーダー泣いて喜ぶ!!。それに〆の鴨南蛮も最高においしかった。楽しい夜は更け、明日に備え、い
  つもより少し早くシュラフに潜り込む。

   1月22日(土) 夜中から強風/テントが”ひしゃげる”ほど
   3時頃からジェット機のような轟音が上空で唸りはじめ、それがだんだん下に降りてきている。テントに吹き
  付ける風と雪の音で、外は猛吹雪なのがわかる。5時に、リーダーから起こされストーブに火を入れる。コー
  ヒーを飲みながら、今日の作戦会議。全員一致で下山することになった。
   張り綱がバチンと外れ、テントが一瞬でひしゃげ、ストーブの火が消えそうになるほどだったが、夜明け頃に
  は強風は、次第に弱まってきた。リーダーが外に出てみると、徐々に穏やかになり、少し青空が見えるという。
  言動から上に行きたいオーラが伝わってくる。一旦下山すると決めたが、テンションにねじを巻きなおして、頂
  上を目指すことになった。
   テントはそのままに、空身で、昨日の全くラッセルゼロを、カンジキ隊が先頭で出発!!。しかし、いきなり腰
  まで沈む!、これは不可能です!!20mほどで即交代する。3mラッセルすると云って20mもやったのだから
  上出来だと誰かさんが云っている。
   出発時はそうでもなかったが、上に行くにつれ吹雪になってきた。1時間ほど進み、最初のスキー場のような
  急斜面は、雪崩の危険があるため、一人ひとり間隔をあけ尾根にとりつく。ここからは左後方に二王子のス
  キー場が見える。急登を登り切り、一旦平たんな場所にでて、二つ目の急斜面を登る。ここも雪崩の危険があ
  るため、夏道より左側の尾根を登った。
   ますます吹雪はひどくなり、視界がなくなってきた。登り切ると状況はさらに悪化、日本海からの強風をまとも
  に受ける地形のためか、木々も少なく、地吹雪と降吹雪で完全なホワイトアウトになった。標高は、1140mテ
  ン場から140m登るのに2時間もかかった。
 
   ここで休憩し、少し様子をうかがうが、好転する気配はなくリーダーから1140mで撤退の号令が出て、下山
  することになった。下りは早い早い、あっという間にテン場に到着。テントを撤収、カンジキ隊を先頭に3合目の
  「一王子避難小屋」まで下る。昨日のトレースは消えていた。
   小屋に到着し中に入ると、田村さんの仲間の2人の女性がマットを敷きストーブで小屋を温めてくれていた。
  この小屋は、ストーブがおいてあり、灯油を背負って来れば誰でも使用できるそうだ。靴を脱いであがり大休
  止。まもなく、田村さんたちも到着。総勢10名で、こちらも野生鴨鍋パーテイをするそうだ。昨日のお礼と朝日
  連峰での再会を約束し小屋を後にした。
 
   下る途中から風がなくなり、雪が降り始める。山には結構な登山者が入った踏み跡があり、人気の山だと感
  じられた。二王子神社に到着休憩。杉の巨木に再び驚き、林道を下るころには本降りとなり、深々と降る雪の
  中をただただひたすら歩き、飽きてきたころにようやく車に到着13;10。無事下山に握手を交わす。佐藤(尚)
  さんは、帰路が反対の為、ここで一旦解散。山形組は「あやめの湯」で汗を流解散となった。

   二王子岳は、春から秋の時期は比較的登りやすい山だと言われている。しかし、1月2月の厳冬期は、南俣
  集落からの出発となるため、距離も長く標高差は1320mにもなる。重荷を背負って深雪のラッセルは、厳しく
  かなり時間を要する。又、日本海から直接吹き付ける強風のため、頂上を見せる日が少ないのだそうだ。新た
  に登る方法を考え、来年もまた再挑戦して眼前に迫る飯豊連峰を、眺めてみたいと思う。



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 〜〜西川山岳会・・新年会2017日暮沢避難小屋〜〜
     //今シーズン最大の寒波何と先行者のラッセル跡が!//
          ・・・総勢9名の参加、例年になく少ないうえに高い平均年齢??・・・

 

    期  日
  2017/1/14(土)〜15(日)
    山  域  朝日連峰  山形県・朝日連峰登山口/日暮沢避難小屋

    日  程  
       ***1/14(土)
           8:00ゆったり館(大井沢温泉)⇒8:30根子集落〜10:00アメリ
           カ橋〜12:00日暮沢避難小屋(新年会・泊)
       ***1/8(日)
           9:00日暮沢避難小屋〜10:30膳棚ダム〜12:00アメリカ橋〜
           14:00根子集落⇒ゆったり館(大井沢温泉・入浴)⇒着16;00・
           西川町間沢/一松蕎麦17:00遅い昼食・解散


    参加 者  渋谷、佐藤(仁)、、鳴海、木村(京) 、宇野、遠藤(博)、遠藤(敏) 
           佐藤(辰)、草g・・・9名
    記  録  文〜草g  写真〜草g、渋谷


   1月14日(土) 13;00を待たずに新年会
              事務局長が背負ってきてくれ牛鍋

   今シーズン最大の寒波が到来し、早朝のラジオは、列島あちこちでの大雪を伝えていた。8;00にゆった
  り館に集合した面々は、総勢9名、例年になく少ないうえに平均年齢が高い。もしかしたら、アメリカ橋あ
  たりまで行って、帰って来るのかなと思っていたのは、私だけじゃなかったと思う。
   降り続く雪にため息をつきつつ、根子集落に車をデポ。林道に入ると、何と先行者のラッセル跡がある。
  今まで、長い間、日暮沢避難小屋で新年会を開催してきたが、初めての事だと会長もびっくり!。知り合
  いかな?・・何処まで続いているのかな?・・と想像を巡らせ、ありがたく踏み後を辿ることができた。それ
  にしても、楽々膝上まである重い雪のラッセルしているのは、半端じゃない体力だ、いくら進んでも全然追
  い付く気配もない。
   1時間30分でアメリカ橋到着。容赦なく降る雪の中で大休止するも、止まると寒いので、休憩もそこそこ
  に歩き出す。踏み跡は、ずっと続いている。小1時間で膳棚ダム着。ここは、雪崩の巣、例お念通り慎重
  に歩を進める。無事、全員通過しホッとするが、相変わらず断続的に雪は容赦なく降り注ぐ。しかし、風が
  ないので少し助かる。
   膳棚ダムからは、もう少しという気持ちと、踏み跡のおかげで、あっという間に、小屋前の日暮沢に到達。
  沢の水量は少なかったものの、渡渉後の小屋までの深雪(ツボ足)数十メートルに皆苦労し、12;00よう
  やく小屋に到着した。
   なんと、小屋には、先行ラッセルしてくれた方々が待っていてくれた。くしくも、知り合い大朝日岳避難小
  屋管理人の阿部さんとヤハギ(矢萩??)さんであった。さらに、これからハナヌキ峰に向かうと言う。お2
  人にラッセルのお礼を言い、
 
   我々は、早速宴会準備班(設営)と水汲み班に分かれ行動開始。さすが、こうなるとキッチリ統制が取
  れ、動きも機敏になるから不思議だ。13;00を待たずに、新年会開始。ストーブは、煌々と燃えている
  のに小屋内は寒い。熱燗で内部から体が暖まった頃、小屋も暖まる。日帰りという佐藤(辰)事務局長が
  早々に帰り支度をしている。今日の献立は、事務局長がすべて背負ってきてくれた食材での牛鍋。その
  事務局長は日帰りの準備、慣れないスノーシューでの同行なので、皆帰りの無事を祈り見送りをする。
   3階の就寝予定者は、マメタンを熱し、コタツの準備をしている。そこに、今日の功労者である阿部さん
  ヤハギさんが小屋に帰ってきて宴会に参加、さらにパワーアップし、夜遅くまでにぎやかな声は続いた。

   1月15日(日) 7人で15人前の板蕎麦をペロリ
   次の朝は、さすが日暮沢避難小屋、天気の悪さも手伝い夜が明けず、皆7;00頃に起床。3階に寝た
  方々は、予想通りコタツで雑魚寝したらしい。お湯を沸かし、コーヒータイム。朝食は、夕べの残りのうど
  んを平らげ、9;00にようやく小屋を出発できた。
   阿部さんらは、天候を見てハナヌキ峰方面に向かうと言っていたので、我々だけでのラッセル開始で
  ある。出発はしたものの、昨日からの降雪で、ほとんどトレースは消え、膝上まで沈む重い雪、最初50
  mで交代していたラッセルも、30m・10mと交代が早まり、膳棚ダムを目前に、「雪上車でも来ないか
  なー」と弱音を吐いた途端、後ろから、雪上車ならぬ昨日の二人が颯爽と我々を追い抜き、ラッセルを
  変わってくれた。
   幅広の深雪用スキーを履いているとは言え、凄いパワーである。昨日より、更に雪の付いた膳棚ダム
  サイドを、更に慎重に通過し、時々ラッセルを交代する。12;00、ようやくアメリカ橋到着。この頃は、雪
  もやみ、日差しが差し込み、疲れた体を癒してくれた。帰りも、阿部さんらのラッセルに助けてもらったも
  のの、疲れた体を引きずりながら、14;00頃ようやく根子集落到着。
   ようやく温泉にと思ったが、デポしたお覆い被さッた雪から車をすべて掘り出し、温泉に着くのにさらに
  1時間を要した。お腹が減りすぎ「ゆったり館」での入浴もそこそこに、間沢の「一松蕎麦」になだれ込ん
  だ。ずいぶん到着が遅くなりましたと、お詫びしながら、7人(仙台の1名パス)で15人前の板そばをペ
  ロリ。
   お手伝いにきていた美人の娘さんもビックリ!・・・ 。お昼のはずが、夕食になってしまった。お腹も満
  たされ、ここで解散。山スキーでの、長かった二日がかりの新年会であった。 


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 〜〜グループ登山・・冬の荒沢山朝日連峰/最南端〜〜
     //再挑戦・2年越し/11;05・荒沢山・ついに登頂!//
            ・・・積雪少なく・容赦なく攻撃してくる棘藪・藪に苦戦・・・

    期  日
  2017/1/7(土)〜9(月)
    山  域  荒沢山(1038m

 

   日  程  
       ***1/7(土)
           道の駅おぐに(7:00)⇒金目集落出発(212m地点) (7:45)〜砂防堤
           (林道最終275m地点)(9:25)〜マザーツリー(430m地点) (10:30)
           〜長松山(870m地点) (14:25)〜テン場(820m地点) (14:50)・::
           幕営泊
       ***1/8(日)
           起床(5:00)・テン場(7:30)〜 飯豊連峰ビューポイント(900m地点)
           (9:25)〜荒沢山山頂(11:05) 〜テン場(13:10)・幕営泊
       ***1/9(月)
           起床(5:00)・幕営撤収出発(7:25)〜長松山(7:40)〜 マザーツリー
           (9:25)〜砂防堤(林道最終地点)(9:45) 〜金目集落出発(11:10)
           ⇒道の駅おぐに・お風呂・金ちゃんラーメン・・・解散


    参加 者  CL木村(裕)、SL遠藤(博)、佐藤(尚)、仲野(岳友)、
           滝田(岳友)・・・5名
    記  録  文〜滝田  写真〜佐藤(尚)、遠藤(博)、木村(裕)


   1月7日(土) 藪との戦い〜「もう一泊しよう!」の一言〜
   7;00「道の駅おぐに」に集合。積雪量は例年に比べてかなり少ない。年末の小国町はほとんど積雪が
  なかったらしい。荒沢山は藪の山、藪が埋まってることを祈りながら金目集落へ移動。車を停め、集落の
  かたへ挨拶をする。山の状況を聞くと、やはり今年は雪がかなり少ないらしい。挨拶を済ませ、荷物分担
  をし、7;45元気に出発!

   今回は、5人中4人がスノーシュである。ここで、遠藤(博)さん「こりゃ〜、スノーシュの出番だな!任せ
  た!・・」一同、「えー-??--スノーシュ貸しますよ!」,、そんな会話をしながら、澄んだ金目川沿いの林道を
  進む。間もなく樹齢50年以上の広大な栗の木が広がる「まみの平栗園」に到着。
   栗園を過ぎ、木村(裕)さんが考えてた尾根へのルート場所に到着するが、・・藪。今回の雪の状況では
  この先の砂防堤に行く途中にある崖は、雪崩れる心配もないだろうと判断し、砂防堤方面から登ることに
  する。遠藤(博)さんは、「いいね〜、こんな風にいろいろルート考えながら歩くのいいね〜」と楽しそうにし
  ている。
   林道最終地点に到着する。立派な砂防堤が顔を見せた。ここでルートミーティングと小休憩。砂防堤よ
  り先を右に回り込み、緩やかな箇所を行き尾根に取り付くルートで決定する。ここからは、若干積雪量が
  増えたが、作業道のおかげで予想以上にスムーズに進むことができた。
  足取り軽く軽快に、和気藹々に進む。進む。進む。
       ””!!・・・””
   棘の藪が、目の前に。本来、積雪量があればもう雪の中に埋れてるはずの棘藪は、「ここを通さないぞ
  !」と言わんばかりに立ちはだかる。こんなことで負けるわけない!と果敢に棘藪を進むが、
     「痛い!いだい!!いだいよぉ〜!!」
  容赦なく攻撃してくる棘藪。距離にしてたったの数十メートルのわりには時間を費やしながら進んだ。これ
  から先、どんな藪が待っているのか不安になる。
   苦戦した棘藪を通り過ぎここからは、少し急になるが、尾根への取付点には、あっという間に到着。ここ
  は、広く平らで休憩するにはちょうどいい場所だった。目の前に、大きなブナの木、明らかに周りのブナの
  木とは大きさが違う。まるで、この辺のブナ林の主のようだ。このブナの木を、「マザーツリー」と呼ぶこと
  にした。
   ここからは、先ほどと違って藪がない。人が来ない静かなブナ林は、動物達の天国のようだ。ブナ林を駆
  け抜ける小動物達の足跡がたくさんある。堪能しながら歩くと、細い尾根にさしかかる、そしてまた藪が始
  まった。藪の中突き進む。長松山まですぐそこなのだが、
      ””!!・・・””   「ここは任せろ!」
  突然立ちはだかる急勾配。佐藤(尚)さんが挑む。ズルズ・・・急すぎてスノーシュでは進めない。「ここは任
  せろ!」沈黙を破り遠藤(博)さんが声を上げ登り始めた。かんじきでガツガツ登っていく。続いて枝を掴み
  ながら登っていく。やっと長松山に到着した。時間は14;25。
 
   この先ヲ降りた平場で幕営することにする。幕営場所まで、藪を下ること25分、平場に到着。幕営しやす
  いように雪を盛ってならす。幕営完了。そして、今日一日の健闘に乾杯!。本日のメニューは、鶏団子鍋で
  途中見つけたカンタケを投入する。
   ここで、遠藤(博)さん、「この様子だと明日、荒沢山山頂に行って麓に降りるのはきついな。もう一泊しよ
  う!」その一言で1泊延長になる可能性が高くなった。ここで、問題なのが集落に日曜日に降りてくることを
  伝えてしまったこと。電波が通じたので、それぞれ家族や会長に連絡をする。明日の分の飲み物類を残し
  就寝。

   1月8日(日) 最高の天気〜再び藪との戦い〜山頂・全員で万歳
   5;00起床。昨夜の残りにラーメンをいれ朝食の支度をする。なんだか微妙な味だった。テントから出る
  と荒沢山に登る私たちにエールを送るように山容ガ輝いている。最高の朝を堪能。
   7;30荒沢山に向かって出発。雲海が輝いている。「!!!!」感動しながら歩くも、すぐに藪が出現。2
  日目も甘くないことを覚悟しながら進む。先頭の木村(裕)さんが、「ここやばい!」と言う。見ると木村(裕)
  さんがいる場所は、木に積もった雪の上。他にルートはない、ヒビ割れしないようになるべく木の幹に近い
  方を歩く。

   そして、藪を進みながら痩せ尾根進む。私たちが登っている後方には、飯豊連峰が広がっている。まる
  で、今日の登頂を後押ししているようだ。840m地点、ようやく藪がなくなる。ここからは」、荒沢山を見なが
  ら雪庇に気をつけながら進む。どんどん近づいてくる。時折、遠藤(博)さんの雪にはまった声を聞きながら
  荒沢山へ進む。
 
   11;05荒沢山、ついに登頂!。飯豊連峰や蔵王がくっきり展望。二年越しの荒沢山・山頂。全員で万歳
  をして写真に収まる。感動だ。ここで昼食をとり、幕営場所へ向かう。一度通ってるため、すんなり降りられ
  た。13;10、二時間で幕営場所に到着。

   登頂の祝杯をあげるため、予定通り連泊することになった。本日の夕ご飯は、食材をすべてかき集め春
  雨・高野豆腐入りラーメンを食べ、ほどよく飲んだら就寝。

   1月9日(月) 無事に金目集落へ下山〜温泉へ移動
   5;00起床。それぞれの行動食で朝食をとり、コーヒーを飲んで、テント撤収作業を行う。7;00下山開
  始。昨夜に降雪があったものの、トレースはしっかりある。トレースの上には、ウサギの歩いた跡もある。
  7;20長松山に到着する。しばし談笑して、マザーツリーへ向かう、度々滑るが問題なし。
 
 
   途中、カンタケを取った木で他にないか探す。高い上の方には、まだカンタケがあった。木村(裕)さん
  「取る?」、一同「いらな〜い」とのこと。キノコは無視して進む。11;10、無事に金目集落下山する。民家
  に下山報告をし、道の駅に移動する。温泉に移動し、ラーメンを食べ解散。