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 R2、第1回理事会開催(新型コロナウイルス感染防止関連)   R2Gツアースキー・月山~肘折温泉4/11~12  R2月山スキー姥沢~月山~北月山壮4/4  大井沢の湯豆腐食べる会&月山スキー3/28~29   単独、台湾五岳/王山6/7~10  G登山、ツアースキー八甲田大岳3/14~15   G登山、出羽丘陵/冬の弁慶山登山3/7~8  G登山、白神山地・田代岳スキー山行き2/29~3/1   G登山、東栗子・・高畑駒ヶ岳縦走2/22~23       R2蔵王仙人沢アイスクライミング2/8~9   G登山/白森沢渡黒伏山2/1~2  G登山/厳冬の鳥 海山へ1/25~26   R2新年会/日暮沢避難小屋1/48~19   G登山・奥羽/冬の翁山
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   2019/12/31までの山行報告へのリンク
山行き報告
                       報NO 037 (2020/1/1~2020/6/30
 

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西川山岳会・R2/第1回理事会西川町/間沢
     ・・・新型コロナウイルス感染拡大防止//
            //当山岳会・活動関連の対策協議・・・


   期  日  
2020/5/24(日)
   場  所 
 西川町/間沢    ”一松蕎麦店”

   参 集 者   会長、副会長、理事、幹事・・9名

   記   録   記録~事務局長


   協議:1、前期事業の結果について
       (1)、前期事業の結果について
           ①、既報(HP)のとおり・・・新型コロナウイルス感染拡大(山形県内にも)収束対策
            のため、当会の行事活動を自粛(6月中旬まで)した。。
           ②、朝日連峰の西川町菅内避難小屋(竜門山・狐穴・天狗山)でのGW期間、山小
            管理人常駐を中止した。

   協議:2、後期事業についいて・・・新型コロナウイルス感染症対策に対応(県の指導)
       (1)、朝日連峰・避難小屋の受け入れ態勢について(6/1~)
           ①、避難小屋では、3密を避ける。
           ②、避難小屋利用者は、マスクを着用。
           ③、避難小屋は、週1回、共有部などの消毒をする。
          別①,、R2・西川町菅内避難小屋の管理期間を6/20~10/11とする。
          別②、R2・々避難小屋の管理人常駐期間を7/18~8/16とする。
       (2)、朝日連峰・月山の夏山開きについて。
           ①、朝日連峰の夏山開き(6/21)は、原則(多勢集合)中止とする。神社責任役員
             のみで例祭を行う。
              当山岳会は、竜門山・狐穴・天狗山の各避難小屋で,、各々の登山(宿泊〉者が
             小屋管理人の指導で、山小屋開きを兼ねて夏山開きを行う(既報のとおり)。
           ②、月山の夏山開きは、現在、動向は不明であるが、当山岳会は予定通り登山を実
             施する。神社主催の多勢集合の夏山開きが行われた場合は合流する。
        (3)、当会主催の県外登山
         
  ①、R2計画の町民登山・至仏山、夏山合宿・剣岳などは、中止する
       (4)、R2、今後の当会山行きの進め方について。
           ①、今後の当会行事・活動については、新型コロナウイルスの感染動向やその他の
             諸情勢を見極め、理事会において協議しレ進める。
       (5)、朝日連峰保全協議会の活動について
           ①、R2、朝日連峰保全協議会の行事(保全活動)は、中止となる。

   協議:3
 その他について
        (1),、西川山岳会の会員統一シャツなどの作成について
            ①、最近、多くの新入会員がおり、会統一のシャツなどの作成が必要になり、その作
             成の具体化を事務局長に一任した。



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~~Gツアースキー月山~肘折温泉姥沢/肘折~~
    ・・・山頂裏から滑走に・モナカ雪*シュカブラ*重荷//
            //ドスン・ゴロンと転がりながら少し下る・・・

        ~~雪の無い大森山への登り、ヘロヘロ//
                //小残雪・今年も山頂レストラン開店~~

   期  日  
2020/4/11(土)~12~12(日)
   場  所 
 月山(1984+Xm)~肘折温泉

 

   日   程
     *4/11**

         7;40姥沢駐車場~9;30リフト上駅~10;00装束場分技~11;00
         牛首通過~12;20月山山頂~13;00千本桜~13;20・1100付近
         ~14;30立谷沢川の橋~15;30橋出発~16;00念仏ヶ原~16;40
         念仏ヶ原避難小屋到着(泊)
     *4/12**
         8;10小屋出発~9;30小岳~10;00赤沢川~10;45猫又沢~11;00
         登り返して滑走・トラバース~12;00大森山の手前~12;30大森山山頂
         ~14;20道路~14;40最後の休憩~15;15車に到着~18;00過ぎに
         姥沢駐車場到

   参 加 者   柴田、上野・・2名
   記   録   記録文~柴田  写真~柴田、上野



   10日の19;00、 自宅より肘折に向けて出発。20;20肘折の除雪終了地点に、帰りの車をデ
  ポ、西川町に向かう。22;30、”道の駅にしかわ”で車中泊。


   4/11(土) 晴れ 山頂ガス
   5;00起床。7;00過ぎに出発。途中のコンビニで買い物を済ませて、7;40姥沢駐車場に到着。
  知った顔が数名、あちこちと話しをすると、青空なのに、雪でリフトが廻らない!との事。駐車場に
  は、真っ白い新雪が30cm程。あわてて準備をして、ここからシールを張っての出発と成る。 
 
   荷物が重くて中々進まない。途中までの同行者と、大汗をかいて9;30リフトの上駅。一休みして
  姥が岳を回り込む。10;00、装束場の分枝 柴灯森を抜けて牛首を通過。11;00休憩を入れて
  クトーを装着、鍛冶小屋下の急斜面に架かる。この頃からガスが架かり始める、カリカリの斜面に
  新雪が所々、真っ白な中、鍛冶小屋跡へ。そして山頂12;20。
 
 
 
   時々視界が出るが不安定。すぐにシールを剥がして、滑走に入ろうとしたとたんに、真っ白、恐る
  恐る落として見るが、・モナカ雪・シュカブラ・重荷と、ドスン・ゴロンと転がりながら少し下げると視
  界が出て来た。大雪城の先には、千本桜その後ろには念仏ヶ原・葉山と見えるようになって来た。
 
 
   山頂裏のボールから、大雪城にステージを移して下って行く。途中で、膝が笑ってしまい何度も
  休憩して千本桜を目指す。13;00、千本桜で昼食の予定だったが、風が強いのでもう少し下る
  13;20、1100m付近で遅い昼食。14;00立谷沢川の橋を目指して下降開始。雪が腐って来
  た。14;30橋に到着。何処も完全に口が空いていて横断不能今晩のおかずを頂く。
 
 
   15;30、念仏ヶ原に向けて登り返す。小雪で途中には穴在り、高巻き16;00念仏ヶ原に到着。
  休憩して、歩き出すが中々進まない。疲れて来た頃やっと小屋、16;40小屋に到着。二階の雪
  囲を外して小屋中に入る。装備をばらして夕食の準備、布団も毛布も有り、寝袋なんて要らない
  貸し切りの宴会は遅くまで続いた。

   4/12(土) 抜けるような青空
   4;30起床。今日は抜けるような青空、快晴が約束されている。写真撮影に勤しむ。モーニング
  コーヒーを済ませ6;00に朝食。7;00過ぎから出発の準備。8;00には、小屋を出て入り口に雪
  囲いを戻す。8;10小屋出発。
 
   裏の山に登ると、朝日連峰が顔を出し、蔵王や雁戸山、何かもみんな綺麗に見える。快調に進
  んで、9;30小岳。ここで、シールを剥がして滑走に入る。国立公園入口の看板から、尾根を滑っ
  て赤沢川まで一気に落として、登り返す。10;45赤砂山を巻いて猫又沢に入る。ここは、いつも
  の急斜面。やはり、今年は割れだらけ、それでも割れの間隙を突いて舞い降りる。11;00何とか
  下って沢底からの登り返し、尾根を下って長い長いトラバースに入る。
   
 
   12;00、沼の先 大森山手前の鞍部でシールを張るが、雪の無い大森山への登り、ヘロヘロと
  登り、何とか残雪にたどり着く。ここからは、シールに物を言わせて山頂へ。13;20、今年も大森
  山山頂レストランの開店と成りました。
 
 
   14;00山頂から滑走開始 割れを迂回して北尾根に乗る。14;20無事に道路まで下って、そ
  のまま推進滑降。道路を少し登り返す。14;40最後の休憩・つづら折りの道路を下る。少し雪が
  切れる所、所々在り、15;15除雪終了の車デポ地点到着。
   温泉館に向かうと、車が1台も無い。貸し切り状態で温泉に浸かって疲れを癒す。16;20志津
  のゲートが心配なので、西川町に向かう。途中で高速を使い、18;00過ぎには、姥沢駐車場到
  着。車を回収して解散、家路に付いた。・・・柴田



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~~Gスキー登山月山スキー・姥沢//北月山壮~~
     ・・・鍛冶小屋下・ブルーアイス状態//
           //意地・何としてもスキー装着で登る・・・

        ~~シールを剥がし”月見ヶ原”方向へ//
                //快調に飛ばす・佛生池小屋へ~~

   期  日  
2020/4/4(土)
   場  所 
 月山(1984+Xm)・・姥沢~月山~北月山壮

 

   日   程
     *4/4**月山スキー

         7:30 姥沢駐車場  8:00 リフト下駅  8:40 登行開始
         9:30 装束場分枝  10:00 牛首通過  11:00 山頂 滑走開始
         11:30 佛生池小屋  12:00 弥陀ヶ原の小屋   13:00 983ピーク
         14:00 北月山荘  

   参 加 者   柴田、蒲生・・2名
   記   録   記録文~柴田  写真~柴田、蒲生


   4/48(土) 朝から快晴
   姥沢駐車場には、パラパラと駐車していた。スキーを担いでリフトに向かう キャタの跡がカチカ
  チに凍っている。下駅で登山届を出してリフトに乗る。上駅から登行開始、だいぶ気温が上がって
  来てシールだけで登行可能。
 
 
   金姥を回り込み,装束場の分枝に出ると、無線が入る。矢作塾は、竜門に向かっているとの事で
  ある(リフト上駅からも無線が入るが詳細不明)。牛首の先でクトーを装着。鍛冶小屋下はカチン
  コチンのブルーアイス状態。慎重にクトーを効かせて一歩一歩進む、ここでコケたら振り出しにだ
  け・・では済まされない。リュックにアイゼンは有るのだが、そこは、スキーヤーの意地 何としても
  スキー装着で登らねば!・・・。斜度が緩み始め白い雪を辿って鍛冶小屋跡へ。
 

 
 
   鳥海山がぽっかりと浮かんでいる。鍛冶小屋の上は、岩がゴロゴロの中 山頂に向かう。山頂
  神社にお参りを済ませて祝杯。大雪城は、賑やかになりそう。私らは、シールを剥がし”月見け原”
  方向へ、最初はガリガリでスタート、間もなく調子良くなり、スキーが走る走る。1850付近で、少し
  雪が切れるが快調に飛ばす。1828を巻いて佛生池小屋。膝がガクガクに成り、休憩。
 
 
   鳥海山から新庄神室・鬼首方面・御所山と視界抜群。少し登り返して1758から八合目、弥陀ヶ
  原へ滑り込む。弥陀ヶ原の小屋でのんびりと昼食。この辺りから雪が腐り始める。道路づたいに
  下って1200から北に向かう。
 
 
   

   1110に登り返してスキーを履。北に向かって滑り983に登り返す。休憩を入れて最後の滑り三
  角峰から沢沿いに落として鶴巻池。ここから道路を登り返すが雪が無い、わずかな残雪を拾って
  進むが途中で断念。最後はアスファルトを歩いて北月山荘へ。風呂には、美人の支配人に案内し
  て頂きました。



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~~大井沢の湯豆腐食べる会&月山スキー~~
    ・・姥ヶ岳・上駅付近は、ガリガリのアイスバーン//
       //湯殿山へ・一枚バーンを颯爽とぶっ飛ばす・・・


        
~~沢山の差し入・遠慮なく頂きながら//
              //大井沢の湯豆腐で春の懇談会開始~~

   期  日  
2020/3/28(土)~29(日)
   場  所 
 大井沢/西川町大井沢支所・・月山/姥ケ岳~湯殿

 

   日   程
     *3/28**月山スキー班の記録
       
 志津8:00⇒姥沢9:00→リフト上駅10:00→石跳川11:00→
        湯殿山12:00→ネイチャーセンター14:00⇒大井沢温泉⇒
        大井沢支所16:00


   参 加 者   スキー ~佐藤(辰)、柴田、大江、蒲生、今川・・・5名
           湯豆腐~会長、佐藤(辰)、柴田、大江、今川、石川、志田、
                板坂、高原、宇野、関原・・・11名

   記   録   記録文~佐藤(辰)  写真~今川


   3/28(土) 曇り のち晴れ
       ~~~スキーツアー””姥ケ岳~湯殿山””~~~月山スキー
         天気は良いが風は寒い

 

   何と言ったって、今年は極端な少雪。姥沢までの道路開通が例年より2週間も早いのだから、こ
  れを利用する手はない。姥沢で準備し、リフト上駅までシールで登る。上駅付近は、ガリガリのアイ
  スバーンで、姥ヶ岳山頂へ登っても、これでは快適な滑走は望めないと、ここから滑り始める。
 
 
   大斜面をトラバースし、姥ヶ岳南斜面を石跳川目がけて一気に!!・・と、気持ちだけ。ガリガリ
  のため、横滑りで相当下る。樹林帯になってやっとジャンプターン。オ!!・・今川君・・意外とやる
  ね!!・・初めて彼の滑りを見たが上手じゃないか。
   
 
 
   石跳川で休憩し、湯殿山へ登る。天気はいいが風は寒い。山頂には、スノーシューグループもお
  り、賑やか。雪庇の陰で風を遮り昼食休憩。さあ、一枚バーンを颯爽とぶっ飛ばす・・つもりであっ
  たが、表面ガリガリ、中アンコ。曲がらねー・・・。2回休憩し太ももパンパンで川まで降り、緩斜面
  をネイチャーセンターへ。例年は、川が埋まっているのだが、今年はほとんど出ている。気を付け
  てほしい。

       ~~~湯豆腐をたべる会~~~
           スペシャル”月山モルトポーク”」シャブシャブ
   大井沢温泉入浴の後、西川町の大井沢支所に集合し、メイン湯豆腐の準備である。まずは、部
  屋のヘクサムシ退治(掃除)。集合時間になると参加者予定者(入浴者も)10名が集まり、「大井
  沢の湯豆腐」で、いよいよ春の懇談会開始となった。沢山の差し入れも遠慮なくいただきながら、
 
 
  湯豆腐を満喫したころ、今年のスペシャル”月山モルトポーク”」シャブシャブ。宇野女史が後出し
  するものだから、肉の味は良く分からず。宴は進み、次々ダウンし就寝。
   (ただし、会長と石川(隆)・今川君の3名だけは、相当長続きしたらしい。)

   3/29(日) 朝は曇り
       ~~~自由行動・解散~~~
           
山形名物”引っ張りうどん”
   朝食は、山形名物”引っ張りうどん”。ガスが途中でなくなり、支所長が朝食準備中のガスを強引
  にもらってズルズル引っ張ることができた。掃除終了して解散。土産の豆腐を購入し、自動車の屋
  根に積もった雪を掃き落とし、帰宅についた。
  (その二日後、ついに山形にも疫病がやって来た。)・・・記・辰



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 ~~春スキー登山・大檜原山~天狗山避難小屋~~
    ・・大荒れの気圧配置・予定変更・直/天狗山避難小屋を目指す・・・
   
~翌/晴れ間が・稜線へ上れば朝日連峰の雄大な眺望別世界~

         ~~目指す見附荒沢本流・最高の雪質・滑り出す~~

   期  日  
2020/3/20(金)~22(日)
   場  所 
 大檜原山・・変更・・直/天狗山避難小屋へ

 

   日   程
     *3/7**
       
 7:00大井沢温泉駐車場8:00出発→9:20天狗登山口
        →11:00焼峰→13:00着・竜ヶ池・・・テント設営(泊)

     *3/8**)
        9:00竜ヶ池発→10:45天狗山避難小屋・・見附荒沢
        本流・一本滑る→12:10着・天狗山避難小屋・・・小
        屋(泊)
     *3/9**
        
8:00天狗山避難小屋発→9:00竜ヶ池→10:10バカ平 
        →11:20着・大井沢温泉駐車場・・・入浴・解散


   参 加 者   CL柴田、蒲生、大江、伊藤(尚)・・・4名

   記   録   記録文~伊藤(尚)  写真~伊藤(尚)
 ○○

   3/20(金) 雨→霰(あられ)→吹雪
   集合場所の大井沢温泉は、雨から霰に変わってきた。雨の中、家を出発した今回の参加者全員
  は、きっと大井沢ならば雪であろうという淡い期待は覆された。天気図は、春山特有の大荒れの気
  圧配置。おまけに雨だから皆テンションも上がらず、柴田CLと今回の行程の打合せを行った。稜
  線の予想風速は30m/s、大檜原山は厳しく、障子ヶ岳周りでも北面がカチカチであろうと予想され
  予定を変更し、天気次第だが、竜ヶ池周辺に一泊、天狗山避難小屋を目指すことになった。
 

   天気が一時おさまった瞬間を狙い支度開始、8;00に温泉館をあとにした。まずは、2kmちょっ
  とある林道歩きからはじまる。いくらも進まないうち、新米私のシールがはがれるトラブルが発生し
  た。明らかにメンテナンス不足、命取りな状況だったが、経験豊富な先輩方は暖かいアドバイスを
  くれ、補修用のガムテープやひもまで貸してくれた。ぎっぎと縛り、気を取り直して再開1時間ほど
  で南俣沢出合へと出る。
   いよいよ、ここから登りに取り付くが、今年は異常ともいえる少雪、急斜面はところどころ雪が落
  ちており、一目で登りにくさがうかがえる。しかし、そこは百戦錬磨の柴田CL、的確なルートファイ
  ンディングでうまく急斜面を登り上げる。霰も徐々に雪に変わってきているが、歩き続けてあつくな
  った体に風は心地よい。
   ここからどんどん標高を上げ、焼峰の肩に出ると風は一層強まった。竜ヶ岳のトラバース道から
  先は、一時的な強風が吹き付け、油断しているとひっくり返される。風の音に耳を傾け、風が強ま
  る瞬間を予測し身構える。ベテラン勢の足取りのなんと軽快なこと!。新人の私は、遅れずにつ
  いて行くのがやっとであった。
 
   途中の雪崩地帯通過時は、一人一人間隔を開け慎重に渡る。吹雪が顔を叩きつける中、竜ヶ
  池に到着。ここを本日のお宿と定め、柴田CLの選定で風の影響の少ない窪地にテント設営。設
  営のわずかな時間で、周辺に放っておいたザックが、あっという間に雪まみれに。急いで雪を払
  いテントの中へ入れば、そこは、もう天国である。
   安全地帯へと逃れた安心感から、まずは、一同自然水にて乾杯!。終始風の音を気にしなが
  ら明日の空の回復を祈りつつ、1日目の行程が終了した。

   3/21(土) 晴れのち雪
   翌朝は、やけにテント内が狭いのに気づく。外に出てみれば、風も収まり天気は回復傾向だが、
  風上側のテントが1/3ほど埋まっていた。ペグがわりに刺したポールも、姿を消していたため朝
  仕事がてら除雪を行う。さらさらしていて、のれんに腕押し、ひとまず朝ラーにて力をつける。
   本日の行程である天狗山避難小屋までは、大した距離はないので、のんびり支度を整えている
  うちに、みるみる日差しが届き始める。テントを撤収するころには、これ以上ない晴れ間を見せて
  いた。
 
 
   快適なテン場をあとにし、稜線へと上がれば、そこは別世界。天狗角力取山・粟畑・障子ヶ岳が
  迫力ある姿でそびえ立ち、南には竜門山・西朝日・中岳・大朝日と続く朝日連峰の雄大な眺望が
  得られた。時折風が強くなるものの、昨日の比ではなく、眺めを楽しむうちに、雨量観測所へ着く。
  粟畑へと続く斜面を登り、トラバースすればたちまち天狗山避難小屋へ。
 
 
 
   11時前なので、昼まで一本滑ろうと、小屋の南へハイクアップする。北向き斜面なので、カリカ
  リになっているが、目指す見附荒沢本流は最高の雪質で、やっとシールをはがし、待ちきれない
  ように滑り出す。まずは、柴田CLが勢いよく飛び出し、続いて蒲生さんが華麗な滑りで魅了する。
  テレペンの第一人者である大江さんが、見事なシュプールを描いたのち、私が大回りで転ばない
  ように降りる。滑りというのは、本当にあっという間だが、各々大満足の一本となった。
   小屋へ登り返すともう昼で、まずは休憩と、小屋の中にテントを張る。ぬくぬくしていると、天気は
  崩れだし本日の行動はこれで終了することに。自然水の出番である。2日目のごちそうは、絶品・
  塩ちゃんこ鍋。事務局長がわざわざ用意してくれたメニューに一同感謝し、絶妙な味付けに皆箸
  が進みたちまち完食!。快適な小屋生活を満喫しつつ、夜も更けていくのであった。

   3/22(日) 雪→雨
   夜は星空が広がっていたため、翌朝の晴天を期待したが、屋根からの雨だれの音で目を覚まし
  た。外はガスガス、視界不良に気温も高い。本日は、まっすぐ降ることにして荷物を撤収。粟畑ま
  でシール登高し、あとは一気に滑り降りる。
   
   1時間ほどで初日のテン場へ。ここまで来ると、雪もグズグズになり腐ってきているため、ターン
  が非常に重い。竜ヶ岳のトラバースを越え肩に出るまでは、密なヤブに苦しめられた。雪は、もは
  や雨に変わっていて、雨で濡れているのか汗で濡れているのか分からないほど、ビショ濡れに。思
  ったように曲がらない、クサレ雪にもがき、悲鳴をあげながらもバカ平まで無事にたどり着いた。
   あとは安らぎの道のりである。雨で全身ズブ濡れになりながら、大井沢温泉へゴール。雨に始ま
  り雨に終わる。そんな山行も、温泉に浸かれば、すべていい思い出に洗い流されて、結果的に大
  満足のスキー山行となった。



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 ~~単独・台湾五岳・玉山(新高山)・Yu shan~~
   ・・台湾で唯一の営業小屋・排雲山荘へ到着//
        
//翌朝・かろうじて雲の隙間からご来迎を拝む・・・
      ~””王山””・「ニイタカヤマノボレで」有名な新高山~~

   期  日  
2020/3/7(土)~10(火)
   場  所 
 台湾・玉山(3952m

 

   日   程
     *3/7**
       
 9:20 成田空港⇒12:30桃園空港⇒台中⇒日月潭
     *3/8**)
        8:00 日月潭⇒10:30塔塔加登山中心⇒11:00 玉山
        登山口⇒15:30 排雲山荘
     *3/9**
        排雲山荘⇒5:30玉山主峰⇒7:40-8:10 排雲山荘⇒
        12:00-13:30 登山口⇒15:40日月潭⇒17:00 台中⇒
        18:30 桃園市内
     *3/10**
       
 6:00 桃園市内⇒9:30 桃園空港⇒12:50 成田空港

   参 加 者   
単独行

   記   録   記録文・写真~佐藤(尚)

   前回の南湖大山に続いて、台湾最高峰の玉山(3952m)へ行って来た。ご存じの通り、玉山は
  かつて日本最高峰であった事もある。ニイタカヤマノボレで有名な新高山だ。玉山に登るために
  は、入園申請が必要となる。外国人は、4ヶ月前から曜日限定で申請が可能である。通常は1ヶ
  月前の抽選となる。
   思い立った年明けに申請して、無事抽選に当選していた。また、冬季は、3000m以上の山の
  入山制限もあったが、2/28には晴れて制限が解除された。


   3月7日(土) 曇り
   当初は、成田から台中への直行便を予定していた。しかし、このようなご時世であるため、往復
  ともフライトキャンセルとなってしまった。桃園空港へ降りて、台湾新幹線で台中へ移動することに
  なった。
   また、登山口のある塔塔加までは公共交通で行くには、一日2本のバス以外はない。バスの初
  日は、バスの始発となる日月潭まで行った。日月潭は、湖の畔の観光地であった。余談となるが
  台湾のバスは、会社が違っていても共通の番号が振られていて、スマフォアプリで現在どこを走っ
  ているか確認することが出来る。

   3月8日(日) 晴れ
   9;00発の阿里山行きのバスで登山口へ向かう。2時間半で上東埔のバス亭へ到着。すこし歩
  いて塔塔加登山中心で、入園料を支払って入園申請書が発行される。入園申請書が小屋でのチ
  ェックインの書類となる。事前に小屋での食事やシェラフレンタルの申請は済んでいる。
   登山口までは、道路を20分以上歩く必要があるが、NT$100で、登山口までシャトルバスで移
  動する。標高2600m以上あるが、日本の春以上の気温だった。3月までは、アイゼン・ピッケル
  もあった方がよいとの事で持ってきたが、必要はないようだ。
 
   11;00、登山靴に履き替えて出発。基本的にはトラバース道となるが、所々つづら折れの急登
  となる。入園申請で許可が出るのは、小屋に泊まれる100名程度となるため、静かな山歩きとな
  る。富士山のような大行列とならないのは、非常によいと思った。時間帯的に、本日下山する人と
  スライドとなる。
 
 
   木道があったり、階段があったり整備されている道が続いた。最後の急登を登ると、台湾では
  唯一の営業小屋となる排雲山荘へ到着した。日差しが非常に温かく、小屋の外で過ごす事が出
  来た。明朝は、山頂でご来光を見るためなのか、朝食は3時からとの事だった。夕食後には、す
  ぐに就寝した。ベットでも広く使うことが出来た。

   3月9日(月) 晴れ のち曇り
   夜頭痛があったが、意識的に深呼吸をすることで回復した。軽い高山病のようだ。回りが騒が
  しくなる2時半に起床。3時からの朝食を食べて出発。星が見えるが少し雪が舞っている。整備さ
  れた道なので、ヘッデンで問題ない。深呼吸で意図的にゆっくりと歩を進める。
   森林限界を超えると、いつしか富士山の標高を超えていた。風がかなり強そうなので、日の出
  時間に合わせてゆっくりと歩く。山頂手前の北峰分岐は、暴風であった。ここからは、岩場の登り
  となる。しっかりロープがあるので、全く問題ない。
 
 

   すでに、空には雲が広がっていたが、かろうじて雲の隙間からご来迎を拝むことが出来た。山
  頂は、360°の天望だった。南峰への稜線は、細く尖った稜線が続いていて印象的だった。他
 
  にも険しい稜線が続いていた。また、山頂で日本人の方が一人居ることわかり情報交換。充分
  居山頂を堪能してから、山荘へ戻ってブランチを食べる。本日の帰路は風がすこし冷たく感じた。
  昨日の逆に、バスと新幹線を乗り継いで桃園市内まで移動。

   3月10日(火) 
   MRTで空港へ移動して予定通り帰国。



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G登山・ツアース八甲田/大岳&津軽三味線
     ・・尾根筋はアイスバーン状に・北面にルート変更//
             
//12;38・全員で大岳の頂に立った・・・
     ~橋本さん念願・津軽三味線師匠/高野さんとのセッション//
             
 (橋本さんの手配で公民館泊)
               //””津軽あいや節””の演奏に興奮・大歓声~~


   期  日  
2020/3/14(土)~15(日)
   場  所 
 八甲田連峰/大岳(1517m)周辺

 

   日   程
     *3/13**
       
 夜行⇒八甲田山麓//深沢温泉駐車場でテント泊
     *3/14**)
        酸ヶ湯登山口駐車場9:13〜11:10仙人岱ヒュッテ
        11:26〜12:38大岳山頂12:41〜14:06箒場岱駐車
        スペース/幕営(泊)
     *3/15**
        ~~~オプションツアー(元湯コース)~~~
        八甲田ロープウェイ山頂駅10:33〜 3:43 ・1,232m
        峰〜14:16箒場岱駐車スペース


   参 加 者   
CL橋本、SL石川(隆)、佐藤(辰)、齊藤、
           田村(岳友)、近野・・・6名

   記   録  
文~近野  写真~橋本、近野,、佐藤(辰)

   2017年以来、5年ぶりの開催となった八甲田スキーツアー。前回の山行が序盤のルート取りミ
  スにより、敗退風味となってしまったこともあり、そのリベンジも果たすべく、青森市在住のCL橋本
  さんが此度のツアーの準備に注ぐ気合は、前回にも増して並々ならぬものと聞いていた。そんな
  橋本さんのホスピタリティにあずかろうと、今回は、4名(橋本さん以外)の会員と岳友田村さんが
  遠路を駆って集結した。

   3月14日(土) 晴れ一時雪

   ~~~.八甲田スキーツアー編~~~
   前日に青森入りし、八甲田山麓のみちのく深沢温泉駐車場でテント泊をした山形組(SL石川(隆)
  さんと佐藤(辰)さん・齋藤君・橋本さん。橋本さんのもとに当日移動の田村さん(新潟)と私(福島)が
  合流。下山口の箒場岱駐車場にに車二台をデポしてから登山口へ向かう。
   全国的に異常な小雪暖冬の今季だが、道中の車窓からは、環状道路の雪壁も酸ヶ湯温泉の風
  情もいつもの冬とさして変わらず目に映る。橋本さんによれば、八甲田山域の積雪量は例年の二
  割減程度とのことで、それならば納得の景色ではあるけれど、麓の青森市街には全く積雪がない
  そうだ。まったくもって不思議な冬である。
 

   旅館奥の酸ヶ湯登山口駐車場から、9,13山行を開始。今回は、大岳環状ルートを使って大岳か
  ら小岳の順に登頂し、そこから箒場岱ルートを下る縦走ツアーである。前泊チーム4名による昨夜
  の盛大な天気祭りのご利益か、出発時の天気は、晴天微風と上々。前方の硫黄岳や右手の南八
  甲田の眺望を楽しみながらダケカンバの森を軽いラッセルで登っていく。
 
   だが、そこはさすが冬の八甲田。地獄湯の沢を越えて尾根筋に入ると、雪面は表層の新雪が風
  に飛ばされたアイスバーン状に変わってきた。斜度はそれほどないが、シールやエッジがズリ落と
  されること度々で進行ペースが下がる。さらに、出発時は青空の下真っ白に輝いて見えていた大
  岳山頂も、昼食休憩をとった仙人岱ヒュッテ前から見上げる頃には、ガスに覆われ暗く不穏な雰
  囲気に。そして、登頂予定ルートの南面は、いかにもガリガリで、スキーでの登高は相当厳しそう
  な状態であることが見てとれる。
   
   そこで、橋本さんの判断により、大岳には小岳との鞍部から回り込んで、斜度の緩い北面を詰め
  るルートに変更して行動を再開。その目論見どおり新ルートでは、山頂直下までスキーで登るるこ
  とができ、ラスト30mほどをツボ足にチェンジして、12;38、全員で大岳の頂に立った。私は、冬
  期初登頂。山頂は、風雪はさほどでもないが、数年前の秋に訪れた時と同じくガスの中で、期待し
  ていた360°の大展望は今回もかなわなかった。まあ、この贅沢は次の機会の楽しみにとってお
  くことにしよう。
 

 
   さて、記念撮影後に、スキーへ戻ってシールを外せばいよいよ滑走タイムの到来だ。この後のル
  ートは、時間が押し気味であることから、小岳登頂を回避し、大岳から井戸岳の東面を経て箒場
  岱へ下るルートに再変更済みであり、ならば、この大岳からの滑降が斜度・雪質的に本日いきな
  り訪れたメイン斜面となる。だが、そんな滑り出しにもかかわらず、皆思い思いのターンを刻んで
  下っていく。
 

   
   その一方で私はといえば、今冬初山スキーという怠慢もあってか、スタート直後に早々と平衡感
  覚を失い、ヨロヨロとまるで滑りにならないまま落ちていった。挙句にあえなく転倒。せっかくの好
  斜面にホロ苦い思い出を残してしまった。もっと精進しなければ…。
   
   この大岳直下の斜面をクリアすれば、あとは広々とした雪原と林間の緩斜面がゴールまで続く。
  雪はさすがに重くなってきたが、滑走性は問題なく、あくまでも軽快に雪煙を上げ続け滑り降りる
  者あれば、顔面からダイブして大転倒するメンバーありと、それぞれに八甲田の雪を味わいなが
  ら下っていく。
 

   
 
   
  そして、歩行開始から約5時間、14;16に全員無事下山口に到着。スキーを脱いでからメンバ
  ー同士握手を交わし、山行完了の喜びを改めて分かち合ったのであった。今回は、途中での状
  況判断によるルート変更を含め、橋本さんのパーティコントロールはご名答だったと思います。ま
  ずはCL任務、お疲れさまでした!

   ~~~.津軽三味線の夕べ編~~~
   下山後は、みちのく深沢温泉に立ち寄って山行の疲れを癒し、登山口に置いた車を回収してか
  青森市街に向かう。今晩の宿泊場所である橋本さん手配の公民館に落ち着けば、参加メンバー
  ひとつのお楽しみ・・いやこっちが主役かな?・・山行打ち上げ宴会スタートである。
   生自然水で乾杯後、CLから板長に肩書を変えた橋本さんから振舞われるホタテ・ナマコなどの
  刺身、一人一杯(!)のトゲクリガニや青森の地モノ軟水に舌鼓を打ちながら、今日の山行等の話
  に花を咲かせる。そして、この日のメインメニュー、てんこ盛りのムール貝とホタテの酒蒸しですっ
  かり満腹&ほろ酔いとなった。
 
   頃合、いよいよ味線修行中でもある橋本さんの師匠のお一人・高野さんをお迎えしての津軽三
  味線の夕べの開演である。カジュアルな服装に身を包み、予想していたよりずっと若かった高野
  さんが軽妙な挨拶に続いて演奏を始めるやいなや、撥を叩きつける右手の筋肉の躍動を確認で
  きるほど近い距離から弾き出され音色の迫力に、一同度肝を抜かれる。そして、一曲目「津軽あ
  いや節」の演奏が終わる頃には、興奮して大歓声を上げる者あれば感涙にむせぶメンバーもあ
  りと、夕べはたちまちヒートアップ。
 
   そして、各自思い思いに歓声や合いの手を入れながら「津軽じょんがら節」などの演奏に酔いし
  れた後には、橋本さん念願の、師匠・高野さんとのセッションが実現。橋本さんの津軽三味線を
  聴くのは、昨年末の山岳会総会以来であり、その際は、聴衆から「もっと練習せいっ」の声も飛ん
  だものだが、この日の演奏での上達ぶりには、私をはじめ皆驚いていた。高野さんからも及第点
  をもらえたようだし、会員の皆さん、今年の総会での橋本さんは見もの聴きものですよ!!。
 
   そして、高野さんの太鼓、橋本さんの篠笛によるねぶたのお囃子に乗って公民館の中を跳ねた
  後、アンコールに応えてくれた高野さんの「十三(とさ)の砂山」に改めて酔いしれ、今宵の津軽三
  味線の夕べは大盛況のうちにおひらきとなったのである。
   この後は、橋本さん手製の鳥ダンゴ鍋等を肴に打ち上げを再開。私は間もなく酔いつぶれてダ
  ウンしてしまったが、宴会はさらに23時頃まで続き、青森での夜を、各メンバー心ゆくまで満喫した
  ようだ。

   3月15日(日) 晴れ

   7;00頃?に、のんびり起床。まったりコーヒータイムの後に、ホタテどっさりの海鮮塩ラーメン
  の朝食を摂った後、一夜を過ごさせていただいた公民館に、礼をこめて後片付けをした後、本ツ
  アーのまたまたの開催を参加メンバー全員一致でリクエストしてから、握手とともに解散となった。
  この際、橋本さんからはお土産までいただき恐縮です。

   ~~~ここから”オプションツアー” ~~~
   さて、山形3名は帰路についたが、この後時間に余裕のある残り3名は、再度八甲田へツアー
  に出発。この日は、スタート時間が遅いこともあり、ロープウェイを利用して楽をすることとした。昨
  日同様、下山口に車をデポしてからロープウェイに乗車し、10;30、晴天ほぼ無風下の山頂公
  園を出発。

   この日のルー、トも橋本さんにお任せして、いい斜面を探しながら赤倉岳方面に進んでいくが、そ
  の登り途中の北西斜面に、手つかずのパウダーバーンを発見!。ここを、二回登り返して滑り込
  んで一同満足感に浸る。その後は、北に向かって、1232m峰を経由し、環状道路に出合うまで
  二度のオープン斜面の滑降とツリーランを楽しんでフィナーレ。
   行動時間4時間弱のこの「元湯コース」を、私は全く未知だったが、登り少なめで滑走に適した斜
  面に富んだ素晴らしいルートだった下山後は、デポ車すぐ近くのみちのく深沢温泉を、前日に続い
  て立ち寄り湯としたのだが、ここをベースとした往復ルートも楽しそうだ。
   八甲田ロープウェイ駐車場まで戻って、今度は私が二人と別れて福島・郡山まで約500kmの
  帰路につく。なお、明日休暇を取っている田村さんはもう一泊し、橋本さんと三たび八甲田を滑る
  とのことだ。羨ましい…。

   橋本さんにおいては、CLのみならず、「食担」「ツアーコンダクター」「演者(三味線&篠笛)」の一
  人四役として、準備含めてたいへんなご苦労だったと思います。本当に、どうもありがとうございま
  した。また、私達のために、快くプライベートコンサートを引き受けていただいた津軽三味線奏者
  の高野さん、そして、前回と同様にあたたかいご対応をいただいたみちのく深沢温泉のおかみさ
  んにも、この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。
   おかげさまで私などは、一泊二日の強行軍だったにもかかわらず、福島から遠路訪れた甲斐の
  ある会心のツアーとなりました。でも、青森を楽しむにはこの日程では、やっぱり足りないかな。次
  回開催時は少なくとも、もう一泊はする予定で訪れます。参加メンバーの皆さんも、どうもお疲れさ
  までした!。また来シーズンのグループ山行でご一緒できることを楽しみしていま




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 ~グループ登山弁慶山地・・弁慶山・・秘境に佇む
   ・・快晴無風・弁慶山が近づく・ピークを踏み//
       
//20mほど奥へ・ドカーンと鳥海山が
目の前に・・・
   ~~初日・小雪・取付き標高200m地点まで約2kmほど車で移動~~

   期  日  
2020/3/7(土)~8(日)
   場  所 
 弁慶山(887m)・・出羽丘陵/弁慶山地(庄内・最上地方の堺)

 

   日   程
     *3/7**)
        8:00西川広域林道入り口集合⇒200m取付き地点8:30
        ー11:00(290m地点)-14:00幕営(泊)
     *3/8**
        5:30起床8:00-9:00弁慶山山頂9:30ー10:30幕営地-
        14:30取付き地点ー15:00齊藤家・・15:30解散


   参 加 者   
CL石川(隆)・SL矢嶋・近野・峯田・齊藤
           ・田村・坂本・・・7名

   記   録  
文~田村  写真~斎藤、田村、近野

   3月7日(土)曇りのち晴れ
   予定の集合場所に8;00無事全員集合、皆で固い握手を交わしながら挨拶する。今雪は、雪の
  少ないせいか、集合場所である除雪最終地点の林道には積雪15cm程度。車でまだ行けるとの
  石川(隆)CLの判断のもと、山の取付きである標高200m地点まで、約2kmほど車で移動、少な
  い雪のお陰で時間体力共に余裕ができる。
   
   取付きに到着し、各自準備を開始する。小雪で、スノーシューかワカンか判断が難しくはあった
  が、スノーシュー6名・ワカン1名で8;30にスタートする。登り始めて直ぐに,、地形の難しさを知る。
  だが、矢嶋SLを先頭に石川(隆)CLの経験豊富なアドバイスのもと、確実に足を進める。しばらく
  すると、林業の作業道と思われる道に出る。少ない雪のせいか、高速道路かのように軽やかに
  足が進み一時間が経ち、標高370m付近で、一回目の休憩を向かえる。
 
   汗も引いたところで、目指す弁慶山の方向を確認し再び歩き始める。やがて、歩きやすい作業
  道も終え、次第に細尾根が増えてくる。小雪とはいえやはり雪山、時折雪は切れるが、重い雪に
  脛まで埋もれながら、順次先頭を交代し歩き続ける。しかし、弁慶山は歩けど歩けど、全く見えて
  こない。
 
   二時間半程歩きGPSを見ると、まだ標高290m付近、自分の目を疑い再度見るが、やはり変
  わらない、スタート地点は確か標高200mだったはず、予定のテン場は標高650m、まだまだ
  遠い。そんなこんなで、歩き続け12;00頃、標高500m付近で最後の休憩をとる。ふと皆の顔
  を見ると、多くの汗が流れ厳しさを物語る。
   
 
   最後の休憩を終え、再びアップダウンの尾根を一時間ほど歩き、少し解放感のある場所に出
  る、13;00頃、標高650m地点のテント場に到着。石川(隆)CLの経験豊富な判断のも、とテン
  ト設営場所を決める。皆はザックも下ろさず、先ずはワカンスノーシューを履いたまま雪を踏み
  固める。天気も良く時間にも余裕があるので、念入りに雪を踏み固め、14;00頃、テント設営を
  終へ無事宴会に移行する。
 
   テントの中では、食事担当の近野さんが自家製のタレで作る四川風シビ辛鍋、本物チャーシュ
  ーをはじめ、各自持ち寄った食べ物や飲み物が皆の目の前を埋めつくす。その後は、大いに呑
  み、大いに食べ、大いに語り合い、大いに笑い、そして皆の団結力も増し、次の日の登頂に向け
  英気を養い、20;00に就寝した。

   3月8日(日) 快晴無風
   石川(隆)CLの声で、5;30に起床。今日も朝から風もなく好天である。皆で体調を整え、準備
  をし山頂へ向け、8;00に歩き始める。雪は少しクラスト気味であるが、日当たりの良い斜面は早
  くも腐ってきている。そんな中、順調に足を進め、弁慶山が近づいてくる。
 
   標高680m付近、少し開けた場所で弁慶の耳を眺めながら、しばし休憩をとり再び歩き始める。
  山頂へ向けての最後の急登は、細尾根でブッシュも混ざるナイフリッジ、緊張しながらも無事に
  皆がクリアし、山頂へと最後急登を登る。
   
   登りきると、そこは別世界、広々としたブナ林、かなり平和な感じである。振り向くと神室連峰や
  栗駒山・焼石連峰までもが良く見える。広々としたブナ林を進むと、少し小高い場所があり、そこ
  が山頂であった。皆で無事に、9;00、ピークを踏み、そして20mほど奥へ進むと、ドカーンと鳥
  海山が目の前に現れた。やはり凄い存在感である。その鳥海山へ向かって、皆で「バンザーイ」
  と登頂の喜びを叫ぶ!。真っ青な空を仰ぎ見ると、はるか上空に白鳥の北帰行が見えた。
 
   再び山頂へ戻り少し休憩をとった後、下山を開始する。平和なブナ林をすぎると、すぐにまた急
  な下りのナイフリッジである。雪が腐ってきている中、一歩一歩慎重にクリアーしていく。その後も
  順調に歩き続け、10;30、テント場に到着、すぐにテントを撤収し各自下山の準備をする。再び
  また重い荷物を背負い、お世話になったテント場に頭を下げお礼を言った後、下山を開始する。
   
   だが、早速アップダウンである。全く下山している感じがしない!。それどころか登っているよう
  な気にさえなってくる。さっきまで軽荷で歩いていたせいか、重い荷物にまだ体が慣れない。30分
  ほど歩いて休憩をとり、体調を整え、また再び歩きだす。細尾根のアップダウンで、おまけに、足
  元は雪が腐り滑りやすい、神経を使いながらの歩行は、思った以上に体力を奪われる。
   
   その後も、休憩を挟みながら順調に足を進め、12;30頃、作業道にでる。作業道は、やはり平
  和で歩きやすく、皆の足どりも少し軽くなる。13;30頃、標高300m付近で、下の車道に繋がる
  林道を見つける。少し距離は延びるが、アップダウンもなく歩きやすいと判断、林道を歩いて帰る
  ことにする。
   
   しばらく下り無事車道に合流、やはり平な道は歩きやすい。途中からは、雪が切れワカンスノー
  シューを脱いだが、また、しばらくすると脛ほどの雪が現れる。だが最後の力を振り絞り、皆で坪
  足ラッセルをしながら無事ゴールイン。車にたどり着くと、皆で固い握手を交わしながら無事下山
  したことを喜び合いました。

   下山後に、4年前にお世話になった麓の集落にある義経弁慶伝説が残る齋藤家にお邪魔させ
  て頂き、無事登山が終えた事の感謝の気持ちをお伝えし、大日様へ手を合わせて来ました。齋
  藤家では、お言葉に甘え、疲れた身体に染み渡る緑茶や自家製のお茶請けをいただき、本当
  に美味しく忘れられない思い出の味となりました。

   最後に・・・弁慶山は、動物の足跡はあるが人の足跡はなく、動物との距離も近く感じれる野性
  味ある山でした。このような貴重な体験をさせていただき、一緒に歩いてくださった方々、そしてこ
  のような機会をくださった西川山岳会に、心より感謝申し上げます。・・・以上



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 ~グループ登山白神山地・・田代岳・・スキーでの山行
      ・・尾根までの急登・ジグザグ登り・私は//
         
//方向転換に苦戦・スキーやシールの外れ・・

         ~~山頂に神社兼避難小屋・荷を置き//
                   //田代岳直下の斜面を滑る~~


   期  日  
2020/2/29(土)~3/1(日)
   場  所 
 田代岳(1178m)・・白神山地

 

   日   程
     *2/22**)
        駐車場8:45→田代岳(1178m)12:30→田代岳山頂付近
        でスキー→15:00着・山頂小屋(1178m)・泊
     *2/23**
        田代岳山頂小屋9:30→駐車場11:10

   参 加 者    CL滝田、Sl石川(隆)、橋本、齋藤、田村、坂本・・・6名

   記   録  
文~斎藤  写真~橋本、斎藤


   今回の山行は、白神山地の田代岳。スノーボード1人、スキー5人。私は、ゲレンデスキーの経
  験がそこそこ、バックカントリースキーでの山行は初めてだったが、不安よりも楽しみの方が大き
  かった。出発前日の夜、スキーにシールを貼り支度した。

   2/29(土) 天気良好
   2月29日早朝、石川(隆)さんと交代で運転しながら、待ち合わせ場所の“たしろ温泉ユップラ”
  へ。皆揃ったところで登山口へ向かう。舗装路から砂利道になり、雪も多くなってきたが、山奥に
  ロケット燃焼試験場があるようで、しっかり除雪されていた。
 
   とりつき予定の尾根付近に車を止めてスタート。天気良好。尾根に登りきるまで急登が続き、ジ
  グザグに登って行く。私は、方向転換する時にスキーのテールがぶらぶらして、どうも上手くいか
  ずに苦戦。スキーが外れたり、テールのシールを固定する部分が外れたりしながら、なんとか尾
  根に登りきった。私以外の方々も大変だったようで、少し休憩。
 
   そこからは、尾根道なので歩き易くなったが、どうも歩き方が悪いようで、少し斜度がきつくなる
  と、シールで雪を上手くつかめないと言うか、後ろ向きで滑り落ちそうになること数回。石川(隆)さ
  んにコツを教えてもらい、なんとか登る。前日に降ったと思われる雪が10㌢程だろか?、その雪
  の下に灌木が隠れていたりして、下山時のスキー滑走が思いやられる。
 
   標高を上げて行くと、数日前に雨が降ったのか、木々の枝を氷が包み、そこに太陽の光が反射
  し、自然のシャンデリアのようで神々しく、皆さん写真を撮りながら進む。その間を通過する時に氷
  にぶつかったりした時の音が、軽く乾いた音がして心地よかった。
 
   標高1100m辺りからは木々が減り、視界が開けてきた。右側に岩木山、後方に八甲田、左側
  に森吉山が見える。夏場、湿原になっている地点まで来ると、田代岳山頂部まではっきり確認で
  きた。山頂部まで登りきると、山頂神社兼避難小屋があって、西側に昨年登った白神岳が見えて
  感慨深い。
 
   この後行く予定だった雷岳方面は、風の影響か雪の状況が良くなく、青氷むき出し部分もあるア
  イスバーンで、難易度が高そうだったので取り止め。荷物を小屋に置き、持ちよったアルコールを
  お供えして、田代岳直下の斜面を滑ることにした。一本滑って登り返したところで、地元のスキー
  ヤーコンビに、東側が深雪だと教えていただき、そちらで気持ちよく二本滑って終了。
   
   小屋に入ってツェルトを張り、少しでも熱が籠るようにする。その後、暖をとってから、宴会開始。
  食坦の橋本さんが用意した馬刺し・タコ・ツブ貝等を食べながら自然水や軟硬水を頂く。そしてメ
  インは桜鍋。お腹いっぱいに、美味しい食事をいただき大満足。そして就寝。

   3/1(日) 朝・視界が悪い 湿原部分からガスが抜け
   翌3月1日、この日は、滑って下山するだけの予定だったので、それほど急がず、ゆっくりとコー
  ヒー飲んで、朝食のラーメンを食べて、しっかり小屋を片付けてから出発。夜の強風が雪を飛ばし
  青氷が多く見える。この時点では、視界も悪かったので、少しずつ滑り、皆揃ってからまた滑ること
  を繰り返し進む。私はというと何度も尻餅をつくように転び、起き上がることにも苦戦し、重い荷物
  を背負って滑ることが、これほど難しかったのかと思い知らされる。
   
   田代岳直下を滑りきり、湿原部分を歩いているとガスが抜け、視界が利くようになり少しホッとす
  るが、それも束の間、そのの先は柔らかい雪のツリーランとなる。標高が下がるにつれ、雪は重く
  なり、スキーの難易度は上がり、一旦転ぶとスキーを外し、ザックを下ろさないと、起き上がれない
  こともしばしばで、滑るより起き上がる方が疲れる。
     
   軽快に滑る人もいれば、私のように苦戦している人達は、苦笑いしながら、お互い励ましあって
  少しずつ下る。そして、登って来た尾根とは別の、前日のスキーヤー達のトレースも残っている少
  し緩やかな尾根を選択して行くことにする。さらに少し下ると、「道路見えたよ」との声。この時は本
  当にホッとした瞬間だったように思う。なんとか道路まで下山し、無事に車まで戻ることができた。

   今までは、ゲレンデスキーで、そこそこ滑れているつもりでしたが、荷物を背負うと、これ程勝手
  が違うんだと思い知らされました。自分の可能性を広げる為にも、練習して、もっと滑れるようにな
  りたいと思います。今回ご一緒させていただいた皆さん、楽しいひとときを、どうもありがとうござい
  ました。またよろしくお願いします。



 見出しへ
G登山栗子山塊・栗子T/N~高畠駒ケ岳・縦走
       ・・1日目は快晴2日目は吹雪の厳しい冬山・・
      ~~ようやく高畠最高点に辿り着き・(尚)さん念願//
                //3年掛かりで栗子山塊稜線が一本線に~~


   期  日  
2020/2/22(土)~23(日)
   場  所 
 栗子山(1217m)~高畠駒ケ岳

 

   日   程
     *2/22**)
        8:00東栗子トンネル→9:00二ツ小屋隧道→12:30
        杭甲山(1202m)→13:30栗子山(1217m)→15:
        30幕営地(986m)・・泊
     *2/23**
        9:00幕営地→11:00高畠町最高点(1075m)→12
        :00駒ケ岳(1067m)→14:00林道下山

   参 加 者   CL佐藤(尚)・SL石川(隆)・峯田・斉藤・・・4名

   記   録  
文~峯田  写真~佐藤(尚)


   今回の山行は、CL佐藤(尚)さんが目指す栗子山塊の稜線を一本線でつなぐ目標で、しかも、縦
  走という事もあり、自分にはハードルが高い気がしたが、同行させて頂く事にした。事前にCLよりG
  PSのルートデーターを頂き、紙地図を自宅でプリントしてみると、なんとA4用紙9枚にもなった。
   これは気合いを入れて行かなければならないと思い、荷物の軽量化等に重点を置き準備を行い
  山行に備えた。


   2/22(土) 曇り・のち晴れ
   高畠町和田地区のコンビ二に7:00集合であったが,、6:30には全員集合し、30分早めに行動
  開始となる。まず、下山ポイントに全員で向かうと、暖冬の影響で林道も積雪はなく、目的地まで入
  る事が出来た。
   石川(隆)さんと峯田の車をデポして、佐藤(尚)さんと斉藤さんの車でR13線の東栗子トンネルへ
  と移動する。トンネルの排気塔なのか、物凄い轟音が響く巨大な建と藪に突入して行く。やがて二ツ
  小屋隧道というトンネルに行き着く、この場所は、明治時代に万世大路として掘削された当時福島
  と山形を結ぶ重要な道路だったらしい。
 

   先頭(尚)さんがヘッデンを点けトンネルに突入して行くも、中は氷の世界、何度も滑って転びそう
  になりながら進んで行く。やがて先行パーティーに追いつき、話を聞くと廃道マニアの人達で遠路は
  るばる来たとの事、山は、いろんな楽しみ方があるものだなと思いながら (こちらはテント泊で縦走
  です) と言うと、皆キョトンとした顔をしてたのが印象に残った。
 
 
   いよいよ、ここからが本日核心の杭甲山への急登である。汗を流しながら交代でラッセルを行い
  高度を上げていくが、,まもなく稜線という所で、先頭の自分が水分不足のせいか足が攣り石川(隆)
  さんに交代してもらう。やがて杭甲山山頂に到着し、快晴の中360°の大パノラマが広がる。吾妻
  連峰や飯豊連峰、ホームの朝日連峰まで見える素晴らしい景色に、皆息を呑むも束の間 天候も
   
  下り坂で強風予報の為、栗子山を越え稜線を先に進む事になったが、自分が何度も足が攣り止ま
  ってしまい、石川(隆)さんに (ただの水飲んでも治らないから俺のスポーツドリンクをがぶ飲みし
  ろ)と、冬山では貴重な飲み物を分けて頂きました。斉藤さんにも、塩飴や飲み物を頂き必死につ
  いて行く。
 
   15:30、本日の幕営予定地の標高986M地点に辿りついた。皆、馴れた手つきで素早くテントを
  設営してもぐり込み、1日目の行程9.7KM 歩ききった労をねぎらい、恒例の乾杯となった。今回の
  食担は、斉藤さんが努めてくれて、キムチ鍋とうどんや鴨肉、枝豆等を準備して調理してくれました。
  石川(隆)さんからマグロの刺身も頂き、大変豪華な夕食となり、話題も尽きることなく夜も更けてゆ
  き、やがて風も強まり雨が降り出し雪に変わる頃、明日は天気が悪いようだなと皆で話しながら眠り
  についた。

   2/23(日) )吹雪
   6:00に起床し、外に出ると、20センチ位の積雪だろうかスノーシューやストックが雪に覆われ全
  く見えない状態であった。モーニングコーヒーを飲み、斉藤さんが朝食の具沢山のラーメンを作って
  くれた。
   吹雪の中、早速、自分の荷物を片付けテントを撤収して出発準備に取り掛かる。出発直前石川
  (隆)さんが(こういう日は4人絶対に離れるな 慌てる必要もない 遅れそうになったら大声で叫べ)
  とアドバイスしてくれた。時折ホワイトアウトになる中、CL(尚)さん先頭に、GPSで位置を確認しな
  がらやせ尾根を的確に進んで行くと、通過した直後、雪庇が音を立てて崩れていくのを二回見た初
  めての経験だった。
   
   少し広い尾根に行くと、自分や斉藤さんが先頭になりラッセルして進むと、どうしても広い方の尾
  根や歩きやすい方に行ってしまうので、後ろから、石川(隆)さんや尚さんが、地形図とコンパスを
  使い的確に方向を教えてくれた。2人の呼吸がピッタリ合っているようで、このやり取りが視界不良
  の冬山で絶対的に必要な技術だと確信した瞬間だった。
 
 
    吹雪が収まる気配のない中、4人離れないように歩き続けると、ようやく高畠最高点に辿り着き
  (尚)さんの念願だった3年掛かりでの栗子山塊稜線が、一本線に繋がった。皆で万歳した後、主
  稜線から向きを変え、駒ケ岳を経由して下山ポイント目掛けて急降下して行く、またも石川(隆)さ
  んと尚さんの的確なルートファインディングにより、予定どうりに、林道近くに無事下山することが出
  来た。(言葉にできない達成感であった)

   今回の縦走は、総距離16KMもあり、1日目は快晴の冬山で、2日目は吹雪の厳しい冬山と天
  候により変化する二面性を持つ冬山の現実を体感できた貴重な経験となり、また沢山のことを教
  えて頂きました 今後も、過信せず謙虚に山登りを続けたいと思います。今回、同行させて頂いた
  CLの佐藤(尚)さん・SLの石川(隆)さん・食担の斉藤さん有難うございました またよろしくお願い
  します!。 ~ 峯田



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 ~冬山訓練・蔵王/仙人沢・アイスクライミング
      ・・まずは・佐藤(亜)さんが糸滝に取り付き//
           //重力を感じさせない軽快さでロープ設置・・

         ~~筆者・垂壁にチャレンジ・全く歯が立たず//
                   //女性陣・パワフルで活き活きと
~~

   期  日  
2020/2/8(土)~9(日)
   場  所 
 蔵王/仙人沢

 

   日   程
     *2/8**)
        8:00ライザスキー場駐車場→9:00第2リフト終点→9:50仙人
        沢右又沢・発16:00→17;00幕営地ライザスキー場駐車場(泊)

     *2/9**
        8:30幕営地→9:20第2リフト終点→10:20・1590m地点→
        10:45避難小屋(休憩)→12:40ライザスキー場駐車場・・解散

   参 加 者   CL佐藤(辰)、佐藤(亜)、滝田、大村、石川(慎)
          、伊藤(尚)・・・計6名


   記   録  
文~伊藤(尚)  写真~佐藤(辰)、伊藤(尚)


   2/8(土) 
   今年は、異常とも思える暖冬・少雪で冬らしくない日が続いていたが、ようやく寒気が入り込み、
  ここ数日はこの冬一番の寒さとなった。まさに、冬山訓練に相応しい条件が整った。訓練というか
  らには、滑落停止や雪洞作りなどを想像していたのだが、一日、がっちりアイスクライミングを行う
  ということで、初っぱなから面食らった。しかし、アイスクライミングにはずっと憧れを抱いてきたの
  で、千載一遇のチャンスとばかりひそかに闘志を燃やしたのだった。
~~~~~
   CLの佐藤(辰)さんと早めに到着、まもなく石川(慎)さん・滝田さん・佐藤(亜さん・大村さんが到
  着した。女性陣はアイス経験者、一方事務局長を除く男性陣はアイス初心者ということで、終始圧
  倒されながら出発準備、リフトに飛び乗った。
 

   朝は、思ったほどの降雪はなかったが、冷え込みは厳しく、リフト2本も乗ると指先が冷たくなっ
  てくる。リフト終点を左上し平場に出ると、仙人沢への降り口に取り付く。この日も、複数パーティ
  が仙人沢へ入るので、ご一緒させていただく。
 
   ここからは、標高差100m以上の急坂を一気に下るので、滑り落ちないように慎重に歩く。やは
  り少雪の影響でヤブが目立ち、ところどころ沢が埋まりきっていない。目印として、ピンクテープも
  あるが、まばらなので、行き慣れている女性陣のルートファインディングに従う。沢まで下りきり上
  流へとトラバース気味に登りつめると、青く透きとおった氷柱が迫力ある姿でそびえたっているで
  はないか。その圧倒的なスケールには写真を撮ることも忘れ、しばし驚嘆の声を上げるしかなか
  った。
 
   女性陣は、手際よくハーネスを装着し準備に取りかかる。佐藤(辰)さんは、今回は監督というこ
  とで、次世代の活躍を保護者のように温かく見守ってくれていた。まずは、佐藤(亜)さんが糸滝に
  取り付き、まるで重力を感じさせない軽快さで、ロープを設置してくれた。あまりにも簡単そうに登
  るものだから、きっと簡単だろうと勘違いしてしまったが、後ほどこれが大きな誤りであることに身
  をもって思い知ることになる。
 
   トップロープ設置後、滝田さん・大村さんが次々とウォーミングアップがてらひょいひょい登ってい
  く。男性陣も、遅れをとるまじと、まずは石川(慎)さんが取り付き、しっかりと上まで登り切る。完
  登して涼しい表情に見えた石川(慎)さんだったが、「腕パンパンっす」の一言。続く伊藤(尚)も取
  り付くが、アイゼンは刺さらない、ピッケルを握る手がムダに力んでパンプするわで、時間をかけ
  てようやく完登。難しさを実感する。
 
 
 
   こちらはスラブだったから何とかなったが、続く垂壁にチャレンジすると全く歯が立たず、力なく
  落っこちる有様だった。とにかく、女性陣はパワフルで活き活きとアイスを楽しんでいた。そうこう
  しているうちに、あっという間に時間は過ぎ、ばんかた近いので、各々本日の登りに満足しつつ急
  登の帰路についた。
   
   下山が登りというのも珍しい。日中に降り続いた雪も止み、いつしか下界が見渡せるようになっ
  ていた。駐車場に着くと、本日日帰りの佐藤(亜)さん・大村さんに別れを告げ、テント設営の準備
  を行う。ロープ設置に回収に、道具を貸してくれたりとありがとうございました。
   除雪の邪魔にならないようにと吟味した末に、除雪車で押し上げたデブリから数メートル離れた
  カラマツ林の下に幕営。事務局長自ら準備してくれた食材と、全く抜けのない完璧な調理道具の
  もと、自然水で乾杯!・・・数々の伝説に一同盛り上がり、おいしい鍋に、自然水もすすみ夜も更
  けていくのであった。

   2/9(日) 雪のち晴れ
    3;30、除雪車の音に目が覚める。道路の除雪だろうか、音は遠くに聞こえる。5;00過ぎ、つ
  いに駐車場の除雪が始まった。音はどんどん近づいてきて、6;00、除雪車の音はテントに最接
  近した。テントごと埋められるような錯覚に一同うろたえたが、佐藤(辰)さん、この人だけはさっぱ
  り起きる気配がない。数々の死線をくぐってきた先輩にとっては、この程度は危機のうちにも入ら
  ないのだろう。
   昨晩の鍋にうどんを投入し朝食をとったのち、テントを撤収。残念ながら、佐藤(辰)さんは用事
  があり帰らねばならないので、新人3人はスキーでゲレンデ上部を目指した。リフト終点までは昨
  日と同じだが、標高を上げるにつれ風が強まり、風雪が顔面をたたきつける。視界もなく、途中で
  下山を開始、
   途中、避難小屋で一息ついていると、ベテランの夫婦が入ってきた。聞けばそのT氏、西川山岳
  会とは長いつきあいとのこと。ちょうど、これから南に200m離れたところをツリーランするという。
  われわれも同行をお願いし、強風の中BCスタート。雄大な樹氷原をつっきり、標高を落とすにした
  がって、美しいブナ林のなかに入る。その滑走は、とても気持ちよく山スキーの醍醐味を感じさせ
  る名コースであった。
   雪の少なさから、あちらこちら沢が埋まりきっていないところもあったが、T氏の的確なコース取り
  にて無事ゲレンデ脇に到着。ここで、道案内の御礼を述べT氏夫妻に別れを告げた。冒険心を忘
  れない素敵なご夫婦であった。今回の山行は、アイスクライミングに始まり山スキーでしめくくると
  いう贅沢極まりない充実の2日間であった。



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G登山・奥羽山系/白森~沢渡黒伏/黒伏高原スキー場
       ・・最大の難所を目前に・作戦会議を//
              //安全策・白森と黒伏山の二座に・・

   ~~初食担の峯田さん危なっかしい手付きで調理を//
            //牛肉と野菜たっぷり肉豆腐鍋・出来栄えに驚嘆~~

   期  日  
2020/2/1(土)~2(日)
   場  所 
 白森(1263m)~沢渡黒

 

   日   程
     *¥2/1**)
        7:30黒伏高原スキー場駐車場→9:30標高850m(幕営適地)
        →11:10標高1,130m(黒伏山分岐)→12:00標高1,236m(白森)
        →13:00標高1,226m(黒伏山)→14:00幕営地・黒伏高原スキ
        ー場(14:20・・泊))

     *2/2**
        9:30幕営地→10:30黒伏高原スキー場駐車場・・・解散

   参 加 者   CL矢嶋・SL峯田・石川(隆)・近野・佐藤(尚)・木村
          ・石川(慎)・・・合計7名


   記   録  
文~木村(裕)  写真~佐藤(尚)、木村(裕)


   異常気象による雪不足の中、乾いた国道を快適に移動、48号から黒伏高原に近づくと路肩に
  除雪の跡が見え始め次第に凍結路へと変化する。久し振りの滑る道路に緊張しながら、もうちょ
  っと早く家を出てくれば良かったかなと後悔する。
   集合時間5分前ではあったが時間通りに到着しホッとしたのも束の間、重大犯罪者扱いの手厳
  しい挨拶を受ける。(計画書に書かれている時間は、集合時間ではなく、出発時間であることを再
  認識させられる。)


   2/1(土) 曇り
   CLが事前に駐車させて頂く旨、スキー場に届けていた為、当日、誘導員の方がとても丁寧に駐
  車箇所を案内してくれた。とかく登山者は、山に入るだけで地元に還元することが少なく、万が一
  遭難を起こしてしまった時など、厄介者扱いをされる場合が多いが、こちらが恐縮する程、親切で
  あった。特に冬山は登山口の指定駐車まで入れないことが多く、除雪の最終点に駐車することが
  あるが、地域の方に迷惑が掛からないよう配慮することが重要である。
   身支度を終え取り付き点へと向かうと、駐車場からすぐに村山野川の渡渉が待っている。ここで
  靴を濡らしては山行が台無しとなってしまうため、慎重となる場面である。今回、初CLの矢嶋さん
  が数回の下見を経て、秘策であるアルミ脚立を準備してくれていた。これを渡しストックでバランス
  取りながら慎重に通過する。さながら、8000m級のクレバスをルート工作しながら頂上を極める
  登山隊の様相であった。その脇で飛び石を利用する輩も居たが、CLの思惑通り、最初の難所は
  全員無事に切り抜けることが出来た。
 
   今回は、取り付きから150m程、高度を上げた所で設営を済ませ、頂上を往復する計画だ。途
  中から幕営装備が無くなる分、リュックが軽くなる。最初の渡渉に続き、最大の難所となるのが沢
  渡黒伏へと続くナイフリッジだ。修験者によって切り拓かれた山だけあって、そう簡単には登らせ
  てはくれないようだ。
   取り付き点より、前日までの積雪で足首までの軽いラッセルを強いられる。いつから決まったロ
  ーカルルールなのか?、スノーシューを履いてきた4名で先頭交代を繰り返しながら、3名のワカ
  ンチームを先導する編隊で進むことになる。
 
   アカマツの樹林帯を一時間程登ると、標高840mの幕営適地に到着する。ここは、手慣れた面
  々、阿吽の呼吸で整地からテントの設営まで、あっという間に完了。沢渡黒伏のナイフリッジに備
  え、アイゼン・ピッケルを携行し再出発となる。
~~~~~
   幕営地からは、黒伏山と白森に続く主稜線に向け、標高900mから西側に伸びる枝尾根に取り
  付く。周囲は、次第にブナ帯へと変わり、枝に張り付く霧氷と白みがかった霧で幻想的な雰囲気を
  醸し出す。山容の景色は期待できないが、これも冬山らしくて好ましく思える。幾度の急登にラッセ
  ル交代を繰り返し、標高1135mの主稜線に出ると、風が強くなると共に風紋によって出来た幾
  何学模様のシュカブラが現れる。トレースを残すのが躊躇うほどに美しい。
   更に北側へ歩を進め白森を目指す。佐藤(尚)さんの的確なルートファインディングにより、主稜
  線に出来た少雪庇を避け風上側のしっかりしたラインをトレースして行く。標高1200m付近で沢
  渡黒伏へと続くナイフリッジ状の稜線が、時折薄くなった霧の中から見え隠れする。
   今回の最大の難所を目前に一本立てながら作戦会議を行う。霧によって視界が効かないため、
  雪庇の全容も確認出来ない事から、ここは安全策を採って白森と黒伏山の二座を極めることとな
  る。敗退雰囲気の漂う中、石川(隆)さんの一言「山は征服しようと考えてはならない、山に遊んで
  貰っているのだ」で、皆、腹落ちし白森に向け空身で最後の急登に取り付く。
 
   程なくして1263mの白森山頂に到着、一座目の登頂を記念し、全員で記念撮影を行う。天気の
  回復を期待しながら、リュックのデポポイントまで戻ったが、更に悪くなるばかり、一縷の望みも絶
  たれ出番の無かったアイゼンとピッケルの重みを確かめながら、最終目的地の黒伏山に向かう。
 
   標高1142mの分岐点まで先のトレースを下り、そのまま主稜線を南進すると、標1226mの黒
  伏山に到着する。ここは、西川山岳会の恒例行事となっている黒伏山ロッククライミングの終了点
  となっている。例年チャレンジしているが、上まで抜けて登山道を降りて来れた試しがない。登頂の
  記念撮影をしながら、秋にはここに立てるよう新人の石川(慎)君と決意を新たにする。
~~~~~
   後は、幕営地に向け来た道を引き返すだけである。帰路の話題は、自然と今夜のメニューの話
  となる。今回は、初食担となる峯田さんが努めてくれた。(後に判明したのだが、近野さんに連絡が
  つかず、繰り上げ当選で峯田さんとなったらしい。)仕事も手に付かない程、悩み抜いて決めたメ
  ニューは、夕:肉豆腐鍋と朝:チャーシュー麺と、一同に期待を抱かせるものであった。
 
   テントに戻ると早速、二座の登頂を祈念し軟水で乾杯を行う。各自、持ち寄ったおつまみでメイン
  ディッシュの完成を待つ。近野さんの奥さんが差し入れてくれたポテトサラダに軟水が進み硬水へ
  と切り替わる。傍らで、初食担の峯田さんが危なっかしい手付きで調理を行っている。自宅では台
  所に立つことが無いらしく、今回、下準備のため野菜を切っていると、奥様より手厳しいアドバイス
  があったとか、惚気話を聞かされる。
   そうこうしていると、牛肉と野菜たっぷりの肉豆腐鍋が完成する。初食担とは思えないほど、美味
  しい出来栄えに驚嘆する。話題も尽きず、楽しい時間が経過する。行動時間を超えない所でお開き
  として、恒例の場所取り合戦をしながらシュラフに入る。

   2/2(日) 曇り
   翌朝は、一時間で登山口に到着できるため、ゆっくりの起床となる。石川(慎)君が水作りを担当
  し、湧いたお湯でモーニングコーヒーを頂く。昨日よりも慣れた手付きで、峯田さんが朝食の準備
  に取り掛かる。朝は、定番の袋麺と簡単に済ますところだが、自宅で下拵えしたラーメンの具が次
  々と並ぶ。特製スープをコッヘルに溶かし、チャーシュー・ゆで卵・メンマ、¥・ネギをトッピングして生
  麺の茹で上がりを待つ。鍋を下ろした瞬間、一気に麺がなくなり完食となった。
   下山後、現地の有名店で美味しいラーメンを食べるのが楽しみとなっているが、今回は出番が無
  いようだ。快適なテント場を撤収し、昨日のトレースを辿り無事下山。今回の山行は、天気に恵まれ
  なかったもののCLと食担の入念な下準備により、大成功となった。沢渡黒伏は、これから降るであ
  ろう雪に期待し、残雪期に再チャレンジしたい思う。



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 ~G登山/厳冬の鳥海山へ/大台野牧場口
     ・・快晴・足元はついにテロテロの氷状//
           //標高1800m付近・危険とCLの判断・・

  ~~文珠岳直下に転進・笙ヶ岳・鍋森・雪で埋まった鳥海湖・扇子森が~~

   期  日  
2020/1/25(土)~26(日)
   場  所 
 鳥海山(2236m)・・大台野牧場口

 

   日   程
     *1/25**
        八森温泉ゆりんこ(8:40)~大台野牧場(9:40)
        ~滝の小屋(14:20・・泊))

     *1/26**
        滝の小屋(7:00)~そろばん尾根1,822m付近
        (9:10~文珠岳直下1,930m付近(10:00)~
        滝の小屋(12:00)~大台野牧場(スキー・スプ
        リット13:30・歩き14:30)~八森温泉ゆりんこ

   参 加 者   CL石川(隆)、SL斉藤(直)、槇、佐藤(尚)、木村、
           飯沢、平川(宇都宮渓嶺会)、橋本、滝田、佐藤(誠)
          ・・・合計10名


   記   録  
文~佐藤(誠)  写真~佐藤(尚)、橋本、佐藤(誠)

   今年は、近年稀にみる寡雪の年ではあるが、例年通り厳冬の鳥海山へ。ただ今年は、昨年の
  日光白根山に続き宇都宮渓嶺会とのコラボ山行である。

   1/25(土) 小雪のち快晴れ
   定刻の9;00を前にゆりんこへ集合した時間に正確なメンバー達。例年なら豊富にある雪は何処
  へやら??。晩秋のような雰囲気の中、大台野牧場へ移動し、滝の小屋目指し出発する。工事車
  両用に除雪してある車道を10分ほど歩き雪に乗ったが、積雪は薄く20センチ程度に見える。後に
  昨年の山行記録を見たが、あまりの積雪差にビックリ…それでも小雪が舞う天候で少しは冬らし
  い雰囲気だ。
   
   車道をショートカットしながら進み、宮様コースへ入るが、雪で埋まりきれていない潅木が煩く難
  儀しながらの歩きとなる。それでも標高が1200mを超えると、圧倒的な大きさで聳える外輪が見
  えてくる。本日宿泊の滝の小屋へはまもなくで到着となった。
   
 

 
 
   小屋内にテントを設営し、宇都宮渓嶺会との交流をメインに宴会スタート。はるばる栃木から来
  てくれた平川さんに頂いた自然水水で乾杯、餃子と合わせ、なんとメンバー10人分を小屋まで担
  ぎくれていた。ホタテ・つぶ貝そして比内地鶏のきりたんぽ鍋の豪華な夕食を頂きながら、食担の
  橋本さんへ一同感謝する。軟硬水が進み、竜士と隆二の饗宴は夜遅くまで続いた。

   1/26(土日) 快晴
   5;00に起床し行動、水作りと朝食を済ませる。予定より少し遅れ、7;00、新山へ向け行動を開
  始する。風はあるものの朝日が眩しい晴天だ。標高差で300mほど登った頃、雪面が固くなりス
  キー・スプリット組みは足元をアイゼンに切り替える。やや進んで、歩き組みもアイゼンを履きピッ
  ケルを出し先へ進む。
 
 
 
   そろばん尾根へ取り付くべく高度を稼ぐが、足元は次第に固くなり、ついにはテロテロの氷状とな
  った。標高は1800m付近で、外輪までは標高差で約350mである。これ以上高度を上げても状
  況は改善せず、このまま登り続けるのは危険とCLの判断がくだる。
   
   天気は良い。このまま下山も勿体ないと、滝田さんからの提案で西鳥海が見えるであろう文珠岳
  直下あたりを目指し転進。こちら側は、ある程度の雪が付いており歩きやすい。文珠岳直下に到
  着。西側にかかっていたガスがちょうど晴れ、笙ヶ岳・鍋森・雪で埋まった鳥海湖・扇子森が見えて
  いた。雪で真っ白なこの光景は、皆、見た事が無くとても感動。ナイス転進と滝田さんへ感謝した
  一同。記念撮影をして小屋へ戻る。
  ・・・・・
   スキー・スプリット組みは、デポした板を回収し滝の小屋裏の斜面を滑り戻る。先ほどのガリガリ
  斜面とは違い気持ちの良いパウダーだった。小屋に戻り、デポ品の回収と清掃を済ませ下山す
  る。往路で確認したコース状況を踏まえ、スキー・スプリット組みは車道側を、歩き組みは往路で
  通った宮様コースを戻り、車までは別行動となった。
 

   車道には、モービルの痕があり効率よく戻る事が出来た。牧場に到着する頃になっても、背後
  に聳える鳥海山に、後ろ髪を引かれつつ全員無事下山。スキー・スプリット組みはやや早く下山
  していたが、歩き組を外で待てるほどの温かさには、色々考えさせられるものがあった。

   個人的な話だが、厳冬の鳥海山・泊り装備でのスキー・好天下での撤退など二日間
  に渡り、多くの始めてを経験できた山行。外輪まで到達できなくて少し残念ではあった
  が、また新しい発見を求め再訪したいと思う。毎度の事だが、良いメンバーに恵まれ
  充実した二日間だった。




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 ~西川山岳会/新年会日暮沢/避難小屋で
       ・・林道の水が湧ている箇所//
              //雪が融けて繋がっていない・・

     ~~夏時間と変わらず・11時には日暮沢避難小屋到着~~
          (大井沢温泉で・薄っすらと30㎝程度の積雪)

   期  日  
2020/1/18(土)~19(日)
   場  所 
 日暮沢避難小屋・・・朝日連峰/竜門山登山口

 

   日   程
     *1/11**
        根子発8:20→10:50着・日暮沢避難小屋11:00→
        11;50着・竜門滝12:30→13;10着・日暮沢避難
        小屋(泊)
     *1/12**
        日暮沢避難小屋発8:30→10:40着・根子

   参 加 者   CL佐藤(辰)、柴田、近野、大江山岳会(武田・今井)
           ・・・5名


   記   録  
文~佐藤(辰)  写真~佐藤(辰)

   1/18(土) 晴れ
   集合場所の大井沢温泉ですら、薄っすらと30㎝程度の雪である。さっそく根子に移動し出発準
  備をするが、あまりの雪の少なさに「なんじゃ。こりゃ!」と拍子抜けしてしまう。スキー4名、スノ
  ーシュー1名で出発。
   林道の水が湧ている箇所は、雪が融けて繋がっていないため、少しでも雪が繋がっている部
  分を捜して進む。1時間で.アメリカ橋。その先の町水道施設の水場は、ほとんど露出している状
  態。膳棚の急斜面にも雪はない。夏時間を変わらず、11時には、日暮沢小屋到着した。あまり
  にも短時間で来たので、昨年同様竜門滝まで足を伸ばすが、雪が無くて滝に降りられない。諦
  めてブッシュの中を小屋へと帰る。
   水汲みや準備を終了したら、すぐに新年会の始まりである。今回は、隣町大江山岳会の2名を
  加えて、大朝日小屋の状況や古寺の新施設の話題で情報交換をして盛り上がり、一人欠け二
  人欠けして、最後は2名、10時で終了となった。

   1/19(日) 晴れ
   翌日も、相変わらず良い天気である。これまたガンガン飛ばして大井沢温泉直行。町内の蕎麦
  屋「杉の家」で昼食を摂って解散となった。しかし、これだけの少ない雪であれば、今後の事業も
  内容を変更しなくてはなるまい。春先からの天気が心配になる。(辰)


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G登山/奥羽冬の翁山尾花沢高橋地区
    ・・翁山々頂・360さえぎるものなし//
           //絶景・宮城・牡鹿半島や松島湾まで・・

    ~~3時間ほどでハリマ小屋到着。小屋周辺の積雪60cmほど~~
        (小屋・ログハウス風作り・快適な雰囲気に一同感動)

   期  日  
2020/1/11(土)~12(日)
   場  所 
 翁山(1074.9m)~~奥羽・尾花沢

 

   日   程
     *1/11**
        8:45尾花沢・高橋地区→12:30ハリマ小屋

        12:45ハリマ小屋→14:15翁山山頂・14:30
        下山開始→15:30ハリマ小屋着(泊)

     *1/12**
        7:00起床
        9:45ハリマ小屋出発・下山開始→12:10高
        橋地区着

   参 加 者   CL木村、Sl矢嶋、峯田、佐藤(尚)、
           大村、石川・・・6名


   記   録  
文~矢嶋  写真~佐藤(尚)、木村(裕)、矢嶋

   1/11(土) 快晴のち小屋付近は小雪れ
         7:00 山形県庁集合
         8:00 道の駅村山集合
         8:45 尾花沢市高橋地区集合

   CL木村さんが、事前に高橋地区長さんに連絡をしてくれていたおかげで、地区内の路肩に安心
  して車を駐めることが出来ました。地区長さん宅へご挨拶へ伺うと、ガレージのシャッターに可愛い
  山のキャラクターが描かれていたので、大村さんが何のキャラですかと訊ねると、翁山のキャラク
  ターなのだそうで、地元の方たちに愛されている山なのですね。
   部落内を5分ほど歩くと、翁山へと向かう道は、少ないながらも圧雪状態だったので、スノーシュ
  ー・ワカンを装着し、9:45登山開始。厳冬期とは思えない無風・快晴のもと、しばらくは林道歩き
  が続く。なだらかな登りなので、距離を歩けどなかなか標高は上がらない。交代で先頭ラッセルを
  行うが、強度はさほどでもないので、一人あたりの先頭ラッセルは長めだ。
   それにしても雪が少ない!!。豪雪地帯の尾花沢にして、場所によっては林道の地面が露出し
  ているほど!・・雪の付き方によっては林道の九十九折はショートカットする予定だったが、藪が、
  埋まっておらず歩きにくいので、急がば回れで黙々と林道を進んだ。
 
   11:30。標高600mを超えるぐらいになると、やっと雪山らしい景色になって来た。段々と近づ
  いて来る稜線は、真青な空を背景にくっきりと映え、木々は真っ白に雪に覆われ美しい。やっと冬
  登山をしている実感が湧いてくる。
   そして12:30。出発してから3時間ほどでハリマ小屋に到着。小屋周辺の積雪は60cmほどだ
  ろうか。この時期なら2階に設けられた小さな入口からの出入りとなってもおかしくないが、1階玄
  関口に掛けられた雪囲いの戸板を外し、小屋の中に入る。地元の方たちに愛されている山なだけ
  あり、小屋内はとても清潔。
   中は、ログハウスのような作りで、快適そうな雰囲気に一同感動!・・小屋の中に入ってしまうと
  どうしてもこのままゆっくりとしたくなるのだが、この無風・快晴の素晴らしい状況のうちに山頂を目
  指すことになり、一同身支度を急いだ。
   12:45。必要な荷物だけ持ち、再スタート。例年の積雪量なら埋まっているであろう沢を数本越
  え、ハリマ小屋からほぼ真東に伸びる尾根をひた登る。杉の木は姿を消し、美しいブナ林が稜線
  まで続いている。理想的な斜面を目の当たりにし、やっぱりスキーで来るべきだったねーとみな悔
  しがった。
   
   夏道は一度、谷へと降りトラバースし、北隣の尾根へと移るのだが、この状況ならこのまま行け
  るだろうと判断し、この尾根を稜線まで登り切ることに。なだらかになった灌木帯を抜けた先に広
  がっていたのは絶景だった!。遠く南には瀧山・蔵王・雁戸山。西には村山葉山・月山。さえぎる
  ものが何もなく、村山全体が見渡せた。この場所でも充分感動だったが、目指す翁山頂上までは
  まだ少しある。稜線上を北に進路を取り、灌木帯の中をくぐり抜け、いくつかのニセピークを越え
  て。。
   
   14:15。翁山山頂に登頂!!。 360さえぎるものが全くない山頂からの絶景。宮城側を見れ
  ば、牡鹿半島や松島湾まで見渡すことが出来た。この場所に居る分には、今冬の異常な少雪な
  ど忘れることが出来るぐらい、冬ならではの素晴らしい眺望だった。
   立ち止まっているとさすがに冷えて来るし、早めに下りないと、日没が早いので、14:30下山開
  始。30分ほどで稜線から外れ、ブナ林への下りに入ったあたりで、雲が一気に下りて来て稜線部
  が覆われてしまった。”頂上は見えているうちに踏め”とはよく言ったものだ。スキーに最適な斜面
  なだけあり快調に下り、15:30ハリマ小屋まで無事下山完了。
   途中の沢で水も汲み、夜に向け準備万端。

     ※小屋には土間に灯油ストーブがあり、灯油の備蓄もある。
      暖かく過ごすことが出来るが、後に使う人のことも考え、
      少量づつ灯油を荷揚げするのが望ましい。

   そして待ちに待った宴会スタート!。各々のザックから次々と出てくる豪華食材の数々・・。相変
  わらず山の上とは思えないおつまみを頂きながら、軟・硬水を頂きました!旨い!!。そしてさら
  にはメンバー自家調達のイノシシ肉がたっぷり入ったぼたん鍋を頂きながら、笑いの絶えない夜
  を過ごしました。

   1/12(日) 快晴

   7:00起床。登頂は前日に済ませているので、ゆっくりとした朝の時間を過ごしました。時折外を
  眺め、雲に覆われている山頂を見て満足げな佐藤(尚)さん。その気持ちとてもよく分かります。石
  川さんの見た初夢が、この山行で現実のものとなっている状況を、おもしろおかしくいじられるリー
  ダー木村(裕)さん。(以降、下山まで木村先生と呼ばれた。)
   昨晩の残りのぼたん鍋におそばを入れて、たっぷりと頂いた後、小屋内をしっかりと隅々まで清
  掃し、お世話になったハリマ小屋に感謝を告げて、9:45、下山開始。昨晩降った雪で少し埋まっ
  たトレースを踏みながらゆっくりと下り、12:10、全員無事に下山完了!。
   スタート時は、あまりの雪の少なさにどうなることかと思いましたが、結果的にはとても素晴らし
  い山行となりました。いつも楽しい時間を共有してくれるメンバーと、そして何から何まで準備して
  下さったリーダー木村(祐)さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

  【追記】 
   翁山山頂からの下山を開始して10分ほどのところで、メンバーのスノーシューのバインディング
  部が破損。そのままでは歩行困難でしたが、補修キットがあったのでその場で修理し、その後も
  無事に歩くことが出来ました。冬山では、特に、不測の事態に備えて応急処置が出来る道具は持
  って行った方が良いと改めて思いました。