2022~1(2 山行き報告  西川山岳会
見出し01

  R4ツアースキー月山~肘折温泉4/16~17  R4G登山、二ツ森山4/2~3   R4第1回理事会4/2~3   R4湯殿山スキー&大井沢湯豆腐の会3/26~27    春山1、赤見堂登山3/19~20  R4G登山/頭殿山~長井葉山2/26~27   R4G登山/裏磐梯~雄国沼2/5~6   R4G登山、厳冬の鳥海山、滝の小屋で撤退1/29~30   R4G登山、厳冬の仙台&山形神室1/22~23      R4新年会・朝日連峰登山口/日暮沢避難小屋
              トップページへ
                     2021/12/31までの山行報告へのリン

      山行き報告
                                 報NO 041 (2022/01/01~2022/07/31


見出し01

 ・~ツアースキー 月山~肘折温泉姥沢登山口~・

      <<山頂//風が当らないところで休憩//ガスにより視界が悪い>>
           
・・・大雪城を滑り降りる・視界が一気に晴れた・・・

 期 日  2022/4/16(土)~4/17(日)
 
山 域 月山(1984m)~肘折温泉

 

 日 程 
   **4/16**
     西川交流センターあいべ7:00⇒姥沢8:00→リフト上駅8:50
     月山山頂12:30~13:10→大雪城滑降→千本桜13:50→
     立谷沢橋15:00→念仏ヶ原避難小屋16:00(泊)
   **4/17**
     小屋6:50→小岳7:50~8:30→978m9:10→ネコマタ沢
     9:20→778m9:45→大森山11:00-12:00旧肘折小学校
     13:10→肘折温泉(入浴)→西川交流センターあいべ17:
     00・・解散

 参加者 
CL柴田、SL蒲生、上野、大江、後藤、木村(裕)、
      滝田、前川・・・8名
 記  録 文~滝田   写真~蒲生、木村(裕)


   4月16日 土曜日 ガスのちに晴
   恒例のツアースキーに、今年も参加してきた。宮城から山形に入ると、パラパラと降ってくる雨を見て、今
  年は雨の中のツアーになるのか?と・・不安になりながら集合場所に向かう。集合場所に着くと、みんな揃っ
  ていた。急いでバスに荷物を入れ、共同装備をもらう。辰彦さんは「こりゃー山では雪になるな!」と、他人
  事のように言う。
   スキー場に到着すると、小雨から湿った雪になった。そして、私は車にポールを忘れたことに気づく。辰 
  さんの計らいにより、スキー場から借りることが出来た。よかったと胸をなでおろす。リフト上駅に到着する
  と、視界がかなり悪い。少し出発を遅らせるかどうか、CLとSLが相談する。天気は、回復傾向にあるので、
  ゆっくりと進むことになった。
 
   進むにつれて、雪から雨に変わり、視界もどんどん悪くなる。風も強くなり、雨で濡れたものが凍りついて
  いった。私は、下界の辰彦さんは「こりゃ、修行だな!」と屈託の無い笑顔で言っているだろうなと思いなが
  ら進んでいった。こんな悪天候の中でも、スタスタと進んでいくCLに、置いて行かれないように頑張る。しか
  し、視界が悪いためか、どんどん気持ち悪くなり思うように進めない。SLは、牛首までこの状態なら撤退も
  考えていたらしい。
   
   なんとか鍛冶小屋跡まできて、「ここまで来れば大丈夫だ!あと少しがんばれ!」と励まされながら山頂に
  着いた。風が当らないところで休憩をする。相変わらずガスにより視界が悪い。離れないようにトレインで大
  雪城を滑り降りることにする。雪質は、モナカ状態で滑りにくい。でも、視界が一気に晴れた。この隙に滑り
  降りるぞ!と滑走する。あっという間に千本桜についた。ふと振り返ると、山頂は真っ黒なガスに包まれてい
  た。ここからは、快晴の中、立谷沢橋まで向かう。立谷沢橋に着くと、釣りをする三名を残し、小屋へ向かう。
 
 
 
   小屋の入り口は、先週来たPTによって掘り起こされていた。とてもありがたいとみんなで感謝する。あとは
  宴会会場を作り、釣り班を待つだけだ。日が暮れる間際に、釣り班は着いた。成果は三匹のようだ。これで
  今年も刺身が食べれる??と、皆で喜ぶ。全員がそろったので、自然水で乾杯する。そして寒いのですぐに
  小屋中へ移った。
 
   さっそく、今夜の鍋の準備をすることにした。辰彦さんより、鳥鍋で〆はラーメンだと聞いていた。しかし、鍋
  の元は塩味と寄せ鍋味。混ぜればいいのか、分ければいいのか分からない。違う味を楽しめるので、二種
  類の味を作った。

   4月17日 日曜日 快晴
   翌日は快晴。小岳まで登り返し、小休憩する。ここからは、シールをはがして滑走する。あっという間の赤
  沢川の登り返し点につく。今年の猫又沢はどうだろうか?、多数の大小のクラックがあり危険と判断し、尾
  根をすべる。途中のトラバースに、スノボードの私は苦戦しながら大森山の山裾に着く。
 
 
 
 
   そして急な斜面が出迎える。ここを登れば大森山レストランである。何度も休憩してたどり着く。今年も快
  晴の大森山レストランを楽しめた。あとは、肘折小学校跡まで下るだけだ。無事に到着し、温泉とそばを堪
  能して、交流センターに向かう。
   

   にこにこと出向てくれた辰彦さんに、スキー場から借りたポールを託す。きっと忘れずに帰してくれたはず
  だ。今年も、楽しい月山肘折ツアーに参加できてよかった。来年はポールを忘れないようにしたいと思う。



見出し01

・~ツアースキー月山スキー場月山姥沢登山口~・

             <<月山スキー場のオープン。絶好の晴天下>>
         
・・数日前の雪が邪魔して滑らん!急ブレーキがかかり転倒者も・・

 期 日  R4/4月10日
 
山 域 月山(1984m)スキー場~北月山荘

 

 日 程 
   **4/10**
     姥沢8:30→山頂11:00→北月山荘14:00:00
    

 参加者 CL柴田、SL上野、佐藤(節)、佐藤(辰)、
      加賀谷、荒谷、蒲生、前川・・・8名
 記  録 文~佐藤(辰)   写真~佐藤(辰)、蒲生


   4/10(土) 絶好の晴天
   4月10日は、月山スキー場のオープン。絶好の晴天。姥沢駐車場はたくさんの客でごった返ししていた。
  北月山荘に車をデポしてきたメンバーと合流。さっそく出発もちろんリフト利用。一般ルートで登るが、夏の
  ような気温でもありシールも利いて、2時間で山頂到着した。
 
 

   さすが風が強く、神社の建物の陰でシールを剥がし滑走準備する。いざ、鳥海山を真正面に大滑降!と
  思ったが、数日前の雪が邪魔して滑らん!急ブレーキがかかり転倒者も出る。(笑)。8合目の参篭所陰
  で昼食を摂り、また出発。
 
 

   途中2度ほど、わずかな登り返しをしながら北月山スキー場。ここから、最後の滑りをバッチリ決めて、満
  足の温泉、そして帰宅となった。(佐藤(辰)



見出し01

 ・~G登山上山市/二ツ森山上山市菖蒲登山口~・

          ~~石川さんのGPS・二ツ森山の山頂は正に脚の下~~ 
      
・・西・眩いばかりの白い朝日連峰が屏風ののように// 
                  //大朝日岳が鋭く天を衝いてまるで槍ヶ岳のよう・・

 期 日 令和4年4月2日(土)~3日(日)
 
山 域 二ツ森山(695m・南峰)

 

 日 程 
   **4/2**
     8:00ぐっど山形駐車場集合⇒9:45上山市菖蒲登山口→
     12:40幕営地点(1,020m)→13:15二ツ森山→15:00
         幕営地点(泊)

   **4/3**
     8:30幕営地点→10:15上山市菖蒲登山口⇒10:30萱
     滝駐車スペース・・・解散


 参加者 
CL本田、SL石川〈隆)、青山・・・3名
 記  録 文~青山、本田   写真~青山、本田

   4/2(土) 天気快晴 若干の東風
   諸般の事情により、登山口となる上山市小屋敷村・県道萱平河崎線終点萱滝付近に、午前9時過ぎに
  到着。各自準備を整え、車両通行不可の林道を進み、目標となる尾根取り口を模索しながらの行動、よう
  やく場所を確定しての登山開始が9;45。
 
   杉の植樹帯をワカン、スノーシュー装備しての行動。廃道に近い当時の伐採林道を目印に、より効率の
  よいショートカット?を繰り返し広葉樹林帯に入る。雪の状況は、全体的に硬めだが時間の経過と日当た
  り次第でザラ雪に変わる場所もある。二ツ森山より西に伸びる県境尾根に連結する尾根を特定して、同じ
  く林道を目印に、若干の直登で距離を稼ぎながら、11;45、標高900m付近で軽い昼食休憩。
 
   東側に二ツ森山を眺めながら、樹林帯はブナに代わった、なだらかな広い尾根を進み幕営場所となる。
  県境手前200m地点到着が12;40。ブナの若い樹林に囲まれ、東西とも風の通らない好都合な場所に
  テント設営。小休止を挟み、本田・石川の2名で、13;35、二ツ森山に向う。

   (ここから・文本田
   冬山幕営は、高校生の時以来という青山さんをテントに残して、石川さんと私は、ほぼ空荷で真っ青な空
  の下をゆっくりと登って行った。私はツボ足、石川さんはワカンだ。尾根は広く、傾斜も緩やかでルンルンと
  言ってよい。
 
   西を見ると、眩いばかりの白い朝日連峰が屏風ののように連なっており、真ん中よりやや左に大朝日岳が
  鋭く天を衝いている。まるで槍ヶ岳のようだ。そして、北側は蔵王刈田岳から屏風岳~不忘山に連なる南蔵
  王縦走路が、指呼の距離で木々の間から見える。我々の他は、全く誰もいない。無風だ。
 
   気持ちの良い尾根を1116mの独標まで上り詰めると、今まで隠れていた二ツ森山二ツ森山(695m南
  峰)が見えて来た。若干の下りのあと、いよいよ本峰の登りとなる。傾斜は登に連れて急になり、160m強
  のアルバイトを強いられた。息が上がって来たころで、これ以上高いところが無い地点に到達した。
   石川さんがGPSで確認すると、二ツ森山山頂は正に脚の下だ。時計を見ると14;15。二人一緒にカメラ
  に収めることが出来ないので、スマホで自撮りをした。初めてのリーダーで、ここを目的地と決めてから、何
  度となく地図を眺め、朝に夕に配達の仕事中、ずっと眺めて来た双耳峰の頂に今私は立っている。感無量
  だった。
 
 
   稜線は、北峰に向かって伸びているが、距離は300m強の間に、数十メートル降りて登り返す必要がある。
  既に満足している我々には、遠く見えて割愛した。ゆっくりと景色を堪能しながら往路を引き返す。15:00丁
  度に幕営地点に戻った。あとは、盛大に反省会が続くのだった。(ここまで文本田)

   4/3(日) 晴れ
   快晴下の放射冷却で、前日ストックした炊事用の雪は白い氷と化していた。小鳥の囀りが心地よい。穏や
  かな朝の時間を楽しみ、朝食を済ませテント撤収作業とパッキングを終え、標高1020mの幕営地を8;20
  に出発。
   
 
   気温低下で、歩きやすい雪の状態と快晴無風の状況で下山のピッチも速まる。昨日のトレースを辿りなが
  ら、なお効率のよいルートを見定め、ブナ樹林帯を抜けて紅葉樹帯に入る。高度差と日当たりの加減で、足
  元はザラメ雪に変わりつつあった。
   杉の植林帯に入る少し斜度のきつい法面をトラバースした後に、道祖神にからかわれたのか一時ルートを
  見失うハプニングに見舞われ20分ほどのロスタイム。改めて、どのような快晴下でも10;15分菖蒲登山口
  に到着、10;30、萱滝駐車場にて各自解散となった。



見出し01
・~西川山岳会R第1回理事会・クーポン泊~・

       
・・朝日連峰自然公園管理員の交代//
               //志田菊宏氏から*鈴木真一郎氏に・・


 
期 日 令和4年4月2日(土)~~午後5時から/理事会(会議)
                      
~~午後6時から/懇親会
            
  ・・・3日(日)~~自由解散 
 
場 所  志津「まいづるや」

 参加者 役員(会長、副会長、理事、監事、幹事)
      
アドザーバー・含み・・・計10名
      

 記  録 文~佐藤(辰)


        議長~会長

  1、協議事項

   (1)、朝日連峰自然公園管理員の交代について
       *、退職*志田菊宏氏(大井沢・17年勤務)
       *、新任*鈴木真一郎氏(自宅/間沢・農業/大井沢・)

      ①、鈴木氏より着任の挨あり
      ②、主な話し合い(原則として前任者勤務を踏襲)
       #、西川管理の3避難小屋の管理について
          ・、仮に他から人財を求めた場合は、管理や意思統一
           の必要から、西川山岳会に入会してもらいたい。
       #、  同 登山道の刈り払いについて
          ・、三面コースの登山道刈り払いは、後日協議する。
       #、避難小屋管理で、小屋鍵や書類の手渡し・管理協力
         費の納付場所などについては、後日連絡。

   (2)、朝日連峰明光山からオツボ峰までの登山道整備について
       *、民間団体への助成金申請を行い、これがつけば実施する。

       ①、昭和25年の国立公園指定時、大井沢の先人達が切り開
         いた登山コースであり、その後継に当たる西川山岳会とし
         ては、現に荒廃寸前のままでは捨て置けない心情である。
         昨年に引き続き、整備を行いう。’
        #、尚、行政区域が、元、朝日村であり、当時は整備されてい
          たが、鶴岡市との合併後、r手付かずとなり、荒廃寸前とな
          った登山コース(オツボ峰コース)ある。
          従い。鶴岡市や鶴岡山岳会との協議も進める必要がある。

   (3)、今後の事業実施について

       *、コロナ禍ではあるが、予定通り実施して行く。一般公募の事
          業nについては、人数を制限して行う。

   (4)、朝日連峰保全協議会の事務等を環境省羽黒自然保護官と共同
      で運営して行く。(両者の協議済、今後、山岳会の説明必要))

       *、(株)ニュージェックの川端さんの他界により、保全協議会の
         事務局の中枢となって故川端の代役として、西川山岳会が、そ
         後継を引き受け、共同に参加する。
          ・、理由~朝日連峰区域の多くを管理している。また、会員数
           も多く、多彩な会員構成の団体である等。、



見出し01

・~88祝い登山・湯殿山スキー&湯豆腐の会~・

           ~~下山を決定/馬場平(標高1250m)~~ 
   
・・水をたっぷり吸った新雪が30cmほど・歩き部隊斜面が//
              //急坂になると表面新雪と一緒に古い雪の上を滑り落ち・・

 
期 日 令和4年3月26日(土)~~~~27日(日)
  山 域  月山系峰/湯殿山(1500m)


 

 日 程 
   **3/26**
     7:30志津→12:00湯殿山→志津13:00
     
17;00湯豆腐の会(88祝い
   **3/27**
     自由行動


 参加者 湯殿山スキー
CL佐藤(辰)、守口、大江・・・3名
      
湯豆腐の会~~会長、佐藤(辰)、大江、宇野、
                木村(京)、駒沢、丸川、鈴木、
                板坂、守口、高原、遠藤・・・12名
 記  録 文~佐藤(辰)    写真~遠藤(敏)他多数佐藤

   3/26(土) 湯殿山スキー 曇りのち雨
   夕方の湯豆腐の会の前段として、スキーで湯殿山に向かう。今日は雨の予報のため、登山者はごく少
  数だ。いつものコースでのんびりと進むが、雨が心配で、降れば帰るかという気楽な気分。ブシザも過ぎ、
  急な尾根に取り付くと、昨日の晴天で、多くの登山者が登ったらしい踏み跡が多数。先行に2人のパーテ
  ィ。何度も途中で立ち止まり深呼吸。体力が落ちてるね。
 
 
 
   12時丁度に、湯殿山山頂。とたん強風に雨が混じってきた。急いでシールを剥がし滑降に入る。しかし、
  これまた正面からの強風で前に行かん。やっとのことで風が少ないところまで降りたが、スキーが滑らない
  し曲がらない。
   足がパンパンになりながら、石跳沢に降りる。雨が降るので昼食も取らず登山口まで一気に降りる。登り
  4時間30分。下り1時間で到着。志津の「まいづるや」で休ませてもらい、大井沢の豆腐に出発!・・。

   3/26(土)~27(日) 湯豆腐の会///会長88・米寿祝う会
   本来であれば、西川町役場の大井沢支所をお借りして、大井沢の豆腐を堪能するはずであったが、コロ
  ナ禍で、支所が借りられず、急遽、橋本荘で実施することになった。加えて、会長がめでたく米寿を迎えた
  ので、どちらかというと米寿を祝う会がメインになったのは喜ぶべきことである。
 
 
   会長「まだ登るつもりなので面倒をみてほしい。」とは、いつもの会長より少しトーンダウンしたが、これか
  らも元気で後輩を指導してもらいたいものである。橋本荘になったおかげ(?)で、食事も豪華になり楽しい
  時を過ごしました。参加者の皆さん、ありがとう!・・。   佐藤(辰)



見出し01

・・~春山登山Ⅰ赤見堂スキー&スノーシュー~・・

           ~~下山を決定/馬場平(標高1250m)~~ 
   
・・水をたっぷり吸った新雪が30cmほど・歩き部隊斜面が//
              //急坂になると表面新雪と一緒に古い雪の上を滑り落ち・・

 
期 日 令和4年3月19日)土)~20日(日)
  山 域  朝日連峰/赤見堂(1445.5m)


   

 日 程 
   **3/19**
     7:30大井沢檜原出発→12:00馬場平→檜原16:30
   **3/20**
     八ツ楯山(1009m)往復


 参加者 
CL佐藤(辰)、柴田、佐藤明、大江・・・4名
 記  録 文~佐藤(辰)    写真~佐藤(辰)

   3/19(土) 曇り 風うねりガ
   前日からの水をたっぷり吸った新雪が、30センチほど積もっ ている。スキー2名と輪カン・スノーシュー
  2名は、出発と同時に、この重たい雪には苦労するだろうと予感がする。まずは、杉の植林地と雑木の境
  界となっている急な尾根を、スキー隊を先頭に登って行く。歩き部隊は、斜面が急になると表面の新雪と                 一緒に古い雪の上を滑り落ち、なかなか疲れる。
 
 
   2時間ほど登ると大檜原川の対岸の尾根も良く見え、石見堂岳を回ればあの尾根を下りてくるはずだ。
  3時間ほどで、最も急な斜面を登り切ると暖傾斜になった。ここはもう馬場平だ。やっと着いたぞ、ここを行
  けば赤見堂は近い。と思ったが、どうして足は重く、そうそう早くは歩けない。12時ころ腹が減ったと思った
  ころ、スキー隊から昼のコール。風を避けるため、雪庇の下に移動し、腰かけを作って昼食を摂る。
 
 
   時間の経過は思いの外早い。これからのぬかる行程を考え、ここからの下山を決定。標高1250m。赤
  見堂方面は、風うねりガスで姿は見えない。進んでも何も見えないか…、と自分に言い聞かせる。気温も
  上がったのか、登りより下山の方がズボズボだ。スキー隊はまるっきり滑らない。この湿雪ではそうだろ
  う。歩きも我慢、スキーも我慢。疲れが溜まって、下山なのにスピードが落ちる。檜原の出発地にようやく
  着いた。午後4時半。登りより時間がかかったか。
   檜原橋の傍に、幕営地を設営。雨も降ってきた。さあ早く夕食を始めようぜ。佐藤)

   
3/19(土)) 曇り 風うねりガ
   報告事項なし




見出し01

・・~G冬登山八甲田スキー縦走津軽三味線~・・

                 ~~八甲田ブルーの滑走~~ 
         <<視界良好・雪質抜群で皆歓喜の声を上げながら>>


 
・・久栗坂公民館・・橋本さんの三味線師匠/高野さん/お弟子の津軽美人わかちゃん・・
               ~~三人での津軽三味線ライブ演奏~~

 
期 日  R4/3/11(金)~13(日)
 山 域  八甲田山小岳(1478m)・前嶽(1251,7m)

   

 日 程 
   **3/11**
     16:00青森深沢温泉集合(前泊組)
   **3/12**
     8:00青森深沢温泉集合(当日組)合流⇒9:30酸ヶ湯登山口→ 
     11:00仙人岱避難小屋→12:30小岳(1478M)→14:20箒
     場登山口下山→14:40深沢温泉(入浴)⇒15:3 酸ヶ湯温泉
     (車回収)⇒16:30久栗坂公民館(宿泊・三味線ライブ)
   
**3/13**
     9:00久栗坂公民館⇒10:50銅像茶屋→12:40前嶽(1251,
     7m)→13:50銅像茶屋下山⇒14:20深沢温泉(入浴)


 参加者 
CL橋本、SL石川〈隆)、藤本、鈴木、後藤、矢嶋、斉藤、
      本田、寒河江〈一般参加)、峯田・・・10名
 記  録 文~峯田    写真~橋本

   3/11(金) 晴れ
   朝7時に自宅を出発する。目指す集合場所の深沢温泉までナビを設定すると、距離400km、到着
  予定時刻15:00と、瞬時に計算して表示してくれるので、のんびり一般道を行くことにする。深沢温泉
  に到着したのが15:30だった為、休憩時間を考慮すると、ナビの予想にほぼ誤差はなく昨今の電子
  機器には驚かされる。
   5分も経たない内に鈴木さんも到着し、話をしていると、深沢温泉のご主人がニコニコしながら今晩テ
  ント張る人達かと話かけてきて、宿泊施設なのにテン泊する事に恐縮していると、寒いから中に入って
  待っているようにと言ってくれた。大自然の中で生活している人達は、どこかおおらかでやさしさにあふ
  れている事を痛感した。
   
   しばらくすると、石川〈隆)さん・斉藤さん・橋本CL・藤本さんと前泊組が揃ったので、テント設営をして
  前夜祭のスタート。橋本CLが食担もしてくれて、いつもながら豪華な食材が並びホタテやムール貝、肉
  鍋などに舌鼓を打ち、明日からのスキーツアーに備え英気を養った。

   3/12(土) 晴れ  
   朝6時に起床.。コーヒーを飲み朝食のうどんを頂きながら、本日のルートや雪質等をCLより説明して
  もらい、テントを撤収して出発の準備に取り掛かる。8:00、当日組の後藤さん・矢嶋さん・本田さん 一
  般参加の寒河江さんも合流し下山ポイントの箒場登山口に移動、車数台デポして酸ヶ湯に向かった。
   予報では風速20Mであったが、冬山はこんなもんだろうと、橋本CLと藤本さんのリードで念願の八甲
  田スキーツアースタート。先頭の藤本さんがガンガン登っていく姿を後ろから眺め、華奢な体にどこにそ
  んなパワーあるのかなどと考えながらついていくと、標高が上がるにつれ段々天気が良くなっていった。
 
   八甲田ブルーの中、テンションは上がりまくりである。途中、休憩の時、石川〈隆)さんが買ったばかり
  のコンパスを落とすハプニングもあったが、後続の山スキーヤー〈日本人と外人2人組)に拾ってもらい
  無事戻ってきた。地元なら完全にロストだねーと皆で笑っていると、石川〈隆)さんが流暢(?)な英語で
  お礼を言っているのを観て、また爆笑、真面目な県民性なのであろう。
   11;00。仙人岱避難小屋に到着、しばし休憩。12;30、小岳山頂で登頂を喜び記念撮影して、いよ
  いよ滑走準備。視界良好、雪質抜群で皆歓喜の声を上げながら滑り降りて行く。八甲田ブルーの滑走
  は最高に気持ちが良い。途中樹林帯に入ると、モナカ雪に変わり悪戦苦闘しながら、14;20、ロングコ
  ースを滑り終え、箒場登山口に到着。
 
 
 
 
   酸ヶ湯に車回収を行く前に、昨晩お世話になった深沢温泉に立ち寄り入浴。宿の奥さんからおかえり
  ーと声を掛けられ、橋本さん達の良好な関係がわかる。酸ヶ湯から本日の宿泊場所に行く途中、矢嶋さ
  んが、お土産のホタテを買いに出掛け、大人買いをしてきたとホタテ20K持って戻り皆唖然とした。
   久栗坂公民館に到着して、眼前に海が広がり抜群のロケーションに感激していると、橋本さん達があ
  わ、だしの準備に取り掛かってくれた。陸奥湾でしか獲れないトゲクリガニ1人一杯ずつ、ホタテの酒蒸
  しムール貝・刺身、十和田バラ焼きなど豪華な料理が並び、宴を開始すると、先ほどまで賑わっていた
  場もカニを食べ始めると、お約束のように静かになった。
 
 
   ほどなくして、いよいよ橋本さんの三味線の師匠である高野さんと、お弟子さんで津軽美人のわかちゃ
  んが登場し、三人での津軽三味線ライブ演奏が始まる。三味線・笛・太鼓を駆使した大迫力の演奏や橋
  本さんと高野さんの三味線ソロ演奏に、熱気と歓声に包まれ大いに盛り上がる。ライブ終了後も、興奮
  冷めやらず夜が更けていった

   3/13(日) 曇りのち雨
   朝6時起床。コーヒーを頂き、橋本さん達が海鮮ラーメンを作ってくれた。朝から贅沢な食事である。9;
  00、本日、地元に戻る鈴木さんと本田さんと別れ、スキーツアー2日目の前嶽に移動する。銅像茶屋の
  取り付きに駐車して、11;00、前嶽ピークを目指しスタート。
   本日も藤本さんリードで進んで行くが、なぜか急登になるほどペースが上がっていき、ついていくのに必
  死だった。山頂直下は、急勾配が続く為、CLの指示でスキーアイゼンを装着したが、斉藤さんだけ気合
  でシールで登り、12;40、前嶽登頂し記念撮影したら、おまちかねの滑走タイム、筋金入りのスキーヤー
  後藤さんが大歓声を上げながら滑り降りていく。後をついていく 自分はそんな余裕がないので終始無言
  である。
   13;40、銅像茶屋に下山。道路標識と同じ高さまで積もった雪の所での記念撮影は、感慨深い。途中
  深沢温泉で入浴した後、スキーもうまいが、タコ焼き名人の斉藤さんに、無謀にも橋本CLがタコ焼き対決
  に挑む会場に向け出発。名残惜しいが八甲田山を後にした。

   今回のスキーツアーでは、雪質の違いや滑り方、急勾配でのシール登高、スキーアイゼン登高等多くの
  事を学びました。食材準備から案内まですべての段取りを行い計画実行て頂いた橋本CL・藤本さん本当
  にありがとうございました 又、思い出に残る山行に同行して頂いたメンバーの皆様、大変お世話になりま
  した。またよろしくお願いします。
        ・・・峯田



見出し01

・・~~G冬登山厳冬・頭殿山長井葉山~~・・

      <<踏み出す全てがラッセル・タイムアウト・標高940mで撤退>>


    
・・・頭殿山は遠く・長井葉山は更に幾重もの峰の向こうに霞んでいた・・
・

 
期 日  R4/2/26(土)~27(日)

 山 域  
頭殿山(1203m)・長井葉山(1237m)


 

 日 程 
   **2/26**
     6:00荒砥駅集合⇒白兎登山口(矢嶋車デポ)⇒黒鴨温泉
     駐車場7:30出発→13:30標高930m→15:00幕営地着(泊)
   **2/27**
     7:00;起床9:40幕営地出発→11:50黒鴨温泉駐車場到
     ⇒矢島車回収/荒砥駅(ドロップオフ)⇒白鷹町パレス松
     風・・・解散

 参加者 
CL矢嶋、SL石川(隆)、齋藤、後藤、本田、
      大江(一般参加)・・・6名
 記  録 文~大江    写真~本田

   2/26(土) 晴
   朝、まだ薄暗い6時に荒砥駅に集合。天気予報通り寒くない…登りのときは大汗をかきそうである。
  黒鴨温泉滝の湯旅館の駐車場に車を置かせてもらい、すぐ隣にあるお寺の脇から登山開始。駐車場
  から登山口までは、旅館のおばあちゃんが除雪してくれており、感謝。1人であの大きな除雪機を操作
  するとは、なんてパワフル。
   さあ登山開始という時、矢嶋CLから「頭殿山まで標高差約1000m、6人いるので1人167m、つまり小
  一時間。頑張りましょう!」と、まるで共同装備を振り分けるごとく、明るい口調で高度167mが各メンバ
  ーへ振分けられたのでした。
 
   「テン場は頭殿山の山頂を下った先に、1か所(GPS35ポイント地点)、あるいは愛染峠。翌日の天気
  が雨模様なので、時間を見ながら判断」として出発。雪はふわふわで柔らかく、踏み出す全てがラッセ
  ル。CL矢嶋さん・齋藤さん、すごい馬力でぐいぐい進み、膝ラッセルが更に深くなっても急登でも、馬力
  は落ちず。あれくらいガシガシ歩きたいものだなあと、惚れ惚れ見ておりました。
 
   メンバー順々に交代しながら進むものの、石川(隆)さんが先頭になると、なぜか、毎回お約束のよう
  に急登腰ラッセルの場面。雪壁を崩しながらズンズン進み、またも惚れ惚れ。頭上からの雪爆に注意
  しながら杉林を抜けて、細かいアップダウンを繰り返し、切れた危険個所を迂回し、ようやく頭殿山へ
  続く稜線に到達。
 
   予想していたよりも痩せ尾根が続き、山頂まで2時間以上は掛かりそうだった。既に午後1時半にな
  っており、これ以上進むとテントを張る場所も儘ならなくなり、また翌日の雨を考慮して、「タイムアウト」、
  CL矢嶋さんの判断で、ここまで、「標高940mで撤退」となった。頭殿山は遠く、葉山は更に幾重もの峰
  の向こうに霞んでいた。
 

   
   山頂には到達できなかったが、山深い所に来たなあと感慨ひとしお。頭殿山・葉山へ分かれを告げ、
  テン場を探しながら下山開始。翌日、朝イチから急登を避けるため、今日中に急な登りは済ませるこ
  とにした。先頭の本田さん、背中が見えなくなる程のぶっちぎりな勢いで猛進(電動本田と異名を取っ
  ておりました)。
   2時間弱トレースを戻り、風の通らない静かなテントサイトを見つけ幕営。夜は豚鍋、それを味変して
  キムチ鍋、2種類をいただく。とても美味しかったです。ご馳走様でした。翌日は下山だけなので、ゆっ
  くり歓談(?)。後藤さんは座ったままお休みになっていました。

   2/27(日) 小雪~雨
   7時起床。モーニング珈琲とロールケーキで優雅に過ごしてから、朝ごはんのうどんを食す。外は陽が
  当り、これから雨が降るとは思えない陽気だった。9:50下山開始。雪が降り始め、杉林の中は雪の重
  みで折れた木があちこちにあった。トレース上も落雪だらけで、ボコボコしていた。
   あと30分程で登山口というあたりで雷が鳴り、雪も雨っぽくなってきた。11::50駐車場到着。すっかり雨
  になってしまい、急いで車に荷物を積み、CL矢嶋さん・齋藤さんは、デポした車の回収(救出?)へ。私
  は荒砥駅へ送っていただき、駅前で皆様とお別れしました。残念ながら、頭殿山には辿り着けませんで
  したが、トレースの無い静かな深い雪山を歩くことができ、また、皆様と、とても楽しい山行ができ、あり
  がとうございました!

   * 今回、神奈川から参加しました。数年前、竜門小屋で遠藤さんにお会いして、そのご縁で
    何度か冬山にご一緒させていただいております。
・・・大江



見出し01

 ・~G冬登山厳冬の雄国沼外輪山裏磐梯~・

      ☆☆ 360℃・真っ白な異次元ワールドで//
                 //僕らはコンパスの下辺となった ☆☆

           ・・・白い光の中を天国に向かって//
                //既に古城ヶ峰の標高1,287m・・・

 
期 日  R4/2/5(土)~6(日)
 山 域  
裏磐梯・・・雄国沼/古城ヶ峰(1,287m)


 

 日 程 
   **2/5**
     8:00;道の駅裏磐梯駐車場集合⇒9:00雄子沢登山口
     駐車場出発→12:00雄国沼休憩舎→14:30 古城ヶ峰
     登頂→16:00雄国沼休憩舎到着(泊)
   **3/6**
     7:00;起床/9:30雄国沼休憩舎出発→11:15 雄子沢
     登山口駐車場到着→12:30ラビスパ裏磐梯駐車場・・
     ・・・解散

 参加者 
CL佐藤(尚)、SL石川(隆)、矢嶋、本田・・・4名
 記  録 文~本田    写真~佐藤(尚)、矢嶋


   2/5(土)  吹雪
  天気予報から、雄国沼は吹雪・稜線は強風で、登頂は断念せざるを得ない可能性が高いのでは
  ないかと予想していた。集合地点の道の駅裏磐梯駐車場に朝8時集合したが、厳冬期、降雪の朝
  を迎えた道の駅は閑散としている。
   悪い予想が、段々と現実のものになろうとしていようだ。CLの佐藤(尚)さんより、ここより先の除
  雪作業が終了しておらず、暫く待つしかないと告げられる。漸く辿りついた標高890mほどの雄子沢
  登山口駐車場は、広くした路側帯を軽く除雪してあるだけだった。端に車を寄せていると、除雪車が
  来たので皆で一礼した。
   駐車スペースの、数メートル先の2mほどの固い雪の壁が取付きである。CL佐藤(尚)さんが、冬
  -靴を蹴りこみ、雪の壁を乗り越えて行く。気温は、マイナス8℃ほど。雪がちらつくが、幸いにも風
  は弱い。しかし、スノーシューを履いていても、30cm近く潜る。新雪が深いのだ。
 
   それでも、昨日のものと思われるトレースを辿り、徐々に標高を上げながら、目的地の雄国沼が
  水源となっている雄子沢川沿いに進む。深々と雪が降りしきるなか、一時間ほど歩くと最初の難所
  に到達した。「デブリだ。」先頭の矢嶋さんが唸る。雄子沢川沿のトラバースの傾斜がきつくなり、雪
  崩の跡がはっきり認められる。一人ずつ間隔を空けて、静かに素早く通過するようにとSLの石川さ
  んから指示が飛ぶ。
 
   「もし雪崩れて先行者が埋まったら、埋まったその先を掘り起こすから二番目の人は良く観ておい
  て」俄かに緊張が走る。四人が次々と、慎重に静かにかつ淡々と危険地帯をやり過ごす。雄子沢川
  を離れ、緩やかな尾根に進むとトレースもすっかり無くなり、静謐な厳冬の森のワンダリングとなる。
   こうなると何処を歩いて良いのかさっぱり判らない。ここでコンパスの登場である。
  二番目メンバーが先頭に「右に15分位」とか指示をする。私は、右に右に曲がって歩いて行く癖があ
  るようで、「左って言っているじゃないか」とCLから何度も言われる。本当にコンパスの方向だけで
  目的地に着けるのかと疑問を持ちつつも、他に方法が無いのでともかくコンパスに従って進む。
   
   ほんの数メートルずれただけでこの状況では休息舎を見失ってしまうのではないか。不安が頭をよ
  ぎった次の瞬間、白い世界からうっすらと大きな雄国沼休憩舎が目の前に現れた。コンパス凄い!
  天気が悪いので、このまま小屋で本日の行動は終了し、喉を潤そうという誘惑かられた願望が複数
  のメンバーから発せられたが「古城ヶ峰、行けるところまで行くよ。」CL佐藤(尚)さんはきっぱりと宣
  言した。
   小屋というよりは、名前の通り国立公園然とした大きな休息舎で、雨風は完全に凌げるが、広い室
  内はマイナス8℃で冷え込みが厳しい。荷物をデポ、エスパースの四人テンを設営したのち、仕方な
  しに我々は小屋を後にした。
   この先コースは、湖畔に建つ雄国沼休憩舎から氷結した雄国沼を1.6kmほど真南に渡って行き、対
  岸の古城ヶ峰の取付に達する予定だ。雄国沼は、完全に氷結して湖面に雪がたっぷり積もっている。
  湖上に出ると、状況は一変した。風が強まり、吹雪となっている。360度・真っ白で何も判らない。分厚
  い冬用手袋をしていても、手がかじかんでくる。気温はマイナス12℃だ。
 
   先頭を歩く人に、二番目の人がコンパスを見ながら、「左に20分、もうちょっと左、よしドンピシャ!」と
  言った具合にナゲートするのだ。先頭はラッセルしなければいけないので、パシュートよろしく一列に並
  び、先頭が疲れると最後尾に下がって行く。さて、私に先頭の番が回って来た。全く方向感覚の無いこ
  の360度・真っ白な世界を進んでも進んでも、何の変化もない。気が狂いそうだ。
   漸くして「ドンピシャ」の指示を貰うと、白い光の中を天国に向かって行進しているような気がした。本
  当に着けるのだろうか。引き返すべきではないのか。ところが、1.6kmほど真っ白な異次元ワールドを
  歩いて行くと、コンパスが示す地形図の通り、対岸の木々が見え始めたのだ。木々が見える事で、真
  っ白な世界からやっと解放され、心も落ち着き冷静さを取り戻す。
   風も収まり、静粛な雰囲気が戻って来た。但し、雪が深くなり、ラッセルが一層しんどい。それでも緩
  やかな等高線をひたすらコンパスに導かれ、真南に登って行く。暫くすると予想通り急登開始となる。
  矢嶋さんが、物凄いパワーでずんずんラッセルして行くと、ほどなく稜線に達した。思ってもみなかった
  事に雪も風も弱く、景色こそ見えないが、稜線漫歩と言ってよい状況だ。
 
   高度計は、既に古城ヶ峰の標高1,287mと殆ど変わらない値を示していた。こんもりとした小ささな頂
  が見えて来た。佐藤(尚)CLが、あそこが頂上だと特定。間もなく頂に到着してGPSで確認する。天気
  予報や途中の湖上の状況からは、とても登頂は無理と思っていた。しかし、コンパスに導かれた我々
  は、こうして静かな山頂にたどり着く事が出来たのだ。万歳の声があがり、大満足の記念撮影となった。
  時計を見ると、14;30行動開始から5時間半が経過していた。
~~~~~~~~~~
   ^帰路は、山頂から我々のトレースをただ辿るばかりだ。ルンルンで下ってくると直ぐに湖畔に達した。
  するとどう言う事だろう、またしても湖面には強風が吹き荒れ、ホワイトアウトしているではないか。トレ
  ースも完全に消えている。コンパスに従って今度は真北に進路をとった。同じように360度・真っ白な変
  化のない世界を歩いていくが、行と違い帰れる確信があるので気が楽だ。
 
   30mほど東にずれてしまったものの、コンパスはちゃんと我々を雄国沼休憩舎に導いてくれたのだ。
  だたっ広い小屋に設営された緑のテントの中で、今日の反省会が直ぐに始まった。「イヤー面白かった。
  とても変化に富んだ良い山行だった。」「天気予報から考えて、とても頂上が踏めないと思っていた。」
  「標高差が少ないので舐めていたが、湖上横断は凄かった。昔の北極探検が何百キロも真っ白な世界
  を旅したなんて信じられない。」
   今日の冒険のハイライトは、思ってみないことに平らな湖面の横断にあった。コンパスの女王に指ささ
  れるまま、しもべとなった我々は、、彼女に命を預けたのだ。大満足の一同は、全員一致で明日の雄国
  山への山行を中止することにして、反省会はとめどなく続くのだった。食担の矢嶋さんが用意してくれた
  馬刺しとボリューム満点のピリ辛鍋をつつきながら。・・・。

   2/6(日) あとは静かに下山
   翌朝7時に起床した我々は、ゆっくりと優雅に朝食をとった。あとは静かに下山するのみだ。途中、山ス
  キーの4人パーティーとスノーシューの2人パーティー、同じくスノーシューの単独行者とすれ違う。誰とも
  会わなかった昨日とは打って変わって、日帰り山行の登山者が、今日は結構いる。もはや、高速道路の
  ようになったトレースを辿って、11時少しには、駐車場に到着した。
   すると、バックカントリーの、スノボ集団や他にも沢山の車が駐車しており驚くばかりだった。ラビスパ裏
  磐梯で汗を流し、さっぱりとしたところで・・・解散。本当に楽しかった。山岳会での初めての厳冬期登山は
  有意義かつ勉強することばかりでした。



見出し01


 ・~G冬登山厳冬の鳥海山大台野牧場~・

        
<<悪天候により滝の小屋で撤退>>
  ・・
森林限界先は別世界で風の質が違う・吹き付ける強風で顔が痛い・・
        //小屋の中の温度は-6度だが・テントの中は快適//

 
期 日  R4/1/29(土)~30(日)
 山 域  
鳥海山(2236m)
//滝の小屋で撤退

   

 日 程 
   **1/29**
     8:00八森温泉ゆりんこ駐車場集合⇒9:00大台野牧場
     最終除雪地点出発→14:00滝の小屋到着(小屋泊)
   **1/23**
     8:00起床/10:30滝の小屋出発→13:10大台野牧場到着 
     →14:00八森温泉ゆりんこ駐車場・・・解散

 参加者 
CL齋藤、SL石川(隆)、後藤、橋本、藤本、
      伊藤(尚)・・・5名

 記  録 
文~伊藤(尚)  写真~橋本

   
1/29(土)  雪
   八森温泉ゆりんこの駐車場に集合。事前の天気予報では、土曜から日曜にかけて西高
    東低の冬型が強まる予想で、特に風の影響が心配された。CLの齋藤さんの見立てでは、
    滝の小屋で風が強ければさらに上は厳しいから、日曜の朝の判断に、との説明があった。
   スタート地点となる大台野牧場での風雪の強さを考慮し、あらかじめテント、食料を分け
   パッキングしてから車に乗り込んだ。折見せる晴れ間が気分を高めてくれる。支度をすま
   せ記念撮影ののち気合いを入れてスタート。
   
   まずは、ゆるやかな車道沿いを歩き始める。途中までロータリーでの除雪跡があり、車
  は入れないが歩くには快適だ。スキー隊が、先頭でじゅんぐりラッセルをおこなった。20
  cmほどの沈み込みだが、先頭の力強いラッセルで後続のスノーシュー隊もだいぶラクに
  歩ける。斜面へと取り付き車道をショートカットしながら順調に高度を上げる。
   さらっとはしているのだが、重さを感じる雪で、斜度が上がれば足上げも当然ツラく
  なる。足回りはというと、藤本さん・伊藤(尚)はスノーシューでそれ以外は皆スキー。
  スキー隊に遅れまじと必死に食らいつく有様であった。
   一面に広がった青空も、進むにつれて吹雪の様相を呈してきた。単調な西風ではなく、
  南から吹き上げるような風が雪を運んでくる。とはいっても、車道が通っている南斜面は、
  ブナの二次林でそれが風を遮ってくれ、まだまだやさしい風である。宮様コースの取り付
  きで一服 していると、後ろから単独日帰りの男性がやってきた。ありがたくトレースを使
  わせてもらった旨を述べ、先へと進んでいった。今度は我々がそのトレースを拝借し登り
  始めた。
 
  高度を上げるにつれ、斜度も急になってくる。駐車場を出発したころは、やまなかったお
  しゃべりも、今は静かになり皆登りに集中する。尾根筋を登りつめ、約1100mあたりへと
  標高を上げると夏道の駐車場の建物が見える。目標とする滝の小屋はもう少しだ。
   一気に高度を上げ森林限界へと突入する。森林限界から先は、まさに別世界で、明ら
  かに風の質が違う。吹き付ける強風で顔が痛い。しかし、割と視界はきくので滝の小屋
  を確認し、無事到着した。ほっとしたのもつかの間、SL石川さんの迅速な指示により、早
  々に小屋の中に入り速やかにテント設営を完了させる。
 
   小屋の中の温度はマイナス6度だが、テントの中は快適そのもので、やっと人心地つけ
  た。落ち着けば、やはりなにはともあれ自然水や軟水・硬水で乾杯するのが人の常であ
  る。そこへ食担の橋本さんの豪華なお通しが登場し、一気に盛り上がる。ナマコに始まり、
  鮮度抜群甘みマックスの活ホタテ、見たことがないでかさのツブ貝と、本当に山小屋での
  食事かと目を疑うばかりの豪華さである。
 
   そんな中、小屋の外からピューピューという音が。石川さん曰く、このピューピュー音は
  強風の一つの目安だという。そういえば到着した時もなかなかの強風だったが、小屋の
  中まで音はしなかった。トイレに外へ出るのがイコール風速確認になり、強くなった。いや
  さっきより弱まっただの一喜一憂するうちにメインのしゃぶしゃぶに突入。全員満腹感に
  満たされたところで、橋本さんが篠笛を披露。一同その音色に酔い、次第に強まる風の
  音とともに夜は更けていくのであった。

   1/30(日)
   翌朝は5時起床で、天候確認からスタート。CL齋藤さんの判断は、「強風・視界不良の
  ため新山行きは中止し、本日は下山のみにする、寝ましょう!」ということでのんびり寝る
  ことに。厳冬期の新山にチャレンジするという緊張感から解放されたせいか、優雅に8時
  起床。
   モーニングコーヒーを楽しんだ後は、昨日のしゃぶしゃぶのだしが利いた絶品うどんに
  舌鼓。食後は、テントを撤収し下山準備に取りかかる。外に出したストックが飛ばされそう
  な勢いである。スキー隊は、シールをはがし滑走準備OK。せーので一気に小屋の外へ
  出る
 
   鳥海山を知り尽くした男、石川(隆)さんの先達で下山開始。視界不良にてスノーシュー
  隊はスキー隊から離れないようにとの指示があった。突風の吹き付ける中、カリカリな斜
  面を一同慎重に下りる。幸い西風なので進行方向に風が吹き、顔面に当たることはない
  のだが、時折強く吹く風が体を揺らした。
   森林限界を抜けると、固い斜面も重めの積雪に変わりスキー、スノーシューも大苦戦。
  特にスノーシューには、昨日から積もった雪が重くのしかかり下りというのに、体力をわれ
  た。そんな中でもスキー隊4人の軽快な滑走は、見事であった。皆、はじけるように滑って
  いき、スノーシュー組は来年はスキーにしようと、固く誓いあったのであった。
 
   結局、新山は狙えなかったものの、たくさんの学びと冬山の楽しさが凝縮された山行で
  した。厳冬期の鳥海山という過酷な行程を計画し大きな責務を果たしてくれたCL齋藤さ
  ん、豊富な経験で今回の山行を安全に導いてくれたSL石川さん、辛辣な批評で場を沸か
  せてくれた後藤さん、豪華な食材のみならず、調理盛りつけにいたるまで心を尽くしてく
  れた橋本さん、細かい気遣いと規格外のパワーで引っ張ってくれた藤本さん、この場を
  借りて感謝申し上げます



見出し01

・~G登山・厳冬の仙台神室山形神室奥羽山脈系~・
  
    ・・・
2日目天気晴れ・仙台神室/厳しい山容・急登を登りきる・・・
      <<サプラ イズで、石川(隆)さんの誕生日をお祝い>>

 
期 日  R4/1/22(土)~23(日)
 山 域  
奥羽山脈二口山塊/仙台神室(1353m)
                 &山形神室(1344.2m)


 日 程 
   **1/22**
     7:00関沢ゲート⇒8:00高沢地区最終除雪地点
     出発→15:00テン場:(泊)

   **1/23**
     6:00起床・8:20テン場出発→9:30仙台神室
     →11:00テン場→11:20山形神室→11:50ト
     ンガリ山→12:30ハマグリ山→13:00 笹谷峠
     →13:30関沢ゲート

 参加者 
CL峯田、SL今川、石川(隆)、矢嶋、齋藤・・・5名
 記  録 
文~齋藤  写真~峯田、今川、矢嶋、齋藤

   
1/22(土)  曇り
   朝7時に関沢ゲート前に集合し、峯田さんと矢嶋さんの車で、高沢 地区の最終除雪地点へ移動
  した。峯田さんが段取り良く、あらかじめ除雪業者の方と話しをつけてくれていたため、車2台分
  のスペースが 確保してあり、そこへ駐車。各自準備し、テントや食事を振り分 けいざ出発。
   
   最初は林道歩き。メンバー5人で、ラッセル交代しながら歩く。あ りがたいことに、一週間前、峯
  田さんと今川さん、今回の山行に は不参加の石川慎太郎君が、下見に来てくれていた時のトレ
  ー スがうっすら残っている。一時間と少し歩いたあたりで、ピンク テープがあり、そこが取り付き
  の目印のようだ。そこで休憩。
 
   急な取り付きを登り、いよいよ樹林帯へ。目指す尾根までは、緩 い登りが続く。林業関係のピ
  ンクテープが、あちこちにあって 紛らわしい。それらに惑わされず、木々の間を縫いながら、目指
  す尾根に取り付く。そこからは、長い急登が始まる。 トップでラッセルするのは、かなりのの重労
  働。雪が多深く、 足が上がらない。汗でサングラスが曇る。もがくように、足掻 くように、雪を踏み
  締め、先頭交代して登る。
 
   標高が上がって くると、樹林帯が樹氷になってきた。急登を登りきり休憩。汗 で体が冷えきら
  ないうちに出発する。傾斜が徐々に緩くなり、 心に少し余裕が生まれる。日差しはないが、静か
  な樹氷原を歩 くのは気持ちが良い。尾根を登りきり、主稜線手前のピークに 出た。そこはまだ、
  灌木が生い茂っていて、我々の前進を阻む かのよう。それに加えて、深雪ラッセルの影響や、
  ガスで視界 が狭いこともあり、なかなか思っていた程スムーズには進まな い。
 
 
      間もなく森林限界を越え、主稜線に出るも、予定の時間より 遅れていたことや、翌日に天気が
  良くなる予報だったこともあ り、仙台神室は、翌日アタックすることに決めて、主稜線から東 斜
  面を少し降りたポイントをテント場に決め整地し設営。1日目 行動を終了とした。
   
 
    その後、乾杯して翌日のアタックに備え鋭気を養った。サプラ イズで、石川さんの誕生日をお
  祝いして、食坦の矢嶋さんが用意 してくれたメニューに舌鼓を打つ。前菜やメインの鍋等を美味
   しくいただき軟、・硬水もすすむ。とても楽しい夜になった。テン トから外に出ると、暗闇の中に
  山形神室と下界の夜景も見えて、 翌日の好天を期待させてくれた。

   1/23(日)  晴れ
    2日目、天気晴れ。朝6時起床、雪を溶かし行動水を用意。だんだんテントの中が 明るくなっ
  てきた。外を見ると晴れ。みんな盛り上がる。その後、コーヒーをいただき、朝食に具だくさんの
  ラーメンをごちそ うになってから、いよいよアタックの準備。
   必要最低限の荷物 を背負い出発。 前日、姿が見えなかった仙台神室は、いかにも厳しい山
  容でそ びえ立っているように見えた。地図の等高線からも、急斜面で あることは分かっていた
  が、実際に見てみると予想以上のように感じた。 テン場からいったん下り、雪崩の危険や、登る
  ルートを確認し てから登り始める。
 
   雪は締まっているので、雪崩の可能性は低 そうだ。先に登っていく仲間を写真に納めようと上
  を向くと、 青空も見えてテンションが上がる。急登を登りきると、頂でリ ーダーの峯田さんが待っ
  ていてくれた。順番に握手して、登頂 を喜び、笑顔で記念撮影。達成感に包まれる。 暫し休憩の
  後、激下りに備え、スノーシューを外す。
 
   転ばない よう慎重に足を運び、どうにか急斜面を下りきり一安心。その後、スノーシューを装着
  して、テン場まで登り返し、テントを片付 け山形神室へ向かう。この日登ってきた登山者数人と挨
  拶を交 わし、いよいよ本格的に下山開始。山形神室からの下りで、何度も転ぶが笑いがこぼれ
  る。トンガリ山の手前で振り返り、仙 台神室を見ると、圧倒的な存在感を感じた。あそこに登った
  ん だなと、感慨にふける。
 
    ハマグリ山からの下りでは、転んで止 まらず、前を歩く矢嶋さんに突っ込みそうになり、気を引
  き締 め直して歩く。重くなった雪に負けず、大関山をトラバースし て、笹谷の駐車場まで下り休
  憩。後は、踏み固められたトレー スの上を車まで下り、歓喜の歌を歌いながら(矢嶋&齋藤)ゴー
  ル。 雁戸山から下ってきた、槙さんと遭遇するサプライズ?もあり、 少し談笑。後、車をデポした
  高沢地区へ移動し解散となりました。
   今シーズンは、雪の日が多く、晴れる日が少ない中、1日目はラッ セルやルートファインディング
  に苦戦したものの、2日目は好天 に恵まれ、仙台神室の頂を踏むことが出来て、とても良い山行
  に なりました。ご一緒した皆様、本当にありがとうございました。 また、よろしくお願いします。



見出し01

・~西川山岳会R4/新年会日暮沢避難小屋~・
      <<2年ぶりの新年会>>
   ・・・金曜日の降雪により当日のドタキャンも//
            //二階から入室。もちろん竜門滝見学などは・・・


 期 日  R4/1/15(土)~16(日)
 山 域  
朝日連峰登山口//日暮沢避難小屋


 

日 程 
    **1/15**
      8:00大井沢温泉⇒9:00根子出発→15:00
      日暮沢小屋:(泊)
    **1/16**
      9:00小屋出発→12:00根子:

 参加者 
CL佐藤(辰)、武田、今井、佐藤(良 )・・・4名
 記  録 文~佐藤(辰)  写真~佐藤(辰)

   
1/15(水)  曇り
   金曜日の降雪により当日のドタキャンもやむを得ない。2年ぶりの新年会をするため   大井沢
  温泉に来たが、除雪が追い付かず道路で皆を待つ。大井沢は、既に2mを越えた   積雪で、一
  昨年のサッパリ雪の無い新年会よりは”冬らしくていいね”とは言ったもの   の、思いの外苦しめ
  られることとなる。
 
    山スキー1名にスノーシュー3名。どっちもぬかる。山スキーがやや有利か。交代を   繰り返し
  アメリカ橋で大休止。先は長い。膳棚の雪崩れ危険地帯は一気に越えて、まず   は一安心。日
  暮沢避難小屋前の沢には、スノーブリッジがかかっており「ラッキー」と、スキーを脱がずに渡った
  が、結局沢に落ちてしまって、最初から脱いで渡れば良かった。
 
   小屋は一階が半分ほど埋まっており、今年の雪の多さが分かる。玄関を掘り起こす元   気も
  なく、二階から入室。もちろん竜門滝見学などは「そんな話あったかい」となる。急ぎ準備を始め、
  新年会も少数精鋭で静かに終わったのであった。(ホントかい?)。

   1/16(日)  曇り,
   翌日は、天候も穏やか。昨日のトレースを辿り、それでも3時間かかり、根子に到着   した。
  今にも落ちそうな作業小屋の雪の下を通り抜け一安心。いざ温泉、蕎麦へ。
 
 
   ご苦労さんでした、。私は、ドタキャンではありませんでした。家庭の都合で最初から参加出来な
  い状態でした。・・・渋谷