出し
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   2011/12/31までの山行報告



 山行き報告 報NO21 (2012/1/1/〜2012/7/31)

見出し 月山地域 夏山開き登山・月山神社本宮/山頂
           ・・・
前6/30・清川行人小屋泊//翌7/1・祭典参加・・・
    
   〜胎内岩・まだ雪の下/例年にない大雪渓の連続

     期  日  2012/6/30(土)前夜祭〜7/1(日)山開き祭典

     場  所  月山(1984m)/月山神社本宮

     日  程  ***前日班の記録当日班省略***
        6/30(土)・・・水沢温泉8;00⇒束松登山口9;00〜本道寺分岐10;45〜
                  タケノコP(昼食)12;20〜紫灯森13;4〜清川行人小屋・着
                 15;25(泊)・・・前夜祭
        7/ 1(日)・・・清川行人小屋6;30〜大雪城下8;20岳〜胎内岩上9;25〜
                 月山山頂(月山神社本宮)・着10;00・・・祭典参加・・発11;
                 30〜牛首下12;10〜リフト上駅13;25〜姥沢小屋・着13;
                 35(ノライ)・・・発15;00(バス15;20発)⇒水沢温泉・・・解散
                 ・・・束松登山口車両回送17;00終了・・・

     参加者 前日班〜我孫子(夫妻)、高原、三宅、上野、神田、蒲生、荒谷、
                駒澤、宇野、木村(京)、荒木(節)、渋谷、柴田、大江、、
                
・・・15名


           当日班〜板坂(夫妻)、荒木(富)、佐藤(俊)、土田(夫妻+友人)、
                後藤、佐藤(園)、遠藤(敏)、サディス、佐藤(榮)、竹永、
                 ・・・13名
     記  録  文〜渋谷  写真〜渋谷

 


      6月30日 快晴/途中・タケノコなど山菜ゲット
        7/1の山開きが日曜日に当たったので、週末清川造林小屋1泊の前日班に参加の
      メンバーが15名と、これまでになく多かった。水沢温泉に集合、3台の車に分乗し予定
      の時間8;00に出発。林道途中、谷側が大きく崩壊し赤い屋根分岐から通行止めにな
      っていたが、事前調査で普通車の通行可と判断、自己責任で通過、束松登山口に無事
      に到着。2台の車が駐車していた、林道奥から1人現れる、話によると、地元会員の片
      倉君が清川小屋へ登ったとのこと。

        青空が広がり快適な朝、9;00に登山開始。今回も、途中のミチグサを予定しドウタ
      ン街道を辿ることにした。烏川分岐を過ぎて登り坂にさしかかると、ウドの大木やホソダ
      ケ(伸びすぎ)などが現れ、女性たちの狩り心をそそる。

        地蔵岳が近ずくと、その奥に、残雪に覆われた月山東斜面(大雪城)が遠望でき、雪
      解けの遅が感じられた。平坦なトラバー地点では、道の所々に残雪が横たわり、例年ゲ
      ット出来る場所のタケノコは姿なし。消え際のイワダラを少し採取、あきらめて、本道寺
      分岐を通過。

        道脇をキョロキョロしながらアップダウンしながらタケノコP点に着く。ここも例年の倍
      近い残雪(というより雪渓)があり、タケノコエリアが狭く収穫量は昨年の1/3、大勢のメ
      ンバーなのにと、今夜の山菜料理が不安になる。ここで昼食大休憩。

 

        道々、少しずつタケノコをゲットしながら登る。山菜P点に出たが、メイン斜面の殆ど
      残雪に覆われていた。駄目かと思ったが、下方斜面の雪が消え、クワダイやウドなど
      4種、何とか間に合うだけの山菜を確保出来た。柴灯森の横道広場に入ると、正面上
      方にに天竺雪渓・右横方向に清川行人小屋の屋根が迫って見えた。まだ、ピンク色の
      ウラジロヨウラクツツジの花が広場を飾っていた。ここで、帰りの片倉君と交差。

        しばらく急登、例年辿る清川行人小屋への近道雪渓にでた。様相が違う、大雪城下
      斜面まで雪渓が伸び続いている、ミズバショウなどの咲く湿原・斜面は全く現れていな
      い、ユキザサやキヌガサソウ地帯も雪の下。

        快晴で見通しが良く素晴らしい景色であったが、雪渓の登りで、途中、小屋への横道
      を見逃し上に登りすぎ、先の雪渓を降り返し夏道にでた。ダケカンバ峰を通過、少し降っ
      ての清川上流はまだ水音もなく流れも現れていない。

        ほぼ予定時間(15;30)に清川行人小屋に到着、裏の水場には豊富な水がでてい
      たので、小屋中に入る前に蛇口を小屋台所へと切り替える。片倉君が小屋周辺を綺
      麗に刈り払いをしてくれていた。の荷を下ろし、小屋中へ入り休む間もなく、山菜の分
      類・タケノコの皮剥きへ・薪ストーブ焚きつけなど、前夜祭(宴会)の準備にかかった。
      途中で、今日の無事を祝い乾杯。

        後追いの佐々木君(環境省/羽黒)が到着、しばらくして、もう一人(米沢市)が到着し、
      計17の同宿となった。この季節、この山小屋ではならの前夜祭・自然水や軟硬水に
      加え、テーブル一杯に並ぶ山菜や焼き肉での宴会、・・・延エン・・・三名ほどか20;00
      まで・・・。

      6月30日 朝は晴れ/急変・ガス中の大雪城
        前夜の残りものと定番のラーメンで朝食、早めの6;30の小屋をでた。朝は晴れて
      気持良い出だし、しかし、間もなく天竺大雪渓となり、全員アイゼン装着。夏道から外
      れて清川源流沿いに雪渓を登る。1時間ほどの所で休憩していると、天候が急変、ガ
      スが舞い上がり、見通しが利かなくなった。

        ガス中をしばらく登り、柴田君に登り過ぎとしてきされ、蒲生君のナビで補正してもら
      い少し降り大雪城下の夏の草地道にでる。灌木帯のミネザクラや草地のヒナザクラ・
      チンクルマ・イワカガミなどの可憐なお花畑に到着。ここで大休止。

        いよいよ大雪城に続く大雪渓、視界約10mガスの中、山カンを働かせながら直登
      するが、なかなか雪渓頭に着かない、途中、立ち休憩。我慢の登り、ようやく頭の岩と
      草地を踏むことができた。夏道らしき踏み跡を右方向に辿ると、完全な夏道にでるこ
      とができ一安心、大休止。

        胎内岩は、まだ雪渓にうずもれ、既に通過していた。ナビによると、胎内岩はまだ上
      方先とでていたが、自分は、以前から地図上の位置が上方にずれていると考えていた
      のが正解のようである。

       その先、雪渓の淵を登り詰め、間もなく平坦な風衝地道にでる。ハクサンイチゲやミ
      ヤマシオガマ、ミネズオウなど最盛のお花畑が広がる。頂上小屋付近は、クロユリが
      多く咲き見頃である。山頂付近は風が強くなってきた。

        早い10;00に山頂着。日帰りの当日班より一足早く月山神社本宮参拝し山頂小屋
      へ、早昼食を取り休憩、山開き祭典の終了を待つ。しばらくして当日班13名が小屋に
      到着し合流。申し込み5名が13名ということで、両班合わせ28名の大所帯となる。下
      山して姥沢小屋でのナオライ予約は18(2名早帰り)、携帯電話で追加予約をする。

       祭典が済み 山頂小屋が混みあってきた。前日班は、早め11;30に下山開始。鍛冶
      小屋跡からの急降下、ガスは大分切れ、見通しが良くなる。牛首からのトラバーコース
      は、小姥岳(リフト上駅頭)まで雪渓が続いている、アイゼン装着。柴灯森下まで降り大
      休止。当日班が追いつき合流。

        リフトで降り、姥沢小屋13;35、全員無事に到着。早い到着でカモ鍋がまだできてい
      なかったが、また、入浴で一部メンバーが揃わないが、取り敢えず乾杯でナオライを開
      始する。鍋が出来上がり全員揃ったところで乾杯のやり直し。ただ、自動車の運転予
      定者はアルコール厳禁、殆どウーロン茶杯、カモ鍋は空にする。
        前日班は、15;20発のバスで水沢温泉へ。入浴前に一旦解散。4名、束松登山口
      まで昨日乗り捨てた自動車の回収に向かう(往復所要時間1時間40分)。


見出し 朝日連峰 〜ウスユキソウ鑑賞登山・寒江山
           ・・・
前夜は熊鍋を堪能//ウスユキソウの群落は見頃・・・


     期  日  2012/6/23(土)〜24(日)

     場  所  寒江山(1694.9m)/竜門山避難小屋泊

 

     日  程
        6/23(土)・・・6;50大井沢温泉⇒7;20日暮沢〜9;30ゴロビツ水場〜
                 10;15ゴロビツ頭〜11;15着・清太岩山・発11;30〜12;00
                 ユウフン山〜13;00竜門山〜着13;20・竜門避難小屋(泊)
        6/24(日)・・・6;30小屋〜7;50着・寒江山・発・8;20〜9;20着・竜門避
                 難小屋〜発・10;20〜11;20ユウフン山〜12;00清太岩山
                 〜14;20日暮沢⇒15;00大井沢温泉

     参加者  一般〜渡辺(山形市)、加藤(福島市)、小幡(仙台市)、
               榎本(東京都)・・・4名
           会員〜橋本、亀岡、遠藤(博)、佐藤(俊)、成毛・・・5名


     記  録  文〜橋本  写真〜遠藤(博)

      6月23日(土)晴れユウフンの登りからガス「竜門小屋で熊鍋を堪能」

       早朝、仙台から月山インターへ走行中、大井沢入り口付近に綺麗な虹がかかってい
      て、朝日連峰が僕を歓迎しているように感じた。予定どおり7時に大井沢温泉に集合
      した。当日、佐藤(俊)さんが成毛さんも参加可能となり、会員5名、一般参加4名の9
      名といつもより少ないメンバーとなった。
       日暮沢に着くと、車の台数が10台ほど停まっていた。出だし急登はいつものように
      ゆっくりと歩く。風が適度にあり、気温も低いせいか重荷を感じさせない快適な登り。
      2週間前、展望台付近の登山道に横たわっていたブナ巨木の倒木は、菊宏さんの手
      によって、綺麗に片づけられていた。(ありがとうございました。)ゴロビツの水場でゆ
      っくりと休憩、腹ごしらえをする。少し登ったら、黄色いリュウキンカの群生が満開であ
      った。ゴロビツの頭の雪渓を登りきり、素晴らしい眺めに歓声を上げる。ここで食べる
      かき氷はいつ食べても絶品。

      清太岩山に出ると、大朝日岳にかけての主稜線がはっきりと見えた。残雪と緑とのコ
     ントラストが美しい。ユウフンへの登りからはガスのなかとなったが、途中、ユキザサを
     間引いて小屋に向かった。
      遠藤(博)さんから「今日は天候も良くないので、このままゆっくりしようと」いうことにな
     り、明日の好天を祈願して、さっそく、竜門の冷たい水で冷やした自然水で乾杯。まだ2
     時前なので、今日は早めのお開きになるのかなと思いつつ、まずは、間引いたユキザ
     サをさっとゆがいて頂く。この時期しか食べられないユキザサは、ほろ苦く絶品。本日の
     鍋は熊鍋。亀ちゃんが仕込みから味付けまでした熊鍋は、生姜が効いていて本当に美
     味しかった。(亀ちゃんいつもありがとう。)

      その後、自己紹介して和やかな懇親会となった。東京、静岡、大阪の3人パーティも一
     緒に仲間に加わり懇親した。(Kさん、楽しい夜でした。また飲みたいですね。)結局、開
     始時間は早くても遅くてもお開き時間は変わらなかったということでした・・


      6月24日(日) 晴れ無風「絶好のウスユキソウ観賞日和」

       朝4時起床。朝から熊鍋の効果は抜群で大変。(何が?)昨日夕方に到着した十数
      名のパーティは、3時過ぎに起床し、4時半に出発した。外は、風邪もなく美しい朝日。
      今年は悪天候で、GWから強風や雷雨といった悪天候だったので、遠藤(博)さんもい
      いね、いいねを連発。みなさんも思い思いに写真を撮った。朝食の餅入りラーメンを
      食べて、計画の寒江山へ向かう。

       2週間前に来た時は、遠藤(博)さんと、今年は稜線の雪は少ないねと話していたが、
      まだまだ沢山の雪が残っていた。今年は気温が上がらず、融けにくいのだろうか。寒
      江山までの稜線は、高山植物が次々と現れ、ウスユキソウの群落は見頃をむかえて
      いた。今回は、天候もウスユキソウの時期もばっちりで、みんな笑顔でいっぱい。寒江
      山頂上でゆっくり大展望を楽しみ、竜門小屋へ戻った。

       竜門小屋で一服し、下山すると、佐藤(田)さんがユウフン山の山頂でおにぎりをほ
      おばっていた。竜門小屋に泊まるとのこと。今日は、昨日と比べ風もなく、蒸し暑い。ゴ
      ロビツ水場で食べた冷えたもろきゅうが美味かった。

 

       日暮沢に着くと、日差しも強く暑かったが、みんな満足した表情できらきらしていた。
      このたび、仕事の関係で青森に行くことになりました。竜門小屋では、送別会かなとも
      思っていましたが、遠藤(博)さんはじめ皆さんからも嬉しい言葉をいただき激励会とな
      りました。往復千キロに負けず、ちょくちょく?朝日の山に来たいと思います。これから
      も皆さまよろしくお願いします。


見出し 朝日連峰 〜夏山開き登山・鳥原山/朝日岳神社
            ・・・
前・当日2日間とも雨//銀玉水の水場残雪なし・・・


     期  日  2012/6/16(土)前夜祭〜17(日)山開き祭典

     場  所  大朝日岳(1870.3m)/鳥原山・祭典

 

     日  程  ***前日班の記録***
        6/16(土)・・・大井沢温泉7;00⇒小寺鉱泉7;45〜一服清水9;50〜小寺
                  山11;50〜小朝日岳12;50〜銀玉水14;30〜大朝日岳避
                 難小屋・着15;20(泊)・・前夜祭
        6/17(日)・・・大朝日岳避難小屋6;30〜小朝日岳8;40〜小寺山10;30
                 朝日岳神社・着10;50・・祭典参加・・発12;30〜ブナ峠分
                 岐14;00〜小寺鉱泉・着15;20・・発15;50⇒大井沢温泉
                 ・着16;30・・・入浴・解散

     参加者  佐藤(辰)、三宅、有路、鳴海、大江、宇野、竹永、安井、後藤、
           我孫子(夫妻)、佐藤(園)、高原、佐藤(節)、渋谷
・・・15名


            **当日班参加者  大田、荒木(啓)、高橋、鈴木(美)、鈴木(裕)、
                          板坂、草g亀岡・・・8名

     記  録  文〜渋谷  写真〜渋谷・・・メモリー不具合・一部消滅

      6月16日 小雨途中強風
        週末の天気予報は芳しくなく、覚悟して家をでた。曇り、大井沢温泉に集まり、4台
      車に分乗し7;00に出発。小寺鉱泉の駐車場には、既に、毎年一緒の・・電力のグル
      ープが到着し、登る準備をしていたが、例年より車の台数が少なく、天候のせいかと
      頷かされた。

        米沢からの大江君と合流し、途中の降雨を予測し雨具を付けて登山開始。小寺鉱
      泉の主人に、登山届代わりの挨拶をし、すぐ急登、一息で松峰に登り切る。汗ばみ
      雨具が気になったが、我慢、「夫婦ブナ?」を通過して間もなく一服、服装を整える。
        チラホラの小雨、途中でのタケノコ採取意欲も放棄、約2時間をかけ「一服清水」に
      到着し休憩。遅れて来たメンバ−も追いつく。

        ハナヌキ峰分岐を過ぎると、長い急坂登り、いつものように、メンバーの強弱差が
      出て、歩行調整・休憩調整などをしながら登る。まだ「三沢清水」には、水が引かれて
      いない。南東の月布川から噴き上げるガス・風が強くなる、ようやく、セッピ跡の残雪
      を越え小寺山峰に出る。

        先のメンバーは小寺山山頂の風淀で、後方メンバーは峰途中の風淀でそれぞれ
      昼食とる。雨風が強くなり寒くなったので、長休みしないで歩行開始。小朝日への急
      登途中で小休止、山頂を休まず通過し、イワカガミやエゾツガザクラなどの可憐な花
      に癒されながら鞍部まで降る。

        登り返し銀玉水への平坦な道、風雨が大分弱くなったが、ガスで見通しが悪く大朝
      日岳の姿は現れない。ただ、ハクサンチドリやシラネアオイなどの花を足元に見るこ
      とが出来たのが心の救いであった。・・・ここから先の写真消滅・・・
       驚く、例年分厚い残雪の穴中にある銀玉水の水場は露出、雪渓が大分上部まで消
      えていたのだ、近年に無い現象である。大雪渓の登りには深堀の足跡があり、アイゼ
      ンを付けずにクリアできた。
       小屋近くの道脇のガレ場には、雨の滴に濡れたウスユキソウやイワカガミ・チング
      ルマの美しい花の群落が続き、皆、疲れを忘れる。ほぼ、予定時間の15;20の大
      朝日岳避難小屋に到着。
        間もなく後方メンバーも到着。避難小屋は、雨天のためか空いており、小屋阿部
      管理人から、ニ階部屋のほぼ半分(半分は・・・電力メンバー)を割り当ててもらい前
      夜祭の宴会場を設営。自然水での乾杯の後、焼き肉や焼きそば・それぞれ持参の
      ツマミ・飲み物で・・・20;00過ぎまで盛り上がる。

      6月17日 時々雨・恒例のカキ氷/タケノコ汁・雨中での祭典
        早めのラーメン朝食、小雨の中6;30に山小屋を出た。銀玉水大雪渓降りでは一
      部のメンバーにアイゼンを着用してもらう。銀玉水で水を補給して平坦な峰歩き、振
      り返ると、ガスの晴れ間にY字雪渓の中腹が現れ、雪渓と淡い緑のブナやダケカン
      バのコントラストが綺麗。小朝日岳の鞍部で、黒倉沢の長い雪渓を下方眺めながら
      小休止。・・・写真復帰・・・。

        急坂をユックリ登り返し小朝日岳の山頂着。山頂は少し冷たい風があり、体を冷
      一服なしで通過、鳥原山に向け、しばらく急降下、風淀で小休止。2ツめの長い雪渓
      降りの最後、例年の行事「カキ氷」で満足。少し遅れ気味に鳥原山展望台に登り最
      後の休憩。

        10;50、祭典の始まる時間ぎりぎりに鳥原山避難小屋(朝日岳神社)に到着。荷
      を下ろし、すぐ祭典参加。今年の会代表参拝者を、石巻市から参加の三宅さんが勤
      めてくれた。日帰り班の会員8名と合流。祭典中、時々強い雨に見舞われた。

        祭典のスルメとオメキを戴き、日帰り参加の大田副会長や荒木(啓)・板坂さんら
      がゲットしてくれたタケノコ汁で昼食。雨も止み始めた12;30に下山開始。鳥原湿原
      のサイド、酷い泥濘道に難儀、大江町に保全対策を願わなければと考えながら通過
      する。田代清水で一服。水場に水が無かった。

        畑場峰のブナ峠分岐で小休止。日帰り班と2ツに別れ、前日班は小寺鉱泉へと急
      降下、雨あがりの急な降りで佐藤事務局長が派手に滑り転倒、流石の有路君も習い
      転倒。慎重派のメンバーは、少し遅rれだす。

        15;20、先頭が小寺鉱泉宿着、一服。宿前の月布川で靴や雨具の泥を洗い落と
      す。間もなくして後方のメンバー到着し泥洗い。落ち着いた所で駐車場へ、車で一路
      大井沢温泉。竜門避難小屋(管理)から下山の遠藤(博)君らと合流した。
                                            ・・・入浴、解散・・・。


見出し クライミンクTロッククライミング・講習会鎌倉山
        ・・・
三点指示の基本からザイルワーク・確保技術の練習・・・


     期  日  2012/6/3(日)

     場  所  鎌倉山/鳥宮城県・仙台市

     日  程  ***省略***

 

     参加者  佐藤(辰)、有路、大江、安井、柴田、荒木(節)、守口、
           遠藤(博)、成毛、大田、ゲスト4渋谷
・・・14名


     記  録  文〜佐藤(辰)  写真〜佐藤(辰)

      6月3日 晴れ 高度での快感 恐怖の空中懸垂
        岩登りの技術向上を目指して、今年も講習会を鎌倉山で実施しました。遠藤(博)・
      成毛・柴田を指導者に、3班に分けて、三点指示の基本から、ザイルワーク、確保技
      術等を練習した後、さっそく実践練習として初級者ルートに取り付きました。

        何せ、往年のプロから「人生で今日が岩登り初めて!」という人まで様々である。和
      気あいあいの中にも、きちんとした技術指導はもちろんのこと、加えて高度というなに
      ものにも代えがたい"快感"をぜひ味わってもらいたいと、各講師の指導にも熱が入り、
      昼食も忘れるほどでありました。

 

        トレーニングの山とはいえ、ピークからの眺めは抜群でありますし、4ピッチから5ピ
      ッチ登った参加者たちは、最後に恐怖の空中懸垂でビチッと締め、岩登りの面白さを
      実感していただきました。会員諸兄、今年も大いにクライミングを楽しみましょう。


見出し 春山登山P2 〜GW・エズラ峰登攀朝日連峰の怪峰
        ・・・
快晴に恵まれ・西側尾根の雪壁/ピックを雪面に刺し・・・

         〜〜以東岳の稜線に向かうがなかなか/以東岳避難小屋に夕方6時〜〜

 

     期  日  2012/4/28(土)〜5/1(土)

     場  所  エズラ峰(1511m)/以東岳(1771.4m)

    
日  程
        4/28(土)・・・見附7:30 →見附荒沢右岸取付9:10→1020m付近13:00→
                  天狗山避難小屋15:30(泊)
        4/29(日)・・・天狗山避難小屋6:00→二ツ石山8:30→西俣沢出合9:40→取
                 付10:30→エズラ峰14:00→以東岳稜線16:30→以東岳避難
                 小屋18:00(泊)
        4/30(月)・・・以東岳避難小屋7:00→狐穴避難小屋→竜門山避難小屋12
                 :40(泊)
        5/ 1(火)・・・竜門山避難小屋4:00→清太岩山5:40→日暮沢避難小屋7:
                 00→根子9:30

     参加者  佐藤(辰)、成毛、荒木(節)、後藤(岳友)、・・・4名

     記  録  文〜佐藤(辰)  写真〜佐藤(辰)

      4月28日 晴れ
        今年は雪が多く、バカ平までの林道も除雪されていないこともあり、見附荒沢右岸
      の天狗南尾根を登りのルートに決めていた。見附ダムまで来ると、正面には主稜線
      が青い空に真白く輝いている。見附荒沢の渡渉は意外に易くすぐ雪橋を渡ることが
      できた。

        最初の急登を登り稜線に取付けば、あとは尾根を忠実に上に辿ればよい。暑くて
      半袖でも良いくらい気温が高い。950mの小ピークで、正面に竜ヶ岳の岸壁を望みな
      がら昼食とした。1050mから上部は3月でも大きく雪が割れているのが、今回は一
      箇所だけ口を開けていた。ここだけアイゼンを着け、東側から慎重に登る。

        ここを越せば緩やかな尾根が天狗まで続いている。廻りには大朝日から以東まで
      の展望が広がり、とても気持ちが良い。明日登るエズラも視界に入ってきた。

      4月29日 晴れ。
        二ツ石まで緩やかな上り下りを繰り返し、8時30分到着。ここから出谷川に向かい
      下降する。天場に最適な1100mの先からは、東股沢へ一気に下り短縮を図る。西
      股沢の出合は、雪がぽっかりと空いており、出谷川の清流が美しい。ここからの直登
      尾根は雪がほとんど付いので使えない。

        我々は、デブリでびっしり埋まった西俣沢を800mほど詰め、西側尾根の雪壁に
      取付く。初めの急登は、雪が硬くアイゼンを慎重に利かせる。ピッケルを上手く使え
      ない荒木(節)に、成毛がコツを伝授、ピックを雪面に刺し登らせる。ここから下を見
      ると恐ろしいので、視界を上部のブナの木に定め、そこまで行って、ようやく一息着く
      ことができた。

        ここからは、やや傾斜も落ち、雪稜を快適に登りつめる。途中二箇所ほど薮を越
      えるところもあったが、エズラ峰手前の鞍部で休憩している1時半ごろ、竜門小屋の
      遠藤(博)から無線が入り、あと少しだ頑張れと励まされる。

        最後の雪壁は、荒木(節)がトップで登り、2時10分とうとう山頂に着いた。休憩し
      展望を楽しんだ後、以東岳の稜線に向かうが、なかなか足取りが重い。振り返えれ
      ば、600m下って800m上り返しているのだから。狐穴までの目標だったが、以東
      岳避難小屋に着いたのが夕方6時であった。

      4月30日 晴れ。
        今日はのんびり稜線散歩である。狐穴避難小屋では、安達管理人から冷たい飲
      み物をいただき、小屋の東側から昨日登った稜線をバックに記念撮影。お礼もそこ
      そこに、竜門山避難小屋ヘ向かう。

        「小屋に着いたら30分休憩したらすぐ下山するよ。」と約束はしていたのだが、竜
      門の小屋遠藤管理人から、エズラ登頂祝いの自然水だよ、と一杯いただくともう気持
      ちが揺れ始まる。「うどんでも食べ、昨日の話をゆっくり聞かせて」と遠藤(博)。「美
      味い日本軟水を持ってきたよ。」と会員の守口。ついつい下山の意思も遠のき、宿
      泊を決めてしまったのであった。(佐藤)

      5月1日 晴れ。〜〜省略



見出し 朝日連峰GW・山小屋管理慰問竜門/狐穴/天狗
          ・・・
前半は快晴に恵まれ・後半は強風と雨で最悪・・・
                //アクセス林道の除雪なし・大井沢集落からの歩行//

     期  日  2012/4/28(土)〜5/6(日)

     場  所  竜門山・狐穴・天狗山/避難小屋

 

     日  程  (渋谷の行動日程)
        5/3(木)・・・西川交流センター3;30⇒大井沢根子4;30〜アメリカ橋5;40〜
                日暮沢避難小屋7;30・・7;45〜ゴロビツ頭11;10〜ユウフン山
                13;00〜竜門山避難小屋・着14;20(泊)
        5/4(金)・・・小屋12;05〜南寒江山13;10〜狐穴避難小屋・着14;20(泊)
        5/5(土)・・・狐穴避難小屋・・・停滞(泊)
        5/6(日)・・・小屋7;00〜南寒江山8;30〜竜門山避難小屋9;35・・9;55〜
               ユウフン山10;55〜日暮沢避難小屋13;00〜アメリカ橋14;20
               大井沢根子・着15;15⇒西川交流センター・着15;45

     訪問者  前/後半を通じての山小屋来訪会員・岳友
             会員〜遠藤(博)、安達、石川、守口、佐藤(辰)、
                成毛、荒木(節)、鳴海、橋本、山田、宇野、
                木村(京)、渋谷、・・・13名
            岳友〜後藤、伊藤、早坂、金井、服部、・・・5名、


     記  録  文〜渋谷  写真〜石川、渋谷

      5/3(木) ゴロビツ頭から強風・清太岩山登り馬ノ背雪渓で強々風雨
       今季の大雪で西川町内の除雪が遅れ、登山アクセス林道の除雪にまで手が回らな
      ため、今回のGWは、大井沢集落(根子)からの全行程歩きとなった。

       早朝3;30に西川交流センター(自宅)を出る。大井沢に入ると小雨となってきたの
      で、役場大井沢支所の入口を借り、靴履き替えや雨具を着用し根子へ。車を木炭倉
      庫脇に置かせてもらい、山スキーで歩行開始。
       雨も苦にならない程度で、残雪は多いが固なり歩く易く、一気に排水地まで登り、休
      憩なしでアメリカ橋に到着。バナナ1本立ち食い休憩。危険かと考えてきた膳棚ダム
      サイト雪崩は消え、ダム側の路肩が現れていた。

       ダムサイトを通過した地点から、旧林道(残雪期)を辿り時間短縮、避難小屋前の日
      暮沢が増水しており、スキーを担ぎ踏ん張りながら通過、約3時間で日暮沢避難小屋
      に到着、朝飯を取り休憩。スキーは此処まで。

       最初の急登松峰は、殆ど夏道、気温が低く汗もかかずに登り切り小休止。ここから
      先のブナ帯は、残雪多く夏道コースを無視、ほぼ山カンで直登。登るにつれガスで見
      通しが悪く踏み跡もなく、残雪の形や樹林の変化をうかがいながら只管上へ。

       急登から解放され開けた雪原に出る、ゴロビツ大雪渓、ガスで頭のセッピの確認が
      出来ないが、見慣れた1本ブナや左方傾斜を確認しながら直登へ取り付き、千鳥登り
      を繰り返し、ほぼ頭の目的地点に登り切る。とたん、平坦だが強風にらされる。少し先
      に進み、風淀の右斜面に灌木を見つけ掘られた根元で休憩、無線で竜門山避難小屋
      管理人の遠藤(博)君と第1報を交信。狐穴避難小屋管理人の安達君からの呼び出し
      もあり連絡がついた。自分の位置を確認似てもらい一安心

       先、しばらく、大量の積雪で夏山道のアップダウンがなく、楽楽の登りのはずが、左
      南東側からの風雨がますます強くなり、横雨がカッパと顔面を叩く。清太岩山近くの馬
      ノ背では、何回か吹き飛ばされそうになる。山頂から夏道が現れ灌木風淀で一息つく。
      ユウフン山への登りは、ほぼ夏道を辿ることが出来、強い風雨を避けることが出来た
      がた、下半身、靴中までビショビショとなり冷えて寒くなる。途中、石川君らが竜門山避
      難小屋と無線交信しているのを傍受、後方を追って来ることを確認。
       冷えを避けるため休憩を取らずにゆっくり歩き続け、ガスに覆われた最後の竜門山
      大雪渓に挑む、やはり雪渓上は強風、我慢、山カンを働かせ、三方標識の夏道に出
      る。此処から夏道降り、西側道のため風も弱く、安心感も加わり快適だった。

       山小屋到着、遠藤(博)君に迎えられ、即、ホットミルクを戴き、冷えた全身が生き返
      った。遠藤(博)は、君心配で迎えに出かける支度をしていた。途中、雨風で山小屋と
      の無線連絡の余裕もなく到着予定時間もだいぶ経過したこともあり、遠藤(博)君には、
      心配をかけてしまった。着替えしながら、熱燗2杯を立て続けに戴き落ち着く。
       しばらくして、後方の石川君ら4名が到着。岳友の金井さん、脱いだ靴中から雨水が
      ジャ−、私と同じ目に遭ったようだ。途中、4名も強い風雨に苦労して来たとのこと。着
      替えを待ち、今日の同宿者6名、それぞれの持参したつまみを出し合い、無事を祝っ
      て自然水で乾杯。夕食をはさみ、一部のメンバーは、23時過ぎまで談笑していた。

      5/4(金) 強風と雨を突いて狐穴避難小屋へ
       朝食の後、天気の回復を待っていたが、その兆しがなく、計画の狐穴避難小屋行き
      をあきらめる空気が漂う。しかし、私は如何しても行きたいと考え、行程2時間少し、昨
      日に比べると風雨も弱いので、決行を決断。

       橋本君ら3名のメンバーも賛同、早昼食を済ませ、まだ乾かない服装を付け12;05
      に出発した。小屋を出てすぐ、ガス中の大きな雪渓に出たが、何回かの経験地形なの
      で、難なくクリアできた。その先の稜線は、ほとんど夏道であったが、いつもながら、南
      寒江山の登りでは西からの強風で難儀、山頂では何とか証拠写真を写す

       2時間20分ほどで狐穴避難小屋に到着。今朝、断念の無線をいれていたので、安
      達小屋管理人を驚かす。小屋の中は、石油ストーブが焚かれ温かく助かる、すぐ着替
      え、濡れた衣服を2階部屋いっぱいに張られた紐に掛け吊るさせてもらい、まずは乾
      杯。引き続き夕食をはさみ、例により、橋本君の横笛を鑑賞しながら貸切の山小屋の
      長い夜を過ごす。

      5/5(土) 今日もガスと風雨、橋本君ら3名は竜門山避難小屋へ
       今日もガスと風雨、遅い朝食後、ゆっくり休む。橋本君ら3名は、お昼過ぎに竜門山
      避難小屋へ向かい小屋を出る。私は、停滞し、何もすることまなく横になり休む。小屋
      管理人の安達君と伊藤さんは、小屋の補修(水漏れ部のコーテングとか)作業で忙し
      そうに動いていた。

       午後は、伊藤さんの料理を摘まみながら硬水を戴き、明日、帰り体力を考慮し早寝
      をすることにした。水割りが薄かったのか、何回か夜中のトイレ用、真夜中の1時ころ、
      目覚めると、窓から明かりがさし入っていた。西窓を開け覗いて見ると、小屋横のセッ
      ピ上に満月が浮き光っていた、2・3枚写真に写す。

      5/6(日) 快晴の朝快適な主稜線、清太岩山降り急変の雷雨
       4;30起床、4日ぶりの穏やかな朝となり、期待しながら北西の窓を覗くと以東岳がく
      っきり、南東の窓からは今明けようとしている橙色に稜線が浮いて見える。急ぎ身支度
      をして外に出てた。稜線上に雲一つない素晴らしい光景、堪能、何枚かの写真に写す。

       衣類・カッパ等は完全に乾き気持良く着替え、下山の準備をする。伊藤さんの料理で
      朝食をとり、お握り2個まで戴き(感謝)、7時に下山開始。三方境の保全作業地(土砂
      流出防止や風衝掘り防止・植物再生促進等)の状況写真を撮影しながら一気に北河江
      山まで登り切る。

       山頂で広場で、追い越して行った安達・伊藤さんが待っていてくれた。三面コース分岐
      を示す標識が真新しい、今年も西川山岳会の行事で三面コース登山が計画されている
      ことを思い出す(安達君らによる登山道刈り払いに感謝)。
       狐穴・以東岳に別れを告げ、左方に二ツ石コース峰・天狗角力山、右手に三面コース
      峰・相模山、正面に主稜線コース・奥に大朝日岳の遠望、残雪に素晴らしいコントラスト
      の山並みに目を奪われながらの快適な歩きが出来、大満足。

       寒江山の標識を改めて撮影。安達・伊藤さんの2人は、南寒江山の東斜面雪渓をス
      キー降るため一旦別れる。南寒江山の山頂で、竜門山避難小屋の遠藤(博)管理人と
      無線連絡を取り、小屋到着時間の推定をしてもらう。中段少し下まで降り雪渓上を見上
      げると、スキー2人の姿が見えたので、待ち、滑りを写真に収めた。

       道草を食い、20分程予定より遅れ、9;35竜門山避難小屋に到着。小屋の皆も下山
      準備をしていた。コーヒーを御馳走になり、小屋前で記念写真を撮り、小屋を後にする。
      竜門山山頂から雪渓降り、晴れた今日、改めてその広大さと自然造形・営みの偉大さ
      を感じた。

       夏道となり間もなくの痩せ尾根ピ-クで、遠藤(博)君が小動物の数多く散らばった小さ
      な死骨を皆に見せ、イヌワシの餌食地ではとの説明があった。ユウフン山からは、南東
      斜面(例年より少ない)を降り、清太岩山へ登り返す。

 
 

       山頂に着くと、急に頭上が暗くなり雨が落ちてきた。慌ててカッパを付け、3日の登り
      で強風雨で難儀した馬の背雪渓を降り始めると、左手北西方面で雷が発生、くだり中
      段頃には頭上でピカピカ・ズドンと凄さを増し、小ピーク手前の灌木地点に退避(??)、
      雷雨の通過を(小寺山方面へ)待つ。
       雨は止まないが、雷は大分収まり歩行開始、次の広い雪渓からゴロビツ頭へ、急降
      下を繰り返し、残雪の樹林帯は近道を、途中、小休止を挟み、13;00に日暮沢避難小
      屋に着。遅昼食となったが、私は途中間食を多く取ったので、一足先、デポしていたス
      キーで小屋をでた。

 
   

       日暮沢の増水は登り時より少なく難なく渡れ、林道の残雪も固く閉まりスキーの滑り
      も順調、膳棚ダムサイトの消雪が進み、スキーを担いで通過。その後、スキーを履き続
      け、アメリカ橋で一息付き大井沢根子まで、15;15頃着。間もなく後方メンバーも無事
      に到着(確認)。私は、入浴を省略、即西川交流センター(自宅)へ、着15;45。


見出し  ツアースキーU 月山〜肘折温泉姥沢登山口から
     ・・・念仏ヶ原の朝・快晴・眩しい大雪原・雄大で神々しく映る月山・・
            //思った以上にスキーが曲がらず、何度も転ん無事踏破で//

     期  日  2012/4/14(土)〜15(日)

     場  所  月山(1984m)・・・姥沢〜月山〜念仏ヶ原〜肘折温泉

 

     日  程   4/14(土)・・・西川交流センター7;00〜リフト上駅8;〜金姥9;15〜
                    着11;30・月山々頂・発11;40〜着12;00・千本さくら・
                    発12;20〜清川橋13;15〜着14;30念仏ヶ原避難小屋
                    (小屋泊)
            4/15(日)・・・念仏ヶ原避難小屋7;30〜着8;30・小岳・発8;45〜猫
                    又沢9;30〜着12;45・大森山(昼食・小宴会)発13;
                    30〜着14;30・肘折小学校〜着16;30・西川交流セン
                    ター・・・解散

     参加者  会員〜CL蒲生、、安達、柴田、大江、荒谷、山中、安井
               上野、橋本、神田、高原、佐藤(節)
           岳友〜後藤、工藤、早坂
・・・・・計15名


     記  録  文〜高原  写真〜上野

   4/14(土) 曇り、超スピードで牛首へ、降下・雪がざくざくで足を取られ

       朝7時に西川交流センターに集合、参加者15名、マイクロバスに乗り換え、姥沢
      登山口に向かう。除雪して間もない月山道路の雪壁の回廊を通過、明るく開けた姥
      沢駐車に到着。

       天気予報は、曇りから雨ということで、不安な気持ちで月山リフトに乗る。8時40
      分上駅下車、登山班3人に見送られ、シールを付け出発、牛首を目指す。35分で
      金姥着。風が気持ちいい、想像を超えるスピードで牛首まで登る。ここからはアイ
      スバーンで苦労すると予想していだが、新雪がついていて思ったよりは楽だった。

       11時半山頂。登山班の差し入れの自然水で乾杯。シールはずしてさあ大雪城
      の大スロープだ!。なんだ、これは?、縦溝が走っていて思わぬところで足がとら
      れる。20分で千本桜着。どこに桜が?・尻の下に!顔を出しているダケカンバが
      美しい。12時20分ランチ終了。

       清川橋に向け急降下、例年ならクラックがいっぱいあるスロープも、雪がざくざく
      で足を取られ未熟さを思い知る。13;00、殆ど雪に埋まる清川に到着、休憩。例
      により、釣師たちが川の融雪穴淵をさがしいた。13時過ぎに、釣り師を残しシー
      ル貼り念仏ヶ原へ登返しを始める。40分で念仏ヶ原の広々とした雪原へ。

       14時半小屋着。大分前に着いた仲間が、小屋の2階入り口を掘り、小屋前に
      は雪の大テーブルを作り、宴会の準備が完了していた。・・・感謝。間もなくウイン

      ナーつまみと自然水で乾杯、小宴会始まる。暫くして、釣り師たちが大岩魚を担い
      で到着、骨酒や刺身に。野菜豚鍋の出来あがる。月山に沈む夕日を眺めながら
      宴会は続く。19時、1階と2階に分かれ貸し切りの小屋を満喫・就寝となる。

   4/14(土) 快晴の天気、葉山が美しく迫り鳥海が輝いていた

       5時起床。朝焼けの月山、雲ひとつ無い快晴の天気。眩しい大雪原の奥に横た
      わる雄大で神々しく映る月山、まだ冷たい清々しい空気、素晴らしい一日が始ま
      る。まず目覚めのコーヒー、昨日の残りうどん鍋とラーメン鍋。

       満腹で小屋を片付け。外に出て記念写真を撮り、7時半に出発。最初の緩やか
      な一登り、尾根まで出ると葉山が美しく迫る。8時半小岳到着。鳥海が輝いている。
      1時間後、猫又沢の手前でスキーにロープ付けツボ足で登る。

       ピークからの急斜面降下。思った以上にスキーが曲がらず、だんだん体が恐怖
      でカチカチになる。何度も転んであきらめかけながらやっと、ここは雪崩の場所で
      大江さんに助けられながら急いで通過する。

       暫く平坦、最後の登り返しの大森山へは雪が多く、シールを張る。途中、シール
      はずれてツボ足に変える。来年は、無理だと何度も思いながらやっと登る。12時
      45分大森山到着。1時間前に着いていたた仲間が雪テーブルのレストラン設営
      し待っていてくれた。

       皆顔中楽しさが満ち満ちていた。やっと着いた高原に温かい言葉をかけてくれ
      る。涙があふれそう!!嬉しかった。最後の客が食事終了。ブナ林の急坂を降り
      林道へでる。小休止。

 

       肘折小学校まで林道を一息。雪に遊ばれながらなんとか到着。迎えの佐藤事
      務局長の笑顔で、このコース、無事踏破出来たことを改めて実感する、嬉しい。
      温泉で汗を流し、そばを食べ、忘れられない2日間が終わった。1日過ぎた今も
      心からの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。・・・高原。


見出し  〜ツアースキーT早春の鳥海山獅子ヶ鼻管理小屋口
           ・・・
天候回復・12時を目処に再度山頂を目指す・・・
                 //苦労して登った者だけが味わえる至福の滑降//

     期  日  2012/4/7(土)〜8(日)

     場  所  鳥海山(2236m)・・・獅子ヶ鼻湿原〜七五三掛〜山頂

 

     日  程   4/ 7(土)・・・鳥海道の駅8:00 →登山口(獅子ヶ鼻管理小屋)9:30
                    →1200m付近幕営12:30(幕営・泊)
            4/ 8(日)・・・幕営地7:00→七五三掛8:30→滑降→登り帰し9:30→
                    頂上12:00→滑降→幕営地13:00→登山口15:1

     参加者  会員〜CL蒲生、佐藤(辰)、大江、荒谷、安井、神田、高原、
               鳴海、佐藤(節)、草g、後藤
・・・・・計11名


     記  録  文〜佐藤(辰)  写真〜佐藤(辰)

   4/7(土) 稲倉岳の岸壁見えたころから吹雪模様
       8日朝、鳥海道の駅に集合、メンバーを確認し登山口へ向かう。例年車が入って
      いる第二発電所は積雪多く無理で、その上にある獅子が鼻の管理センターまで上
      がった。偶然管理人の方とお会いし、雪の状況をお聞きする。

       此処でシールをつけ、すぐに出発。程なく赤川の橋を渡って獅子が鼻湿地帯を進
      むが、まだ暖傾斜なので大変ではない。天気は曇りだが、まあまあの天気だ。鳥越
      川まで来るとようやく傾斜も出てくる。稲倉岳の岸壁が見えてきたころから、吹雪模
      様となった。

       例年幕営している1,200m付近の、いつものブナ林脇にテント設営する。更に上部
      に張ることも可能なのだが、森林限界を越えると風が強いので、ここがやはりベス
      トだ。テント設営を終わり、午後2時にはテントの中で早めの懇談会。明日は、4時
      起床6時出発と決定する。仙台遊遊館のメンバー4人が上がってきた。

   4/8(日) 急に天候が回復 12時ころ山頂直下着
       翌日、午前6時過ぎに出発。山頂付近はガスで見えない、地形を良く知っている
      蒲生CLを先頭に、ガスの中をどんどん登って行く。高度でおおよそ七五三掛付近
      に着たが、視界がないため、ここでシールを剥がし滑降することにした。大斜面を
      下って視界が出たころ、急に天候が回復してきた。

       全員で協議し、時間もまだ早い9時30分、天候は必ずよくなるとの判断で、再度
      シールを着けて、12時を目処に再度山頂を目指し登り始める。しかし、ここからの
      登りがつらい。息切れしながら後を追いかける。上部に先発の仙台組4人が登っ
      ている。
       何度かの休憩を入れ、おおよそ12時ころ山頂直下に着いた。再度ガスの中とな
      り、休憩をして晴れるのを待つ。少し視界が出たところで、全員が一気に滑り始め
      る。ここからは、スキー天国、苦労して登った者だけが味わえる至福の滑降。
 

 
       1時間弱で幕営地に到着。全員大満足である。テントを片付け、樹林帯のボブス
      レー滑降が終わると駐車場についた。このあとは、いつもの鶴泉荘に入浴。奈曽
      白滝の店でラーメンを食べ解散となった。


見出し恒例懇親行事・大井沢の湯豆腐を食べる会
        ・・腹減らしに湯殿山春スキー/翌日もパウダー春スキー・・・

     期  日  2012/3/24(土)〜25(月)
              3/24・・・8;00〜15;00.湯殿山春スキー
                  ・・・17;00〜・・・湯豆腐を食べる会
              3/25・・・8;00〜15;00湯殿山春スキー

     場  所  大井沢防雪活動センター・・・(セミナーハウスから変更)
                          ・・・(希望者〜湯殿山春スキー)

     参加者  会員〜19人
           岳友〜 3人
   ・・・・・計22名(日帰り含む)


     記  録  文〜佐藤(辰)  写真〜佐藤(辰)、渋谷

     3/23(土
        恒例、大井沢の湯豆腐を食べる会が24日実施された。通常であれば、茅葺き屋
       根の大井沢セミ ナーハウスで、囲炉裏に炭をガンガンおこして行うのだが、豪雪に
       より水道管が故障したため、急遽、 防雪活動センターでの開催となった。

        自然水で乾杯、湯豆腐20丁を平らげ、今冬の厳しかった登山の報告や、これから
       の山行予定など、大いに語って大いに飲み明かすことができた。

     3/24(土)、25(日)
        また、ついでに24日・25日の両日は湯殿山で春スキーを楽しむ事業も実施したが、
       思わぬ寒波襲来で、激パウダーのスキーとなり、全員歓声を上げながら滑走を楽しむ

           3/24の写真

           3/25の写真

       ことができた。両日ともほぼ同じ天気で、1,300m上部は強風、吹雪であるが、樹林帯
       から下は絶好のコンデションであり、思い思いの滑りで、あっという間に志津まで下り、
       大井沢温泉入浴に解散となった。(佐藤)


見出し春山登山飯豊連峰・西俣ノ峰・梅花皮荘口
            ・・・春嵐の「西俣ノ峰」/北俣・杁差岳は・断念・・・

     期  日  2012/3/17(土)〜19(月)・・予備日20日(火)

     場  所  飯豊連峰/頼母木小屋(1626m)〜杁差岳(1636.4m)

 

     日  程   3/17(土)・・・7:00テルメ柏稜⇒8:20小国道の駅白い森⇒9:00梅花皮荘
                    →9:20取り付→11:20大曲り→12:20十文字ノ池→13:30ビ
                    バークP950点(幕営・泊)
            3/18(日)・・・7:30幕営地→8:20西俣ノ峰→12;20頼母木山→12:55頼母
                    木小屋(泊)
            3/19(月)・・・7:30頼木山小屋→8:15頼木山→11:20西俣ノ峰→14:20取
                    り付→15:15梅花皮荘(温泉)⇒小国道の駅白い森・・解散

     参加者  会員〜CL・石川、志田(勝)、大江、安井、
           岳友〜押切、福田、飯田
・・・・・計7名


     記  録  文〜大江  写真〜石川

   3/17(土) 霧雨から雨 カンジキ・スノーシューでラッセル
         今回は、登山道(ルート)として地図に載って無い「西俣ノ峰」の登山計画で、残雪
        期でないと利用できないルートである。取り付き初めからの急登のラッセル、しかも
        気温が高めで、霧雨の悪天候をついての登山となった。志田(勝)さんが日帰りトレ
        ーニングとのことでパワフルなラッセル先導、経験豊富なルートファインデングはワ
        クワクした気分で登ることができた。

         大曲り分岐から左手には、真っ白に輝く飯豊本山やダイグラ尾根、そして御西へ
        連なる稜線が見るはずだったが、生憎の空模様で倉手山しか確認できなかった。こ
        こで志田(勝)さんがタイムアウトで下山。

         ラッセルを交代して先へ進むが、若干一名、二日酔いの方がいて、少々遅れ気味、
        気温も高く雨が降り出す。当初計画の頼木山小屋まで無理と判断、十文字の池の
        先で格好の場所を見つけ、ビバークすることになる。本日の夕食は、米沢牛鍋とつ
        るつるうどんで、英気をつける。

    3/18日(日) 霧雨のち大雨
         朝5;00起床、霧雨の中、まずは西俣ノ峰を目指し出発、二日酔い回復者にラッセ
        ルで先導してもらい順調に高度を上げて行く。西俣ノ峰からは、鉾立峰や杁差岳が
        誇らしく見えるはずだが、昨夜のお天気祭りに反し、ホワイトアウトで何も見えず。

         枯松山々頂に到着、その先に誰かのデポ品が括り付けられていた。流石知る人
        ぞ知る人気のコースのようだ。しかし、こんな日は誰も登ってこない、貸し切り登山
        となる。視界は無く、石川さんがコンパスとGPSを駆使、頼母木平、頼母木山をドン
        ピシャリで踏破。

 

         頼母木小屋への下りは、完全なホワイトアウトと強風大雨で難儀したが、無事に
        頼母木小屋に到着できた。早速、1階のドアの雪堀りし小屋中に入り、2階にテント
        を張り、早めに円陣を組み、カレー鍋で温まりながら明日の天気祭りとなりました。

    3/19日(月 吹雪
         朝4;00起床、外は30pの新雪と吹雪、又もや天気に見放されてしまう。これもま
        た修行とのことで、計画の北俣・杁差岳は断念し、7;00に西俣ノ峰を目指し下山を
        開始。視界があれば、地神山・二王子岳・鉾立峰・杁差岳・・・。

         今日も完全なホワイトアウト、しかも強風吹雪、一列縦隊で一歩一歩進む。石川
        さんがラッセル者の後ろからGPSで方向を指示、登ってきたルートを着実に下りだ

        す。チョツト気を抜くと別の尾根へ下ってしまう、2度ほど登り返す。最後の枝尾根
        は全員アイゼン・ピッケルで下る。足場が不安定だが最後は尻セードで、漸く取り
        付きまで無事下山することができました。同行いただいた皆様に感謝いたします。
        後は、奥川入荘から梅花皮荘(温泉)へ


見出し  〜グループ登山冬の谷川岳一ノ倉東尾根
              ・・・厳しい悪条件・命がけの登攀!!・・・
         
//巨大な雪庇が・V字に切り崩し・20m登るに3時間・・・


     期  日  2012/3/2(金)〜4(日)

     場  所  谷川岳(1977m)・・・東尾根〜天神尾根

 

     日  程   3/ 2(金)・・・遠藤(博)宅19:30⇒1:00谷川岳ロープウエイ・翌2:00(仮眠)
            3/ 3(土)・・・5:00起床7:00出発〜8:30一ノ倉沢出合(850m)〜10:30シン
                    センのコル〜第二岩峰〜14:00観倉台スノーリッジ〜17:00
                    第一岩峰取付〜18:30雪壁〜21:00頂上(オキの耳 1,977m)
                    〜22:00肩の小屋(1,910m)・24:00就寝
            3/ 4(日)・・・6:00起床・9:00出発〜12:00谷川岳ロープウエイ〜温泉〜18:
                    00遠藤宅・・・解散

     参加者  会員〜CL・遠藤(博)、SL・石川、山中、安井
           岳友〜後藤、福田、飯田
・・・・・計7名


     記  録  文〜石川  写真〜石川遠藤(博)、福田

      3/2(金) 夜行

       遠藤(博)宅へ19時集合。奥様から、いつもの美味しい「勝カレー」を御馳走になり
      出発する。道中、雪降がひどく運転疲れる。翌1時谷川岳ロープウエイ駐車場到着し、
      幕営。自然水で乾杯!の後2時に就寝。

      3/3(土) 曇のち吹雪ホワイトアウト//最悪条件・完登する

       5時起床。コーヒーを飲んでいると、阿部・和田君が顔を出す。彼らは、滝沢リッジ
      を登攀するとのこと。お互いの健闘を祈る。7時に出発。曇り空のもと林道歩きから
      始まる。左の斜面からのデブリで長いトラバースが続き左足だけが疲れる。
       一ノ倉沢出合の避難小屋で、アイゼン、登攀具を装着。我々の他に1パーテイ2名
      が先行していった。いよいよ出発だ。一ノ倉沢出合まで登ると、さっきのパーテイが下
      りてきた。明日の偵察に行って来たそうだ。ここからトレースは全くなくなり、なるべく
      固いデブリを登っていく。とにかく一ノ倉沢全体がデブリで埋まっている。さすがに山
      中さんのラッセルは快調だ。思ったより順調にシンセンのコルに到着。

       しかし、天候は崩れ始め、風雪が強まってきた。ここでザイルを出す。CLがリード
      SLがビレイを取る。一ノ倉沢側を右に巻き2ピッチ、第二岩峰雪壁は安井さんが乗
      り越え上からビレイ。好天を期待していたが、天気予報は悪い方に外れ、中間部雪
      稜あたりから吹雪になり、完全なホワイトアウトとなった。スピ―ディに抜けるため、荷
      物はできるだけ軽量化して臨んだが、大幅なペースダウンとなる。

       今年の大雪で観倉台のスノーリッジは、巨大かつ複雑な雪庇と化し、どこまで雪庇
      か見当もつかない。恐ろしくて前に一歩も進めない状況となった。リーダーがザイルを
      つけ、一瞬視界が広がるのを逃さないように、慎重にルートを切り開いていく、ここは
      とにかく恐ろしかった。俗に、見えないほうが怖さを感じず良かったと言うこともあるが、
      この場合は当てはまらない。

       見えないことは、危険を回避できない、本当に怖かった。どうジャッジするか、非常
      に難しい判断に迫られた。なんとか2ピッチ進み、ようやく第一岩峰の取り付きに17
      時到着した。

       ここで全員ヘッデンを装着。リーダーがザイルをつけ岩峰を右から巻く。10mほど
      進んだところから3mほど降りてトラバースになるが、そこが難しいようだ。「頼むぞ!
      !」の声に「よし!!」と気合を入れる。その瞬間リーダーが視界から消えた。緊張が
      走る。次から次へと困難を乗り越えて行く、リーダーの気力は凄かった。
       なんとか第一岩峰を回り込み、上からビレイしてもらい全員乗り切る。ここだけで1時
      間30分を要した。あとは最後の急な雪壁を登り雪庇を乗り越せば頂上だ。しかし、頭
      上には信じられないような状況が待っていた。頂上直下には、家ほどもある巨大な雪
      庇が張り出し、完全なオーバーハングになっていたのである。一同愕然とする。あと2
      0mで頂上なのだから、なおさらそのショックは大きかった。
       これまで12時間の行動で、かなり疲れが出てきている。しかし、ここで諦めるわけに
      はいかない。まずリーダーが偵察に行く。ハングしている雪庇をバイルでV字に切り崩
      すしかないと結論が出る。ここで安井さんが切り込み隊長を買って出る。残置ハーケン
      2本に、新しく1本打ち込み、3本でしっかりとビレイを取る。

       巨大雪庇と安井さんの格闘が始まる。上からガンガン雪と氷が降ってくる。そして遂
      に突破口が開けた。歓声が上がる!!安井さんがやっと頂上に抜けることができたの
      だ。あとからメンバーも続くが、後になればなるほど、足場が崩れ、後続が登れなくなっ
      てくる。最後の力を振り絞り、21時、我々は遂に全員頂上に立った。ヤッタぞ!!。た
      った20mを登るのに3時間ちかくも要したのである。

 

       頂上は、風が強く長居は無用、肩の小屋目指し、吹雪の中、リーダーが、GPSと地
      図を読みながら進み、夜中の22時小屋に到着した。延々15時間の苦労の行動とな
      ったが、みんな元気だった。
       小屋には誰もいなかった。早速ツェルト2張り、今夜の宴会場を設置、無事を祝い自
      然水で乾杯した。うめえ!!・・想像を越える厳しさと危険があったが、達成感でいっぱ
      いだった。今回の登攀を振り返り、24時過ぎまで続いた。

      3/4(日) 無風快晴 紺碧の空と純白の谷川岳

       6時起床。外は、昨日と一転、無風快晴。窓から差し込む朝日が、ツェルト越しに眩
      しい。福田・飯田の2人が、昨日、乗り越えた頂上まで行ってみると言って出て行った。
      元気だなあ。残りのメンバーはそんな気力もなく、コーヒーを飲みながらのんびりする。
      2人が戻ってきたところで食事をすませ、小屋をきれいに掃除して、9時下山開始。

 

       天神尾根は、ボーダーやスキーヤーが続々登ってきて大賑わいだ。むしろ登山者の
      方が少ないように思えた。ポカポカ陽気で途中カッパを脱ぐ。昨日、我々が登った東尾
      根を見ると、2パーテイが中間部の雪稜を登っているのが見えた。

 

       しばらくするとヘリが飛んできた。あとで聞いたが、東尾根で滑落事故があったらしい。
      天神平スキー場では、スノボの大会をやっていて、テンポの良い音楽がかかり、違う世
      界から紛れ込んだような気分になった。あとは車道を下り、ロープウエイ12時到着。リ
      ーダーが「知る人ぞ知る」温泉に連れて行ってくれた。

 

       入浴後、福田・飯田さんとハグと握手をして別れる。帰路、滝沢リッジ完登の報告が入
      る。おめでとうございます。18時、無事遠藤(博)宅到着。固く握手を交わし今回の健
      闘をたたえ合った。・・・解散。

       今年の冬山の締めくくりとして、今回の谷川岳一ノ倉東尾根で、終えることにした。メ
      インエベントとして相応しい山行だった。今冬は、厳しい山行が続いたが、徹底してやり
      ぬくことができた。リーダーの遠藤(博)さんはじめ参加メンバーに感謝したい。

     〜〜〜感想文〜〜〜

       ・・・福田
       自分が行けるなんて思ってもいなかった冬季谷川岳の一の倉に登れて、この上なく幸
      せです!。それに、自分達では分からない登攀技術を、たくさん、目の当たりに出来、と
      ても勉強になったし、感動しました。
       本物って、こういうものなんだ・・・と再認識させられました。メンバーの皆さん、未熟な
      私に手を貸して下さり、本当に有難うございました。小屋に着いた時の皆さんの笑顔が
      最高でした!


       ・・・飯田
       ザイルを使った登攀は、ほとんど経験がなく、言われたままについて行くのが精一杯
     でした。一日目、晴れていなくて残念でしたが、もし晴れて周りが見えていたら、足が竦ん
     で登れなかったかもしれません・!!。登ることだけに集中していました。これも遠藤(博)
     さん始め、皆様方のおかげだと感謝しています。次の日は、晴れて最高でした。

      ・・・遠藤(博)

      今回の東尾根は、今までの谷川の中でももっとも厳しい登攀となった。天気予報に反し
     て吹雪状態となり、風が強く視界がほとんどきかなかった。例年になく雪の量が多く半端
     ではないため尾根の形状がまったく違い、なんでもな いと思われたところが非常に難しく
     ザイルを出しての登攀となった。
      ルートの2/3を終わって第一岩峰についた時点で、3時ごろと思って時間を聞くとすでに
     5時を過ぎていた。ここからはヘッドランプを出し暗くなってもいい体制で望んだが、この時
     点でも、絶対に稜線まで抜け小屋にたどり着くんだとの気持ちは変わらなかった。
      しかし稜線直下に着くと、雪庇が家ほどもあり愕然としてしまった。ここさえ抜ければ山
     頂なのに、ここにビバークかとも考えそれは非常厳しい状況であると思った。それでも全
     員の気持ちは上を目指すことに変わりはなかった。
      一度雪庇の乗り越しをトライしたが、ここまでトップで登ってきた疲れが出て全身が痙攣
     しそうになって来た。そのときすでに時計は21時を回り、最後の雪庇を、交代した安井さ
     んが切り崩しにかかった。雪庇が崩され、Vの字に切り開かれたときには、全員が大きな
     歓声を上げ、これで全員助かったと思った。
      稜線直下にたどり着いてから、全員が山頂に抜けるまで3時間近くを要したことになる。
     小屋までも、右往左往しながらやっとたどり着き、ふらふらになりながら中に入ると誰もい
     ないのに、なんと暖かい小屋だろうと思った。自然水での乾杯は、生きていることの充実
     感でいっぱいだった。


      ・・・後藤
      東尾根は、谷川岳に於けるバリエーション入門ルートとは言うものの、ネットで記録など
     を予めみて登攀に臨んだのだが、恐るべし東尾根ともいえる山行でした。想定以上の思
     わぬラッセルと視界の悪い状況下、気の抜けない16時間にも及ぶ登山に、だれ一人故
     障もなく弱音も吐かず頑張ったこと。
      蹴り込んだ足元から、下の見えない急峻な本谷へと吸い込まれるように落ちていく雪と
     氷を見ていると、失敗は許されない、自分の手足だけが頼りである。氷と雪に覆われた恐
     ろしいほどの斜度であった。
      今日は山頂直下でビバークかなと覚悟をしていたところ、山頂に掛かる雪庇を突破し稜
     線に飛出た時はこれまでにない感動でした。経験豊富な素晴らしいリーダーに恵まれ、や
     り遂げたことの達成感は最高でありました。
      翌日の快晴の状況では、早い時間帯はともかく、気温の上がった午後に及べばかえっ
     て困難な雪壁ではなかったかと思われた。下山途中で、登った東尾根を見ては昨日のこ
     とを思い出し感動にふけった。ヘリが飛んでいる、何かあったなと思われた。帰りの車中
     で、滝沢リッジを完登した仲間から完登の報告があり、また、南陵と東尾根で事故発生の
     ことを聞いた。冬の一ノ倉にほんのわずかでは有るが、足跡を残させて頂いたことに感謝
     しております。
     **反省点** 事前に入山地域の地理、登山口などの把握。スムースなザイルワーク
     と確保の訓練。リーダーに頼りっきりであったこと。

      ・・・安井
      東尾根は、谷川岳の積雪期バリエーションの入門コースということで、前から行きたかっ
     たがこれまで機会を逸していた。今回雪の状態はそれほど悪くなかったが、10m先が見
     えないホアイトアウトで、更に第一岩峰を巻くころからはヘッデンになり、ルート取りすべて
     をリーダーに依存した。
      頂上直下の雪庇を乗り越えるピッチで、シンセンのコルからほとんどリードしてきた遠藤
     (博)さんが疲れて途中で降りてきたので、代わりにリードさせてもらった。ザックを置いて
     空荷で取りついた。雪庇が巨大でどうせ1回のトライでは抜けられないだろうから、疲れた
     ら交代すれば良いと思っていたので気が楽だった。
      左上の庇の小さいところを狙うのだが、庇の下2mくらい壁がかぶり気味なので先ずそこ
     を削り、バイルではすっぽ抜けるのでピッケルのブレード部分で体を支えて庇にバイルを
     振ったら、思ったより簡単にV字に穴が開き、なんとか抜けることができた。
      ピークから肩の小屋までは、自分で地図とコンパスを見ることもなく、再び遠藤(博)さん
     のリードにお任せだった。今度は、コンデションの良い時にリーダーに頼らず登ってみたい
     と考える。



見出し  〜グループ登山冬の日光奥白根山日光湯本
         ・・・前白根独特の強風・・今回も橋本さんの横笛(篠笛)
                  //核心部・花崗岩の壁・ザイルで確保
・・・


     期  日  2012/2/24(金)〜26(日)

     場  所  日光奥白根山(2578m)・・・五色沼非難小屋前(ベース)

 

     日  程   2/24(金)・・・遠藤(博)宅19:30⇒山形道⇒東北道⇒日光宇都宮道⇒
                    日光湯元23:30(幕営・仮眠)
            2/25(土)・・・日光湯元7:30〜前白根山13:00〜五色沼非難小屋14:
                    30(幕営)
            2/26(日)・・・非難小屋7:00〜東南稜8:30〜奥白根山10:30〜非難小
                    屋〜日光湯元15:30⇒日光宇都宮道⇒東北道⇒山形道
                    遠藤(博)宅22:00(解散

     参加者  会員〜L・遠藤(博)、石川、守口、橋本、
           岳友〜後藤、押切、服部、三村
・・・・・計8名


     記  録  文〜三村  写真〜石川三村

      2/24(金)
       集合場所の遠藤(博)さん宅に早めに着くと、奥さんからカレーをご馳走になる、し
      かも、カツカレー!・サラダ付!ウマッ、大満足(途中でラーメン食べてこなければお
      替りできたのに残念・・・)。間もなく橋本さん、石川さん、後藤さんも到着し同じくご馳
      走になる。
       石川さんの奥さんからお借りした車に一同乗り込み、遠藤(博)さん宅を出発。山
      形道から東北道へ入る。快調に進み那須高原SAで休憩を取り、日光宇都宮道へ入
      る。このころから、パラパラとフロントガラスに小雨があたるようになってきた。予報で
      は、雨だったので予報どおりではあるが!!。いろは坂を登り標高1500m弱の日
      光湯元でも雪に変わらず小雨のままだった。・・・23;50登山口着。
       トイレ付きの駐車場に素早くテントを張り、明日の好天を祈念し、まずは自然水で
      カンパイ!・・・24;00(素早っ!)。今回のコースは、昨年と同じく、湯元温泉コースを
      スキー場から出発し、ほぼ夏道で前白根山頂を踏んで、五色沼非難小屋前でテント
      を張り、翌日バリエーションルートの東南稜で白根山頂に向かい、ノーマルルートで
      下りてくるコースとのこと。今回のコース確認をすることで、気持ちが高ぶってきたと
      ころであったが、明日のために寝袋に入った。・・・25;00.。

 

      2/25(土)
       除雪車の音で5時くらいに目を覚まして外に出てみると、小雨が霙に変わって3c
      m程の積雪となっていた。コーヒーとカップ麺のお湯を沸かしていると、現地待ち合
      わせの守口さんと服部さんと押切さんが、声をかけてテントに入ってきた。コーヒー
      を飲みながら軽い自己紹介のあと準備に取りかかる。テントと食材の共同装備を分
      け合ったあと、登山届けを出して出発。・・・7;30。

       霙は軽く降り続いているが、雨よりは良いかと思いながらゲレンデ整備の作業を
      横目にスキー場を登る。50分かけて登り上がると霙でウェアーが冷たくに濡れ、こ
      れからの長丁場に少し不安になる。ここで小休憩とアイゼンを装着し林間の急登に
      向かう。・・・8;30。

 

       冬だけで30回くらいこの山に通っている遠藤(博))さんが、今年ほど積雪が少な
      いのは珍しいとのことだが、それでも膝までの雪だ。今回はこの後「ラッセル部隊」
      と呼ばれることになる橋本・押切・服部のアラフォートリオが、トップを競い合うように
      3人ローテーションでラッセルをしてくれ、おかげで楽に登れた。・・・と言いたいとこ
      ろだが、3時間続くこの急登は、そんなに甘いものではなく、もう二度と来ないと昨年
      も思いながら登ったことが思い出された。

       今から宴会の自然水を考えるのは早すぎるが、なえる気持ちを奮い立たせるには
      それしか無かった。シラカンバの混じる樹林帯を、何度かの小休憩をはさんでようや
      く登り、前白根が見える尾根に出たところで昼食を取ることにした。霙で濡れたウェ
      アーと前白根独特の強い風で寒くなり、一枚中に羽織って目だしも被っての昼食・・
      ・12;30。

 
 

       寒いので、そそくさと昼食を終わらせて前白根に向かった。一度下って登り返して
      前白根の山頂到達!、一同ようやくここまで来たという喜びと、一時間後には自然
      水が飲める喜びで、テンションが上がったところで写真撮影!、天気が良ければ奥
      白根をバックに喜びに沸く男たち??の最高の写真が取れるのだが、今回は残念
      ながら吹雪のなかに隠れて姿を現さなかった。・・・13;30.

 

       林間を100m程下った谷の中に、本日の幕営地である五色沼非難小屋がある。よ
      うやく到着し、早速整地作業を行いテント設営。・・・14;30。各自飲み物とつまみを
      持ち寄り宴会が始まる。まずは自然水で乾杯!、喉にビリビリ刺さる!。最高の一
      口だ!。飲み物は他に軟水・硬水に果実軟水、皆さんよく背負ってこられたと感服。
       食事は、今回も橋本さん、二週間試行錯誤したという究極の鳥だんごと野菜はふ
      んだんに入って絶品の鍋だ!。うまいっ!。橋本さんには、毎回たくさんの食材準備
      から調理まで全て一人でやっていただき本当に感謝します。テントの中でも足を向け
      て寝られないほどです。
       また、今回も橋本さんの横笛(篠笛)の登場!、リクエストの「タイタニックのテーマ」
      は涙ものでした!ちなみに「もののけ姫」の演奏で私も歌わせていただきました。今
      宵も楽しい宴で夜は過ぎて行きました。(消灯)・・・20;00.。

      2/26(日)
       4時に起床、夜中に星が見えていたが、この時間、少し吹雪いている。予報では晴
      れになっていたので、回復するだろうと誰しも心の中では思っていたが、そのまま回
      復することはなかった。朝食の準備に入る。昨日の鍋に、きし麺と残りの野菜を入れ
      てボリュームたっぷりの朝食!、これからの登りに備えて充分過ぎる腹ごしらえ。コー
      ヒーを飲んで準備にとりかかる。余計な荷物は、テントにデポしていよいよ雪壁に向
      かう。・・・7;00.。

       ラッセル部隊の小気味好いラッセルで進む。昨年よりショートカットして東南稜の取
      り付きに到達。目の前を雪と岩壁とが荒々しく行く手を塞いでいる。トップは石川さん
      が勤める。締まっていない雪でピッケルは岩を叩いてしまい、何度か振りながら慎重
      に登る。初参加のラッセル部隊の3名に少し緊張が走る。

       手がかり、足がかりを探しながら、壊しながら!?恐々登る。越えたところにナイフ
      リッチが待構える。強い風のうえに雪屁を踏まないよう四つん這いで慎重に渡る。次
      の取り付きを超えたところに、今回の核心部である花崗岩の壁にたどり着く。ここは
      念のためにザイルで確保してもらう。石川さんがトップで登りビレイを取る。次に後藤
      (博)さんは、ドライツーリングを披露してみせた。

       ラッセル部隊の3名が次に登る。皆、手がかりを探すのに戸惑っているように見え
      る。ゆっくりでいいぞぉ!・・声がかかり、パーティーの一体感を感じる。強い風の中、
      上で確保してくれた石川さんありがとうございました。

       緊張が解かれ湧き上がるメンバー!、ここまで来れば山頂は目の前。アイゼンで
      岩の上を滑らないように山頂まで進む。奥白根山頂(2587m)に到達!!・・・10;
      30。達成感とお互いの健闘を喜びながら握手を交わす!。最高の瞬間だ!笑顔で
      溢れかえっている。数枚写真を撮るが吹雪で何も望めない。

       冷えないうちに早々とノーマルルートで下山の途につく。途中で単独で登っていく人
      に声をかける。非難小屋到着、テントを撤収前に昼食と冷えた体を温める。30分く
      らいすると、小屋の窓から1人入ってきた。さっき声をかけた方だった。(早っ!)コー
      ヒーで温まってと声をかけ輪の中に入っていただいた。(大間々山岳会・前原さん)二
      言三言会話をし、かなりのベテランらしいとわかる。前原さんが先に出て行き、間もな
      く撤収にとりかかり、荷をまとめ下山開始・・・13;00.。
       トレースが付いてない雪の上をラッセル部隊のラッセルで快調に下る。何度かの小
      休憩を挟みスキー場まで降りてきた。それから30分で駐車場に到着。・・・15;30。
      皆、温泉で山行を振り返りながら汗を流し、朝日連峰での再開を約束しながら守口・
      服部・押切さんと別れた。16;30.。
       途中、恒例となっている上河内SAの餃子定食でお腹を満たし帰りの途につく。無
      事に山形(中山町)に到着。今回の健闘とお礼、
      また一緒に登ることを約束し握手して解散した。・・・22;00。


見出し  〜グループ登山厳冬の南面白山笹谷峠縦走
        ・・GPSを見ながら修正指示・150m程度のアップダウン
       /雪面の明かりをたよりに急斜面下り・最後にヘッデン付け
・・


     期  日  2012/2/18(土)〜19(日)

     場  所  南面白山(1225m)〜山形神室岳(1344.2m)〜笹谷峠

 

     日  程  2/18(土)・・・7;10面白山高原駅発〜9;05リフト上部〜11;30南面白山
                    〜13;00・1216m峰〜15;15幕営(小東峠1132m・峰中間
                    1000m付近)
            2/19(日)・・・4;00起床・7;00発〜10;15二口峠〜15;55山形神室〜17;
                    10ハマグリ山〜18;00笹谷峠〜18;40関沢駐車場

     参加者  L遠藤(博)、草g、石川、安井

     記  録  文〜安井  写真〜石川草g

       遠藤(博)・石川コンビによる一昨年の笹谷峠〜雁戸山〜熊野岳、昨年の不忘山
      〜刈田岳に続く厳冬期山形宮城県境縦走シリーズの一環で、今回は南面白山〜笹
      峠縦走谷である。
       南面白山(標高1225m)と笹谷峠(906m)の間は、山形神室岳(1344m)を最高地
      点とし二口峠(934m)を最低鞍部とするが、概ね1100〜1200mのピークと1000〜11
      00mのコルが連続し、100〜200mのアップダウンを繰り返す稜線である。
       登山口の面白山高原駅(440m)は、この時期鉄道でしか入れない。下山口の関沢
      IC奥の駐車場は標高600mである。私は、この稜線を歩いたことはないが地図で見
      るとかなり長い。最近の天候(積雪)も踏まえると2日間で抜けるのは厳しそうに思え
      る。駅の駐車スペースも不安だ。そこで、リーダーに「笹谷峠から南面白山に向かう
      方が無難では」と尋ねると、リーダーの返事は「山は低い方から高みを目指して登り
      たい。だめならまた挑戦すれば良い。」明快なコンセプトである。了解。


      2/18(土)
       朝、関沢の駐車場に車をデポし、羽前千歳駅に向かう。東口近くのコミュニティセ
      ンターに駐車し、6時34分発の電車に乗る。「電車で山に行くのは久しぶりだ!」な
      どと遠足のように20分間の電車の旅を楽しむ。羽前千歳駅からはテレマークスキ
      ーの2人組みがスキーブーツを履いたまま乗り込んできた。面白山スキー場は数年
      前に閉鎖されたためアプローチなしで圧雪していない斜面が滑れるのだ。

       スキーヤーに先に行ってもらい、ワカンで後を辿る。石川さんは登山靴を忘れ、ソ
      ックスを3重にし長靴にワカンである。先週の暖気のときのものか何箇所か斜面に
      クラックが入っている。加えて、その後の寒気と降雪で20〜30cm厚のスラブが出来
      ている。クラックの下で折り返しているトレースを気味悪く感じながらもラッセルの楽
      なトレースを選ぶ。リフトの終点まで2時間。

       ここから林に入って南面白山に向かう。ブナ林が美しい。やがて急斜面のトラバー
      スを経て沢筋を一直線に登る。結構長い。途中、陽が射して天気が良くなるのかと
      期待したが、頂上に着いてからは風が出、太陽は隠れてしまう。南面白山着11時
      30分。

 

       これなら、今日中に二口峠まで行けるか、と希望が湧く。南面白山から稜線を南
      に辿るが、頂上からの斜面は結構急な木が生えていない雪面で(スキーヤーは喜
      びそうだが)、雪崩が怖く東側に林沿いに下り雪面の下部をトラバースする。ここか
      ら150m程度のアップダウンを繰り返し、また展望が無いため地図とコンパスとG
      PSで現在位置を確認しながら歩きとなり、ペースが捗らない。疲れが出て来て風も
      冷たい。

 

       小東岳の東側を過ぎて痩せ尾根に入り、15;00時近くになり、テン場を探しながら
      歩く。平坦な箇所があったが、稜線は風が強いので東側の斜面を5mほど下り雪
      面を削ってテントを張る。全く風のない最高のテン場になった。

 

       想定より大分手前の幕営のため、明日はどうするのかと思っていたら、リーダー
      が「明日は行くぞ!」と宣言する。今年のテーマは「徹底」だそうである。後は、石川
      さん調達の肉鍋と自然水等で話が弾み、いつものように賑やかな団欒。21時就寝。

      2/19(日
       4時起床、7時発。今日は風がないと思ったが、稜線に出ると少し風があった。昨
      日よりは寒くない。ガスに包まれた山々に時おり陽が射し、部分的に林が浮かび上
      がる。なんとも美しい。風の当たる稜線は、クラストしていて比較的歩きやすいが林
      の中は深さ20cm程度のラッセル。

       稜線の東側に雪庇が続く。二口峠の付近は雪が深くなる。10時15分、二口峠に
      着。登山道が再び交差する車道を数百m歩くが雪が深くて40分もかかった。エス
      ケープするならこのまま二口街道を下って山寺だがこれも長い。リーダーは、意外
      にも慎重に検討し、場合によってはもう1泊を覚悟して進むことにする。燃料のガス
      に余裕があるし、この稜線は携帯が通じるので連絡はつくだろう。
       山形神室に16時に着けば、何とか今日下れるだろう。「徹底」である。ルートは比
      較的わかり易いが、ピークや肩からの下りで方向が変わるところがあり、何箇所か
      行き過ぎるとリーダーがGPSを見ながら修正を指示する。石川さんもGPSをマスター
      したようだ。

       途中、行動用の水が不足し雪を溶かして補給する。清水峠を過ぎて11239m峰
      付近まで来ると、晴れてきて仙台神室が現れる。山形神室も見えてきた。山形神室
      への稜線が途切れ、南西に斜面を下って鞍部から斜面を登り返し隣の稜線に取り
      つく。15時55分、山形神室岳到着。ヤッター!!・・長かった。今日中に下山でき
      るぞ。初めてピークで握手する。

       風が強くなったので、そこそこに下山する。樹木のないだらだらとした斜面。ところ
      が、平坦な稜線まで降りると、雪がモナカ状で下が空洞。一度はまるとなかなか抜
      け出せない。思わぬところで体力を消耗する。17時10分、ハマグリ山。山形の明
      かりが輝いている。暗くなりかけた中、雪面の明かりをたよりに急斜面をぐんぐん下
      る。18時笹谷峠着。握手。

 
 

       ここからヘッデンを付け、トレースのしっかりついた登山道を関沢に下る。18時4
      0分、駐車場着。3度目の握手。やったぞ、徹底したぞ。しかし最後にリーダー曰く
      「これは“2度と行きたくない山シリーズ”に入れてもいいな」・・・・・。


見出し  〜雪上訓練厳冬黒伏山南東峰直登
         ・・必死・滑落防止訓練/後方下の人に氷に近い雪魂・・・

     期  日  2012/2/11(土)〜12(日)

     場  所  黒伏山(1227m) キビタキの池ベース・本峰往復

   


     日  程  2/11(土)・・・7:00東根市民体育館駐車場集合⇒8;00待避場〜
                    着9;30キビタキの池(テント設営)・発10;30〜着14
                    ;40本峰山頂・発14;50(下山)〜キビタキの池(幕営
                    泊)
            2/12(日)・・・10;50キビタキの池〜着12;00待避場⇒12;30東
                    根市民体育館駐車場集合・・・解散(一部東根温泉で入
                    浴し解散)1

     参加者  渋谷、佐藤(辰)、佐藤(仁)、佐藤(俊)、有路、石川、大江、
           佐藤(田)、安井、押切(岳友)・・・10名


     記  録  文〜佐藤(俊)  写真〜石川佐藤(辰)、渋谷

      2012年2月11日
       7;00東根市民体育館駐車場集合、事務局の挨拶と参加者確認ための会費集金
      から始まる。3台の車に分乗して登山取り付口の最短場所まで走り、近くの待避場に
      車を駐車させてもらい登山準備。先着の車1台、阿部君の車だそうだ。

 

       車道脇ガードレール跨いで雪道に、やはり、阿部君ら(2名)あら漕ぎ跡があり、そ
      の跡をたどり川岸までくだる。ワイヤー式の簡易橋を伝って対岸に、渡たりきったと
      ころでワカンをはかなければと思っていたが、ラッセルされ踏み固められたトーレス
      があり、ワカンが不要で、おお助かり。

 
 

       今日は、雪マークの天気予報なのに時折青空を覗かせる快適な登りでした。おかげ
      でキビタキの池キャンプ地までは予定より早く着いたような気がする。既に阿部君た
      ち2人は岩に取り付いていました。

       今夜の宿となる2張のテントを設営して、各自、必要装備と食料をザックに詰め替
      えワカンをつけて、まず、阿部君たちの岩登りを声援、その後、本峰に向かう。皆や
      る気満々の足取りで南東峰に取り付く。岩壁を左に見ながらブナ林伝いに一列縦隊
      で本峰の真下に向かう。なぜか、準備が遅くなって最後尾についているのは私であ
      っつた。

       本峰の真下に着く標高850M地点か?、ふと見上げると、前方がかぶさってくるよう
      に感じる急斜度、連日の雪降り積っては緩み積っては緩みの天候、テレビ、ラジオ
      は特に落雪、雪崩には連日注意を促している条件の悪い最中である。ブナやナラ等
      など雑木の生え際を慎重に登る。

       表面の30cM程は軽い雪 、ピッケルを挿し硬く締まった処の雪を捕らえながら足場
      を崩さないように一歩々慎重に踏み上がる。時には踏ん張った足場の雪が崩れ両
      足とも一本のピッケルに宙ずりなる冷汗場面もあった。足場を確保するためにキック
      すると、後方下の人に氷に近い雪の魂が無常にも頭や手に落ちる、すみませんと云
      う頭上の人、気にするなと云う足元下の人、互いに理解しながら一歩々進む。

       進(登る)むごとに少しずつ標高を稼ぐ、一段と高さを感じる。「ところで帰りここどう
      やって降りる?・・」。すでにザイルなしでは10人全員安全に下りには無理なところま
      で登っていた。リダーの号令 「ここまできたら登切るしかない、頂上まで登って別ル
      ートをたどって下る」とのこと。このとき、ザイルらしきものは誰も持ってきていないこ
      とは全員知っていたので、降りる方法の選択肢はひとつ、頂上まで行くしかないこと
      は全員一致。

 

       しか、しどんなに慎重に踏んでも10人が同じ処を踏めば崩れないのが不思議、そ
      れが1100M地点で異変、ザイルがなければ登れない状態に崩れてしまい、最後尾
      のメンバーが這い上がることができない状態になり、「ザイルくれー」の後方からの声
      なあり、石川・安井君、すかさず救助モード、補助ロープやシュリンゲやカラビナを合
      わせてた寄せ集め10mほどの救出具をつくり投下、固定側はピッケルに結び踏み
      固めた雪に差込みがっちり固定・・・それを伝って這い上がる。この難関を全員無事
      通過し一段落。

 

       多少大袈裟ですが・・これは実際ザイルなし想定した貴重な訓練になった、厳寒の
      中、手は凍え 特に装備の不十分なときの救助具の確保と救助方法、実戦を通して
      の貴重な滑落防止訓練の体験となった。
       場所はちょっと狭いが雪崩と滑落には心配のない平坦な1100m地点上で昼食を
      とる。眼下には、ジャングルジャングルスキー場がきれいに見えた スキー場向かう
      車の縦列がはるか下に見える。緊張から解放され、十数年の記憶が戻る。始めて佐
      藤(辰)さんと登った時はまだスキー場はなく大平牧場であった。

 

       体も冷えてくるので、休憩もそこそこに登り開始、先頭は石川さん、交代した有路さ
      んは、ストックの先端のバスケット外した2本ストックを巧みに使い、さながら四脚駆
      動グイグイ進む、有路さん日頃何を食べているのかそのパワーには驚いた。おかげ
      で14時40分本峰山頂に全員無事踏破。

 

       いつものように記念写真を撮る。まもなく下山開始、「遠廻りになるが安全な東峰
      の樹林帯を降りるとぞ」とリーダの一声、先頭交代の繰り返しで下山。最後の仕上
      げは石川さん、途中からキャンプ地と同じ標高を読みながらもくもくと進む、縦列の
      後ろからは上とか下り過ぎとか雑音が有ったが動揺しない石川さんでした 

 

       結果は見事にピタリとテン場に着く17時○○分。全員テントに入り車座そして今日
      の黒伏山登山兼実戦滑落訓練無事終了と会長の挨拶で乾杯・・そして静寂な林に
      宴会の笑い声は深夜まで続くキ・ビ・タ・キでした。

      2012年2月12日
       二日目は南峰の予定でしたが・・悪天候のために次回への繰越になった、10時
      50に下山開始。すでに天候は変わりつつあり、駐車場に着いた時には本峰を望こ
      とはでなかた。。

 

       東根市民体育館で互いに握手を交わし解散した。最後に、有雪期の本峰に挑ん
      だのはのは、これで4度目だが、特に今回は、必死・心地よい?緊張と達成感で今
      までにない感動があった。


見出しグループ登山厳冬の鳥海山へ大台野牧場から
            ・・・スキーを外すと腰まで埋る・翌朝6時撤退を決定・・・

 

     期  日  2012/2/4(土)〜5(日)

     場  所  鳥海山(行者岳2159m) 但し・大台野牧場〜滝の小屋・往復

     日  程  2/ 4(土)・・・7:50酒田市八幡“ゆりんこ温泉”⇒9:10大台野牧場・発
                     〜14:00滝の小屋・着(泊)
            2/ 5(日)・・・9:30・滑落停止訓練(滝の小屋上部斜面)・10:30滝の
                     小屋・発〜大台野牧場・着14:30⇒“ゆりんこ温泉”入浴
                     後・15:30解散
     参加者  遠藤(博)、石川、橋本、守口、後藤(岳友)、早坂(岳友)、
           三村(岳友)・・・7名


     記  録  文〜三村  写真〜石川

     一日目 1000m超から猛烈な吹雪
      今回の計画は、昨年同様に厳冬期の鳥海山登頂である。スキーで滝の小屋まで向
     かって中にテントを張らせてもらい、二日目に山頂外輪の行者岳にアタックをして下山
     の計画である。
      昨夜降った雪のせいもあり予定より30分遅れて集合場所の“ゆりんこ温泉”に全員
     集まった。すぐに大台野牧場に向かい到着すると、先にミニバンが1台停まっていた。
     雪の付き方から察するに、夜中から停まっていたと思われる。それを見て早坂さんが、
     「この車あのカメラマンの車だ」と発した。その人は、山などの写真を撮って回っている
     ようなことを教えてくれた。早坂さんのこの手の(比較的どうでもいい) 情報力にはい
     つも感心する。

      予報通りの雪も邪魔するほどではないが、メンバーの中にはスノーシューでの参加
     の守口さんや、何よりも秋田なのにスキー初体験の三村がおりスローなペースになる
     かと思われたが、小まめにトップ交代しながらのラッセルが功を奏して順調なペースで
     進むことが出来た。
      深雪の広い牧場を出発してから間もなく石川さんが、あの足跡はウサギかなキツネ
     かなと発した。何も無いただ真っ白な雪の上の遠くを指していた。指している方向を見
     ても私には確認出来ないような微かな線であった。この辺はキツネが多いと教えてく
     れた。さすがは石川さんものすごい観察力と知識だなと感心していたが、近くまでくる
     とその線が深雪をドタドタと歩き回った人間の足跡であった。

      一時間程で牧場を通過し、いよいよブナ林の中の登りとなる。そこで小休止しなが
     ら遠藤(博)さんが、スキーを外して休まないと後がもたないよと教えてくれた。そのと
     おりスキーを外すと腰まで埋まった。休んで体力は回復したが慣れないスキーを履く
     のに四苦八苦し、また回復した体力を使う有様であった。
      観察力と知識の豊富な石川さんの方向支持で進むこと3時間・800mを超えた辺り
     から風が一層強くなり厳しさを増してきた。それから、さらに1000mを超えたからは猛
     烈な吹雪となり、厳冬期の鳥海山が本領を発揮し、大きな口を開けて我々を飲込も
     うとしているかのようであった。

      森林限界からは30m先が見えなくなった。そこからトップは石川さんが勤めた。あと
     15分、あと10分石川さんの緊張した声が猛烈な風と混じって聞こえていた。その後小
     屋が見えた時は幻覚を見ていると自分を疑う程体力が消耗していた。

      滝の小屋は、風で雪は飛ばされ入口の階段をそのまま上がって小屋に入れた。厳
     しかったと余韻に浸る間もなく、宴へはやる気持ちを抑えることの出来ない遠藤(博)
     さんと石川さんの指示で、あっという間にテント設営された。
      まずは自然水で乾杯!、いつもの乾杯写真を撮りそこねるくらい格別な一杯であっ
     た。今回も、調理担当は橋本さんがかって出てくれて、材料調達・下ごしらえから全て
     一人でやってくれた。メニューは、チゲ鍋!、中でも8種類の材料を使った鳥だんごが
     格別だった。つまみは、守口さんの経験から生まれた手作り道具の話、石川さんの
     オカルト話などで盛り上がった。宴終了間際に出し惜しみしていたかのように橋本さん
     が横笛をそっと出し一曲聴かせてくれた。そこに多少腕に覚えがあるようなことを言っ
     ては石川さんと、となりに座った遠藤さんが笛を取り合っていた・・・また負けず嫌いの
     二人である。外は相変わらず激しい吹雪だが、望みを託し9時就寝・・・。

     二日目 斜面での滑落停止訓練
      4時にセットした守口さんの目覚ましで起床。外は変わらず激しい吹雪が続いてい
     た。朝ラーメンを食べながら回復を待ったが6時撤退を決定した。無念のコーヒーを
     飲んでいると、遠藤(博)さんが「到達することが出来ないから山は面白いのだ」と教
     えてくれた。それから予定を変更して斜面での滑落停止訓練行った。

      10時30分、下山開始。橋本さんと後藤さんの華麗な滑りに歓声があがった。それ
     を横目に初心者の三村は転倒しては、底なし沼から這い上がるくらい立ち上がるまで
     時間を要し、終いにはスノーシューの守口さんが作ったトレースを利用して前に進む
     始末。

      ようやく牧場まで下りて来た。踵をフリーにして橋本さんが作ってくれたトレースを進
     んでいると、最後の最後に早坂さんが気が緩んだのかそのトレースから外れて、スキ
     ーが急停止し、その反動で頭から雪の中に真直ぐ綺麗にダイビング、ザックの重さも
     手伝って雪の中に埋まった頭をなかなか起こせず、少し焦って起き上がった表情で
     一同爆笑!!早坂さんらしい締めくくりで14時30分帰還した。

      ゆりんこ温泉に向かう途中、後藤さんの提案で凍った玉すだれの滝に寄り道し、温
     泉で入浴後15時30分、また一緒に登ることを固く誓い合って解散した。


見出し  〜グループ登山冬の胎蔵山元田沢登山口
           ブナの巨木林/霧氷みごと・幻想的で素晴らしい
          ・・二度と行きたくない山シリーズ?⇒また来たい山に・・・

 

     期  日  2012//1/28(土)〜29(日)

     場  所  胎蔵山(729m) 山形県庄内地方

     日  程  1/28(土)・・・9:00元田沢集落→9:13塩水堂〜10:20元田沢登山口
                    〜11:50標高280m付近昼食〜13:50中の宮〜14
                    :40テン場 標高580付近幕営(泊
            1/29(日)・・・8:30幕営地〜山頂9:40・10:00〜幕営地10:30・
                    幕営地(下山)11:00〜元田沢13:50

      参加者  遠藤(博)、石川、早坂(岳友)・・・3名

      記  録  文〜早坂  写真〜石川・遠藤(博)

      二度と行きたくない、山シリーズが今年からスタートしたみたいなのを聞きつけ、早
     速、遠藤(博)さんと石川さんに連絡をとった。部外者の私だが、こころよい返事で迎
     えてもらい参加させてもらった。


      1/28(土曜日) 前日まで悪天候の庄内当日の天候が心配でしたが、思ったほど
     の雪は降らず、さい先のいい出だしが、期待できる一日目のを感じがしながら、待ち
     合わせ場所の田沢コミニティーセンターに向かった。程なく、待ち合わせの30分遅
     れで合流し、元田沢の集落へと向かい、出発の準備にとりかかった。
      遠藤(博)さんとは、竜門の小屋の常駐最終日以来で、石川さんとはその二週間前
     ぐらいだが、新年の挨拶もソコソコに交わし、出発の準備。私は、尊敬するお二方と
     の山行で少し興奮気味だが、気持ちお落ち着かせてのスタートだった。

      歩き始めてまもなく、左手に塩水堂の社があらわれ、以前から気にはなっていたが、
     前回春の山行の時に聞いた話だと、塩辛い湧き水が出たとの事で、この名前がつい
     たとの事だそうだが、ネットで調べてもなかなかその真意は定かではなく、今後地元
     の人に聞いて、由来を知りたい。

      長い林道歩きの最中に、「今年の目標は徹底」との事を石川さんから聞かされ、今
     回は徹底して楽しむ、とのことだそうだ。歩き始めて2kmぐらい時間にして1時間で、
     元田沢登山口到着。この時点で、早くも標高の稼げない歩きにやはり、【二度と行き
     たく無いシリーズ】だと話しながらの行動だ。春先の場合は、ここまでで約30分だが、
     倍の時間を費やしている。

      先が心配だ、果たして山頂奥の院での幕営が予定どうりにいくか、長い長い人工
     林がつづく、ときおり見事な天然杉があらわれ、長い標高の稼げない道中の疲れを
     忘れさせてくれ、昼食後30分ぐらいの標高340m辺りから、いよいよ、本格的な?
     登りが始まる。ここを登りきれば中の宮だ、あまりの急登に、夏道の自然林に逃げ
     ようかと思いきや、石川さんから激が飛ぶ、「このままガンガン上を目指そう」 一瞬
     マジ?と思ったが、やはり、今までダラダラ標高が稼げず、もんもんとしていたから
     ここはガッツリ上を目指すことにした。
      今年のテーマ「徹底」がここでも炸裂だ。一気に520m付近の中の宮まで交代で
     ラッセルしながら進み、13:30に中の宮に到着。計画では、12:30の到着予定だ
     が、出発が30分遅れたのもあるが、まずまずの行動時間である。遠藤(博)さんか
     ら「今日の行動は15:00をめどに」の声があがった。

      それから、1時間ほど登った560m付近、14:20ごろに「そろそろテン場を探す
     ぞ」との声が上がり、ものの5,6分で、これほどの幕営地があるだろうかと思うほ
     どの場所を発見した。遠藤(博)・石川氏の二人は、あまりにもいいタイミングで、こ
     れほどの幕営地を見つけるとは、以前下見をしたのではないかと思うほでである。

 

      やはり、とてつもない数々の経験が物語るものなのかもしれない。正面に松山ス
     キー場が見えその奥には日本海までもがみえる。日が暮れれば、スキー場の照明
     が見えるはずだ。私は、30年ぶりの冬山テンと泊だ。不安と楽しさでワクワクして
     いる。学生のころの記憶を思い出しながら、テントの設営の手伝いをした、たぶん
     邪魔はしていないと思うがその辺は自分ではわからない。
      設営完了後、いよいよお楽しみの宴会 ここでもやはり「徹底」である。徹底して
     楽しむテントにもぐりこみ、雪を溶かし水を作りながら、まずは自然水で乾杯で、本
     日の労をねぎらい明日の山頂登頂をちかい、最初の一杯がたまらない。
      本日は石川シェフのきりたんぽなべである。あまりの楽しさに、軟水、硬水が無く
     なり挙句の果てには、自然水をお燗して飲み始めて本日の宴も終了した。今日も
     お決まりの、色々なドラマがあったのは言うまでもない。

      1月29日 翌日は、6:00ごろの起床、昨晩降った雪でテントの隅の方がつぶれ
     ていたので、外に出て除雪作業からはじまった。皆を起こしテントに入ると、石川
     さんがモーニングコーヒーの準備をしてくれた。このへんは流石、遠藤(博)・石川
     コンビである、阿吽の呼吸が感じられる。

      朝食をすまし、のんびり準備をすます。本日も徹底して楽しむである。8:30山頂
     を目指し出発、20分も歩くと昨日までとは一転して景色が違う。ブナ林がみごとで
     ある、終始あまりの見事さにカメラを構え足をとめる。これほどまでのブナの巨木、
     朝日連峰でもなかなかお目にかかれない、

      二度と登りたくないシリーズだなんて、とんでもない幻想的で素晴らしい山、霧氷
     も見事で、昨夜から降った雪がまたいい「見事見事」の一言だ。見事なブナの原
     生林の中を進み1時間10分ほどで山頂、9:40到着
      どんな山でも標高に関係なく、達成感はかわらない。軽く食事をして20分ほどく
     つろいでから下山開始。一気に幕営地まで下りるも、途中で見事なブナの木々に
     足を止め見惚れる。30分ほどで幕営地到着。まだ10:30である、テントを撤収し
     て下山にとりかかる11;00幕営地出発下山開始。
      登りの苦労とは裏腹に、下山はあっけない、2時間50分ほどの14;00前には
     元田沢集落のスタート地点に到着した。・・・私は、また来たい山の候補にこの胎
     蔵山を加えたい・・・。


見出し 冬山 月山縦走素晴らしい第一級の品倉尾根
                ・・3度目のトライで遂に完登する・・

 

     期  日  2012//1/21(土)〜22(日)

     場  所  月山(1,984m) 品倉尾根〜湯殿山縦走 

     日  程  1/21(土)・・・7:00月山第一トンネル山形側駐車場⇒7:30湯殿山
            スキー場8:45第一リフト→9:00リフトトップ〜11:30品倉山(1,210m)
            〜品倉尾根〜12:301、281m峰〜14:30 1,386m峰〜15:00・
            1320m地点幕営。

            1/22(日)・・5:20起床7:45幕営地〜10:301,619m峰〜11:30柴灯
            森(1,740m)〜金姥〜12:30装束場〜13:30湯殿山山頂(1,500m)〜
            14:45月山第一トンネル山形側駐車場〜15:30湯殿山スキー場解散。
        
      参加者  遠藤CL 橋本 安井 石川 4名

      記  録  文・石川  写真 石川・遠藤

 
       今年のテーマは「徹底」である。品倉尾根〜月山〜湯殿山の縦走はこれま
       で、2回チャレンジしたが、いずれも悪天候に阻まれ敗退している。しかも最
       終到達点が品倉山と云うのだから、その先、月山柴灯森までは遙か遠く未知
       の世界だ。
        品倉尾根は、品倉山と月山柴灯森を結ぶ、東西に延びる長大な尾根で、厳
       冬期はエスケープルートがほとんどなく、悪天候の時に突破するのは非常に
       困難である。強いて言えば悪天候の時は入ってはいけない尾根である。今回
       は、3回目のトライで、天気予報では低気圧が入り微妙なところだが、なんとし
       ても完登したい気持ちが強かった。

        1/21(土) 曇りのち強風 雪庇が左右にできる難しい尾根
            
  〜〜世界初・品倉尾根ど真ん中で、桜鍋と篠笛〜〜 

         7時30分湯殿山スキー場に集合。遠藤さん達は、月山第一トンネル山形側駐車
        場に車一台をデポして、すでに到着していた。曇り空だが駐車場から品倉尾根がは
        っきり確認できた。リフトの営業開始は、8時45分だそうで、出発準備を整え、ヒュッ
        テ丸森でコーヒーを飲みながら、地形図で今回の幕営地等、ルートの再確認をする。

 

         そうこうしているうちにリフトが動き始め、早速乗り込んだ。第一リフトトップからい
        よいよシール登行になる。数日前からの温かい気温で、雪は締まっていて歩きやす
        い。第二リフトトップまで登り小休止。これから登る品倉尾根がはるか遠く月山、柴
        灯森まで続いている。鋸状の尾根はまるでゴジラの背中だ。

         中台を、右に自然林、左に人工林の間をしばらく進み、右斜面を登り沢を2本通過
        し、100メートル程急斜面を登り、品倉山の基部に出る。そこから少し登ると大きな
        一本ブナがあり、そこで休憩をとった。このブナはちょうど、標高1,000m地点にあ
        り、周りはすべて伐採された後の2次林である。一本だけ目印に残したのであろう。

         ここまで来ると庄内平野が一望できる。真っ青な日本海と鳥海山、又目線がほぼ同
        じ高さの摩耶山、湯の沢岳、金峰山まで摩耶山地が連なり素晴らしい眺望である。こ
        うして見ると、庄内平野は最上川や赤川から流れ出た堆積物によってできた三角州
        のように見える。

         休憩もそこそこに品倉山を登り始める。上にいくにつれ急登となり、南側は大きく切
        れ落ち、深い谷になっている。11時30分、ちょうど森林限界の品倉山山頂に到着す
        る。前回はいわゆる爆弾低気圧にやられ、猛吹雪に見舞われてここで撤退した。今
        回始めて品倉尾根の全容を見ることができた。

         実際見てみると想像以上に尾根が蛇行しており、アップダウンが激しく変化に富ん
        だ尾根である。尾根上は風が強く、北側に雪庇がせり出していた。しばらく順調に進
        んで行くと今度は南側に雪庇に変わる。尾根が東西に延びているため、谷の構造や
        大きさで、西から吹きつける季節風が複雑に渦巻き、こうした雪庇の付き方になるの
        であろう。
         その後も雪庇は交互に入れ替り、踏みぬかないように慎重に進む。次第に痩せ尾
        根となり、低灌木や岩に張り付いたエビの尻尾が大きく成長し、障害となり、行く手を
        阻む。尾根の北側に下がりトラバースする。斜面はだんだん急になり、固い雪面のト
        ラバースとなる。やがてアイスバーンに変わり始め、尾根上に戻りスキーを外しツボ
        足で登る。エビの尻尾の表面が割れて、グラニュー糖のような、結合しない細かいザ
        ラメ状の雪にぬかり、足場が決まらない。風は強くなる一方で、ここの登りで時間と体
        力を大きく消耗した。

         1,386峰を越え鞍部に下る。地形図では雪原になっていると予想される。今日の
        幕営地はここしかないと遠藤さんがいう通り、なるほどいいところだ。しかも一か所だ
        けテントを張るに、ちょうど良い大きさのえぐれた風淀があるのを遠藤さんが見つけ
        る。これ以上の場所はない。遠藤さんは最高の宴会場を見つける天才だ!!今回
        は専門の土突きがいなかったが、ほとんど平らなため素早くテントを張れた。

 

         まずは自然水で乾杯!!うめえ!!これだからやめられない。今日は桜鍋だ!!
        橋本さんがすべて材料を調達してくれ、一人で担ぎ上げてくれた。25k程になったそ
        うだ。本当に有難かった。本場青森の桜鍋は味噌仕立てで、たっぷりの馬肉にニン
        ニクや豆腐、ねぎにキャベツをどっさり入れて豪快に食す。煮込めば煮込むほど、馬
        肉が美味くなる最高の鍋を堪能した。馬肉だけに、明日は馬力が出るぞなどと盛り上
        がる。天気予報では、明日は低気圧の影響であまり良くないらしいが、大荒れにはな
        らないだろう。プラス思考で、徹底して上を目指そうということになった。
         宴もたけなわとなったところで橋本さんの篠笛が登場。"コンドルは飛んでいく"や"も
        ののけ姫"の音色が品倉尾根に響き渡り、最高の気分だ。最後に、花笠音頭で景気
        をつけ盛り上がり、21時30分就寝本当に満足の夜だった。

        1/22(日) 曇りのち快晴無風 品倉尾根!!登り切る
            
    〜〜達成感と感動の余韻に浸る〜〜 

         夜中に風が出始め、時折、突風がテントをバンバン叩く音で目が覚める。5時20分
        起床。風はおさまり静かになりつつある。テントから出てみると、高曇りで視界良好だ。
        これならいける!!モーニングコーヒーを飲み、残りの桜鍋うどんとラーメンを食べて
        元気をつけ、出発準備にとりかかる。

         7時45分出発。晴れてはいないが360°眺望がきく。少し霞がかった朝もやの中に
        浮かび上がる山々は神々しい。これはこれでなんともいえない光景だ。まずは1,619
        峰を目指す。登り返しが何回もありきついが、登るにつれ晴れ渡り、素晴らしい雄大な
        景観が我々を元気にしてくれた。10時30分 1,619峰に到着する。

 

         ここから柴灯森まで続く尾根は、迫力があった。凄いぜ品倉尾根!!と思わず叫ぶ。
        11時30分、遂に品倉尾根終点の柴灯森に到着した。北に月山頂上、そこから延び
        る北月山尾根が庄内平野に吸収されている。その先に鳥海山がくっきりと浮かび上が
        り、日本海にまですそ野を伸ばしている右に目を向けると姥が岳とこれから目指す湯
        殿山。さらにその奥には朝日連峰が真っ白に輝いて見える。

 
 

         品倉尾根は厳しく手強かったが、それ以上にあまりある、素晴らしい第一級の尾根だ
        った。我々は、遂に登り切った達成感と感動の余韻に浸った。快晴無風の中、腹ごし
        らえをして、金姥に滑り降りる。金姥から夏道のルートを辿り、装束場に滑り降りた。悪
        天候なら難しいルートだろう。
         装束場で一服、暑くなってきたので、一枚脱いで湯殿山に登り始める。急斜面を登り
        切り、3〜4回アップダウンを繰り返し、湯殿山山頂に到着した。少し降りたところで風
        を避け、最後のエネルギー補給をする。谷を挟んだ姥が岳を、6名のパーテイが登っ
        ているのが見えた。

         さて、ここからはシールを外し、いよいよスキー滑降である。もう登らなくてもいいと思
        っただけでも、ザックが軽くなったような気がした。南西に延びる顕著な痩せ尾根を滑
        り降りていく。雪庇もあり難儀する。 途中スキーを外しツボ足で降りる。又、スキーを
        装着して滑り始めるが、今度は雪が重く曲がらない。何回も転ぶ。スキーはもうどうで
        もいいと思った。品倉尾根を突破した満足感でいっぱいだった。
         やがて月山第一トンネルが真下に見え始め、14時45分山形側駐車場に無事帰還
        した。みんなで固い握手を交わし健闘を讃えあった。


見出し西川山岳会新年会/日暮沢避難小屋・朝日連峰
         ・・往路・吹雪で重い深雪ラッセル7時間/帰路は曇り・・・

 

       期  日   2012/1/14(土)〜15(日)
       場  所   日暮沢避難小屋(朝日連峰登山口)

       日  程
         1/14(土)・・8;15西川交流センター⇒8;40大井沢
                温泉⇒9;20根子〜11;50アメリカ橋〜
                13;55膳棚ダム〜16;05日暮沢避難小
                屋(泊)
         1/15(日)・・8;20日暮沢避難小屋〜9;:35膳棚ダ
                ム〜11;10アメリカ橋〜13;20根子⇒大
                井沢温泉⇒14;40着・間沢「一松蕎麦」
                ・・・解散

        参 加 者  佐藤(仁)、宇野、木村、鳴海、荒木(節)、石川、大江、
               布施、佐藤(節)、守口、渋谷、

        記   録  文・写真〜渋谷


        1/14(土) 一時風雪 膳棚ダム先旧道を

         朝の7;30、集合場所の西川交流センター駐車場は、まだグレーダーによる
        除雪中で、到着メンバーは一時隣接のコンビニで待機。8;00少し前、ほぼ除
        雪が終わり移動、係の指導で片隅に駐車。4台の車に相乗りし、他車を2日間
        此処に置かせてもらった。
         8;40、大井沢温泉で酒田市からの石川君と合流。9;20、根子の県道除雪
        終点で荷を整えスキー(2人スノーシユー)を装着、歩行開始。布施君がラッセ
        ルの1番手、すごい馬力で進み、2番手が追いついていけない。

         しかし、ここ連日の降雪で、積雪2m以上、深雪でスキーが40cmも沈み、し
        かも重い雪質のため、これまでにない難儀なラッセルとなる。交代のラッセルを
        繰り返し大井沢水道排水地で小休止。

         モノトーンの素晴らしい世界、だが、時々風雪、木々の枝に付いている雪が舞
        い降り、全身に粉雪が付着、何も見えなくしなる、まるで、キラキラ光る銀河の中
        をさ迷っているようであった。暫く平坦な雪道、途中、誰かが落葉樹に絡まる黄・
        橙色のツルウメモドキを見つけ、皆が立ち観る。例年より30分程余計な時間が
        かかり、11;50、アメリカ橋到着、昼食。

         この先、根子川沿いの林道歩き、午後の時間、湿り始めた深雪はラッセルを
        さらに困難にし、進み具合が遅くらる。あの大井沢水道の水源地は、雪に厚く
        埋まり水の採り口が無くなっていた。2時間余かかり膳棚ダム着。例年、雪崩
        のあるダムサイトだが、早い降雪時の雪崩が1回あり、その上に最近の湿りっ
        た降雪で落ち着き、危険を避けることができた。

         ダムを過ぎ、積雪多くブッシュが少ないと判断、旧道に下り近道する。林道よ
        りだいぶ近道となったが、布施・石川2名の他のメンバーは、疲れでラッセルが
        遅くなる。小屋前の日暮沢の上流に雪橋が出来ていたので、沢水に入ることな
        く渡り切り、7時間の奮闘、16;00過ぎ、日暮沢避難小屋に到着。

         仕事を分担、1班は二階の風除室から小屋に入りスキーと荷上げ、2班は一
        階入口除雪、三班が日暮沢からの水くみと手際よく作業。そのあと全員で宴会
        部屋作り。まだ、会の灯油ストーブを焚き、落ち着いたところで、震災に遭った
        石巻の三宅会員(ボランテア先)から戴いた自然水で新年の乾杯。

         今回の食糧係は、大江君、地元の”米沢牛すき焼き”メイン・玉うどん食、有
        名な”大井沢湯豆腐”や各自持ち寄りの豊富なつまみ、疲れで早寝のメンバー
        もあったが、21;00過ぎまで盛り上がる。

        1/14(土) 天候回復 守口スノーシュー活躍

         暖房を朝まで切らさなかったが、2m分厚いの屋根の雪は落ちなかった。定
        番の餅ラーメン朝食。缶自然水が大分残る。昨夜も降雪があり、ラッセルに時
        間が掛りそうなので、早めの8;20に山小屋を出る。

 

         昨日のラッセル跡が少し残り、天候も回復、下り気味の道とあって、朝のうち
        の進みははかどる。石川・布施に加え大江・佐藤(節)のラッセルは快調、1時
        と少しで膳棚ダムに着く。しかし、その先、根子川沿いの重い雪、さすがの布施

        君もシンドイ様子、スノーシューの守口が助太刀にはいる。重そうな雪を背負う
        ブナの木が川沿い土手に現れる頃て間もなく、荒木(節)のフンバリ・粘りでアメ
        リカ橋着、大休憩。ここで、なんと木村女子の”干し柿”、エネルギー補給。

         守口のスノーシューでスタート。ラッセルを短時間交代しながら順調に降る。途
        中、佐藤(仁)が、昨日見つけておいた”ツルウメモドキ”の小枝を2本ほど戴く。
        大井沢水道排水地まで少し登り、休憩なしで最後の下り、根子集落が見えた所
        守口のスノーシューでのラッセル交代、無事ゴールイン。

         大井沢温泉に移動し入浴。そのあと西川交流センター脇の”一松蕎麦”、10
        人(1人帰る)で20人枚の手打ち蕎麦を平らげ、今年の新年会を終了。解散。


見出し
年末年始U 南ア・北岳バットレス間の岳・農鳥岳縦走
          (原文のまま掲載)







見出し
年末年始北ア/奥穂高岳登山涸沢岳西尾根
         ・・・冬の快晴の下・奥穂岳の山頂/冬季小屋が貸しきり・・・

       期  日   
2011/12/29(木)〜2012/1/3(月)
       場  所   奥穂高岳(3190m)
                 新穂高温泉〜涸沢岳〜奥穂高岳
                 〜涸沢岳〜新穂高温泉

 

       日  程
         12/29(木)・・夜行(省略)
          /30(金)・・新穂高温泉7:00 →涸沢岳西尾根取り
                 付き9:30 →2400m幕営地14:30
          /31
(土)・・
幕営地7:00→蒲田富士8:30→涸沢岳11:00→
                   白出のコル(穂高岳山荘)→ 奥穂高岳山頂12:
                   15→白出のコル(穂高岳山荘冬季小屋)13:00
          
01/01(日)・・小屋7:00→涸沢岳→蒲田富士→涸沢岳西尾根
                   取り付き11:00→新穂高温泉13:00
           
/02(月)・・帰路(省略)

        参加者  CL遠藤(博)、佐藤(辰)、柴田、石川、大江、阿部、
               小谷部(ゲスト・トラック)

        記  録  文;佐藤(辰) 写真;石川・佐藤(辰)・遠藤(博)


        12/30(金) 右俣林道・先行者のラッセル跡・・

         午前6時ごろ新穂高温泉駐車場に着いた。ここで遠藤の友人小谷部さんと
        合流。駐車場は、年末年始を穂高や槍ガ岳で過ごそうという登山者の車でほ
        ぼ満杯である。

         7時に駐車場を出発。蒲田川右俣林道を先行者のラッセルの跡でらくらく進
        む。白出沢を越すと、いよいよ涸沢岳西尾根の取り付きである。ここからは急
        登をひたすら上へ上へと詰めて行く。何度も休憩し、やっとの思いで2400m幕
        営地に着いた。

         既に何張かテントがあり、上の傾斜地に、全員でエスパースジャンボを張る
        スペース作りに取りかかる。隣のテントは宇都宮渓嶺会で、夕方涸沢岳から
        戻って来た。

        12/31(土)快晴 360度の大展望・奥穂の山頂

         快晴になった。森林限界までの直登を登りきると、涸沢岳西尾根南稜と合
        流した。正面には西穂高岳から奥穂までの稜線が迫り、後ろを振り向くと笠
        ヶ岳から三俣蓮華岳に伸びる白い稜線上のほうから真横に太陽の光が射し
        て来るのが美しい。

         左に曲がりフィックスのある岩稜を慎重に超えると蒲田富士に到着した。涸
        沢岳への登りには、既に何人かの先行者が見える。右下のF沢のコルに下り、
        正面の急なルンゼの雪壁に取り付き、先行者の踏み後を慎重に辿って登る。
        ここは雪が多いと雪崩れると聞いているので、早く登りきりたいが、息が苦し
        く、越えるのに20分はかかったろうか。

         その後、岩稜をゆっくり登って行くと、左正面には北穂滝谷がすぐ近くに見
        え、昔登った4尾根やドーム西壁がなつかしい。11時ようやく涸沢岳3,110m
        に到着した。

 
         一旦白出のコルに下がり、荷物を置いて空身で奥穂を目指す。最初のハシ
        ゴとクサリ場では滑落事故も多いので、アイゼンを効かせ慎重に登る。その
        後は雪稜を登り、傾斜が緩くなると間もなく奥穂の山頂に着いた。
         360度の大展望を、冬の快晴の下で見られるとは何と素晴らしいことか。
        槍ヶ岳やジャンダルム、南アルプスや八ヶ岳も一望のもとだ。風があり気温も
        低いため、写真を撮り終えると白出のコルに慎重に下る。
 
 
 

        早いが、すぐに小屋に入って内テントを張った。夕方近く、他のパーティーが
        入ってきたが、何と以前当山岳会員だったKさんであった。前穂北尾根を登
        攀し越えてきたとのことで、我々のテント内で話を聞くと、結婚し夫婦で登って
        きたのであった。

        01/01(日) ガスと強風・無事に森林限界地点へ

         ガスがかかって風も強いが、視界はまあまあであるので、予定通り7時に
        山を始める。涸沢岳への登り返しはつらいが、後は下りであるのであわてる
        ことは無い。9時には蒲田富士を越え森林限界へ到着。
 
         ここで、小谷部さんは所用のため一足早く降りて行ったが、我々は下山後
        テントで新年会の予定であり、今回の天気に感謝しながらゆっくり取り付きへ
        と下った。(佐藤)

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